+sugar+の観てきた!クチコミ一覧

281-300件 / 609件中
Plant M №11『君ヲ泣ク』/匿名劇壇第八回本公演『戸惑えよ』

Plant M №11『君ヲ泣ク』/匿名劇壇第八回本公演『戸惑えよ』

PLANT M

アートグラウンドcocoromi(大阪府)

2016/09/22 (木) ~ 2016/10/02 (日)公演終了

満足度★★★★

匿名劇壇
最初から、ずっとワクワクして観てた。心躍ってた。
福谷くんの言葉のチョイスが面白い、その言葉を実際に放つ芝居のやり方が面白い、話の展開も面白い。
わたし、これ、台本欲しかったな~。

災害というものに関してとか。
男女関係いうものに関してとか。
色々と観劇後まで思考を巡らせられる可能性のあるお芝居。
自分がなぜ面白いと感じたのか、どう面白かったのか、わたしって何なのか、そんなことまで思考を巡らせられるお芝居。

Plant M №11『君ヲ泣ク』/匿名劇壇第八回本公演『戸惑えよ』

Plant M №11『君ヲ泣ク』/匿名劇壇第八回本公演『戸惑えよ』

PLANT M

アートグラウンドcocoromi(大阪府)

2016/09/22 (木) ~ 2016/10/02 (日)公演終了

満足度★★★

Plant M 風チーム
2バージョンあるうちの、わたしは風チームを観劇しました。
この会場は、テナントビル内の一室、ガランとした、だだっ広い何もない空間。
Plant M さんは、この空間で公演をされることが多く、使い慣れている。
今回も空間内遮る物なしで、ひろ~く使ってました。

戦争の続く世界、そこで生きる三人姉妹。
三人姉妹の取り巻く環境は、三人の間で交わされる議論は、この現実世界でもなされる議論の縮図。
国家レベルでなされる議論、政治家レベルでなされる議論。
戦争、国家権力、軍隊、必要、不必要、正しい、誤り、ぐるぐる、ぐるぐる。

この芝居の内容について語ることは、政治を語るに等しく。
非常に重苦しく、生々しく。
そこにあるのは、まさしく現実、非日常の現実。

観て、とても気分が重苦しくなるお芝居でした。

愛より速く【日本縦断復路ツアー】

愛より速く【日本縦断復路ツアー】

劇団どくんご

大阪城公園 太陽の広場(大阪府)

2016/10/04 (火) ~ 2016/10/08 (土)公演終了

満足度★★★★★

きょうれつ!
演目の内容に関しては・・・正直、言葉で書いても残らない。
こればかりは、ほんとに実際に目で観て感じないと、伝わらない。
ただ、キョーレツだったことは間違いない。
どの役者さんも、エネルギッシュでギラギラしてました。
言葉遊びの繰り返しだったりするものも、目が離せない求心力。

こんな面白いアングラ観たことない。
途中、赤ちゃんが泣き叫びだすくらいの凄みのあるアングラでしたが、面白かった。
観られてよかった!台風逸れてよかった!

上田ダイゴ×室屋和美(劇作ユニット野菜派)トークライブ

上田ダイゴ×室屋和美(劇作ユニット野菜派)トークライブ

上田ダイゴトークライブ

デジタルカフェ-スクリプト-(大阪府)

2016/09/14 (水) ~ 2016/09/14 (水)公演終了

とても女性らしい女性、意外と。
いつもトークライブって、笑って、笑って、笑ってるうちに、あっという間に時間が過ぎ去ってしまって。
たいてい、後に残るのは、あぁ~楽しかった~♪っていうことだけだったりするので、いざ何話してたっけ?って思い出そうとすると、記憶が薄らぼけているのが鉄板だったりするのです。

で、室屋さんは何話してたっけ・・・?と、一生懸命思い出す。
そうだ、西野カナが大嫌いだった。
旦那さんの事、ちょーラブだった。
あと家庭菜園について、ちょっと言えないことがあった。
あと・・・なんだっけ?なんだっけ??

