ミュージカル「モモ」
劇団ひまわり
森ノ宮ピロティホール(大阪府)
2011/01/16 (日) ~ 2011/01/16 (日)公演終了
満足度★★
ミュージカル『モモ』
劇団ひまわりのミュージカル初鑑賞。
原作は大昔に読んだっきり。ああそうだったなあと思い返しながら観ました。
とっても長い。上演時間そのものが、というよりは長く感じてしまう。2幕の序盤は特にそう感じました。その割に1幕は端折られている部分が多いのか人間関係が良く解らなくって…モモがなぜそんなに慕われてるのかさっぱり伝わってきませんでした…。子どもが観ることを視野に入れた作品のはずなのに、これでは子どもは退屈に感じてしまうんじゃないでしょうか。
灰色人間の演出は凄く良かったです。格好いい!
花咲ける青少年 第2弾
ルドビコ★
草月ホール(東京都)
2011/02/16 (水) ~ 2011/02/27 (日)公演終了
満足度★★
花咲ける青少年
計2回観劇。なんというかまあ、アニメっぽい!という感じ。
ダイジェスト・前回までのあらすじ→オープニング→本編→エンディングという流れがテレビ放送のアニメそのものという作りでした。
舞台としての出来は…微妙、というか…正直に言うと、そこはかとなーく、ダッサいし安っぽい(笑)原作が随分前の作品なので、再現するとこうなっちゃうのでしょうけど何だか笑えてきちゃって…。特別好きな役者さんが出ていたり、原作が好き!という方でないとちょっと辛いかも…。
それにしても原作を観劇後に読みましたが、全4部作のあと2回でどうやってまとめるんでしょう?そして今回がカール編、と聞いたんですがどう考えてもルマティ編では…。
林修司さんのクインザは個人的にお気に入りです。
深説・八犬伝〜村雨恋奇譚〜
東宝
シアタークリエ(東京都)
2011/02/11 (金) ~ 2011/02/24 (木)公演終了
満足度★★★
深説・八犬伝
旅の始まりから八犬士集結、そして因縁の結末までを20分休憩込みで3時間強…ではやはり尺が足りないかな…。
少し駆け足だったので1度のみの観劇では人物の関係性などを追うのがちょっと大変でした。
そこを除けば、とても見応えのある作品でした!
役者さんも素晴らしい方ばかりで、他の作品も観たくなります。
もう一度観たいなあ…
新春戦国鍋祭~あんまり近づきすぎると斬られちゃうよ~
る・ひまわり
梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ(大阪府)
2011/01/23 (日) ~ 2011/01/23 (日)公演終了
満足度★★★
新春戦国鍋祭
千秋楽を観劇。
内容自体は出来のいい学芸会…ですが、戦国鍋TVの放送と同じくギリギリさとゆるさがオカシイ(笑)
パロディやオマージュなんていうのもおこがましいパクリの嵐、特にテニミュ・銀河英雄伝説という日程ドンかぶりの人気公演のパクリは自虐的すぎて…
元ネタを知っているかが面白いかどうかの分かれ目っていうのも如何なものかなとは思いましたが自分は殆ど解ったのでまあいいか。
ゆるーいかるーい気持ちで観れるので楽しいです。
TV版が続けば再演もありそうですね。
『マグダラなマリア』
ネルケプランニング
梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ(大阪府)
2010/08/06 (金) ~ 2010/08/08 (日)公演終了
満足度★★★★
マグダラなマリア~魔愚堕裸屋ついに開店
シリーズ3作目、内容もキャラクターもどんどん濃くなって見終わるころには頭が疲れる!の、割りに話は解り易くなっていっている気がします。
舞台セットも毎回見ものです。衣装も可愛い!
初日を見ましたが、マグダラ恒例1幕終わりの歌に客席呆然、幕間のロビー騒然(笑)
マリアさんを除けば初演のクララ以来(だと思う)のソロナンバーを担当したエスメラルダ小野田君はやっぱり巧かった…そしてご本人の仰っていた通り、えげつなかった(笑)
HAMLET-青い薔薇のくちづけ-
ルドビコ★
原宿クエストホール(東京都)
2010/04/20 (火) ~ 2010/04/26 (月)公演終了
満足度★★
HAMLET~青い薔薇のくちづけ
なんか中二病ぽいタイトルだなとか思ったら中身も大体中二病。
悪魔と契約して悲劇を描き続けるウィリアム・シェイクスピアとシェイクスピアの脚本の中に生きることを望んだ弟子の話、がベース。
8割がたハムレットの原作沿いだから明るい方向に行く訳もなく、ダンスや歌、コメディテイストの部分も多かったので退屈はしなかったです。
主演の林修司さんが狂ってしまったお芝居をするあたりが素敵。
ただ一つ、本当に残念なのは一部女性陣…特にソープ尼寺のシーン、衣装もウィッグもダンスも歌もお粗末過ぎた。オフィーリアや女王が良かった分、目についてしまって…。
帝銀事件の頃
不消者(けされず)
笹塚ファクトリー(東京都)
2010/04/21 (水) ~ 2010/04/25 (日)公演終了
満足度★★★★
帝銀事件の頃
登場人物の未来を想像すると少し暗澹たる気持ちになる大変重たい話ですが、わたしは割と好き。
希望と絶望と、生と死と、正しいとか間違いだとか、信念、尊厳、幸せ、苦しみ、そんなのない交ぜになったヒューマンドラマっていうのかな。終戦後の怒涛の変化に流されたり逆らったり戸惑ったり…。
哲雄と洋さんとが生きる意味を問答するシーンがすごく好き。
女性は皆素敵でした、特に姐さん。もう一回くらい見たかったな、終わったあとしばらく放心するけれど…
ソラオの世界2010
劇団たいしゅう小説家
東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)
2010/08/29 (日) ~ 2010/09/05 (日)公演終了
満足度★★★★
ソラオの世界2010
初日を観劇。
テンポが速いゆえに台詞が聞き取り辛い部分がややありましたが、舞台装置がシンプルな分、身体で表現されるアレやコレが、感心させられたり笑えたりと楽しめました。
随所に散りばめられたパロディに気付くとまたこれが面白くって…。
テニミュなどのせいか真面目で固い役のイメージがあるのかもしれませんが、兼崎くんはやっぱり変態だったりする役が似合うと確信…。
ただ残念だったのは、わたしの前の席の方がアップヘアーにヘアアクセサリ、浴衣(の帯のせい)で前のめり観劇だったこと!
