アスの観てきた!クチコミ一覧

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Béranger

Béranger

EgofiLter

シアター711(東京都)

2015/05/13 (水) ~ 2015/05/17 (日)公演終了

満足度★★★★

時間を長くは感じない
登場人物一人一人にエピソードが込められているので
伏線なども多く、集中力を必要とするが
2時間が長くは感じませんでした。
ただちょっと複雑になってしまっているので
エピソードをもう少し削った方がわかりやすいと思います
コミカルな部分もありイヨネスコが魅力的に描かれていて面白かったです
久しぶりにエゴフィルターさんの作品を拝見しましたが
また機会があったら観たいです

ネタバレBOX

ナイフ、跡取り問題、売春宿、逃げてきたロシア人達など
盛りだくさん過ぎるような気がしました。
イヨネスコの原点を巡る旅というコンセプトなら
イヨネスコを中心にアンドレア、イヨアン、シオランの
エピソードをもう少し深く観てみたかったです
後半イヨネスコとアンドレア二人の会話から
イヨネスコの作品が生み出されていく様や
危機的状況に陥ってからの葛藤のシーンは
とても面白かったです。
台詞が中々聞き取りにくい部分も結構あったりして
演者さんの力の差をちょっと大きく感じました
「魔法」がかなりのキーポイントだと思うのですが
魔女さんがちょっと・・・私はあまり受け入れられなかったです。
Over The Line

Over The Line

EgofiLter

シアター711(東京都)

2013/06/26 (水) ~ 2013/06/30 (日)公演終了

満足度★★★

絡み合う物語
まずは舞台のセットが素晴らしかったです
昭和の雰囲気を醸し出しているバーカウンターなど
最初から話に引き込まれて行きますが
時間や空間、現実と幻想
色々と絡み合ってはいるのですが
それが複雑さを招いて話はやや難解でした。

ネタバレBOX

戦後の沖縄や戦争によって人生を狂わされた人々など
独特な世界観の中でストレートに伝わってきて
グッとくる場面もありましたが
色んな物語が詰め込まれ過ぎてるように感じました
千里と天の邪鬼

千里と天の邪鬼

東京OverAgeシアター

ウエストエンドスタジオ(東京都)

2012/11/22 (木) ~ 2012/11/25 (日)公演終了

満足度★★★

引き込まれるお話
物語序盤から軽い笑いを含ませつつ
重くなりすぎないで、後半へ持って行く感じが見やすく
最後はかなり客席から鼻をすすってる音が聞こえました。
素敵な物語でしたが3時間弱はさすがに厳しいかなと感じました。
もっと削ってスマートにした方が、より入り込めたと思います。

ネタバレBOX

役者さんは力量の差がかなり激しかったかなと思います。
ライブなので完璧は難しいと思いますが、それにしても
言い直したり、とちったりが多かったのでこちらの集中も切れる感じがしてしまいました。
アクションに関しては、スローモーションに頼らず
正直もっともっと頑張って欲しいです。
四谷怪談

四谷怪談

舞活道 自由童子

シアター風姿花伝(東京都)

2012/09/06 (木) ~ 2012/09/09 (日)公演終了

満足度★★★★★

新しい解釈
色々な四谷怪談を観ましたが
こういう解釈があったのかと思わせるような展開でした
それも原作の世界観を保ちながら、無理のない展開で
四谷怪談がここまで純愛物になるのかと、素晴らしかったと思います。
今回もセットが素晴らしく、小劇場でここまで出来るのかと
思わせるような戸板返しやどんでんを使った仕掛けなど
視覚的にも大満足です。
そしてお岩さんが特に印象的でした
四谷怪談なのでお岩さんが印象的なのは当たり前かもしれませんが
それにしても鏡を見るシーンは本当に見事でした
全体的にも個性的な役者さんが揃っていて見応えがありました。

幹事の器

幹事の器

劇団TEAM-ODAC

テアトルBONBON(東京都)

