マリナの観てきた!クチコミ一覧

41-60件 / 337件中
GIRLS(大好評終演御礼!次回MUは11月コメフェス、2018年2月下北沢駅前劇場・下北沢演劇祭へ参加!)

GIRLS(大好評終演御礼!次回MUは11月コメフェス、2018年2月下北沢駅前劇場・下北沢演劇祭へ参加!)

MU

【閉館】SPACE 雑遊(東京都)

2017/05/24 (水) ~ 2017/05/30 (火)公演終了

満足度★★★

Bプログラム観劇。今回もやっぱり面白かった!
お友達にAプロの話しを聞いて、両方観たかったと後悔しきり。
個人的に「ヲトメ」「面倒くさい」はタイムリーなキーワード。
おっさん(?)が書いた乙女心はおばさんにも届きましたよ。

ネタバレBOX

めんどくさい人>男性陣が脱ぐ脱ぐ。最前列は目のやり場に困った。
青い鳥のメタファーが自分自身なんてまさに乙女。
露悪的な態度でひとの本心を試すのはある意味定番かもだけど、
それってある意味自分に希望をもっていないと出来ないことだよね。
個人的には美奈子!(胸が)イタタ!!って感じ。しかしそれもまた乙女心。
武藤・今口や野木夫妻の関係性も興味深かった。
キャストはみなさん素敵だったけど、『CANDY CITY』で拝見して気になっていた兎洞大さんがやっぱり気になる。
文字通り怪演。MUご出演で大注目だった橋本昭博くんの今回の役は結構衝撃。
わたしの冬夜が半グレのチャラ男になってた(笑)でもやっぱり声が爽やかなの。ギャップ萌。

初恋は消耗品>サブカルくそ女とおしゃれ雑貨屋のバツいち店長。
文字にするだけでちょっと引く設定。そのうえ、自分のこと可愛い認定ハンパないし(笑)
こじらせ女子の頭でっかちさんがしあわせになれると良いのにね。ままならないのが気持ちと人生だよ。
月いちリーディング / 17年5月

月いちリーディング / 17年5月

日本劇作家協会

座・高円寺稽古場(B3F)(東京都)

2017/05/27 (土) ~ 2017/05/27 (土)公演終了

満足度★★

対象作品に対し、意見を出し合ってブラッシュアップするという企画。
作品自体は?な部分も多く、俳優陣の演技に随分と助けられていた印象。
初参加でいろいろ面白かったし勉強にもなったんだけど、
どうしてか今いちばん印象に残ってるのがゲストの前田司郎さんでした。

山笑う

山笑う

小松台東

三鷹市芸術文化センター 星のホール(東京都)

2017/05/19 (金) ~ 2017/05/28 (日)公演終了

満足度★★★

壮大に革命を描くのも演劇なら、ひとつの家族の葛藤を描くのも演劇。
いちばん身近な人に素直になれないって切ないなぁ。
小松台東は初観劇でしたが、宮崎弁がやさしい、しみじみとした良い作品でした。
座る位置を変えてもう一度観てみたかったです。
劇場の受付から葬儀の設えで、お香の香りもしていたような。
開演前のアナウンスも葬儀のご案内みたいだったし、いろいろ拘ってるなぁ。

天の敵

天の敵

イキウメ

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2017/05/16 (火) ~ 2017/06/04 (日)公演終了

満足度★★★

毎度思うのだけど、一体どこからこの発想がでるのだろうか。
今回も奇想天外でありながらラストシーンの余韻が切ない作品でした。
しばらくトマトジュースは飲みたくないかな(笑)
シアターイーストは客席と舞台が近くて、今回のような作品では表情がよく見えて良かったと思う。

60'sエレジー

60'sエレジー

劇団チョコレートケーキ

サンモールスタジオ(東京都)

2017/05/03 (水) ~ 2017/05/21 (日)公演終了

満足度★★★

このクオリティのお芝居をこの距離でこのお値段で観られることに感謝。
長さを感じさせない良い作品でした。
1964年、東京オリンピック前後の東京で、地方からの集団就職の少年を迎えた蚊帳工場、
この劇団には珍しく市井の人々の物語。
「蚊帳」と聞いただけで切ない話になるのだろうなぁとは思っていたけれど、やはり最後は涙。
持たない者たちが助け合っていた時代だとしても清と悦子の愛情深さは心に響いた。
集団就職、町工場で「梅ちゃん先生」の野村周平くんを思い出した。
確かあちらは時代の波に乗った結末だったよね。
確かに生活はより便利により豊かになっているし、わたし自身もそれを享受している。
でもそれが良いことばかりではないことも薄々気が付いている。
気が重くなるようなニュースが多い昨今、30年後のわたしたちは一体どんな暮らしをしているのか。
選択を誤らずにいられると良いなぁと感じた。
相変わらず俳優さんたちは素晴らしい出来。
ただ、西尾さんは町工場の跡取りにしては品が良すぎるかも(笑)
上演中にアラームが2回鳴ったのが残念至極。

