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播磨屋
国立劇場、お褒め頂き恐縮です。 国立で、制作をしている従兄弟に伝えておきます。 歌舞伎教室は、私の父が生前、ずっと解説をしていました。途中から、話のお上手な歌舞伎役者さんが出ていらしたので、後進に道を譲り、今の形になりましたが…。 播磨屋さんは、青年座にもお詳しいご様子ですね。 私も、父が新劇で唯一好きな劇団で、応援していましたから、今でも、大好きな劇団の一つです。劇団に入られなかった研究所卒の、名脇役の役者さんもたくさんいて、俳優養成の観点から見ても、あそこは大変優れた劇団だと思っています。
2010/06/14 13:25
みさ
みさ様 アゴラ耐久時間、全く同感です。 アゴラは、自宅からは遠いし、その上、座り心地が悪いので、よっぽど観たい作品でないと、足が向かないのですが、以前、青年団で、久しぶりに観たい作品があり、せっかくチケットを買ったのに、腰痛で、断念しました。 他の劇場なら何とかなりそうな軽症の腰痛でしたが、アゴラでは絶対悪化すると思ったので…。 みささんのご提案のように、少しはパイプ椅子を設置して頂けるといいなあと、私も常々感じています。
2010/06/14 01:28
京
そうでしたか。 私も、京さん同様「ドレッサー」が決定的でした。(笑) 福岡、熊本育ちの主人は、よく青春時代、福岡にライブを聴きに行ったと言っていましたが、そうですか?劇場はあまりないんですね? 私は、博多座には、日帰りで、何度か観に行ったことがあり、あの劇場は、ミュージカルの場合、音響は帝劇よりずっといいと感じましたが…。 でも、福岡に住む演劇好きの恩師は、あそこで、歌舞伎ななんて観れたもんじゃないと、よく上京して、歌舞伎座まで、観劇にいらしていました。歌舞伎座がしばらくお休みになって、きっと先生の楽しみも半減してしまいますね。
2010/06/12 23:53
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そうです、そうです。「青春の殺人者」。市原悦子さんです。ごめんなさい。あれは、今村昌平さんがプロデューサーだったのですか。知りませんでした。 あっきーさんのコメントも拝読してみます。 戯曲セミナーで、横内さんが、「一般に悪者視されている人間の視点で、その人間を弁護するような習作」という課題を出されたことがあるのですが、その時、横内さんは、「だからと言って、秋葉原の通り魔犯人なんかは弁護は不可能だから、課題の主人公にはなり得ない」と言っていました。きっと、この舞台の主人公も、そういう部類だったのかなと推量しています。
2010/06/12 23:27
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なるほど!その当パンの文章は、かなり攻撃的で、私も、何となく、抵抗を感じます。最初がその文章だと、後の、お礼の言葉が、何だか空虚な、如何にも社交辞令的というか、慇懃無礼というか、あまり、素直には受け取れない気もしますし、何だか、裏の意味に解釈したくなってしまいそうです。 どうしようもない人間が、人殺しをしてしまう演目は、歌舞伎にもよくありますが、きっと芸術作品として、昇華されていなかったのでしょうね。 昔のATG映画かしら?水谷豊さんが、父親を母親の市村悦子さんんと殺してしまう映画が衝撃的でしたが、それでも、主人公の屈折した思いには共感する部分があり、決して嫌いな映画ではありませんでした。 どんな主人公でも、どこかに共鳴できる部分がないと、時間を割いて観劇した時間がただ空しく感じる経験は、私も何回かありました。 tetorapackさんの「今日、この作品に出会えた事を幸せには思えませんでした」の一文、まるで、自分の経験のように、胸にこたえました。 せっかく、時間とお金を使って、劇場に足を運ぶのですから、何か幸せに思える出会いがあってほしいですよね、本当に…。
2010/06/12 03:24
KAE
