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KAE
tetorapack様 本谷さんは、私が、高校生の頃、本当は書きたかったような芝居を書いていらしゃるので、私は勝手に、自分の分身のような親近感を持っているんです。 私は、外目には、先生にも覚えの良い、優等生風な女子学生でしたので、とても本谷さんのような作品を世に出す勇気はなかったので、何だか、心のどこかで、かなり尊敬しているのかもしれません。 で、その本谷ファンの私としては、今回の舞台はちょっと物足りなさがありました。 本谷作品、初見になさるのでしたら、本作ではない、別の舞台を選択された方が、良いかもと思うのですが…。
2010/06/03 16:39
KAE
tetorapack様 私は、こゆび侍の佐藤みゆきさんのファンなので、彼女観たさに行ったところもあるのですが、とにかく、あれだけの人数の女優さんが、誰一人遜色ない演技をされることに、まず感嘆してしまいました。 オープニングで、いきなり、猿山に模したセット上に、全員が、物音ひとつ立てずに、勢揃いしている様を観た時には、そこで、既に「ブラボー!!」と叫びたいくらいでした。 もう、芝居の中身なんて、あまり好きな題材でないとしても、そんなこと目じゃないってくらい、徹している、柿喰う客の潔さに脱帽してししまいました。 本当に、小劇場の女優さんたち、御見逸れしましたって感じ。 中でも、ゴキ役とヒル役の女優さんに、一目ぼれしました。 tetorapackさんも、ご覧になっていたら、絶対、気になる女優さんが、また何人か増えていたに違いないと思いますよ。御感想、伺いたかったので、私も、ご覧になれなかったことを残念に思います。
2010/06/03 16:31
KAE
きゃる様 何だか、すごく持ち上げて頂いているようで、気恥ずかしい限りですが、サラブレッドだなんて、とんでもない!! 確かに、父も、恩師も、共に、その世界の第一人者ではありましたが、私自身は、単なる一般観劇オタクおばさんに過ぎません。 最年少で、放送作家組合の作家講座を受け、名だたる名脚本家の添削を受けたお陰で、脚本賞の佳作は頂きましたが、もし、私が、池田組でなければ、そんなこと不可能だったろうと思います。 それから、何十年、今度は、劇作家協会の戯曲セミナーで、最高齢で再度習作に励みましたが、若い劇作仲間にさんざんダメだしを受け、相当へこみました。(笑)つくづく、観るは易し、行うは難しの心境です。 でも、戯曲セミナーで、たくさんの若い才能ある劇作家に出会い、私の余生の楽しみも増え、今後は、客席から、彼らに声援を送ろうと、思いを定めることができました。 で、劇作家協会で、幾度も、横内さんには教えを受け、それまでも、横内作品のファンでしたが、益々、人間的にも横内ファン度、増しました。ですから、「神崎与五郎~」は、きっと受け入れOKだった気がします。笑也さんファンでもあるし…。 私が、松竹新喜劇があまり好きでなかったのは、ストーリー展開ではなく、たぶん、役者さんの演技が肌に合わなかったように記憶しています。 脱線トリオもあまり好みでなかったように思いますが、テレビのお笑い3人組は大好きで、大人になるまで、楠木トシエさんにファンレター送り続けて、文通したりしていました。 きゃるさんが、在学中に書かれたという、「ロミオとジュリエット」、私も、是非拝見させて頂きたかったです。悲劇を喜劇になさるなんて、どんなお芝居だったのかと興味津々です。 私は、在学中は、演劇部の上演脚本を縮小するぐらいで、後は、専ら、クラスのお別れ会で、オリジナル人形劇台本を書くぐらいでした。だから、きちんとした、芝居台本を書かれた、きゃるさんのこと、大尊敬してしまいます。
2010/06/03 16:15
KAE