スキップ

スキップ

ナッポス・ユナイテッド

サンシャイン劇場(東京都)

2017/04/26 (水) ~ 2017/05/05 (金)公演終了

満足度★★★★

原作を損なうことなく舞台に載せてあり、改めて名作だと感じた。
17歳真理子は台詞の硬さが却って清潔感を感じさせ、42歳真理子は意志の強さの中に可愛らしさが見え隠れしていた。
初演とは違う場面で涙が出て、自分の年の重ね方にも思いを馳たり。
10代の心はとても鋭利で自分も周囲も傷つけがちだ。
年を重ねると入れ物と一緒に心にもいろんな物がくっついてくるのはある意味自衛手段だよな、と思う。
くっついた物がクッションになって、わたしは少しだけ楽になれている気がするのだ。
そう思うと真理子の状況の過酷さは想像して余りある。
「思った程酷くない」という台詞で笑った人たちも、いつか時の残酷さを身を以て感じることがあるのだろうか。
それとも、我が身は埒外と思い続けるのだろうか。
自分は新田くんのように魂を見つめられる目を持ちたいなぁと思わずにいられない。

ダズリング=デビュタント

ダズリング=デビュタント

あやめ十八番

座・高円寺1(東京都)

2017/04/19 (水) ~ 2017/04/23 (日)公演終了

満足度★★★★

西洋画版のみ観劇。あやめ十八番は初見。
全てがハイクオリティで、演劇としてとても良いものを見せてもらった気がする。
引き込まれてあっという間の2時間半でした。
またチェックする団体が増えちゃった。
本当に1バージョンだけでも観られて良かったです。

グリーン・マーダー・ケース

グリーン・マーダー・ケース

monophonic orchestra

Geki地下Liberty(東京都)

2017/04/11 (火) ~ 2017/04/16 (日)公演終了

満足度★★★

原作未読。本格ミステリーってトリックありきな印象だけど、ちゃんと人間ドラマとして描かれていた。
このクオリティの芝居を至近距離で観劇できたのは幸せな事。
上演時間の長さと椅子だけなんとかなれば言うこと無しなんだけど。
かじもんは本当に安定してたし、須貝くんが良い声だった。
ホチキスの時とは違うシリアスな陽ちゃんも新鮮だったし、小玉さん、ざんさんと大好きな女優さんも堪能しました。
次再演するならレッドシアターとか椅子の快適な所が良いなぁ。膝が辛すぎて最後集中力を欠いちゃってすごく悔しかったのよね。

夜と夜

夜と夜

mizhen

Yoga&Kidsdance スタジオ RireRire (東京都世田谷区玉川台2-1-15 3F)(東京都)

2017/04/01 (土) ~ 2017/04/02 (日)公演終了

満足度★★★

女性二人の気持ちの機敏を描いた小品。
ああいう感覚は身に覚えがありすぎてちと痛い。
身体表現、歌、ラップetc. 実験企画の名に違わずチャレンジングな感じでした。
この企画が次の本公演にどう生きてくるのか楽しみです。

鍵泥棒のメソッド

鍵泥棒のメソッド

演劇集団キャラメルボックス

サンシャイン劇場(東京都)

2017/03/02 (木) ~ 2017/03/12 (日)公演終了

満足度★★★

岡田×畑中コンビは安定の面白さ。そしてじっきーが可愛い!
初演の細かい演出は覚えていないんだけど、オープニングのあのシーンはスッキリ観やすくなりいい感じ。
逆にラストの車がクラッシュする場面はもうちょっと盛ってもいい気が。
個人的には編集部のシーンが大好き。あんな個人的なこと仕事みたいに振って、普通に「了解です」って本当に笑える。
今日は一番下手での観劇だったが、映像の文字が三分の一しか見えなかったのが残念。

