S↔Rの観てきた!クチコミ一覧

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dogma/黒髪と魚の足とプレシオサウルス

dogma/黒髪と魚の足とプレシオサウルス

劇団パラノワール(旧Voyantroupe)

サンモールスタジオ(東京都)

2012/02/03 (金) ~ 2012/02/12 (日)公演終了

満足度★★★★

小劇場に似合わず深い内容
青の章「dogma」を見ました。
最初、会場に入ったとき、小劇場っぽい内容なのかな、と思いましたが、見てみるとどうしてどうして、とてもよく出来た内容で、大きな劇場でやっても遜色の無い内容でした。
2時間すっと息飲む展開で、ちょっと疲れたけど、でも見応えのある劇でした。
もうちょっと笑いがあっても良かったかな、とは思ったけど。

やはり川添さんはいいですね。彼女を見るだけでも価値があります。五ノ井宇さんも味があって良かったですけど。
この劇団は6月にも公演が決まったとのこと、また観に行きたいです!

墓場、女子高生

墓場、女子高生

ベッド&メイキングス

座・高円寺1(東京都)

2012/02/01 (水) ~ 2012/02/05 (日)公演終了

満足度★★★

なんかもったいない・・・
ストーリーも好みだし、何より女優さんたちがみんな良すぎる!吉本菜穂子さん、町田マリーさんはもうベテラン級にうまいし(ただ昭和のにおいの残る女子高生でしたが)、松本まりかさんや亀田梨紗さんのような新たな女優さんを発見できたのもよかった。
・・・でも、トータルで見ると、イマイチになってしまうのはなぜなんだろう。脚本・演出・役者のそれぞれのピースがうまくはまっていない感じ。
そういう意味でもったいない劇だったな、って思いました。

ネタバレBOX

ちなみに個人的には部長さん役の「岸井ゆきの」さんが気になった次第です。
ある女

ある女

ハイバイ

こまばアゴラ劇場(東京都)

2012/01/18 (水) ~ 2012/02/01 (水)公演終了

満足度★★★

らしいと言えばらしいけど・・・
終わり方とか内容はハイバイらしさがあったんだけど、演技のこなれてなさに比べて、道具の使い方がやけに演技っぽいと言うか、こなれすぎた感じでちょっとそこがイマイチ。あと、終わり方もこれでいいのかなーって、ちょっと疑問符の多い公演でした。

言いたいことは何となく共感できるだけどね。

モンティ・パイソンのスパマロット

モンティ・パイソンのスパマロット

avex live creative

赤坂ACTシアター(東京都)

2012/01/09 (月) ~ 2012/01/22 (日)公演終了

満足度★★★

大人の悪ふざけミュージカル
ミュージカルである必要がまったくない、悪ふざけコントミュージカル。でもそれも極めれば良いエンターテインメントになる、という好例(極上とまではいかなかったけど。)
ギャグが細かすぎて拾いきれないのも、まあ福田節といえば福田節だし、マギーさんが一生懸命そのギャグを拾ってあげているのがまた健気。
やはりこの二人の組み合わせは強いです。

90ミニッツ

90ミニッツ

パルコ・プロデュース

PARCO劇場(東京都)

2011/12/03 (土) ~ 2011/12/30 (金)公演終了

満足度★★★

マジメ、至ってマジメ
三谷さんといえば、喜劇的要素の多い演出家だというイメージがあるけど、今回はギャグは一切なし、90分、ずっと真面目で、緊迫感のある芝居でした。
こういうのも嫌いではないのだけど、やっぱり三谷さんには喜劇を期待していまう。次回作は是非喜劇で!

