そよご の観てきた!クチコミ一覧

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人魚の夜

人魚の夜

青☆組

こまばアゴラ劇場(東京都)

2014/01/10 (金) ~ 2014/01/20 (月)公演終了

満足度★★★★★

青✩組の新たな魅力が輝きを増した!
心にしみる味わい深い舞台であった。
出演者ひとりひとりの魅力を引き出し、深く印象付ける
小夏氏の演出力に敬服。個性豊かな客演諸氏の輝き
と共に、青✩組の藤川修二全身全霊を打ち込んでの
熱演、さらに荒井志郎、大西玲子も底力で魅了した。
いつもの青✩組に寄せる期待にも十分応え、さらに、
客演との共演で新たな風も吹き、今後の展開が楽しみだ!

マリオン

マリオン

青☆組

こまばアゴラ劇場(東京都)

2013/06/15 (土) ~ 2013/06/23 (日)公演終了

満足度★★★★★

生きざまを問われた!
全てのレベルの高さに感銘を受けた。脚本・演出・役者の凄さに痺れた。再演を熱望する。

ネタバレBOX

青☆組の他の作品でも音楽に意味がこめられているが、今回の「うるわしき天然」は昔の懐かしい思い出と結び付いており、ひとしお感慨深かった。
初雪の味

初雪の味

青☆組

こまばアゴラ劇場(東京都)

2012/12/28 (金) ~ 2013/01/06 (日)公演終了

満足度★★★★★

去年今年貫く・・・・・雪の鎌倉 
年末の慌ただしさ、突発の仕掛りに振り回されて、ようやく正月気分の4日にアゴラを訪ねた。とうとう年賀状も年末ぎりぎりになり、舞台の人物と自分が重なってくる。なんとか、お芝居を観る時間をひねり出せた自分を少しは認めてやり、豊かなぬくもりを共有させてもらえたのが嬉しかった。そうそう、これが青☆組ファミリー何だわいとほくそ笑んだ。今回も小夏作品独特の世界に引き込まれてしまった。敬服!また、新しい一歩を踏み出そうと思った。ありがとう!!

キツネの嫁入り

キツネの嫁入り

青☆組

こまばアゴラ劇場(東京都)

2012/05/25 (金) ~ 2012/06/03 (日)公演終了

満足度★★★★★

化かされ続けたい
アゴラトンネルをくぐって、席につき、化かされ始め、またたく間もない 時間迷路での探索旅行を終えて…まだ、夢心地である。緻密な仕掛けや伏線、なぞかけ等のすべてを読み取れてはいないが、かなり感は利くようになってきている。もう一度、観たい。
 われら、団塊世代以上の仲間は、キツネさんに化かしてもらって、かなり本質的な生まれ変わりのチャンスをゲットできそうだ。今すぐにでも右脳の解放された未来の少年へと変身し、この昔話の結末を少しだけでも書き換えてやりたい。小夏キツネに感謝!

青色文庫

青色文庫

青☆組

ゆうど(東京都)

2012/04/07 (土) ~ 2012/04/14 (土)公演終了

満足度★★★★★

バス通り裏 に音読の命 あふれて
今回は、話し言葉の味わい深さを堪能できてよかった。何気ない台詞が 心に沁み、時に 恐ろしさも秘めていた。時代から忘れさられたような佇まいにも春は芽吹き、音読の命が生々しくあふれ出ていた。この時期にふさわしい優れた企画だと感心した。

パール食堂のマリア

パール食堂のマリア

青☆組

三鷹市芸術文化センター 星のホール(東京都)

2011/07/29 (金) ~ 2011/08/07 (日)公演終了

満足度★★★★★

“港”は回帰の舞台
 先日 ボランティア活動から戻った友人とこの劇の思い出話が弾み、忘れがたいシーンとそこで浮かんだ受け止め方が一致した。友人の分と合わせて遅まきながら感想を述べたい。
 そのシーンは暗い舞台にいくつかの灯明が揺らめく場面であり、この瞬間、ストーリーも空間も時間も超えた鎮魂の祈りで舞台も客席も溶け合ったように感じた。
 この時期に創られたさまざまなジャンルの作品で震災や一連の事故の影響を免れたものは稀有であり、この場面で過去の戦争や災害に加えて、3月の震災で失われた魂達の回帰する舞台としての“港”も表されたのではないかというのが私達の憶測である。やりばのない鬱屈した想いをここで癒してもらえた。
 白いマリアの口ずさむ「聞かせてよ愛の言葉を」も心に沁みた。
黒い衣装で実存主義者のアイドルとなったジュリエット・グレコの持ち歌でもあり、昭和40年代の追憶も楽しませてもらった。
 人生の年輪に応じた味わいを発見させてくれる吉田小夏氏の
さらなる活躍を期待している。

雨と猫といくつかの嘘.

雨と猫といくつかの嘘.

青☆組

アトリエ春風舎(東京都)

2011/01/30 (日) ~ 2011/02/08 (火)公演終了

満足度★★★★★

時空を織りなす、間合いの絶妙さを堪能
初演の時よりも、小夏ワールドに少しついていけている自分がいた。何役もこなす役者さんに戸惑うのではなく、その技量を楽しませてもらえる位に成長できたのだと思うと嬉しい。感謝の気持ちをこめてカーテンコールの拍手を贈った。それにしても、暗転部分も織り込んだ、間合いの絶妙さには参った。再演を観て、改めて熟年層であるからこその味わいも得られる作品だと思った。小劇場を縁遠く思っている、時間だけはリッチな友人たちをもっともっと誘ってやりたい。

Project BUNGAKU 太宰治

Project BUNGAKU 太宰治

Project BUNGAKU

ワーサルシアター(東京都)

2010/09/30 (木) ~ 2010/10/10 (日)公演終了

満足度★★★★★

“分かりやすく美しい台詞”の小夏ワールド
吉田小夏の作品は、いづれも力作の他作品との対比で個性が際立ち、大満足。作者がブログで明かしているように、メインの『燈籠』に『待つ』『葉桜と魔笛』などを加え、その他の短編からも、太宰の名台詞をさりげなく潜ませて、オリジナルの小夏ワールドに仕立て上げた力量には敬服する。また、俳優諸氏が素晴らしい!特に福寿奈央の存在感と迫力は出色であり、魅せられてしまった。ファンは必見の舞台。

忘却曲線

忘却曲線

青☆組

アトリエ春風舎(東京都)

2010/09/06 (月) ~ 2010/09/12 (日)公演終了

満足度★★★★★

これからが とても 楽しみだ!
評判を耳にして、初めて観てきました。幕開けのところから引き込まれて、女性ならではの視点や感性に深くうなづかされるところがたくさんありました。余韻を味わいつつ、次回に期待したくなりました。これからがとても楽しみだ!

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