上田ダイゴ×近藤ヒデシ(COMPLETE爆弾)

上田ダイゴ×近藤ヒデシ(COMPLETE爆弾)

上田ダイゴトークライブ

デジタルカフェ-スクリプト- (大阪府)

2016/08/10 (水) ~ 2016/08/10 (水)公演終了

TOPのネタはテッパン
どんな話してたっけ・・・とやはり思い出すべく振り返る。
そうだそうだ、薄毛の話をしてた。
とあるCMのオーディションを受けに行ったら、関西小劇場界隈の名だたるその道の方が三人、顔を合わせてしまったという。
ちょうどその前日くらいにツイッターで三人揃った写真を見ていたので、あぁ!これかぁあ!!と、カチリをはまりました。

あとなんだったかな・・・モノマネをたくさん見た気がする。
安定のヒデシさんやった気がする。

上田ダイゴ×hige(ステージタイガー/BS-II)トークライブ

上田ダイゴ×hige(ステージタイガー/BS-II)トークライブ

上田ダイゴトークライブ

デジタルカフェ-スクリプト-(大阪府)

2016/07/13 (水) ~ 2016/07/13 (水)公演終了

ホットドッグの販売はありませんでした。
どんな話をしてたっけかな。。。と記憶を探る。
そうだ、利きビールで、全問正解してた、あれはすごかった。
地味に尊敬した。
あと、劇団員をほのかにでぃす・・・いや、親しみ込めてネタにしてた。
歴代ゲスト中、随一のゆる~いトークだったように思う(笑)

三人どころじゃない吉三

三人どころじゃない吉三

少年社中

近鉄アート館(大阪府)

2016/08/06 (土) ~ 2016/08/07 (日)公演終了

満足度★★★★★

幸せでした
本来、救いのない凄惨な悲劇で終わる三人吉三。
それを少年社中が、見事少年社中らしく生まれ変わらせてました。
どんな困難でも、どんな苦しみでも、どんな哀しみでも。
何度折れようとも、何度間違えようとも、最後まで希望を捨てず、諦めず、立ち向かう。
ひとりではない、人はひとりでは生きていけない、みんないるから、みんなで力を合わせて、みんながみんなの為に頑張れたら望む未来にたどり着ける。
舞台上の登場人物も、客席で観てる観客も、みんなで一緒に幸せになれる。
そんな幸福感の連鎖に満ち満ちた舞台でした。

また、そう思わせてくれるのは、客席に居ながらにして想いを同じくできるのは。
舞台上の演者が魂込めて生きているからこそ。
舞台の上から、客席に向かって迸り迫ってくるものがあるからこそ。

最高でした。どこをとっても最高。
こんな最高に素晴らしい舞台を目の当たりにできて、たまらなく幸せでした。
大阪に来てくれてありがとうございました!
また必ずや・・必ずや大阪でもお会いいたしましょう!

梓巫女C子の無謀な賭け

梓巫女C子の無謀な賭け

アカルスタジオ

アカルスタジオ(大阪府)

2016/07/01 (金) ~ 2016/07/03 (日)公演終了

満足度★★★★

余所者って、なんだろう・・・と。
脚本には、福谷くんらしさが。
演出には、大熊くんらしさが。
不思議とどちらのカラーも褪せることなく、鮮やかに感じられる良きコラボでした。

入ってまず、スタジオを横長に使っていてびっくりしました。
こんなに横長でお芝居観ること、あまりないので。
始まってしばらく経って、またびっくり。
アカルスタジオは本来はスタジオなので、覆っている黒のカーテンを取り除くと、一面、壁が鏡張り。
また可動式の鏡も使用、しかも暗転中に演者が客席の背後に回ったり、そのままそこで芝居をしたり。
客席前にある鏡で、背後で芝居をする演者を観る、合わせ鏡で無限に映される、そこに観てる観客も混じり合い溶け合い・・・もうなんともいえない異空間に迷い込んだかのような感覚。
さすが、アカルスタジオで講師をしている大熊くん、場を知り尽くしている、面白い演出するわ!

