健一の観てきた!クチコミ一覧

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幸せはいつも小さくて東京はそれよりも大きい

幸せはいつも小さくて東京はそれよりも大きい

アマヤドリ

STスポット(神奈川県)

2012/05/24 (木) ~ 2012/05/28 (月)公演終了

満足度★★★★★

心配は杞憂だった。
思ったよりも狭いと観じた「STスポット」の公演だったけど、いざ始まってみると、そんな心配は杞憂だったと感じた。所狭しと役者が駆け巡り、引き込まれる演出と戯曲。密室劇という意味で、あの劇場だったのかなと今思う。榊菜津美さんのお芝居は面白い。観てて楽しいです。

愛はタンパク質で育ってる

愛はタンパク質で育ってる

ぬいぐるみハンター

駅前劇場(東京都)

2012/02/08 (水) ~ 2012/02/14 (火)公演終了

満足度★★★★

ごちゃ混ぜストーリー
元気よくダンスから始まり、色々な作品(日本昔話や西遊記)がごちゃ混ぜになりつつ、ストーリーが進行して行く。この表現は、面白かったです。
ただ、個人的には何を伝えたかったのか分かりませんでした……。
もっとすっきりしても良かったのかなぁとも思います。

いと愛し

いと愛し

劇団競泳水着

【閉館】SPACE 雑遊(東京都)

2011/11/01 (火) ~ 2011/11/06 (日)公演終了

満足度★★★★★

個性豊かな女優さん達。
まさに期待通りの「競泳水着」の作品でした。
個性豊かな3人の女優さん達が織りなす、人間模様。
劇場の空間も上手に利用していて、その場の空気、物語にすぐにのめり込んでしまいました。
上野さんの人を描く表現力の高さは、素晴らしいです。
あっという間の時間でした。
この作品が、観劇出来て良かったです。

ネタバレBOX

この話のキーワード的な「甘栗」。
なぜ上野さんが作曲家の好物に「甘栗」を選択したのか?
秋だから、余り甘くないから?謎ですが、
大川さんが「甘いって言っちゃってるよ」には、笑ってしまいました。
HELLO!

HELLO!

表参道ベースメントシアター

表参道GROUND(東京都)

2011/09/02 (金) ~ 2011/09/04 (日)公演終了

満足度★★★★★

上野らしい作品
上野友之氏の作品は、過去に2度、観劇したことがあります。
人間の内面を表現するのが、やはり上手い。
大川翔子さんの舞台上でのイキイキした演技、素晴らしいです。
白又敦さん、三宅ひとみさんは、初見でしたが、キャラの感情を上手く表現出来ていたと思います。
ただ、ちょっと物足りなかった感は、否めません。
90分位という程良い時間ではあったのですが……。
もうちょっと人物像を掘り下げても良かったかも。

映像化して欲しいなぁ。

サヨナラ サイキック オーケストラ

サヨナラ サイキック オーケストラ

Mrs.fictions

上野ストアハウス(東京都)

2011/08/25 (木) ~ 2011/08/29 (月)公演終了

満足度★★★★★

個性あるキャラが魅力
ストーリーは、何処かで聞いたことありそうなお話なのに、個性の非常に強いキャラクターで、凄く新鮮に感じられた。
台詞のテンポも良く、気持ちが良い。
観劇直後は、ラストが中途半端に感じられたが、
今思うと、あれでも良かったのかなぁと、感じる。

磯川家の菊池さん。
最高に面白かったです。
演技と言うか、動きが面白い。

この劇団さんは、初見でしたが、大変楽しめました。

パール食堂のマリア

パール食堂のマリア

青☆組

三鷹市芸術文化センター 星のホール(東京都)

2011/07/29 (金) ~ 2011/08/07 (日)公演終了

満足度★★★★

観客の事を良く考えている。
まず、パイプ椅子に座布団が敷いてあり、膝掛けまで準備しているとの事。
大変好感が持てます。長時間椅子に座るのは、やはり厳しいもの。

さて、お芝居ですが、まず劇場空間に圧巻。
次に役者の方の実力とでも言うのか空間のおかげなのか分からないが、まるでその場所(物語)に自分もいるかの様な錯覚。
人物の内面が丁寧に表現されており、良かった。
何も考えずにゆっくり観られる、そんな感じのお芝居でした。
時代設定は昭和との事ですが、その時代の雰囲気が出ており、良かった。

愛情爆心地はボクのココ

愛情爆心地はボクのココ

ぬいぐるみハンター

王子小劇場(東京都)

2011/07/07 (木) ~ 2011/07/18 (月)公演終了

満足度★★★★

ドタバタコメディ。
ぬいぐるみハンター2回目の観劇。
前回よりもストーリーの起承転結がしっかりしていて、分かりやすく表現出来ていると思った。
演者さんも個性のある方ばかりで、観ていて飽きが来ない。
ただ、神戸アキコさんの圧倒的な存在感のせいで他の演者の存在感が薄く感じられた。象の手とか魅力的な演者さんもいたのだけれど……。