2012/04/05 (木) ~ 2012/04/08 (日)公演終了

満足度★★★★

個性豊かなキャラクター
登場人物は多いのですが、皆個性豊かで一人一人が
とても魅力的でした、役者さんも達者な方が多くて
何も考えずに物語を楽しめてとてもよかったです
プロジェクターを使うシーンで映像が出なかったのは
アクシデントでしょうか?写真が見れなくて残念でした
アクシデントでなければ随分グダグダした感じですが・・・。
物語も観た後に心がほっこりする感じで
途中たくさん笑い所もあり、劇場を出る時には
面白い物をみたなとスッキリした気分でした
次回も拝見したいです。

LOST & FOUND (ロストアンドファウンド)

LOST & FOUND (ロストアンドファウンド)

東京ストーリーテラー

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2012/03/02 (金) ~ 2012/03/11 (日)公演終了

満足度★★★

人の温かさが
感じられる物語だと思いました。
出てくるキャラクターも様々で楽しいのですが
中盤はちょっとダレた感じですこし長く感じてしまいました。
良い意味でも悪い意味でも裏切られないお話。

ネタバレBOX

最後、手紙で本当の母の温かさに触れた事で
家族への考えが変わった主人公

でも結局おばあさんとは一緒に暮さない方向なんですよね?
私はそう受け取ったんですが・・・。

恋人と家族になろうとする前向きな意思は良いと思うのですが、おばあさんは結局他の人に任せるのかと思うと『家族愛』的なテーマが薄っぺらい感じがしました。

主人公にしろ、はるかさんにしろ結局は他人ではありますが
最後の母親からの手紙の内容を考えると、おばあさんとも家族になって欲しかったかなと。

物語は最初から最後まで予想通りに進んでいく感じで
安心感や安定感といった所はバッチリですが、あまり予想通りすぎると
退屈かなと思いました。

と、色々書きましたがこういうお話は好きで
ラストは皆良い人~的な締め方も私は好きなので
次回公演も観てみたいなと思いました
「仮病ガール」

「仮病ガール」

楽園王

上野ストアハウス(東京都)

2011/12/15 (木) ~ 2011/12/18 (日)公演終了

満足度★★★★

不思議な世界
仮病ガールという題名からは想像もつかない様な物語が繰り広げられ
なんとも言えない不思議な世界観がとても心地よかったです
台詞回しが独特で、最初のうちは気になってしまったのですが
段々とその独特な台詞回しが気持ち良くなりました
しばらく公演が無いと言う事でとても残念ですが
また拝見できるのを楽しみに待っています

一握の紲

一握の紲

集団as if~

萬劇場(東京都)

2012/02/22 (水) ~ 2012/02/26 (日)公演終了

満足度★★★

世界観
ネガティブコメディの世界観好きです
ただ観る回にもよるとは思いますが、今回のインプロは前回よりも
グダグダで相変わらず必要性を感じなかったです。
インプロに時間を割くよりも、序盤の導入部分をもっと丁寧に
演じて欲しかった、スピード感はあって良いのですが
初めて観る立場からすると単純に聞き取れない部分も多く
必要な説明が理解できず、物語後半で最初に言ってたのはこの事かな?
となりました、最初から理解できていれば、もう少し深く世界観を感じられたかなと思い残念。

Lullaby

Lullaby

進戯団 夢命クラシックス

SPACE107(東京都)

2011/11/09 (水) ~ 2011/11/13 (日)公演終了

満足度★★

多すぎる登場人物
史実に基づいている部分と、そうでない部分が入り乱れていますが

戦国時代の歴史に詳しくないと
物語について行けないのでは無いかなと思います

詳しくはネタバレにて・・・。

ネタバレBOX

とにかくたくさんの武将や、その部下が次々と出て来ますが
一人一人のエピソードは、ほぼ無く印象に残らないです。
実際後ろの席の方は
「もう誰が誰の味方か全然わからない」等しきりに仰っていました。
出てくる武将達は、戦国無双と戦国BASARAを足したような
と言うか、ほぼそのものと言ったような感じでオリジナリティに乏しい。
10分休憩込みで3時間弱と言う長い舞台でしたが内容は薄い
役者さん個人で観れば、魅力的な方も居ましたが全体で評価すると☆二つです。
果樹の在処

果樹の在処

集団as if~

笹塚ファクトリー(東京都)

