忍守シン(しのもり しん)の観てきた!クチコミ一覧

341-360件 / 445件中
ダークナイトライジング

ダークナイトライジング

カプセル兵団

ワーサルシアター(東京都)

2014/02/13 (木) ~ 2014/02/18 (火)公演終了

宴会・・・
千秋楽を観劇。
なんと言いますか、会話劇だったのは前半までで、中盤から宴会のようなイベントが始まり、最後は無理矢理オチをつけた、という感じです。
前半の会話劇は特撮の悪役が酒を飲んでクダを巻いているという状況がおかしかったですが、最後のオチが途中で読めてしまったのが惜しい。

ネタバレBOX

表彰の時に音楽「スターウォーズのテーマ」が流れていましたが、そこはエピソード4のラストの表彰シーンの音楽「王座の間とエンド・タイトル」を流して欲しかった。
短き不在

短き不在

ウォーラス一座

ワーサルシアター(東京都)

2014/02/06 (木) ~ 2014/02/11 (火)公演終了

満足度★★★

もっと広い舞台向け
津軽三味線、殺陣が良かったです。
全体として舞台というより映像向けの作品という感じで、色々と場所が変わるのを舞台を分けて表現。そのため演技スペースが小さくなり、役者さんは窮屈そうでした(しかも大柄な役者さんが多い・・・)。導線が確保しにくく、よく道具に役者さんがぶつかっていました。もっと広い舞台であればやりやすかったでしょう。

ネタバレBOX

看護師さんと映画監督が出色。
珈琲喫茶 ~SUGAR&BITTER~

珈琲喫茶 ~SUGAR&BITTER~

株式会社FPアドバンス

秋葉原アトリエ「ACT&B」(東京都)

2014/02/04 (火) ~ 2014/02/09 (日)公演終了

公演は大変
演劇の公演というよりは、アイドルのライブ・パフォーマンスという感じで、フライヤーのデザインから受ける印象とはだいぶ異なる。出演者のファンとおぼしき観客が多く、芝居よりも歌やダンスを見せるという要素が強くなっている。
ストーリーは奇をてらわずオーソドックスなものであったが、演者によっては役をうまく表現し切れていない場面もあり、芝居の難しさを感じた。

芝居の内容とは直接関係無いが、会場入口脇にタバコの吸殻が詰まった灰皿があったり、ノコギリが置いてあった。開場前に場内の点検をしたほうがよいと思う。場内スタッフの不慣れさも目立ったので、演劇の公演に慣れていないという印象を受けた。

ながおか号砲アゲイン

ながおか号砲アゲイン

M's Garden

劇場MOMO(東京都)

2014/01/29 (水) ~ 2014/02/02 (日)公演終了

満足度★★★

最初のステージ
旗揚げ公演の初日、まさに最初のステージを観ました。
そのせいか、役者さんたちが多少緊張していたかに見えました。ややぎこちなかったです。
話の内容としてはありがちといえばありがちですが、舞台である長岡にこだわったところは得心が行きます。ただちょっと過去の事件が弱く、そこまで気に病むものだろうかと思ってしまったのが残念です。
上演時間がほぼ2時間近くあったので、思い入れのある台本でしょうが、もう少し削ってすっきりさせたほうが良かったかもしれません。

ネタバレBOX

カフェ店主が何故、東京のランナー仲間の好意を受け入れるのか、納得できなかったです。また、えみが何故、花火に行きにくい(母親が反対する?)のかがわかりにくいです。
おそらく台本の作者としては納得できる解を持っているのでしょうが、それが舞台では表しきれていなかったように感じます。

幽霊が出てくる話はたくさんあります。
亡くなった父親が幽霊で出てきますが、幽霊を出さずにエピソードの積み重ねで人物像を描く、という方法もあったのでは…と思ってしまいました。
Fairy Floss

Fairy Floss

私立ルドビコ女学院

上野ストアハウス(東京都)