アキラ様 アキラさんが賞賛された公演に、何だかかなりケチをつけたにも関わらず、好意的な見解を頂いて、恐れ入ります。 どうも、子供の頃から、作為的な作品に反応する性質で、芝居を観ている時に、裏に作者の作劇工程が露呈してしまう舞台は楽しめない、困った観劇癖があるようなのです。 今回の舞台は、おでこにブチュまでは、楽しく観られたのですが、その後、不自然に、両家の会話に間があったぐらいから、この困った性癖が出始めてしまいました。 ストーリー展開には目を瞑ったとしても、登場人物の出はけが、あまりにも作者の御都合主義で、 その不自然さに、気が殺がれてしまいました。 KAKUTAの登場人物の出はけとかって、すごく理に適っているじゃないですか? あーいう、作者の手腕にすぐ目が行ってしまって、お気楽に観られないのは、自分でも残念ですが。 劇評家の娘に生まれ、若い時から、名脚本家に師事していたので、良い観客になり得ない性があるのかもしれないと、自省してしまいました。(笑) あ、でも、私、デン助劇場は大好きでした。子供の頃、デン助人形、大事に持っていた記憶があります。(笑) よjく覚えていませんが、デン助さんの笑いには哀愁があったような気がするのです。チャップリンみたいな…。エノケンさんも大好きでしたよ。
2010/06/02 23:41
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tetorapackさんは、お笑いになれたんですね? やっぱり、私が素直じゃないのかなあ?最初の庭での不自然な間に首を傾げてしまったせいで、その後、斜に構えて観すぎたのかもしれません。 まあ、ストーリー展開には、目を瞑るとしても、どうも、登場人物の出はけ時間とかが、あまりにも作者の御都合過ぎて、脚本のアラが気になってしまいました。 でも、あのセットはとても素敵でしたね。セットだけで言えば、レイ・クーニー作品並みでした。 私は、あの登場人物の中では、後から出て来る新婚夫婦が一番好感持てました。 主要人物に全然愛着が湧かないのも、この舞台に乗れない一因です。 私としては、コメディの登場人物には愛すべきキャラであってほしいという持論があるものですから…。 この劇団、たまには既成のコメディを上演してみたらいいのにと思いました。
2010/06/02 23:20
KAE
まあ、そんなんですか? それは、残念ですね。 今日、チケット、届いたところです。 tetorapackさんがご覧にならないとなると、どなたがどなたか、解りかねるかもしれませんが、一所懸命レポしますね。
2010/06/02 23:09
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童話劇を、小さいお子さんとではなく、御夫婦でご覧になりたいと思われる…。 本当に、何と素敵な御夫妻なんでしょう!! お2人が、開演前の客席で、仲良く歓談されているご様子が想起されて、何だか、私まで幸福な気持ちになってしまいました。 「人魚姫」は、子供の私に、恋愛の喜びと悲しみを想像させてくれた最初の絵本でした。 ディズニー映画の「人魚姫」は、アニメの登場人物のイメージが、自分と大きく異なり、がっかりした記憶があります。 そんな、素敵な舞台だったのでしたら、私も行けば良かったなと、大変後悔致しました。
2010/06/01 23:01
KAE
あら!きゃるさんは、「アパートの鍵香します」は、お好みではありませんか?! 私は、あの作品、大好きで、ミュージカルの「プロミセス・プロミセス」も、人生最初のリピート観劇だったのですが…。 やはり、笑いの好みが、一番人それぞれなのかもしれないですね。 私は、子供の頃、松竹新喜劇があまり好みでなく、招待券が来ても、あまり行こうという気になれませんでした。由利徹さんとかの喜劇もあまり笑った記憶ないし…。 今以上に、子供の頃は、ずいぶん捻くれた見方をしていたような気がします。 今は、設定に違和感を感じさえしなければ、結構大笑いしてしまいますが…。 同じ日に観た、柿喰う客は、面白くて、何度も声を立てて笑ってしまったのですが…。
2010/06/01 22:52
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まあ!! 昨日、世田谷パブリックに賛辞を寄せられていたtetorapackさんは、御夫妻で、「人魚姫」まで、ご観劇だったとは!! 私も、時間があればとても観たかったんです。 子供の頃、大好きで、何度も絵本を読み返していましたから…。 私の祖父が、出版社の社長をしていた関係で、生まれた時から、本に囲まれていたものですから…。(飛び出す絵本、祖父が発案者です) でも、まさかコリッチメンバーに、これをご観劇の方は皆無だろうと思っていました。 思いがけず、御感想を拝読でき、幸せのお裾分けを頂きました。 ありがとうございました。