新人抜擢ステージ>劇団初の試みだそうだが、抜擢された二人の緊張感がこちらにも伝わってくるような舞台だった。
山崎くんが小銭を2度3度と落とした時は客席が固唾を飲んで見守っていたと思う。お客さんが育ててるなぁという感じがひしひしと。
コンドウ役の面白さって入れ替わったときの強烈な違和感だと思うんだけど、石橋さんのコンドウは、割と普通に居そう。
香川さんとか岡田さんの「チェックのシャツとチノパン」の似合わなさはハンパないから。
そして山崎くんの服だったらズボン丈で自分のではないとわかりそうだ(笑)
岡田さんの工藤は、わたしには「楽しそう」に演じているように見えたのだが、
アフタートークで「初日なので緊張した」と話されていた。
緊張感も一生懸命さも見せないのがベテランの凄いところなんだなぁと感心。新人の皆さんも頑張れ!

ミラクル祭’17(ミラフェス’17)

ミラクル祭’17(ミラフェス’17)

新宿シアター・ミラクル

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2017/02/18 (土) ~ 2017/02/26 (日)公演終了

満足度★★★

Bversionのみ観劇。随分と振れ幅の大きな取り合わせでした。
こうなるとAがどんなだったかが非常に気になります。

ハセガワアユムグループ『CANDY CITY』>相変わらずアユムさんの短編は秀逸。
特に今回のような軽やかだけどなんかいろいろ深いぞってやつは大好物です。
反芻してニヤニヤが止まらない。次回のMUも楽しみです!

劇団ミックスドックス『やねうらコスモス』>初見の劇団でしたが、妙に既視感があるなぁと思ったら凄くキャラメルっぽい!
後で調べたら、ここって山根翼くんが以前所属してた劇団だったのね。
全体のこなれ感はともかくSFファンタジーとしてなかなか楽しかったです。

淵、そこで立ち止まり、またあるいは引き返すための具体的な方策について

淵、そこで立ち止まり、またあるいは引き返すための具体的な方策について

カムヰヤッセン

ワテラスコモンホール(東京都)

2017/02/16 (木) ~ 2017/02/19 (日)公演終了

満足度★★★

カムヰヤッセンはいつ以来かな?と思って調べてみたら2010年に観たのが最後らしい。
随分と間が空いた、というか観たことあるというレベルですね。
それはちょっと勿体なかったな、と思うくらいの良いお芝居でした。
深刻な内容なのに過激な言葉も過激な演出も一切無く、ただ染み渡ってゆきました。
俳優としての北川さんが良いなぁ。
昨日観た作品との地続きな部分とか、これからグルグル考えます。

「どうか闇を、きみに」

「どうか闇を、きみに」

空想組曲

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2017/02/16 (木) ~ 2017/02/19 (日)公演終了

満足度★★★

ほさかさんらしい、ダークな作品。
覚悟はしていたのですが、いつになく刺さりました。
三浦涼介くんの舞台は初めてだったのですが、
これからが楽しみだなと思いました。

月ノ原中学校音楽準備室(再演)

月ノ原中学校音楽準備室(再演)

ブラシュカ

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2017/02/04 (土) ~ 2017/02/05 (日)公演終了

満足度★★★

劇団競泳水着の上野友之、キリンバズウカの登米裕一、mizhenの藤原佳奈の3人が描く連作短編のリーディング公演。合唱部の部室だった音楽準備室と、ひとりの男の子にまつわる3つの愛の物語。プラス幕間には彼らを知る元音楽教師の儚い恋物語を笑いを交えて。出演者はすべて女優さん。2日間4公演だけなのがもったいないような素敵な作品でした。

ネタバレBOX

「面と向かって言えないけれど2」(上野友之)
メール、ライン、手紙での往復書簡。この形式ってリーディング公演ではありがちだけど、中学時代と大人になってからを違う女優さんでやるのはちょっと新鮮。途中で結末の予想はついちゃったけど、やっぱり上野さんは上手いなぁ。

「合唱部部誌」(登米裕一)
劇中にアカペラで2曲。素敵な歌声でしたが、他の2本に比べて歌に比重がかかりすぎていた感じ。キャストの数も歌ありき?作品のクオリティとは関係なく、個人的にあの結末はスッキリしないなぁ。ココロの都合の良い自己完結としか思えなかった。

