aicakeの観てきた!クチコミ一覧

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のぞき見公演#3 「恥知られたら恥ずかしい」

のぞき見公演#3 「恥知られたら恥ずかしい」

ガレキの太鼓

都内某所【のぞき見型】(東京都)

2012/06/28 (木) ~ 2012/07/03 (火)公演終了

満足度★★★★★

実にリアル。
見終わった瞬間ぐったり…。
それだけ、グイグイのめり込んでしまいました。
バイオレンスラブ編観ました。
人間の愚かさをとことんえぐり出し、
観てる私に「ちなみに、あなたはどう?」と
語りかけてくるような感覚。
そらみさんの作品を観てるとき、
毎回自分自身と向き合う時間になるから不思議。
次回も決まってるみたいなので今から楽しみ!

ネタバレBOX

部屋に入る瞬間からもうお芝居はスタートしてるので、
「あ、すみません、お、お邪魔します…」という気持ちを抱きながら
いつのまにか観劇がスタート。
役者さんがとても近い。
あるシーンでは、あと1cmでも動いたら役者さんに触れてしまう…!
という距離でのお芝居だったので、観てる方が何故か緊張。
というか、急にこっちに向かってくるもんだから、
足を引っ込めて役者さんが通れるようにしたっていう…w
舞台だったら、1番前の席でもこんなは体験できない。
観ている最中に気づいたんだけど、
部屋に置いてある本や、椅子や、すべてにおいて、
リアルを徹底している。
玄関に子供の靴があったのには少し鳥肌が。
トラストいかねぇ

トラストいかねぇ

東京グローブ座

東京グローブ座(東京都)

2011/07/09 (土) ~ 2011/08/01 (月)公演終了

満足度★★★★★

まさか泣くとは…
ジャニーズの舞台なのでほとんどがジャニーズファンばかりだと思いますが、わたしは脚本の松居さんファンとして行きました。
伏線の貼り方、人間の裏の顔、など、丁寧に描かれているのにテンポがいいので、あっというまで楽しめました。
そしてびっくりしたのが、安田くんの演技
。初めて観たけど、う、うまい…!!
最後の15分間は、息を呑むほどの演技で、終始見入ってしまった。
そして気が付いたら感動して涙が…。。。
完全にみくびってました。
内容・演技、すべて満足!!!

狂おしき怠惰

狂おしき怠惰

TRASHMASTERS

駅前劇場(東京都)

2012/02/18 (土) ~ 2012/02/29 (水)公演終了

満足度★★★

うーん…
「背水の孤島」でTRASHMASTERSを初めて観てものすごく感銘を受け、
この作品も観る以外の選択肢はなかった。
んだけど…
明らかに言えることは今回の「狂おしき怠惰」より「背水の孤島」のほうがはるかに好きだ、ということ。

ネタバレBOX

「背水の孤島」で“唯一”違和感があったのが、人間関係の狭さ。
何年経っても同じメンツでつるんでるような「世界せま!」という感覚に違和感を抱かざるを得なかったけれども、後半になって初めて出てくる役もあったので、まだその違和感は最小限に抑えられていた、あるいは、その違和感を上回る展開&内容だった。
でも…
「狂おしき怠惰」は、その違和感が全面的に出てきてしまっていて、人間同士の関係性をムリヤリ当てはめていった感が否めなく、だからそこ「え、そこも?!」「え、またこうなるの?!」という意味で、笑いが起こらないようなところでも笑いが起こってしまったりして、シリアスな雰囲気がぶち壊しになったんだと思う。
後半でも、ほとんど座ったお芝居でメリハリがなく、社長室と応接室の間にある秘書室(?)もほとんど使われない。
まぁタイミングよく社長室から人が出て応接室に集まり、電話が鳴って応接室から人が捌けていく。そのちょっとした電話にもお芝居の中で意味があるのならまだ許せるけど、明らかに捌けさせるための要因として何度も使われていて、正直「また電話かよ」と何度も思った。
3時間もやるのなら、観てる側を飽きさせないようにもう少し工夫して欲しい、という素人な私の意見。
テーマ・役者の方々の演技・見応えだけを考えれば満足度はかなりあることは否めないので、おまけで+★1つで★3つ!
あけましてロックンスペシャルvol.1 「おわせてくれよ!」

あけましてロックンスペシャルvol.1 「おわせてくれよ!」

万能グローブ ガラパゴスダイナモス

ぽんプラザホール(福岡県)

2012/01/06 (金) ~ 2012/01/08 (日)公演終了

満足度★★★★

血縁関係ならではのもどかしさ
兄弟の関係が中心に展開していくストーリー。

始まった直後くらいは「ん?どういうこと?」という戸惑いが。
でも、点と点がどんどん線につながっていって
最後すべて面として繋がったとき、
胸が痛くなるような温かい優しさに触れ、思わず涙。

兄弟がいない私でも、ストーリーが進んでいくうちに世界観に入っていけました。

こてこてのコメディではない。かといってずっしりと重くシリアスな空気が終始ずっと続く作品でもない。
観てる側がリラックスできるようなくすっと笑ってしまう要素もちばめられており、そして真剣にのめり込めるような魅せる場面もばっちりあり、バランスが良い作品でした。

2012年初観劇がこの作品でよかったです。いい年になりそう!