冒頭はね・・・ちょっと怖かった(笑)
ただでさえ雰囲気が怖いのに、爆音鳴らされた時にゃ、心の底から震え上がり、ちょっと眉毛ハの字になりましたね、リアル。
怖いのとか、ほんと不得手なので・・・ちょっと怯えながら。
次第に怖さよりも、小気味の良い面白さの方が勝ってゆきましたが。
台詞の言葉遊びが面白い、会話が面白い、可愛い女子から出る暴言がやっぱりイイ。
いつもよりは比較的素直な作りに感じたのは、後を人にバトンタッチすることを意識しているからなのかな~とか。
なんとなしに大熊くんに渡すバトンを置いていった印象を受けました。違うかもですが。

素直っていっても・・・余所者が踊ったら止まない雨が降るだとか。
じゃ、余所者の定義ってなんだろう?余所者ってなんだろう?って観劇後まで深く思考の海に沈められてしまったりとか。
何故か宇宙人や宇宙船まで登場したりだとか。
奇想天外に富んでいる、という点では、素直ではないのかもしれないです(笑)

また、オーディションで選ばれたというキャストの魅力を、上手いこと引き出そうとされてたような。
決して、こちら側の色に染めてやろうと圧をかけるのではなく。
キャストが伸びやかに役を身体に降ろしていたように思いました。
総じて、面白い良い公演でした。
アカルスタジオ公演、やはり注目です。

清水宏の世界で汗をかく!! エジンバラ地獄編

清水宏の世界で汗をかく!! エジンバラ地獄編

劇団往来

アカルスタジオ(大阪府)

2016/07/07 (木) ~ 2016/07/07 (木)公演終了

面白かった!
どんなものなのかも知らないままに、なんとなく惹かれるままに行ってみました。
お芝居ではなく、清水宏さんがエジンバラで開催されている芸術祭に参加されたエピソードの漫談でした。

その芸術祭についてさえも、わたしにとっては未知の領域。
文化も違う、言葉の通じない外国に乗り込んで、単身スタンダップコメディをやる、なんてアグレッシブ。
数週間に及ぶ長い公演期間、逆ラプンツェルと呼ばれる地下迷宮な公演会場、狭い範囲にひしめくビラ配り、本番中の窮地、辛口批評家からの星2つ、様々な苦難が。
でも、どんな苦難も清水宏さんが語ると、楽しく面白いエピソードに早変わり。

そのアグレッシブな行動は現地でも発揮され。
自身の本番以外に、その地に集結する様々な公演に神出鬼没。
エロ話する公演だったり、各自独自のスタイルのポエムを披露する公演だったり、大通りに設置された野外ステージ公演だったり。

面白い人は、生き様も面白い!
いや~いい七夕の笑いでした☆

INDEPENDENT:16トライアル 三次審査

INDEPENDENT:16トライアル 三次審査

INDEPENDENT

in→dependent theatre 1st(大阪府)

2016/06/28 (火) ~ 2016/06/28 (火)公演終了

満足度★★★★★

三次審査
【f】トップバッター、最初からトップギア。二次の時は、三ケ所のスポットライトを飛び回るところ、機敏な動きの凄さの反面、灯りの中に入れずズレてしまっていたのが気になったけれども、それは解消され、それどころかさらに照明使いが良くなってた気がします、記憶違いでしたらスミマセン。
現代社会の中で生きる男性が、社畜として、父として、様々な困難と戦う様は、妄想とはいえ心理的にはまさしくこれくらいの戦いであるといえる。見た目の派手さの中にある心理世界が興味をそそられました。
本戦、伸びる時間の分、さらに掘り下げられた作品を期待します。

【b】相変わらずの攻め姿勢、隠す技術の秀逸さ(だがしかし見えてはいる)、全裸であるということがまるで嘘のような見えていないだけで本当は衣服をまとっているのではなかろうかとさえ思う自然体(だがしかし不自然に隠してはいる)、短距離男道ミサイルの真骨頂。場合によってはどん引きされることもあるこのスタイルで、見事に観客を味方につけてました。TPOを考えろ、この台詞に客席の心はひとつになったことでしょう。裸は強い、そういう言葉もありますが…脱げばいいというものではなく。作品としてこれくらいの完成度の高さがあって初めて面白さがあるというもので。いや、天晴れでした。筋肉美も天晴れでした。仙台までは…なかなか行けませんが、また観られる日が来ることを期待してりおります。

【e】わたしはグロいのが苦手です。グロシュールなこの作品がどちらかというと不得手でした。そこを抜きにしてみても、すみません、観てすぐ残るものがわたしにはありませんでした。じっくりじっくり反芻していけば、見えてくるものがあるのかな?とも思えます。