四つ子の宇宙

四つ子の宇宙

四つ子

アトリエヘリコプター(東京都)

2011/10/01 (土) ~ 2011/10/16 (日)公演終了

満足度★★★

プレミア感ありすぎ
何と言っても、今をときめく劇団の代表4人が集まったのですから、それだけでプレミア感がある訳です。

オムニバスという感じではなく、あえて全員のアイデアを集めてガラガラポンで作ったのは、とてもステキ。

本当はこの四人が集まったことでどんな化学反応が起きたか、っていうのが大事なことなのかもしれないけど、でもいんです。
だってこんな4人の劇なんて、プレミアすぎて、もう見ることはおそらく出来ないのだから。

明烏 -Akegarasu-

明烏 -Akegarasu-

ブラボーカンパニー

恵比寿・エコー劇場(東京都)

2011/09/14 (水) ~ 2011/09/19 (月)公演終了

満足度

まあつまらない訳ではないけど・・・
「勇者ヨシヒコ〜」の福田雄一さんが主催する劇団ということで、未新田のだけれども、ちょっと期待はずれだった感が。
内容は「明烏」や「芝浜」など、古典落語を混ぜたような話で、特につまらなかった訳ではないけど、なんと言うか、役者さんもある程度ベテランで、笑いに安定感がありすぎて、ちょっとイマイチな感じがしました。
劇なんだから、もうちょっと冒険してもよかったのかな、と。

悩殺ハムレット

悩殺ハムレット

柿喰う客

シアタートラム(東京都)

2011/09/16 (金) ~ 2011/09/25 (日)公演終了

満足度★★★★

とにかく、かっこいい
とにかく、かっこよかった。
内容は純粋にハムレットを現代劇に直したような内容だったので、まあその通りの内容だったのだけど、それよりも何よりも役者がかっこ良すぎる!宝塚とはまた違った格好良さがあったのだ。

これはシリーズ化するみたいだから、次も是非観たいですね!

ネタバレBOX

※内容には関係ないですが、実は日にちを間違えて行ってしまったんですが、チケットを交換していただいて、その日に見ることが出来ました。大変有り難かったです。しかし日にちを間違えるなんて、もうそろそろ歳かなあ・・・
クレイジーハニー

クレイジーハニー

パルコ・プロデュース

PARCO劇場(東京都)

2011/08/05 (金) ~ 2011/08/28 (日)公演終了

満足度★★★★

とにかく「凄い」
とりあえずこの劇は「凄い」。

何が凄いって、「皆と繋がろう」と声だかに叫ばれているこの時期に、「人とのつながり」を徹底的に排除した話を書いたのも「凄い」し、
長澤まさみさんに「落ちぶれた有名人」の役を割り当てたのも「凄い」し、それを演じきった彼女も「凄い」。とにかく「凄い」の連続でした。

うーん、どうしたらこんな話思いつくんだろう。最後は相変わらずの本谷節だったけど、またそれもよいのです。元気になれるので。

まあ、リリーフランキーは、ご愛嬌とということで。

ベッジ・パードン

ベッジ・パードン

シス・カンパニー

世田谷パブリックシアター(東京都)

2011/06/06 (月) ~ 2011/07/31 (日)公演終了

満足度★★★★★

これぞ三谷作品
前回の三谷さんの作品がイマイチだったので、ちょっと不安でしたが、今回はとても良かったです。
やはり、この人数で喜劇、というのがいちばん三谷さんらしさが出ますね。全員のキャラクターが活きていたし、特に浅野さんの11役は圧巻。大泉さんは相変わらずうるさかったですが(いい意味で)。
「コンフィダント・絆」に次ぐ、傑作と言って良いのではないでしょうか。

11のささやかな嘘

11のささやかな嘘

ジェットラグ

銀座みゆき館劇場(東京都)

2011/07/15 (金) ~ 2011/07/18 (月)公演終了

満足度

役者は良いのだけれど・・・
役者はみんな魅力的で、演技も良かったのだけれど、なんとなくイマイチ。
話がつまらなかったというわけではないけれど、ある程度先は読めたし、あんまり意外性はなかったかなあ、とも。
あと、これは小劇場向きじゃないなあとも思いました。この人数でやるならもう少し大きい場所がいいのではないかと。
基本的に大劇場でやっている劇よりも小劇場のほうが好きなんですが、向き不向きもあるのだなと感じた劇でした。