2010/05/30 23:22
yucky@メタ坊
ほり様 そうですね。朗読劇は、目でごまかしがきかないから、役者力が問われますよね。 山本さんは、スタジオライフの中でも、1,2を争うぐらい、演技力のある方なので、きっと良かっただろうと想像していました。さやかさんも、お母様より遥かに演技力あるし。 ほりさんは、別の組み合わせもご覧になるんですね。 また、その節は、御感想コメント書いて下さいね。楽しみにしています。
2010/05/30 23:12
yucky@メタ坊
わあ!羨ましい! この公演情報、全く知らず、観たいと思った時既に遅しでした。 この映画を観た友人がストーリーをとても絶賛していたし、山本芳樹さんと神田さやかさん、お2人とも大好きなので、もっと早く知っていたら、絶対行ったのに…。 でも、ほりさんがご覧になっていらして、少しでも好情報を伺えて、嬉しい思いでした。
2010/05/30 01:42
akisan
akisanさん、私も今日、先行予約しました。 まだ発券していないので、席は不明ですが…。 実力者揃いの公演を、青山円形で観られるなんて、楽しみですね。
2010/05/30 01:25
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tetorapack様 自分の方のコメント欄にもお返事書いてしまいましたが、トラムの件で、一言。 本当に、そういえば、私もトラムの舞台で、あまり後悔する作品には出会っていない気がします。 世田谷パブリックのスタッフの方は、きっと心から演劇や、舞台芸術を愛する方だからでしょうね。 よく、いろんな芝居を観ていると、どうしてこんな駄作や、心無い演劇に、助成金が出ているのと憤慨することがしばしばです。あーいう、対象作品を吟味するのも、演劇を愛する方に担当して頂きたいですよね。 トラム、私も空間感は好きです。椅子の座り心地がもっと良ければ、言うことないんですけれど。
2010/05/29 19:21
KAE
tetorapack様 tetorapack様程の方に、そんな身に余るお言葉を頂き、何だか恐縮してしまいます。 私も、tetorapackさんと共感できて、とても嬉しく思います。 素敵な演劇に出会えた上、こうして、共感を語り合えるって、素敵ですね。 こりっちには、本当に、素敵な居場所を作って頂き、感謝の気持ちでいっぱいです。 これからも、おススメの舞台がありましたら、どうか、熱いメッセージをよろしくお願い致します。 なにしろ、良いお芝居を観ることが、私の何よりの、心の良薬ですので。 tetorapackさんの「観てきた」は、その良薬の処方箋といったところでしょうか。
2010/05/29 19:12
りいちろ
りいちろさんのKAKUTA 観てきたコメント、楽しみにしていました。 いつも、とても詩的に素敵なコメントを書いて下さるので、りいちろさんは、この御感想、どんな風に表現なさるだろうかと、観終わってすぐに、興味津々で、今か今かと待ち望んでいたんです。 本当に、何て素敵な、舞台の空気感まで伝わるような、美しい表現でしょう! 感嘆しました。KAKUTAの作品同様、何だか芸術的!! これからも勝手に、隠れ読者を続けさせて頂きますので、よろしくお願い致します。
2010/05/29 19:03
はじめ ゆう
はじめゆう様 初めまして。どうやら、私より、30歳以上お若いようですのに、こんなに、何もかも、同じ思いで、この芝居をご覧になっていらしたとは、本当に、驚きました。 自分が夢遊病で、無意識に認めたコメントかしらと思うくらい、どこを引用するまでもなく、一字一句、寸分違わず、おっしゃる通りに、私も、全く同じ思いで、客席に座っていました。 大好きだった作家の、この悲しいまでの駄作を凝視することが耐え難い思いでいました。 昔から、山田さんの書きたいテーマは一貫していると思うのですが、昔の作品は、きちんと肉付けされた、等身大の登場人物を通して、語られていたのです。 でも、今は、おっしゃる通り、メッセージが強すぎてバランスを欠いている…、本当にそうですよね。この舞台の登場人物は、作者の思いの化身でしかなく、全く実体がないように思えました。 「ハグして」の台詞は、私も本当に、驚愕し、鼻白む思いでした。 せめて、「抱いて」と言う方が、まだリアル。