2014/01/15 (水) ~ 2014/01/20 (月)公演終了

満足度★★★

どこを目指していくか
演劇としては至極真っ当で、普通に舞台として楽しめました。
ただ、企画としては全体的にアイドルのパフォーマンスという感じになっており、どの方向性を目指しているのかがよくわかりませんでした。アイドルが役者として頑張っている姿を見せたいのか、役者がアイドルっぽいことをしたいのか。演者さんたちの経歴を見ると、後者の人が多いようですが…

ネタバレBOX

話の内容としてはよくあるSFファンタジーですが、タイム・リープの設定・制約がわかりづらいのが難点でした。
なんとなくキャラメルボックスの舞台に似てるのかとも思いましたが、やっていることはアリスインプロジェクトに近い。今後、どのような方向に進むのかは興味があります。
ホームルームでの演出からのダメ出しは面白かったです。それはそれで良し悪しですが…
夢も希望もなく。

夢も希望もなく。

月刊「根本宗子」

駅前劇場(東京都)

2014/01/10 (金) ~ 2014/01/19 (日)公演終了

満足度★★★★

この繊細さは真似できない
月刊「根本宗子」は初観劇。なるほど、繊細で良く出来ています。このような台本はなかなか書けるものではありません。
主人公に感情移入は出来ませんでしたが、そこは私が男なのでどうしようもないのでしょう。ただ、パートナーのために夢をあきらめて、というくだりは身につまされるものがあります。

根本氏は作・演出をしながら、きちっと出演できるのが凄いです。
出演者の中では、長井短さんの振り切れ方が良かったです。

ネタバレBOX

片桐はづきさんをワンポイントで起用するとは、まったく贅沢な配役です。
銀色の蛸は五番目の手で握手する

銀色の蛸は五番目の手で握手する

ポップンマッシュルームチキン野郎

シアターサンモール(東京都)

2013/12/27 (金) ~ 2013/12/30 (月)公演終了

満足度★★★★★

安定感抜群
安定感抜群の面白さ。年末に観るにふさわしい、元気がもらえるお芝居です。
今回も開場直後に入らないと損をする客入れ・前説と、どこからどうやって出てくるかわからない突拍子も無い発想と、ベタな人間ドラマと、なぜか爽やか青春ドラマが渾然一体となって展開されます。才気あふれる吹原氏に脱帽です。

ネタバレBOX

一点気になったのは、前回、そして前々回の公演内容と似たところがあり、それがパターン化してしまうかもしれないところです。マンネリズムは、それがいつものこととして安心して笑えるケースと、また同じネタかと飽きてしまうケースがあり、後者が増えるのは望ましくないと思います。(具体的には、おじいさんが最後絶命するところなど)
前説からオープニングに至る形式が毎回同じで、いわば”フォーマット”が確立しているわけですが、これを今後も続けるのか、別のフォーマットを模索するのか、今後の方針が気になります。
治天ノ君

治天ノ君

劇団チョコレートケーキ

駅前劇場(東京都)

2013/12/18 (水) ~ 2013/12/22 (日)公演終了

満足度★★★★★

期待を超えて
毎回、この劇団さんには素晴らしいお芝居を観せていただき、今回も期待に違わぬ良い作品でした。
大正時代という短く、あまり馴染みの無い時代がいかに形作られ、また時の天皇が歴史の闇に葬り去られていく様がよくわかります。フィクションであるとはいえ説得力があり、リアリティを感じさせます。とてもシンプルな舞台装置ですが、役者さんの演技力によって、そこが激動の明治~大正~昭和へと時間が変化するのは圧巻でした。
客層が年齢層高めだったのですが、できれば若い人にこそ観て欲しい作品です。

ネタバレBOX

昨今の土下座ブームはいささか食傷気味でしたが、原敬の土下座は心打たれるものがありました。病に蝕まれながらも懸命に天皇たらんとする嘉仁の姿に、泣けてきました。

作品の内容とは関係ないですが、E-15という席は一人すっぽり収まる場所にあり、私としては快適でした。花道の直ぐ脇でもあり、良い席をいただいて感謝です。
※ただし、かわいい子に限る。

※ただし、かわいい子に限る。

劇団テアトルジュンヌ

立教大学 池袋キャンパス・ウィリアムズホール(東京都)