2011/07/27 (水) ~ 2011/07/31 (日)公演終了

満足度★★

2度目の観劇で思う事
以前にもasif~さんのお芝居を拝見しましたが
その時も、今回も思ったのはインプロの必要性について。
以前観た時よりは、インプロへの入り方などはスムーズでしたが
どうしてもグダグダ感が否めないです。
肝心の物語と違う方向に進んでしまうので集中も切れてしまうし
ハッキリ言えばお金を取って見せるレベルでは無いと思います
インプロを売りにしたいのであれば、皆さんもっとお勉強をされるべきだと思いました。

ネタバレBOX

物語は以前拝見した前半コメディ後半ネガティブと言った形で
後半の惹きつけ方は見事だなと感じました。
ただ前半のコメディは役者さんの台詞も聞き取れなく
そこで「?」となってしまうので笑えない。
お芝居の基本は「伝える事」だと思うので
台詞が聞き取れないと言うのは、お芝居以前のお話だと思います。
なのでお話は面白かったのですが、ちょっと厳しめな評価になりました。
作家さん役の方やストーカーのお一人で、最後人間ジュースを飲む方など
魅力的な役者さんはたくさんいたのでちょっと残念です
『賢者の贈り物』 『羊の宇宙』

『賢者の贈り物』 『羊の宇宙』

舞活道 自由童子

pit北/区域(東京都)

2011/08/12 (金) ~ 2011/08/14 (日)公演終了

満足度★★★★★

両作品とも満足
昼と夜で賢者の贈り物、羊の宇宙を観劇しました。
全く作風の違う2作でしたが、どちらも今だから本当に
子供に観て欲しいと思ったし、大人でも充分楽しめました。
役者さんも個性的な方が多く出演されていたし
両作品とも笑いも多くあり、感動的な部分もあり
完成度も高く、こちらが観たいものを観させてくれた感じです

ネタバレBOX

賢者の贈り物はまさかのミュージカル風で驚きました
セットを上手く使っていて、狭い劇場を上手に使っていました
前回同様、色々な部分で楽しませようとしている姿勢が好感的です
明るく可愛いデラや印象的なマダムソロフィにおちゃめな占い爺
社長も実は良い人で可愛らしく、登場人物が生き生きしてて良かったです
羊の宇宙は途中、少し難しい部分もありましたが
印象的な作品で良かったです。
少年とアインシュタインのシーンではグッと胸が詰まるような
感動がありました
サンタクロースが歌ってくれた

サンタクロースが歌ってくれた

演劇集団キャラメルボックス

サンシャイン劇場(東京都)

2010/11/30 (火) ~ 2010/12/25 (土)公演終了

満足度★★★★★

懐かしくて嬉しくて
それだけで満足してしまいました。
一緒に観た友人も13年前の公演を観ていたので
二人して、果たして初めて観る人も同じだけ面白くて感動するのか?
という疑問を抱きましたが、冷静には判断出来ませんでした(笑)
25周年でファンには最高の贈り物だったんじゃないかなと思いました。

神様さん

神様さん

MCR

三鷹市芸術文化センター 星のホール(東京都)

2010/10/22 (金) ~ 2010/10/31 (日)公演終了

満足度★★★

揺れた・・・
若干高所恐怖症の気がある身からすると
客席の揺れが怖くて怖くて・・・。
30数本の鉄骨で支えてるから大丈夫ですよと
説明されていましたが、隣の人がよく、もぞもぞと動く方で
その人が動く度に揺れるので冷や汗ものでした
そのせいか、ちょっと集中できず・・・。
客席が暑いとか寒いとか狭いとかは我慢出来るのですが
怖いのはちょっと無理でした。
内容は楽しめたんですが、そこが残念な所。

鋼鉄番長 ★大阪公演・福岡公演も三宅弘城が【兜剛鉄】を演じます。

鋼鉄番長 ★大阪公演・福岡公演も三宅弘城が【兜剛鉄】を演じます。

劇団☆新感線

サンシャイン劇場(東京都)