【c】出てきた瞬間に、おっ?って思いました。あんなに長くて可愛いカラー入れてた髪の毛バッサリ大人しめになってる、メイクがすっぴんに近しいほどナチュラルになってる。田舎でソフトボールをやってる女の子、という設定に、思い切りよく見た目からも近づいていったんだな~と気合を感じました。
それに反して、二次の時より元気がなかったかなって。あの弾けるようなエネルギーが静かになってしまっていて、緩急強弱をつける意図があったのかなぁと思いつつ、魅力が半減してしまった印象。
充分の精一杯だったかなって、充分に頑張ってたかなっていう思い、長い目で見ての伸び代はあれども・・・。

【d】唯一、二次と三次で違うものを発表した組。二次は、このトライアルというものはどういうものであるべきか、という事案に対して法廷に立つ弁護人の体で客席に訴えかける形式の一人芝居でした。三次もその流れを受け継ぎ、二次から三次まで、さらに本戦に向けてのストーリー性がある。もうそこからしても、演出ダイゴさんの手腕が光る。
脚本は得意の海外ミステリー仕立て、ぐいぐい興味を惹かれる面白い本。演出においても照明の使い方、音楽、効果音の使い方、たまらなく巧み。これは傑作だと思いました。
だからこそ・・・悔しい思い。11月までならば、きっと間に合ったのに。ダイゴさんなら大山さんを仕上げることが出来たろうし、きっと大山さんはそれに応えることができた。
観たかった、万全の状態のこの作品を観たかった。
でも・・・今ここで観客の心を動かさねば行けないのがトライアル・・・辛い。

【a】文句なし!ずるいわ~!笑いのセンス、哀愁、青木さんの魅力がこれでもかと溢れ出んばかり、いや溢れ出しまくりの大洪水でした。噛みも激減し、息切れも気にならなくなり、二次からまた一段と良くなった。これはもう間違いがない。ブラボー!


ほんとに・・・この中から選ばれるのが2組だけというのが惜しくて仕方ないラインナップでした。
惜しい・・・ほんとに惜しい。
選ばれた2組、どちらももう間違いなく素晴らしい作品でしたので、本戦で観られる方には、ぜひ楽しみにしておいて頂きたいです!
二次、三次と観てきたわたしも、ここから上演時間二倍に拡大された作品を観るのが楽しみです。

ハチミツアッシュ

ハチミツアッシュ

meyou

ACT cafe(大阪府)

2016/06/25 (土) ~ 2016/06/28 (火)公演終了

満足度★★★

はじめて
やっと覚えました、「meyou」の読み方(笑)
わたしとあなた、その意味するところも教えていただき、素敵だなぁと。

ハチミツアッシュ、大筋はある、でもその日そこで起こることは、その日限り、生まれては消えてゆく泡のような時間。
演者が心の動きに身を委ね空間にたゆたう様は、無音の中にもまるで音楽を奏でているような心地よさ。

個人的趣向では、すっきり晴れたお天気の日より。
しとしと外では雨音が響く中で観たい。
そんなしっとりした艶めかしさもありつつ。

演者も観客も、等しく今この目の前にいる生身の人間の思考を想い寄り添う。
まさしく、わたしとあなた、上質の空間でした。

ネタバレBOX

諏訪いつみさんの身体能力が。。。
いや~動作が美しいとは以前から思ってましたが・・・身体に負荷をかけて支える姿勢に、その強靭な筋力を目の当たりに。
素晴らしかった!

大江雅子さん、どちらかというとシュッとしたお芝居してらっしゃるところばかり観ていた気がするので。
こんな無邪気な感じのする大江さんが新鮮でした。

一瀬尚代さん、あぁ、わたしはこの人の笑顔が大好きなんだなぁと(笑)
あそこであんな楽しそうな笑顔が観られるんだ~って思うと、また会いに行きたくなるよな、そんな笑顔でした。
新聞紙のドレスが存外素敵で、ただの紙切れがみるみるドレスに変貌してゆくのが面白かったです。
愛はレッド・ミラージュ~平成・真田拾勇士~

愛はレッド・ミラージュ~平成・真田拾勇士~

劇団舞台処女

クレオ大阪南(大阪府)