2013/12/10 (火) ~ 2013/12/15 (日)公演終了

満足度★★★★★

面白かった。じゅうぶん満足
公開ゲネプロを観ましたが、本番と全く遜色ないであろう、きちんと出来ていました。想像以上に面白かったです。
役者さんたちの演技がしっかりしており、安心して観ていられます。台本と演出も申し分ありません。これだけのレベルの公演を学生でも打てるのかと感心しきりでした。

ネタバレBOX

前半はテンポが良く、見事でした。後半がどうしてもダルい展開になってしまったのが残念です。上演時間90分と聞いてましたが、それよりだいぶ長かったかと思います。
しかし、全体を通して良かったです。ラストも、ありがちなハッピーエンドにせず、正解でした。
Crossing,Christmas,Clearance.クロッシング クリスマス クリアランス

Crossing,Christmas,Clearance.クロッシング クリスマス クリアランス

バンタムクラスステージ

シアターKASSAI(東京都)

2013/12/06 (金) ~ 2013/12/09 (月)公演終了

満足度★★★

人柄だけでは
「Crossing,Christmas,Clearance」を観ました。
設定は1960年代とのことですが、なにやら古めかしく、もっと昔のような感じです(禁酒法時代を描きたかったのか?と思ってしまった)。時代考証が曖昧なため、どうもしっくりきません。加えて、うまく雰囲気を作れない役者さんが多く、表面的な芝居になっているのが残念でした。
ただ、この舞台の関係者の人柄は良いのだろうということはわかりました。

ネタバレBOX

役者さんの力量にバラツキがあり、未熟な役者さんが目立ってしまったのはどうかと思います。そこは演出側でカバーすべき部分であろうと思います。
例えば、酔っ払いの演技が非常に表面的で、酔っ払っているようには見えません。単に巻き舌でセリフを言っているだけで、体が酔っ払いの動きではなく、違和感があります。そうした点は演出で指摘すべきであろうと思います。

日本人が外国人を演じる時の違和感がとても出てしまっています。欧米人的な身振り・手振り、翻訳調の言い回しなど、なぜこうしてしまったのか?と思わずにはいられません。翻訳劇ではなくオリジナルの台本であるにもかかわらず、です。

演技については粗さが目立ちましたが、銃器の効果だけは特筆すべきものがありました。マズル・フラッシュと銃声・薬莢のSEをどうやって同期させているのか、知りたいものです。
帝国のクッキング

帝国のクッキング

劇団東京晴々

上野ストアハウス(東京都)

2013/11/29 (金) ~ 2013/12/01 (日)公演終了

満足度★★★

無難にまとめてます
オーソドックスで割としっかりした作りのお芝居でしたが、演出・演技がクラシカルで、古臭さを感じさせます。物語の舞台が1939年だからあえてそうしたのか、この劇団のカラーなのかは、これ一本では判断できません。
小劇場の芝居ではなく、おそらくもっと大きな劇場を想定しての芝居だったのかと思われます。わかりやすい芝居ではありますが、無難にまとめてしまって、どこに力点を置きたかったのかはよくわからなかったです。

ネタバレBOX

場面転換で照明が変わるのですが、なぜかチグハグでした。暗転なのかと思ったら暗転になり切らなかったり、暗くなって明るくなって暗くなって…とどっちつかずだったり。演出によるものなのか操作ミスなのか、判断できませんでした。
『タガタリススムの、的、な。』

『タガタリススムの、的、な。』

舞台芸術集団 地下空港

ギャラリーSite(東京都)

2013/11/14 (木) ~ 2013/11/24 (日)公演終了

満足度★★★★★

予想を裏切る素晴らしさ
予想を大幅に超える素晴らしい芝居でした。実験公演と銘打ってますが、全くスキがありません。
構成力、演技力、生演奏の音楽、技術を駆使した映像、舞台の使い方。全てがほぼ完璧でした。なぜか悔しさを覚えます。