ネタバレBOX

・・・ただ、彼が「猫」だったのは意外だったけど。
国民の映画

国民の映画

パルコ・プロデュース

PARCO劇場(東京都)

2011/03/07 (月) ~ 2011/04/03 (日)公演終了

満足度

登場半分、退場半分
とにかく役者が豪華すぎて、ひとりひとり登場するのにだいぶ時間がかかり、そしてまたひとりひとり退場するので、それにもまただいぶ時間がかかり、結局中身は30分程度の内容だったのかな、と思いました。

ネタバレBOX

ドイツナチスの話は多くの人がやっていることだし、映画というところにスポットを当てたのはよかったけれど、もう一工夫欲しかった気がします。残念。
「2」

「2」

コロブチカ

【閉館】SPACE 雑遊(東京都)

2011/06/28 (火) ~ 2011/07/03 (日)公演終了

満足度★★★

コロちゃんはやはり役者が似合う
短編3つの作品で、1つ目がコロさん作、2つ目がゲスト、3つ目がコロさん出演という作品。
【sweet motion】
うーん、言いたいことやりたいことは分かるのですが、ちょっとストレートすぎたかなあとも。一部ギャグも不発だった感じがしました。
【グッドフェローズ】
面白いですね。ホラーなんですが、舞台で表現するとこんな感じになるのか、って思いました。
【来週は桶狭間の合戦】
これはさすがですね。中屋敷さんの脚本もさることながら、コロさん、堀越さんの掛け合いは秀逸。とても可笑しかったです。
全体的にはとても楽しめました。また次やらないかなーと期待しています。

南へ

南へ

NODA・MAP

東京芸術劇場 プレイハウス(東京都)

2011/02/10 (木) ~ 2011/03/31 (木)公演終了

満足度★★★

野田の演劇論の世界かな、と。
テレビで「農業少女」を見てから野田地図を見たいという思いが募り、今回チケットをとりました。
震災下という状況ではありましたが、それなりに楽しめました。確かに、難解な部分もありましたが。
特に蒼井さんがよかったですね。彼女の演劇を見るのは二回目ですが、舞台映えする女優さんですね、テレビなんてもったいない!って思いました。

ア・ラ・カルト 2

ア・ラ・カルト 2

こどもの城劇場事業本部

青山円形劇場(東京都)

2010/12/04 (土) ~ 2010/12/26 (日)公演終了

満足度

白井、陰山の力は偉大だ
ア・ラ・カルトは、毎年年末の楽しみとして、いつも見ていました。
でもちょっと前に白井さん、陰山さんが抜けるということで、もう見ること内のかな-、と思っていましたが、このたびリニュアールオープンしたということで見に行きました。
・・・結果、白井さん、陰山さんの役回りがいかに重要だったか、を思いしる結果となりました。バランスが悪いのです。高泉さんばかりが目立ってしまうのです。

やはり、同じような実力の持ち主が、拮抗しないと、こういった劇は難しいのかな、と。

ネタバレBOX

・・・ただ、私の回のゲストは川平慈英さんだったんですが、彼はよかった。彼にだいぶ救われたと思います。

前のアラカルトは、特に、陰山さんが最後、閉店時にお店のろうそくで火をつけた煙草を燻らすシーンが、猛烈に好きだったんだよな・・・。
愉快犯

愉快犯

柿喰う客

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2011/01/07 (金) ~ 2011/01/16 (日)公演終了

満足度★★★

面白いのだけれど・・・
柿は3回目ですが、いつみてもいい感じ。役者さんもみんな好き。演出もとっても面白い。

・・・でも、正直、ストーリーはどうでもいい話ですよね?ちゃんと筋は通っているけど、ストーリー重視じゃないな、って思います。一緒に行った友達はそこがいいんじゃないかと、絶賛していましたけど。
そこがちょっと好みが分かれるかな、と思いました。

・・・でも、次も見に行くと思います。

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