2010/10/04 (月) ~ 2010/11/07 (日)公演終了

満足度★★★★★

最高のエンターテイメント
上演時間があっというまに過ぎてしまいました
本当に心の底から笑い、感動し、最高の時間でした

椿版『天保十二年のシェイクスピア』

椿版『天保十二年のシェイクスピア』

椿組

花園神社(東京都)

2010/07/16 (金) ~ 2010/07/25 (日)公演終了

満足度★★★

エネルギーの塊
と言うような舞台でした。
役者さん皆さん汗をたっぷりかきながらの熱演で
観ていて清々しい演技。
休憩中なども、お客を楽しませようとしているのが◎
歌あり踊りあり殺陣ありで野外劇の醍醐味といったセットや
演出で見どころはたくさんありました。

ネタバレBOX

ただ音楽がかかっている時、マイクを使っている時は良いのですが
そうでない時は、ほとんど役者さんの声が私の座ってる場所には
届かず・・・。(前から4列目ほどの場所でしたが)
歌や踊りなど楽しめる要素ではありますが、プロ並に上手い方がいるというわけでも無く。
芝居も力強さはありますが、荒く、力だけで乗り切ってるような場面も多々あり
三時間を長いなと感じてしまいました・・・。
ツイッター・ア・ゴーゴー!

ツイッター・ア・ゴーゴー!

マグズサムズ

アイピット目白(東京都)

2010/07/15 (木) ~ 2010/07/19 (月)公演終了

満足度★★★

笑わせて頂きました
自分もツイッターにハマっているのでわかるなぁ~と思わせる部分が
多々あり、ネットを通しての人との関わり方で、リアルな部分や
楽しさ、虚しさを上手く表現しつつ、最後は心が温まる部分もあり
とても良くまとまっていたと思います。

ネタバレBOX

ただ時系列の関係で繰り返しの部分があり
物語の進行にも変化が無いので、飽きてしまう部分もありました
舞台より映像向けな作品かなと思いました。
しんしやく・天守物語

しんしやく・天守物語

舞活道 自由童子

テアトロ ド ソーニョ(東京都)

2010/07/13 (火) ~ 2010/07/18 (日)公演終了

満足度★★★★

素敵な世界観
いままでほとんどミュージカルばかり観ていて
それ以外だと現代がテーマの物やファンタジーを観ていたので
時代物は舞台で見るのが初でした。

正直、小劇場なのにここまで凝った作りのものはスゴイなと思います
道具類や仕掛けなど、お客様を楽しませようと言うこだわりを感じました
作り込まれた舞台で、世界観をはっきり出していて
言葉は難しかったですが、観ていてすんなり入り込めました
殺陣も客席に近く大迫力で良かったです。

皆さんのエネルギーがすごく伝わってきました。

舌長姥役の神道寺こしおさんは妖怪そのものと言った雰囲気で
素晴らしかったです。
富姫役の逢川じゅんさんもオーラを放っていて
歩き方も一人すーっと足音もしないような雰囲気で
本当に妖怪のお姫様のようでした低音の声が綺麗で聞き惚れてしまいました

逆バージョンの配役も観てみたいなと思いました。
原作も読んでみたいです。

無料で配られたパンフレットも普通なら500円は取られそうな
しっかりとした豪華なパンフレットで驚きました
次回作にも期待します。

ネタバレBOX

亀姫が登場するのに、本当に駕籠に乗ってきたのは驚きです
担ぎ手の方がちょっとよろけていたので心配になってしまいましたが
大きな劇場でも中々出て来ないようなすごい物でした。

その後に出てきた生首がちょっと動いていたのが面白かったです(笑)

またその後に鷹が出てくるのですが、いったいどこから出て来たのか
わからなくて、マジックショーのようでした。
一瞬そっちに気を取られ過ぎて、台詞を聞き忘れてしまう位でした

単純に言えば、人間と妖怪の恋物語なのですが
色々な要素が組み込まれていて面白かったです

個人的な好みで言えば、もう少し恋物語の要素を深く表現して
欲しかったです。
ラスト、ようやく恋が盛り上がってきた所で、近江之丞桃六が出てきて
物語をまとめてしまうので、ちょっと肩すかしな感じ
二人の恋をもっと見たいなと思いました。

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