ぴおんち33が投票した舞台芸術アワード!

2011年度 1-10位と総評
ジャンヌ・ダルク―ジャンヌと炎

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ジャンヌ・ダルク―ジャンヌと炎

東京演劇集団風

凝った衣装、道具をはじめとして分かりやすい内容、演技の確かさ、台詞の美しさなど劇としての完成度の高さがすばらしい。一瞬も目の離せないエンターテイメント性と演劇の芸術性がうまく融合した傑作。演劇が好きな人も初めての人も、すべての人を虜にできる力を持った劇。

愚鈍起承転浪漫譚

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愚鈍起承転浪漫譚

シンクロナイズ・プロデュース

芸術性の高さではピカ一。シンボリックな舞台美術、流麗な台詞回し、ピタリとはまったクラシック音楽、ため息の出るようなライティング、まるでオペラを観ているようだった。他劇団とは一線を画する美しさに溢れる劇でした。各シーンがまるで名画。目に焼きついて離れません。

舞台版『千年女優』(大阪凱旋公演は5/11)

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舞台版『千年女優』(大阪凱旋公演は5/11)

TAKE IT EASY!

とにかく演出がすばらしく、演劇の面白さを堪能。女優さんたちの演技もよくもここまで・・・・と思うほど完成度が高い。原作者が大好きだったというのも理解できる、演劇の魅力に溢れた舞台。関西の劇団恐るべし・・・・。

「Idiot~ドストエフスキー白痴より~」

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「Idiot~ドストエフスキー白痴より~」

TOKYO NOVYI・ART

主人公のすさまじい演技力に圧倒されっぱなしの舞台。美しい衣装や仄暗いライティングはロシアの清澄な空気を運んでくるかのよう。レベルの高い役者さんぞろいで、見ごたえありすぎ!こんな難しい劇を楽々とこなすなんて、すごい劇団だなぁとつくづく思います。何というか、気品の漂う舞台でした。

祈り

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祈り

劇団だるま座

場内にすすり泣きの嵐が起こるほどの素晴らしい出来。分かりやすい工夫があちこちに為され、けれんみの無い演出と演技が好感を呼ぶ。大人数の出演にもかかわらず、舞台は静かで豊かな情感に溢れていて、コンタクトの調子がおかしくなるほど泣かされました。

「土佐源氏」「四畳半襖の下張り」

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「土佐源氏」「四畳半襖の下張り」

椿組

一人芝居の概念を覆された舞台。ほんのわずかな舞台装置で、話の世界を構築していく見事さにただただ圧倒されました。まるでマンガのように目の前に物語の風景が見えてくる。こんなことって本当にあるんだ~とびっくりしました。

ヘレン・ケラー~ひびき合うものたち

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ヘレン・ケラー~ひびき合うものたち

東京演劇集団風

誰もが知っている話を素晴らしい脚本と演技力で再構築。演劇の楽しさと面白さをつくづく感じさせてくれる舞台でした。「魂」で響きあうヘレンとサリバン先生を描いたこの舞台を見ていると、本当に「魂」というものがこの世にあるのだ、ということを実感してしまう。拍手が鳴り止みませんでした。

『そこで、ガムを噛めィ!』

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『そこで、ガムを噛めィ!』

8割世界【19日20日、愛媛公演!!】

楽しくてめちゃめちゃに面白い舞台でした。観客を楽しませる工夫や仕掛けがきっちりとされていて、テンポ良く飽きさせない。何よりも野球に対する愛の溢れた舞台でした。

髪結う時 【無事終演致しました!ありがとうございました!】

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髪結う時 【無事終演致しました!ありがとうございました!】

TOKYOハンバーグ

ストーリーのよさと役者さんの演技が素晴らしかった。悲しいお話の中にも小さな灯リのようなエピソードが散りばめられ、日常生活や家族の大切さを思い知らされる。舞台構成もユニーク。

人斬りの恋

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人斬りの恋

劇団パラノイア・エイジ

珠玉のようなストーリーが良かった。なんというか、品格のあるお話でした。役者さんの演技も素晴らしく、もっと大きな舞台でもう一度観たい劇です。

総評

今年も素晴らしい劇をいっぱい見せていただきました。小劇場は個性豊かな演劇が多いですが、こうやって並べて見るとわりとクラシックなものに惹かれるな~という感じです。

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