エンガワノクラゲ
クロジ
SPACE107(東京都)
2010/05/13 (木) ~ 2010/05/16 (日)公演終了
満足度★★★★★
せつなかった
みつるくん(漫画家兄)の気持ちが、伝えたい相手に伝えられない、伝わらないのが、どうしてもやるせなくて。
もちろん、亡くなってしまって、この世には存在しない人だから、当たり前かもしれないけど、敦(みつるの妻の義理の弟)には見えるし、声も聞こえるのだから、多美ちゃん(みつるの妻)にも聞こえたらよかったのにな。
もちろん、そうなると、話は変わってしまうのだけど。
個人的には、一部シリアスだけど、明るい幽霊さんのお話、それから、
過去の自分と、今の自分が同時にいるという設定がなんともツボでした。
乙女企画クロジ☆さんの舞台は毎回、大好きですが、この物語と書いている森悠さんの書くお話が「桜屋敷の三姫」に続いて、大好きな作品となりました。
今回は、16日の日曜日も観に行きましたが、座席の位置が真逆だったため、物語がいろんな方向から楽しめました。
次回も、2回参加できたらいいな。
僕の愛した冒険
クロジ
新宿シアターモリエール(東京都)
2008/12/25 (木) ~ 2008/12/28 (日)公演終了
満足度★★★★★
小さな冒険。
「僕の愛した冒険」で、私が一番好きなシーンは、藤波さん演じる主人公と福圓さん演じる女の子が主人公の部屋で、机を船に見立てて、向こうにある島を目指してオールをこいでるシーンです。
主人公がどうしようもないくらいのダメ男で、「めんどくさい」が口癖?で、「だってめんどくさいじゃん?」っていうセリフが何度も出てくるのですが、彼女との小さな冒険で彼の中で何かが変わって、旅に出る瞬間の彼の表情や姿が最初の主人公とは違って、いきいきとしていたように感じました。
一人暮らしの男の子の部屋がすごくリアルでした。
きんとと
クロジ
シアターサンモール(東京都)
2009/10/01 (木) ~ 2009/10/04 (日)公演終了
満足度★★★★★
一言では言い表せません。
今回でクロジ☆舞台は三作目なのですが、どのお話も大好きです。
今回の「きんとと」は、一言では感想はいえなくて、人それぞれ感じ方が違ったような気がします。
クロジ☆のお二人が公演前からおっしゃっていた、セットでスポット(照明)があたっていないところでも、演技が続いていたり、各部屋で情事が行われていたり。
一度では見切れないような、盛りだくさんの内容でした。
娼館の中でしか自分らしくいられない、生きていられない、息ができない、いつの間にか、娼館に帰ってきてしまう、登場人物それぞれが違った生き方をしていて、チラシにもあった愛されたことのない男女が「これって恋なの?」って気づけない、観ているこっちとしては、もどかしい感じもありました。
それに、男娼にハマってしまう、だんなを持つ奥様、それを見守り、守る下男も、その気持ちが痛いほど伝わってくる演技でした。
「きんとと」観に行って本当に、良かったです。
怪奇探偵丑三進ノ助 ~推して参る!~
しゅうくりー夢
恵比寿・エコー劇場(東京都)
2009/02/05 (木) ~ 2009/02/09 (月)公演終了
満足度★★★★★
かなり満足。
内容は他の方も述べているので、略すとして…、
かなりかっこよかったです!!
もちろん、お目当ての市来さんもかっこよかったですが、
他の役者さまも、団長の環さんを初め、皆様そろぞれ、存在感がすごくて、見入ってしまいました('◇')ゞ
しゅうくりー夢さんの舞台の仕上がりが半端なくて、まだ、二回しか観に行ってないですが、圧倒されております。
公式サイトで環さんの更新されているブログもオススメです。