お彼岸の魚
ニットキャップシアター
in→dependent theatre 2nd(大阪府)
2006/12/22 (金) ~ 2006/12/26 (火)公演終了
満足度★★★★
知性を感じる。
劇中全編に流れる雰囲気がいい。
日常っぽいけど、やっぱり非日常。ありそうでないシチュエーション。
その間を隔てるものが、いかに薄っぺらで頼りないものかということを痛感し、しばし呆然。
ごまのはえの着眼力の鋭さ(センス?)には驚かされる。
イヌの日
阿佐ヶ谷スパイダース
梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ(大阪府)
2006/12/05 (火) ~ 2006/12/06 (水)公演終了
満足度★★★★
代表作。
長塚圭史の魅力がこれでもか!というくらいに盛り込まれた2時間45分。
ただ、ちょっと後半が冗長。演出しだいでもっとよくなると感じた。
それでも、観てよかったという気分になるのは、内田滋や中山祐一朗をはじめとする役者陣の好演もあり。
いっぱい笑えて、いっぱい嫌な気分にさせてくれる(いい意味で)、そんな舞台だった。
夕景殺伐メロウ
芝居流通センターデス電所
駅前劇場(東京都)
2006/12/02 (土) ~ 2006/12/05 (火)公演終了
満足度★★★★
期待の星。
「77年企画」などでも活躍著しかった竹内佑の主宰劇団。
音響の和田俊輔の生演奏とともに、ミュージカル風の演出がまた楽しい。
特に今回は、2人の姉妹のシーンと、「粒子」のシーンを、うまく切り替えていて。
アングラポップといえども、センチメンタルな気分にさせてくれるお芝居でした。
満足度4.5くらい。