『ナツヤスミ語辞典』

『ナツヤスミ語辞典』

演劇集団キャラメルボックス

新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)

2011/08/03 (水) ~ 2011/08/11 (木)公演終了

満足度★★★

のめり込めず。
以前から気になっていたキャラメルボックスと柿喰う客。
それがコラボって…行くっきゃないでしょ!と思い、
初キャラメルと初柿喰う客。

でも、期待してた割にという感触。

場面の移り変わりや演出はお見事で、メリハリもあり、見てる人を飽きさせない。
ただ、前半はリアルなことをコミカルに演じ、後半はファンタジー内容をシリアスに演じ、全体的な統一感がなく、少し戸惑った。

こう…あまりにも「THE演劇」という感じで、俯瞰して見てしまった。
楽しい内容で、メッセージ性もあったけれども、「あぁ、演技だな」という感じがして全くのめり込めず。
もう少し自然なリアルさが欲しかったというのが正直なところ。
そうでなかったら、コミカルを貫いてほしかった。

インプロシアター「No!Fiction」

インプロシアター「No!Fiction」

劇団ショーマンシップ

甘棠館show劇場(福岡県)

2011/07/23 (土) ~ 2011/07/24 (日)公演終了

満足度★★★★

楽しかったぁ!
全公演構成が違ったみたいなので、本当は全部観たかった。
即興劇のやり方がとても新鮮だったし、
ひとつひとつの完成度も高めでステキなインプロでした。

23日しか参加していませんが、
TILTの渡辺文香さんが天才的すぎ。
絶対東京でも文香さんの公演観る!

ガラパの松野尾さんも最後のお題の、初めの切り出し方が秀逸すぎた。

しかし、お題はまた選ばれず。。なんで。。

クッキング!VOL. 02

クッキング!VOL. 02

とくお組

牛込箪笥区民ホール(東京都)

2011/06/18 (土) ~ 2011/06/19 (日)公演終了

満足度★★★★★

とくお組だからこそ
今回も最高だった。実力がないと絶対あんなことできない!!
「クッキング Vol.2」ということで、Vol.1 はさかのぼること2年前。
最初は面白すぎて「こんなに面白いことがアドリブなわけがない」と疑ったけれど、友人が投稿したお題が演じられた時に「本当に即興なんだ…すごい!」と感動したのを覚えてる。
あれから2年経って、やっと生でクッキング!が観れた。。
変わらず、たくさんの笑顔が咲いてた。
そして、改めて「あー、とくお組が好きだなー」と、しみじみ自分の中で再認識した。
演技、いい。本当に。
個々の味も濃いし、色も濃いのに、調和されてる。そんな感じ。←かなり抽象的。
恥じらいや、ためらいがなく、
相撲を演じ、天狗を演じ、侍を演じ、女を演じる。
勢いがあって、思い切りがあって、気持ち悪くて(笑)
観ている側には、清々しい感動がこみ上げてくる。
全体的に本折さんの終わり方が好きだった。堀田さんも頭の回転早すぎだし、柴田さんも世界観を作るのが上手いし、篠崎さんは勢いがすごいし、鈴木さんはキレッキレ!
既にVol.3にも期待!!北川さん含めたクッキング!がもう一度みたいなぁ。

いないいない

いないいない

ガレキの太鼓

アトリエ春風舎(東京都)

2011/06/03 (金) ~ 2011/06/12 (日)公演終了

満足度★★★★

いろんな解釈
あえて不透明さを出し、観る手の解釈に委ねる部分が多かったと思う。
きっと色んな人が色んなことを感じられるんだろうなと思いつつ、

当たり前が当たり前じゃなくなる感覚。
家族の死を知らされても外出できないという現実。

わたしはしきりに、今回の震災のことがずっと頭にありながら観てた。
すごくもどかしい気持ち…。

非常に記憶に残る作品のひとつになった。

雲をつかむような冒険【当日券あり】

雲をつかむような冒険【当日券あり】

とくお組

駅前劇場(東京都)

2011/04/20 (水) ~ 2011/05/01 (日)公演終了

満足度★★★★

ファンタジー×日常
上空30000フィート(どれくらいだろう)に浮かぶ飛行艇の設定ということで、まずはセットがとても素敵。
こっそり写真を撮りたかった!ってくらいに凝っていて、
その凝ったセットをフル活用してのお芝居で、観ていて飽きなかった。
そして相変わらず今回も役者の方々が輝いていて、観ててすごく微笑ましい。
全体的には、クスっと笑ってしまうところ満載の素敵なお芝居だった!!

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