ロング・グッドバイ 公演情報 羽生一家玉組「ロング・グッドバイ」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    再会
    緩いスロープのある地下室らしさが、良く出ていて、奥行きも高さも感じられ良かったです。そこで別れた二人が、その時の想いを胸に、その地下室で再会する。その時の謎も解け、見えてくる意外な事実も、二人の絆を強くしたようでした。衣装もこだわりがあり、キレのある動きも、良かったのですが、初日のせいか、ちょっと、気になる点もありました。当パンの配役表、モノクロでかっこ良く、作・演出の羽生さんの各役者さんへのコメントは面白く、劇団の雰囲気も伝わり、良かったです。

    ネタバレBOX

    緩いスロープを、ゆったり下りたり、駆け上ったりと、舞台上の創りを活かした動きもテンポ良く、物語に引き込まれました。
    ただのブロック塀だと思ったら、ブロックが動いて、隠し戸棚になっていたりと、秘密の地下室っぽく、ちょっとワクワクしちゃいました。

    着物なのに3回のお色直し?もするし、小物や衣装も、こだわっていて良かったです。

    初日で、やや硬かっただけなのかもしれませんが、緩急が弱く感じてしまいました。女性陣が似たようなキャラに感じてしまった・・・ヤクザの娘や、探偵のアシスタントと、どちらかと言うと、男勝りなタイプばかりなのだから、話し方も似てしまうのは、仕方ないと思うが、心理描写が弱く感じてしまいました。滑舌も良くとても通る声なだけに、もう少し弱くても、充分伝わります。演技力あるのに、もったいないと感じてしまいました。

    麦(杉山雅紀さん)と盆(乃芙斗さん)の兄弟愛的友情や生き方の見せ方、良かったです。散吾(草野智博さん)の、飄々としてるようで、チョイ悪だったり、とぼけてたり、イイ味でした。

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    2011/04/14 02:47

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