現代能楽集Ⅵ 『奇ッ怪 其ノ弐』
世田谷パブリックシアター
世田谷パブリックシアター(東京都)
2011/08/19 (金) ~ 2011/09/01 (木)公演終了
満足度★★★★★
すばらしい前川節
「イキウメ」の前川さんの2回目の「奇ッ怪」。前作よりも、より緻密な物語構成。演者さんも素晴らしい。特に中村トオルさんは格段に素晴らしく、素敵だった。他のメインキャストの御三方ももちろん、すばらしい。比較的笑えるシーンも多く、楽しく見る中、最後に心に滲みる。「イキウメ」は大好きな劇団ですが、説明過多な気がしていたが、今作は色々想いに浸りながら帰途についた。DVD化しないのが本当に残念でならない。 舞台は生ものでアドリブらしき部分やとちった部分、メインじゃない部分もコミで素晴らしいが、時間が経つと再度観たいと思っても観れずにいつも哀しい。 本当に素晴らしい舞台で全力で拍手をし、感謝の気持ちで一杯でした。
奥様お尻をどうぞ
キューブ
本多劇場(東京都)
2011/07/30 (土) ~ 2011/08/28 (日)公演終了
満足度★★★★
圧倒的な
過去2回ほどケラさん作品を鑑賞させていただいたが、前半が良くて、後半でグダグダな印象が強くあって、「3度目の正直」なのか「2度ある事は…」なのかを判断しようと思い、観劇。
結果、過去の二作品とは全く異なる、これは芝居なの?と思わせるほどの笑い。内容は賛否両論あるだろうけど、これがケラさんのひとつの考え方なのだと思う。古田新太さんにはただただ脱帽。そして平岩紙さんは本当に肌が白くて、綺麗。
とても楽しめました。
クレイジーハニー
パルコ・プロデュース
PARCO劇場(東京都)
2011/08/05 (金) ~ 2011/08/28 (日)公演終了
満足度★★★★★
初・本谷さん舞台観劇
とにかく怒濤の2時間15分。
笑えて、目頭が熱くなり、考えさせられ、大変素敵な時間を過ごすことができました。
長澤さんは初舞台初日にも関わらず、長台詞も完全に決めて、リリーさんは(今まであまり好きじゃなかったが)完全にはまり役で、惚れてしまう。そして、ソンハさんの安定感。
このご時世にそぐわないと思われる方もいるかもしれませんが、こんな時だからこその舞台。薄っぺらな言葉をぶった切る、本谷さんの作品。
それにしても、生・長澤さんはかわいい。TVでは観られない彼女が舞台を楽しんでいそうで、これからも舞台に出て欲しい。
荒野に立つ
阿佐ヶ谷スパイダース
シアタートラム(東京都)
2011/07/14 (木) ~ 2011/07/31 (日)公演終了
満足度★★★★★
難解だが、それが良い
1年半前の公演を観た時は、自分には合わないのかも?と思いつつ、再度チャレンジ。
かなり難解な展開なのだったが、なぜか、どんどん引き込まれていった。前回観た時と何が違うのか判らないが、とにかく素晴らしかった。
ただ、どう素晴らしいか説明してと問われると難しく、しいて例えるなら「たけしのコマネチ大学数学科」で難解な数学を説明されて、理解できたが、説明出来ない感覚。
パンフレットを読むと自分の理解した感じで間違いが無いと思う。長塚さんの脳みそは凄い。
散歩する侵略者(再演)
イキウメ
青山円形劇場(東京都)
2007/09/12 (水) ~ 2007/09/16 (日)公演終了
満足度★★★★★
イキウメの作品で一番好き
前川さんの舞台は何度も拝見していて、「散歩する侵略者」は書籍にもなっていて、読むかどうか迷っている中、再演としり迷わずチケットをとる。
SFなのに、泣ける。見事な作品でした。
血で血を洗う、骨肉のラララ―
オクスリ
新宿眼科画廊(東京都)
2011/07/14 (木) ~ 2011/07/19 (火)公演終了
満足度★★★★
スラップスティック!
前作も拝見しましたが、より演じたいこと、魅せたいことが明確に見えました。とにかくスピード感を感じました。
天丼が多かったけどw。
ベッジ・パードン
シス・カンパニー
世田谷パブリックシアター(東京都)
2011/06/06 (月) ~ 2011/07/31 (日)公演終了