2016/06/18 (土) ~ 2016/06/18 (土)公演終了

満足度★★★

社会派
真田幸村の史実を使った社会派現代劇。
扱ってるテーマが、思ったより重かった。

親に出生届けも出されないまま、法律的にはこの世に存在しないままに公園に捨てられてしまった10人の幼い女の子達。
グループ企業内での派閥争いに敗れ借金まみれで自殺を考える男性。
10人と一人との出会いから物語は始まる。

関ケ原以後、豊臣方に付いて真田丸を築き、徳川方を追い詰め和解に持ち込む、その辺りをモチーフに。
ここで築かれた真田丸は、ショッピングモールの搬入口に建てられたテント販売所でしたが(笑)

企業の在り方、戸籍のない子供、その辺りにシリアスに取り扱っているお芝居でした。
わたし平野区のことちっとも知らないのだけれど・・・そういう問題と向き合っていたりするのかな?

全体的に、笑いをふんだんに盛り込んで、かわいい女の子達が元気よく駆けずり回っていて。
扱ってるテーマは重たい部分ありつつ、観やすくする工夫はなされてた印象。
でもそうだなぁ、客席は普段観劇あまりされなさそうな方が割と多かったように見受けられる中、140分は少し長く感じられ・・・上演時間はもう少し絞った方が良かったかな。
そして始まりのシーンと終わりのシーンが・・・なんだかシュールでした(笑)
全体的にエンタメ要素の強い中に、そこだけアングラ感が。。。
いや、思い起こせば、ちょいちょいシュールな演出あったかな。。。


ネタバレBOX

女の子達、可愛らしかったのですが。。。
どうも、名乗りのシーンや、わちゃわちゃするシーンや、節々に何言ってるのか全くわからないシーンがあったのが難点でした。
雰囲気だけで楽しめましたが。

徳川親子の、西川さんと白井さんのシーンが良かったです。
西川さんは笑いに長けていらっしゃるし、白井さんの存在感はずば抜けてました。
お二人のシーンには、なんか安心感がありました(笑)
アタシたちには明日しかない【全公演無事終演しました!ご来場ありがとうございました!】

アタシたちには明日しかない【全公演無事終演しました!ご来場ありがとうございました!】

Cheeky☆Queens

in→dependent theatre 2nd(大阪府)

2016/05/27 (金) ~ 2016/05/29 (日)公演終了

満足度★★★

お疲れ様!
女の子だけグループ、支えや助けもありつつ、若い身の上でこの大きな舞台を背負っての旗揚げ公演はプレッシャーも大きかったことかと。。。
何よりもまず、お疲れ様!頑張ったね!とお祝いを述べたい、そんな気持ちになる公演でした。

お話の展開的には、ベタの王道をまっしぐら。
その分やりやすくもあり、観やすくもあったかなと思います。
その分・・・深みは足りず多少の物足りなさがあったことも否めず。
一部ご都合主義過ぎるかな~でも観に来た人がスカッと清々しく帰れるのはいいことかな~とも思ったり。

兄貴分のスタージャックスが男性グループなのに対して、こちらは可愛いうら若き女子グループ。
華やかさは、さすがに断然こちらで(笑)
可愛らしかった!ハツラツとしてた!みずみずしかった!
そんな元気いっぱいパワーで今後の活躍にも期待します☆

ものわかりのいい病院

ものわかりのいい病院

かのうとおっさん

大阪市立芸術創造館(大阪府)

2016/06/03 (金) ~ 2016/06/06 (月)公演終了

満足度★★★★

爆笑!!
千秋楽の前にね、少しくらい遅刻しても話ついていけるよっていう、なんてこと言うんだ!?みたいなつぶやきがあったのです、あろうことか劇団自ら。
まさか・・・そんなばかな・・・!?と思って回想してみたら、あっほんとだ♪ってなりました(笑)
それが、かのうとおっさん!!
観た皆さんも是非振り返ってみてください・・・恐ろしく得心しますので・・・。
だって延々と総回診、しかも全く意味のわからない総回診。

そんな感じで、全編ボケ満載、ツッコミどころ満載で、爆笑を休ませてくださることがありませんでした。
よくよく振り返ると、感動的な場面もあったのです。
それはもう涙ぐんでしまうような、名場面。
でもそこじゃあない、かのうとおっさんは、そこじゃあない的な(笑)
とても楽しく良い時間を過ごさせていただきました☆
笑った笑った~。