ネタバレBOX

クライマックス以降の話が複雑でわかりにくくなったのだけが難点ですが、芝居全体として見れば気にならない範囲です。
とにかく、いい役者を揃えたものです。
ヘンリー四世

ヘンリー四世

明治大学シェイクスピアプロジェクト

アカデミーホール(明治大学駿河台キャンパス)(東京都)

2013/11/08 (金) ~ 2013/11/10 (日)公演終了

満足度★★★★

よくぞここまで
確かに凄い。よくこれだけの規模の舞台を作り上げたものです。
役者は皆、学生さんですが、よく訓練されています。大きな舞台に必要な声量、滑舌で全く問題ありません。生演奏の音楽も、、一曲だけ入った歌も素晴らしかった。
若くしてこのような舞台に出られた学生たちが羨ましいです。

森の別の場所

森の別の場所

時間堂

シアター風姿花伝(東京都)

2013/11/01 (金) ~ 2013/11/11 (月)公演終了

満足度★★★★

長さは感じさせない
3時間という上演時間でしたが、それだけの長さを感じさせない、良く出来たお芝居でした。この台本を漫然とやってしまっては間違いなく退屈になるところを、本公演では役者さんたちのしっかりした演技、よく練られた演出により、最後まで飽きさせません。台詞を被せる箇所など、相当考えられたものかと推察します。
良いものを観させて頂きました。

ネタバレBOX

初日レセプションというのは、良い企画だと思いました。演出家や役者の人と話ができる機会はなかなか無いものですから。
【本日千秋楽は15時から!!!】『そこで、ガムを噛めィ!! 〜The Baseball comedy! 2013〜』 (※当日券は全ステージ出します!!!)

【本日千秋楽は15時から!!!】『そこで、ガムを噛めィ!! 〜The Baseball comedy! 2013〜』 (※当日券は全ステージ出します!!!)

8割世界【19日20日、愛媛公演!!】

テアトルBONBON(東京都)

2013/10/30 (水) ~ 2013/11/04 (月)公演終了

満足度★★★

初日だったから?
頑張って芝居を作っておられるという気持ちは伝わりました。
しかし、話が進んでもなかなかテンポが良くなりません。ダンス・シーンがあってなんとか良くなりましたが、セリフの掛け合いなどの”間”が良くなかったように感じます。役者さんの演技がバラバラだったという印象です。初日だったからかもしれません。

ネタバレBOX

基本的に、観劇の際にはお芝居の内容を知らないようにしています。なので、野球の話であることは知っていましたが、草野球の話とは知らずに観始めました。
そこで冒頭、履歴書を持って国分が入団しに来るというところで、まず草野球とは思えませんでした。独立リーグかなにかかと思っていると、台詞の中に「草野球」と出てきてようやくわかりました。
のっけから設定の理解でつまづいてしまったわけですが、物語が進んで登場人物が色々出てきますが、いかんせん各人の魅力が見えてこない。武士沢は何故、女になったのかとか、バックグラウンドが見えてこない。男にも見えなかった。監督代理のおばあさんは何かしでかすと思いきや(物凄く良い采配をするとか)何もしない。など、残念なところが多かったです。
台本も、同じ台詞の繰り返しが多いので、くどかったです。
『うれしい悲鳴』/『太陽とサヨナラ』(終演しました! ご来場ありがとうございました!)

『うれしい悲鳴』/『太陽とサヨナラ』(終演しました! ご来場ありがとうございました!)

アマヤドリ

吉祥寺シアター(東京都)

2013/10/23 (水) ~ 2013/11/03 (日)公演終了

満足度★★★★

身体能力がすべて
「太陽とサヨナラ」を観ました。
とにかく身体能力が凄い。ダンサー達が芝居をやっている、という印象です。

ただ、話の内容がわかりにくく、謎の生命体についても消化不良でした。ラストの手紙も唐突。ダンスに重点が置かれたため、物語のほうがまとまり切れなかったように見えます。

私的家族ベスト

私的家族ベスト

元東京バンビ

Geki地下Liberty(東京都)

