1
蒼いラフレシアの鼓動
東京ジャンクZ
2015年断トツで印象に残った作品。ラストシーンは衝撃の一言。
人間の持つ残虐性や集団心理が非常にうまく表現されていたと思います。
何の前情報もなく観劇できたのは幸せでした。
正直、観劇後感は決して良くないですし、賛否別れる作品だと思います。
2
「完全犯罪成立クラブ」
祭りの準備
福田和子を題材にしたIFもの。最後のどんでん返しが鳥肌モノでした。
暗闇に浮かび上がる福田和子が頭から離れません。
3
この中から3つ
電動夏子安置システム
電夏らしさを追求したというショートオムニバス作品。
前説から爆笑の連続で、2015年に観たコメディ作品の中で一番笑えました。
時間を常に意識している劇団さんの姿勢も素晴らしいです。
4
ホーボーズ・ソング HOBO'S SONG〜スナフキンの手紙Neo〜
虚構の劇団
日本のIFを描いたこの作品は、今この時代にやったことに意義があったのだと思います。
全体的に観る側に優しい演出がされていて、ストーリーに集中できるのが良かった。
終盤に流れる「グリーングリーン」が印象的でした。
5
世界と戦う準備はできてるか?
ぽこぽこクラブ
視覚的な演出が素晴らしく、要所要所のシーンが鮮烈に印象に残っている作品。
照明効果で舞台全体がモノクロにな染まる演出が特に印象的。
BGMも素晴らしかった。CDが欲しい。
6
わたしを、褒めて
タカハ劇団
舞台の裏側が赤裸々に?描かれていて、イヤミスとして非常に良く出来ていました。
キレる若手舞台監督がとても印象に残っています(笑)
誰が被害者で、誰が犯人なのか?がラストまで明かされない構成で、最後の最後まで楽しめました。
7
追想と積木
劇団水中ランナー
観劇後はじんわりとなれるような優しさにあふれた作品でした。
冒頭とラスト、2回の劇中劇が素晴らしかった。
リピートしたと思われる人が開始5分ですすり泣きしていたのが印象的(笑)
主題歌も素晴らしく、各シーンと共に思い出されます。
8
娑婆に脱帽
劇・空中散歩
派手さはないのだけれど、老若男女が楽しめるようなウェルメイドな人情コメディでした。
昭和という時代を見事に表現した舞台美術、演出も良かったです。
9
もっと超越した所へ。
月刊「根本宗子」
初ねもしゅー。
目を引く舞台セットと、伊坂幸太郎さんばりの伏線とリンクの効いた構成が非常に素晴らしかった。
観客の女子率の高さに驚きましたが、観劇後に納得(^^;)
10
恋するアンチヒーロー
合同会社シザーブリッツ
いわゆるお約束を熟知しているような展開で、観ていて心地良かったです。
笑い所、泣かせ所も的確で、隙が無いなぁと思いました。
2.5次元的な印象を受けました。