ネタバレBOX

個人的には、ヤス子はやっぱ可愛くて笑いもデキるオールマイティキャラクターだなぁと惚れ直し。
引っ張りだこ人気俳優の河口さんの扱いのひどさが、ぐっじょぶやなぁと満足やったり(笑)
くにえださん・・・色っぽいな!エロいな!
泉さん・・・久しぶりの役者業でこんな出てると思わなかったよ・・・しかもイケメンキャラ枠だなんて思わなかったよ・・・はだけたバスローブの裾気にしすぎだよ・・・かえって変態くさいよ・・・とか。
他にもたくさんたくさん、盛り盛りに豪勢なキャスト陣にも見所満載でした♪
ルービックキューブ

ルービックキューブ

ThE 2VS2

in→dependent theatre 1st(大阪府)

2016/06/04 (土) ~ 2016/06/05 (日)公演終了

満足度★★★

なんだかねぇ(笑)
ひっさしぶりの2vs2、どうした2vs2?わたしの記憶にあるよりシモ度が激しいぞ?(笑)
開演前から、いつも恐ろしく凝った当日パンフということで関西小劇場界隈をザワつかせている、その当日パンフをじっくり眺めながら楽しませて頂きました。
今回のはなかなかにお洒落でシュッとしたものでした。
雨降りでしたので、コンパクトサイズなのも良かった・・・過去とんでもない様々なものを見てきているのでっ。

けっこーそこそこな数のコント観たと思うんです。。。
だがしかし、帰路につく時に意識を占めていたのは、脱糞のことのみでした。
まぁ、それはそれでいいかな~と思わせてくれる帰り道でした。

無名劇団第23回公演「無名稿 機械」

無名劇団第23回公演「無名稿 機械」

無名劇団

浄土宗應典院 本堂(大阪府)

2016/06/10 (金) ~ 2016/06/12 (日)公演終了

満足度★★★

センスの良い演劇
何から書こうかな・・・と思う。
最近ではお芝居を観る時には、良くなかった所より、良かった所に着目できるようなみかたができるようになりたいなと思っています。
しかし・・・良くなかった所のインパクトが大きくて・・・それはひとまずBOXにしまっておいて。

そうですね~美術、美しかったですね。
開演前、ぼんやり厳かな気持ちで眺めてました。
そんな厳かな美術の前で繰り広げられる、女性同士特有の陰湿なエゴのぶつかり合い。
それを書いたのが男性だというのに驚く気持ちもありつつ、少し納得する気持ちもありつつ。
なんとなく、男性からみた女性の陰湿さのような気もしないでもない。
女性が書くともっと生々し過ぎてエゲつなくて嫌かな~って(笑)
男性が書く、これくらいでちょうどいい・・・。

その女性の悩みを聞く靴磨き職人の竹村さんが良かった。
存在が際立ってました。
あの靴磨き職人悩み相談室シーンを、もっと全般的に効果的に挟んで欲しかったかな。。。

この作品は技術面において、もっともっとブラッシュアップできる。
そのブラッシュアップしたものを観たい・・・と思うので、再演を熱望します。

ネタバレBOX

まず、観劇環境の問題が。。。
わたしの観劇は千秋楽でしたので観る前からSNSで予備知識はあったものの、確かに視界が悪かった。
あれでは最前列でないと、ちゃんと観ることは叶わなかったろう。
実際、今台詞を言っているのは誰なのか、隠れて見えないからわからない部分も多数。
隠れていたり、低い位置の芝居も見えず、一部何が行われているのかわからない。
そんな中でも、まだ冒頭辺りは役者の周りや背後で身体が動き回りチラチラ横切って行く演出があったので・・・視界を遮る客席の人影も、舞台上の人影と一体化させる、そんな意図があったのかな・・・なんて思ってみたりもしました。
しかし應典院において客席は必ずしも入口側に並べなくてはならないことはなく。
設営でまだ工夫できる余地はあったのではないだろうか・・・と思います。

今誰が何を言っているのかわからない、というのは、何も見えていないからとうだけではなく。
みんな同じに聞こえるくらい、劇団員の役者さんに個性がなかったのです。
すらすら~っと台詞を言ってる、そう台詞を言っているのです、そこに中身が入ってない。
そんな言葉を吐き出すのに、そんな言い方にはならない、今ほんとにそう思ってる?という違和感を感じることしばしば。