2013/10/23 (水) ~ 2013/10/27 (日)公演終了

満足度★★★★

リスクを伴う手法
セミドキュメンタリーを採り入れた芝居は、観客からすれば役者本人を知っているか知らないかでだいぶ感じ方が変わるでしょう。初見の観客には全く響かないという可能性もあり、リスクを伴います。その点、元東京バンビの客層はリスクが少なかろうと思います。
では新鮮な目で見て本作はどうだったかというと、演技、演出、小ネタ等、各パーツには光るものがあるのですが、全体としてはややアンバランスでした。フィクション部分の話の繋がりが一部欠けて(省略?)いたりして、ラストに至る展開に無理があったようです。
それでも、役者さんの演技で芝居を成立させていました。

ネタバレBOX

結局、加藤さんが主役でした。

作品としての評価は★3つというところですが、渡辺彩弥加さんの堂々たる演技に★1つ追加です。聞けば、学校のテスト勉強をしながらの稽古参加だそうで、公演終了後すぐに受験とのこと。たいしたものです。
未来を忘れる

未来を忘れる

文学座

文学座アトリエ(東京都)

2013/10/18 (金) ~ 2013/11/01 (金)公演終了

満足度★★★★

この内容できちんと見せられるのは凄い
シュールな内容を2時間20分ちゃんと見せられるのは凄いです。さすがの演技力。安心して観ていられます。舞台装置も意表を突いており、驚かされます。

内容も現在進行形の問題を内包し、刺激的です。おそらく中学生や高校生といった多感な時期に観たら、さぞや大きな影響を受けたであろうと思います。(客層は年齢層高めでしたが)

ネタバレBOX

強いて残念な点を挙げるとすれば、ピンポン球が邪魔でした。第2部で何かに使うのかと思いきや使われない。演技の邪魔になるのではと気になって仕方がなかったですし、舞台から落ちて結構大きな音も立てていました。休憩中に片付けてしまえばいいのにと思いました。
あと、さすがに尺が長いです。客席の横幅スペースが狭い上に、隣に体の大きな人が座ったため、この上演時間では相当つらかったです。
eeney meeney baby moe

eeney meeney baby moe

salty rock

レンタルスペース+カフェ 兎亭(東京都)

2013/10/18 (金) ~ 2013/10/21 (月)公演終了

満足度★★

気概は立派
過去の公演を観たわけでもなく、何の予備知識も無い状態で観劇しました。
まさかの前衛劇。非常にチャレンジングで、その気概は立派です。
でも、この会場でこの芝居は、スタイルが合っていないなと思いました。

ネタバレBOX

明るいカフェのスペースで照明効果は無し。この状態で前衛やら絶叫系芝居とはなかなか勇気があります。相当な演技力が無いと厳しいものがあるでしょう。

結果は少々残念でした。特に第2話は芝居がかっている部分と普通の部分の差が見えず、何をやっているのかわけがわからない、という状態でした。
第3話は、まるで朗読劇のようで、演劇としてどう見せるかを工夫したほうが良いように思えました。
Firstalbum「My World」

Firstalbum「My World」

makaniまにまにlani

APOCシアター(東京都)

2013/10/18 (金) ~ 2013/10/20 (日)公演終了

満足度★★★

ふわふわして
歌をモチーフに作られた短編集でしたが、冒頭の歌にインパクトがあり、一気に物語の世界に引き込まれます。各話は歌の通りふわふわしており、ソフトなものが好きな人には良かったと思います。
ただ、どの話もはっきりした結末が無く、なんともすっきりしない気持ちになりました。同じ役者が別の話で別の役をやったりしており、その役柄が似ているようで実は違っていたりと、だいぶ混乱させられました。あえて曖昧にしているのかもしれませんが、ならばもっと役と役の関連づけをはっきりさせればと思います。

ネタバレBOX

若い役者さんが多かったせいでしょうか、技量にバラツキがあるのが気になりました。特に父親役は若過ぎに見えますし、ラフな格好をしているので何の仕事をしているのか想像がつかないなど、残念な点があります。このあたりは演出が気をつけてあげるべきでしょう。

このページのQRコードです。

拡大