劇場がフルフラットだったせいもあるけど5列目センターよりという割といいお席だったのに物凄く見え辛くて…。
舞台そのものにも主催者にも関係ありませんが、1回しか生で観れなかったので、尚更に残念でした…。
コントンクラブ image3
K Dash Stage
シアターサンモール(東京都)
2010/06/09 (水) ~ 2010/06/13 (日)公演終了
満足度★
コントンクラブ~image3~
マチネ・ソワレ両方観る予定でしたが日替わり部分も殆ど無いということで昼を観て予定を変更。
お笑いって難しいですね。観ていて途中で辛くなりました。
出演者が違えば、image4があっても観ないと思います。途中から、失礼ながら出演者鑑賞に徹してしまいました…。
abc★赤坂ボーイズキャバレー
K Dash Stage
赤坂ACTシアター(東京都)
2010/08/18 (水) ~ 2010/08/29 (日)公演終了
満足度★★
abc☆
東京公演3回、大阪公演2回観ました。
ピンポイントでは笑えるところも、感動するところもあるんだけど全体で見ると大仰な学芸会といった感じ。
正直なところ、個人的に特別好きな俳優さんが2名ほど出ていたので複数回観ましたがそうでなければ8,000円は高いし行かなかっただろうなあ…劇場では客入れ芝居があったりしたので、それで元が取れてる感じもするけど…。
当たり障りの無いストーリー、そこそこ笑えてそこそこ感動できて人気の若手俳優が沢山観れる夏のお祭りだと思うといいのかな。2011年夏もあるみたいですが、どうなんでしょうか。
世界は僕のCUBEで造られる
ACTOR’S TRASH ASSH
シアターブラッツ(東京都)
2010/11/17 (水) ~ 2010/11/21 (日)公演終了
満足度★★★
世界は僕のCUBEで造られる
SIDE-AとSIDE-Bそれぞれ2回ずつ観劇。
Bがお好きな方が多いみたいです。出演者のお一人にもお伺いしたところB派!と勢いよく言われました。わたしはといえば、ずるい意見ですがどちらもアリ。個人的にしっくりくるのはA。
ただBは、理想の恋人・チカが病院を訪れる…というのが強引過ぎるという点が気になっただけなのでどちらもアリかな、と。
台詞回しが気になるというかちょっぴり鼻に付いたり(蜘蛛女やチカの台詞は特に)もしましたが、まあファンタジーだから良いか…。ASSHの次回公演も観劇予定です。楽しみ!
に、してもシアターブラッツの観難さったらない。足腰痛かったー…
モーツァルト!
東宝
梅田芸術劇場メインホール(大阪府)
2011/01/08 (土) ~ 2011/01/25 (火)公演終了
満足度★★★★★
ミュージカル『モーツァルト!』
1月10日昼(井上・涼風・坂口)、1月22日昼(山崎・香寿・松田)同日夜(井上・涼風・黒木)の計3回観てきました。
初演ライブCDを何度も聴いていて思い入れのある演目です。
初出演の山崎君、特に2幕以降がとても良かった!そして松田亜美ちゃんのアマデ、パワフルでとても好きです。更に山崎君と組むと最期のシーンなんか凄い迫力…。
エリザベートのように今後もっと頻繁に再演されても良いのに、と思います。
その際はまた、何度でも観に行きます!
ジッパー!
bpm
あうるすぽっと(東京都)
2010/10/21 (木) ~ 2010/10/24 (日)公演終了
満足度★★★
『ジッパー!』
2010年10月23日、24日と千秋楽を含む計4回観てきました。
解りやすいストーリーで笑うところ、感動するところのバランスも良く、難しいこと考えず素直に楽しめるエンターテイメント作品でした。
脚本・演出の浅沼さんは出演もされていましたが台詞無いのに一番喋ってるっていう…(笑)声優の生アフレコ(って言って良いのかな)観れたお得感もあいまって、楽しめました。
篠谷聖君の復帰作品でもありますが、久しぶりに観た彼はとても楽しそうで、こちらまで嬉しくなりました。これからも頑張って欲しいです。
あ、それとあうるすぽっとはとても観易い劇場でした。
キャパシティも舞台の大きさも、傾斜も座席もあれ位が一番良いかもしれないなあ…と思いました。