芝居の合間にパフォーマンスが挟まれるシーンもあり、そういう身体表現の使い方が無名劇団のセンスの良さ、魅力のひとつではないかなと思うのですが。
振付はどなたが担当されているのかなと、当日パンフで確認してみたら、記載がない。
せっかくのセンスの良さも、表現できるだけの質が備わっていなければ、違和感を生む。
専門でやられている振付師さんをお願いするか、劇団員でやるならやるでそのレベルまで鍛錬するか、でないともったいないです。

あと、構成的にムラがあったように感じました。
それはそれで意図的だったのかもしれませんが、観た印象ではまんべんなくの方が良かったかな。
上田ダイゴ×立花裕介トークライブ

上田ダイゴ×立花裕介トークライブ

上田ダイゴトークライブ

デジタルカフェ-スクリプト-(大阪府)

2016/06/08 (水) ~ 2016/06/08 (水)公演終了

満足度★★★★★

タブーなきトーク
立花さんといえば・・・すっぽんラジオや観劇部でトークを披露する場が多いので、フリートークは比較的聴きなれている。
観劇部はそんな攻めすぎないけど、すっぽんラジオでは失うものはないもないといわんばかりの攻めよう。
このトークライブでは、そんなラジオと同じ攻めっぷりでした。

みてると・・・あぁダイゴさんは真面目だったんだぁなと、御本人にとっては嬉しくないかもしれないことを思ったり(笑)
でも、ダイゴさんはダイゴさんでいて欲しいなぁとも思いました。

30GP大反省会

30GP大反省会

上田ダイゴトークライブ

デジタルカフェ-スクリプト-(大阪府)

2016/05/11 (水) ~ 2016/05/11 (水)公演終了

満足度★★★★★

打ち上げライブ見学の如し
ほんとにね、打ち上げを観覧しているかのような(笑)
集ったメンバーがとっても豪勢で!
そりゃそうだな~あの熱い戦いな30GPの出場者がほぼほぼ揃ってるんだもん、豪勢にもなる。
デジカフェに、見た事ないくらい大人数の人々がひしめきあってました(笑)

前半は30GPにまつわる、よもやま話。
後半はまさかのトークトーナメント戦。
優勝は山本香織さん☆
このトークライブ全体も、もれなくツッコミで盛り上げておられ、MVPでした。

とっても盛り上がった30GP、その後夜祭的なこの大反省会もとっても盛り上がり。
ほんとにするっとまるっとすべからく、今期の30GPはいいイベントだったな~と思います。

そして・・・こんな使わなくていいところで全ての運気を使い果たしてしまった有元さんを心配致します(笑)

上田ダイゴ×鈴木洋平トークライブ

上田ダイゴ×鈴木洋平トークライブ

上田ダイゴトークライブ

デジタルカフェ-スクリプト-(大阪府)

2016/04/13 (水) ~ 2016/04/13 (水)公演終了

満足度★★★★★

王子様だと、思ってたのですよ
わたしの中での、イメージの話です。
だって、お話しなんてしたことないですし、フリートークされてるところも拝見したことないですし。
舞台の上の洋平さんしか存じ上げず。

シモでしたね、熱く振り切ったシモネタでしたね!!
そこまで熱く語られてしまうと、もうシモネタも青春です。
お陰様で、わたしの中でのイメージは更新されました、いいのか悪いのか(笑)

上田ダイゴ×嘉納みなこ(かのうとおっさん) トークライブ

上田ダイゴ×嘉納みなこ(かのうとおっさん) トークライブ

上田ダイゴトークライブ

デジタルカフェ-スクリプト-(大阪府)

2016/03/09 (水) ~ 2016/03/09 (水)公演終了

満足度★★★★★

女版・高田○次
コントなど観るにつけ、そのシュールな笑いに常に抱腹絶倒だったものですが…。
今回初めてフリートークを拝見し、ここまでクレイジーな人だとは思いもしませんでしたっ(笑)
なにひとつまともなこと言いやしない!!
もうダイゴさん、フルマラソン完走し終えた後のような疲労困憊っぷり!
いや~面白かったですねぇ。
かのうみなこさん、なんてオソロシイヒト(笑)

このページのQRコードです。

拡大