「ハグ」という言葉を、照れで、選択したのなら、「ハグって言うの?ほら、よく外国人が街頭でやってる…」みたいなニュアンスで、あの言葉を出すべきだったと思います。 きっと、山田さんて、今の若い世代との交流がないのではと、悲しくなりました。 昔は、今のKAKUTAの桑原さんや、サスペンデッズの早船さんのような、心の琴線に振れる たくさんの名脚本を世に送り出して下さったんですよ。 はじめゆうさんと同じ思いで、気恥ずかしくて、席を立ちたくなった、山田太一往年のファンがいたということを、お知らせしたくて、長々と書いてしまいました。失礼しました。
2010/05/29 02:46
-
tetorapack様 本当に、何から何まで、おっしゃる通りです。 私も、冒頭しばらくは戸惑ったのですが、やはりKAKUTAは紛うことなきKAKUTAでしたよね。 こんな素敵な作品の作演もしながら、役者としても、素晴らしい顔を見せる桑原さんの才能には、いつも感嘆するばかりです。 最後のシーンは、本当に秀逸でした。あそこで、一気に、ジワーっと、私も感極まってしまいました。 往年の山田太一さんも、こういう秀逸な作品を世に出し続けていたのに…。 最近、山田さんに心の中で決別して来たので、桑原さんのような、素晴らしい演劇世界を作り出して下さる方が、こうして、頭角を現して下さったことは、この上ない喜びです。
2010/05/29 02:24
きゃる
きゃる様 御推察の通り。私のプロフィール欄に以前登場されたのは、その方です。(笑) この間、お隣の女性に一方的に話し掛けられているところを目撃したので、いつか、ご臨席になったら、どうしようかと、戦々恐々としています。 平田満さんは、つかこうへい事務所時代から、大好きな役者さんで、できる限り、平田さんご出演の舞台は見逃すまいと思っているのですが、今回はどうしても時間が取れず、残念でした。 「アート」という作品で、反目する友達の仲裁をしようと躍起になる人の良い男が、思いの丈を朗々と語る長台詞の素晴らしさは、今でも鮮明に目に耳に焼きついています。 「罪」も、本当に、平田さんあっての名作でした。 きゃるさんが、見逃されたのは、私もとても残念でなりません。
2010/05/28 02:23
きゃる
きゃるさんは、初めて遭遇なさったのですか? 私なんて、数えてはいませんが、50回は下らないと思います。ミュージカルから、伊東四郎まで、結構いろいろな芝居をご覧になるようです。どこかの誰かと同じく。(笑) その方のリアクションで一番驚いたのが、「歌わせたい男達」の時。劇中、終盤の感動シーンで、戸田恵子さんが、自分に辛い協力をしてくれた同僚教師のために、一人そっとシャンソンを歌うシーン、最後にその芝居のキーワードの眼鏡にスポットが当たり、静かに幕というその間際に、戸田さんが歌い終わった途端、「ブラボー!!」と絶叫されたのです。コンサートでもカーテンコールでもない、劇中の大事な大事なシーンで…。その時は、戸田さんのファンの方かとばかり思っていましたから、jこれでは、贔屓の引き倒しだわと、戸田さんをお気の毒に思ったものです。 その後、どうやら、そういう方ではないことに気付きましたが…。 時々、新米の役者さんだと、あらぬ場面での高笑いに、舞台上で、びっくりされている様子が見え、お気の毒な気がしています。 あれだけ、舞台をご覧になっているのですから、演劇ファンでいらっしゃるのは間違いないとは思いますが、やはりTPOは弁えて頂けたらと、いつも気になってしまいます。 関係ない話題で、長々失礼しました。きゃるさんは、この芝居、好感を持たれたご様子ですね。 行けば良かったかしら?平田さんの大ファンとしては、行くべきでしたね、きっと。
2010/05/27 04:16
すたち
すたち様 おっしゃる通りなんです。私も席に着いた瞬間、わあ、ここはサスペンデッズの劇場ではないと直感してしまいました。 駅前劇場や、トラムや三鷹の公演は、本当に、この劇団の空気感がピッタリだったんですよ。 まあ、企画が企画だから、今回は芸劇での上演は如何ともし難いわけですが、是非次回公演は、身の丈に合った劇場で、本領発揮してほしいと思っています。
2010/05/26 21:26
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