きょうの日は

きょうの日は

コメディユニット磯川家

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2011/07/07 (木) ~ 2011/07/10 (日)公演終了

満足度★★★★★

磯川家らしい作品でした。
あの空気感は、磯川家でしか味わえない。
何より演者さんが生き生きと演技をしていて、観ていて自分も楽しくなる。
キャラクターの個性も素晴らしい。
この公演で一時、休憩とのことで残念ですが、楽しみに復活を待っています。

IN HER TWENTIES

IN HER TWENTIES

TOKYO PLAYERS COLLECTION

王子小劇場(東京都)

2011/05/31 (火) ~ 2011/06/05 (日)公演終了

満足度★★★★★

きれいな作品でした。
まず感じた事は、非常に丁寧に作られたお芝居だと感じました。
物語の演出も面白く、役者さん達の演技も素晴らしかったです。
もう一度観劇したい、そんな風に思わせる作品でした。

帝国

帝国

劇26.25団

ギャラリーLE DECO(東京都)

2011/06/01 (水) ~ 2011/06/05 (日)公演終了

満足度★★★★

ドラマを見ているようでした。
物語が面白く(自分が美術好きな所があるからかも)、あっという間に時間が過ぎていきました。
舞台の雰囲気も出ていて、とても良かったです。
ただ、絵画が一枚も描かれておらず、残念。
全てにとは言いませんが、せめて肖像画ぐらいはほしかったと思います。

春すぎて

春すぎて

ラーニング・ラパン

笹塚ファクトリー(東京都)

2011/05/10 (火) ~ 2011/05/15 (日)公演終了

満足度★★★★

お話が面白かったです。
最初は、ほのぼのとした作品なのかなと思いきや、後半になるにつれてその展開にちょっと驚きました。
起承転結がしっかりしており、お話の内容も十分でした。
役者さんの演技も上手で、そのキャラクターの感情もちゃんと伝わってきました。
本当の事を申しますと、皆口さん目当てで観劇しました。

【バナナ学園★王子大大大大大作戦】

【バナナ学園★王子大大大大大作戦】

バナナ学園純情乙女組

王子小劇場(東京都)

2011/05/17 (火) ~ 2011/05/22 (日)公演終了

満足度★★★★

一体感!!!
これは、何なんだろう。
お芝居でもなく、演劇とも言い難い。
そう、どちらかと言うと「ライブ」みたいな感じだ。
会場の一体感がハンパ無かった。
驚くようなパフォーマンスに激しいダンス。
あっという間に時間が過ぎていきました。
団員達(役者と言うべきか)の笑顔が最高でした。

『そこで、ガムを噛めィ!』

『そこで、ガムを噛めィ!』

8割世界【19日20日、愛媛公演!!】

テアトルBONBON(東京都)

2011/04/26 (火) ~ 2011/05/01 (日)公演終了

満足度★★★★

草野球のお芝居決定版。
チラシに草野球コメディの決定版と謳い文句があるように正に、決定版だと思いました。
お芝居の内容は、何処かにありそうな野球マンガのノリでしたが、物語の基本となる起承転結がきちんと構成されており、所々にお笑いのポイントや爽快なダンス等を散りばめられており、飽きなく最後まで楽しめました。
舞台も凝っており、キャラクターも個性あるキャラクターばかりで、お芝居を盛り上げる一因となっていると思います。

15 Minutes Made TOUR

15 Minutes Made TOUR

Mrs.fictions

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2011/04/07 (木) ~ 2011/04/10 (日)公演終了

満足度★★★★★

まさにお芝居のパレード。
15 minutes Madeは初見でしたが、大満足です。
色々なジャンルのお芝居が15分という短い時間で表現していく様は、圧巻。
大変有意義な時間を過ごせました。
15分はやはり短い。たっぷりどっぷり観たい劇団ばかりでした。
次回も是非「15 minutes Made」を観劇したいと思っています。

ネタバレBOX

ミジンコターボの「恋心」、劇団競泳水着の「わたしのせんぱい」。
この2作品が非常に心に残ってます。
まず、ミジンコターボの「恋心」。
B'zの恋心の歌詞の通り、お芝居で表現していました。とてもおもしろ可笑しく表現していたので、笑ってしまいました。熱い作品です。
次に、劇団競泳水着の「わたしのせんぱい」。
先輩と後輩のやりとりが秀逸です。先輩が可愛く見えてきました。
先輩の切ない気持ちが伝わって来ました。
後輩役の大川さんが良かったですなぁ。
東京の空に

東京の空に

オーストラ・マコンドー

王子小劇場(東京都)