「フナムシ」(藤原佳奈)
今回のお目当てだったが、期待通りすごく良かった。ひとり芝居でモノローグの所為か、他の2本とはあきらかにテイストが違っていた。文学作品のような雰囲気と言葉選びがとても好きで、其処此処にいろんなものが刺さりまくりだった。更に佐藤みゆきさんの演技と歌の所為で、 帰り道、グルグルといろんな感情が押し寄せてきた。是非上演台本を読みたいと思った。

「幕間 歌子の恋」
やっぱり小玉さんの吸引力は凄い。幕間で前の作品の余韻は吹っ飛びました(笑)
良い意味でリセットです。歌子の来し方行く末が気になります!
ホチキスミュージアム

ホチキスミュージアム

ホチキス

劇場MOMO(東京都)

2017/01/14 (土) ~ 2017/01/22 (日)公演終了

満足度★★★

『ホチキス定食』に続く短編集の第2弾。ホチキスはこういう細かいネタの作品が楽しくて本当に好き。今回は『ハンマープライス姉妹』がお気に入り。ゲスト芝居は小玉さんとかじもんで、まさにムズキュンでした。
そして相変わらず面白い以外の感想が書きづらい(笑)

TERMINAL

TERMINAL

SANETTY Produce

新宿村LIVE(東京都)

2017/01/18 (水) ~ 2017/01/22 (日)公演終了

満足度★★★

誘われなかったら絶対に観ないジャンルの芝居。全体的に冗長で盛り過ぎな感じ。某作品に酷似しているとの噂も。当パンもなく、いろいろ残念。好みは人それぞれ。芝居選びは難しいね!

フォトジェニック

フォトジェニック

鵺的(ぬえてき)

【閉館】SPACE 梟門(東京都)

2017/01/10 (火) ~ 2017/01/15 (日)公演終了

満足度★★★

鑑賞日2017/01/13 (金)

今年の観劇始め。
サスペンスのつもりで観ていたらガチでホラーでした。
スクリーンを使った演出が面白かったし、映像も美しかった。
何より女優さんたちの演じ分けが素晴らしかった。
終演後に劇場前のフライヤーを見たら「あぁ!」と腑に落ちた感じ。
個人的に過激な設定や演出は割りと好きだったはずなのに、
ラストで微妙にモヤモヤが残り残念。

昭和ブレーメン

昭和ブレーメン

ナ・ポリプロピレン

駅前劇場(東京都)

2016/12/29 (木) ~ 2016/12/30 (金)公演終了

満足度★★★

毎年年末恒例のイベント的上演。
今年も全力でバカやっていて楽しかった!!爆笑の中での2016年観劇納めでした。
陰山さんが鷹の爪団の総統にしか見えなかった(笑)
一応今年で終わりの予定らしいですが、来年も是非やってほしいなぁ。

4センチメートル

4センチメートル

風琴工房

ザ・スズナリ(東京都)

2016/12/21 (水) ~ 2016/12/29 (木)公演終了

満足度★★★★

歌のクオリティは置いておいて、ミュージカル調ありロック調ありヒップホップ調ありと盛りだくさん。歌詞がしっかり芝居に入り込んでいてミュージカルが苦手なわたしも違和感が少なかった。初日の為か転換が多少ワサワサした感じだったが、美術は安定の風琴工房クオリティ。現実の話を題材に取った内容ながらも登場人物の仕事に対する姿勢は会社員の理想、ある種のファンタジーだよな、と思った。まあ、そこにウルッとしたわけですが。個人的には逃げ恥並みに胸キュンシーンあり!!
これから全体的にこなれてくれば、いろいろ改善しそう。

千穐楽観劇
初日に比べて格段にミュージカル度が上がってた!歌も転換も安心して観ていられました。今回一番好きだったのはプロポーズのシーン。護られていた女の子が自分から人生を選び取っていく姿が眩しかったなぁ。津埜くんはきっと尻に敷かれるね(笑)

組曲『遭遇』

組曲『遭遇』

空想組曲

サンモールスタジオ(東京都)

2016/12/07 (水) ~ 2016/12/14 (水)公演終了

満足度★★★

久々の短篇集。バラバラなようで繋がっていて、怖くて笑えて盛りだくさんだった。
鍛治本くんのひとり(ふたり?)芝居が秀逸。秋の劇団ツアーを経て、確実に一皮向けた感じ。中田顕史郎さんの安定感の素晴らしさ。あの帽子が似合うのは彼だけでしょう。岡田アガサさん、申し訳ないけど、どうしても「それは小玉さんの役」と思ってしまう。むっちゃんは相変わらずかわいかった!!

このページのQRコードです。

拡大