2011/04/02 (土) ~ 2011/04/10 (日)公演終了

満足度★★★

とある日常の物語。
オーストラ・マコンドー初見です。
魅力的な役者に個性あるキャラクター、雰囲気のある舞台設定等々、物語自体は、非常に出来ていたと思います。
ただ、本当にとある日常を淡々と描いている為、物語自体はちょっと飽きが来ました。ですが、役者のお芝居が面白く、その点は飽きなく観劇できました。
神戸さんしか分かりませんでしたが、やはり面白かった。
全ての演劇に言える事ですが、一回観劇しただけでは、色々な所が見えてきません。
また観に行きたい、そんな感じがする舞台でした。

ローヤの休日

ローヤの休日

ゲキバカ

王子小劇場(東京都)

2011/03/16 (水) ~ 2011/03/27 (日)公演終了

満足度★★★★

女囚人バージョン観劇。
女囚人バージョンを観劇しました。
個性あるキャラクター、分かり易いストーリー構成、非常に完成度の高い作品でした。パフォーマンスも格好良く、音楽も良い。迫力満点の舞台でした。
笑うポイントも所々に入れて、飽きなく楽しめました。

ネタバレBOX

劇中、個々キャラクターの特技があまり生かしきれてないような気がしました。
唯一、計算得意の設定が生かせていたぐらいかと。
これは、個人的な感想ですが、この舞台の本当の主人公は、あの看守さんじゃないかな、と感じました。
こんな時期ですので、万人にオススメ出来る舞台ではありませんが、ラスト以外は、好きです。
SIS(エスイズ)-僕の彼女は多重人格-【全日程終了致しました。ご来場ありがとうございました!】

SIS(エスイズ)-僕の彼女は多重人格-【全日程終了致しました。ご来場ありがとうございました!】

劇団三年物語

ザ・ポケット(東京都)

2011/03/04 (金) ~ 2011/03/13 (日)公演終了

満足度★★★★★

役者が凄すぎる。
多重人格をテーマにその人の深層世界が丁寧に描かれており、一人一人の人物像が分かり易く、非常に良かった。
登場人物は、多いが個人個人が魅力たっぷりで、役者さんの演技も素晴らしく面白かったです。
非常に完成度の高い作品だと思いました。
最後に凛役の高橋里英さんが、凄く印象に残りました。

Lust -ラスト [色欲]- 【再演】

Lust -ラスト [色欲]- 【再演】

演劇レーベルBo″-tanz

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2011/03/04 (金) ~ 2011/03/08 (火)公演終了

満足度★★★★★

本格派ミステリー舞台。
まるで、本格派ミステリードラマを見ているような感じだった。
ストーリ上、いろいろな解説や事件の経緯等、説明が所々に挿入されておりだれてくる箇所もあるが、ストーリー自体はしっかり構成されており、見応えは十分あります。
役者の演技も上手く、一番前の席限定かもしれないが、臨場感が凄い。
「是非、次回作も見たい」そんな気にさせる舞台です。
お見事!!!

櫻井さん

櫻井さん

MCR

駅前劇場(東京都)

2011/02/23 (水) ~ 2011/02/28 (月)公演終了

満足度★★★★

セリフのテンポが気持ち良い。
パンフの通り、櫻井さんが舞台の真ん中に君臨(笑)しています。
この櫻井さんを効果的に利用して(登場人物だったり、舞台の小道具だったり)お話が進んでいく様は、面白い。
また、セリフのテンポが大変面白い。
ただ、物語は物足りなかった感がします。
もうちょっと詰めてもよかったのでは?
最後の演出は、ちょっとビックリしました。

舞台版『千年女優』(大阪凱旋公演は5/11)

舞台版『千年女優』(大阪凱旋公演は5/11)

TAKE IT EASY!

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2011/02/17 (木) ~ 2011/02/21 (月)公演終了

満足度★★★★

原作ファンとしてはちょっと……。
今敏監督の千年女優が舞台で東京で公演すると見て、すぐさま予約しました。
最初は、本当にあの素晴らしい映像作品を舞台でどのように表現するのか期待と不安が入り交じった様な感じでいました。
いざ、演劇が始まりますと、5人の役者がタイミング良く入れ替わり千代子やら監督やら助手やらの役をこなしていました。
原作を知っているからなのかもしれませんが、一人何役も演じているのに、今何の役を演じているかが分かる表現力には圧巻されました。
音響も良かったが、音が大きいためか何カ所か役者のセリフが聞き取りにくい場所がありました。

ネタバレBOX

舞台として見れば素晴らしい作品である事には間違いありませんが、個人的にこの作品の見所は、「千代子が鍵の君を追うために、役から役に疾走する場面」だと思っています。
そこの演出が考えられたとは思うのですが、原作ファンとしては物足りなかった様に感じます。

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