あらま、ごめんなさい。変な誤解を招いてしまって、恐縮でした。 私、コリッチに参加したのが、昨年の後半だったため、それ以前の良かった舞台のコメントだけは、折に触れて、残しておこうと思いまして、観劇しなかった日に、書き足していたのです。 書く段になって、tetorapackさんも観劇されていたのを知りました。 本当にね、笑っちゃうぐらい、初演では、1等船室の乗客がものすごーく庶民的だったのです。 だから、タイタニックで、命の値段が、身分で左右される不条理感がまるでなくて、致命的欠陥でした。(笑) 宝田さんは、日本のミュージカル俳優の草分けで、今や活躍するミュージカル俳優としては最長年齢だと思うのですが、演劇部時代、母がいつもおごって差し上げていたらしく、会うと、いまだに母が先輩風を吹かせて言いたい放題なので、横で聞いていらした戸井さんがびっくりされていたこともありました。 私は、母と宝田さんの関係もあり、子供の頃から、ほとんどの日本で上演されたミュージカルは観ていたので、こうして、何十年経っても、変わりなく、第一線で活躍されている宝田さんのお姿を拝見できただけでも幸せでした。 その上、初演より、更に進化したこの舞台の感動は未だ忘れられません。 墨田トリフォニーで、ミュージカルコンサートを企画した折、この作品の、交換手と機関士の男性デュエット曲を選曲したのですが、あるミュージカル役者さんに、「僕の方のパートが相手より少ない」と断られました。(笑)大の男が、そんな些細なことに拘っているから、日本のミュージカル界は、もう一つ飛躍しないのだわと、悲しく思った次第です。
2010/06/12 03:08
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tetorapack様 コメント、大変興味深く拝読致しました。 私は、いつも、自分の興味のない公演でも、tetorapackさんの御感想を読むのが楽しみなので、この公演もご覧になるようでしたから、御感想を楽しみにしていました。 ここまで、脚本にNOを出されたのは珍しいですよね? tetorapackさんとはかなり感性が似通っているように感じていますので、たぶん、私も、観劇していたら、同様の感想だった気がします。 今後の観劇の参考にさせて頂きます。
2010/06/12 00:46
京
京さんのシビアな御感想、、実は、いつもかなり楽しみにしています。(笑) そうなんですよね。書く気力もないお気持ち、推量できます。 西村さんは、平さん主演の「ドレッサー」を台無しにされた記憶があり、それ以来、御出演作は、なるべく敬遠するようになりました。 昔は、もっと良い芝居をされていたと思うのですが…。
2010/06/11 23:06
ITOYA
ITOYA様 御感想、興味深く拝読させて頂きました。 そうなんですか!ドタバタコメディ色が薄れたんですか? 初演を観たので、今回は、勝地さんが気になりつつも、あまりにも遠い劇場に行くのが躊躇われ、結局断念しました。 初演もご覧のITOYAさんが、比較コメントを書いて下さったお陰で、何となく、再演公演の雰囲気が掴めました。ありがとうございました。
2010/06/11 22:46
きゃる
青年団はですね。正直言うと、食わず嫌いな部分が多く、実はそんなには観ていません。ですが、戯曲セミナーで、オリザさんの講義を受けて、どうもこの方の作劇姿勢には納得行かないと痛感しました。 課題で、見せられた芝居も、一見良くできているようですが、腑に落ちない部分が多く、質問したら、「あれは、面白いから、そういう設定にした」とか、「主人公の台詞が本当か嘘か、観客が予想する答えが半々になるように、曖昧な演技を役者に要求した」とか、私の演劇理念とはかけ離れたことをおっしゃるので、余計、オリザさんの書くお芝居はあまり観たくない気持ちが強くなりました。すごく自然に見える登場人物が、実は、如何にも作り物っぽいというのが、私のオリザさん観です。 でも、青年団の役者さん自体は、皆さん、自然な演技がお上手な方が多く、指導者としてのオリザさんには大変敬服しています。 青年団系の劇団や団体でも、オリザさんの教えの良い点は取り入れ、その上で、自分のカラーをきちんと出しているところは、好きな場合もあります。ですが、師匠の物真似に過ぎず、中身がない芝居をやっている劇団は、もう2度と観ないと決めています。 私は、どんなジャンルの演劇であれ、きちんと、人間が描かれている作品が好きなものですから、作者の御都合主義だけの芝居は、心底毛嫌いしてしまうタイプなんです。 ただ、やはり、講義の時、文学座でやったオリザさんの作品を拝見したことがあり、これは今井朋彦さんの演技が絶妙で、大変面白かったので、文学座のオリザ劇にはちょっと興味は持ちました。 ですが、江守さんの演技もあまり好みではないので、やはり、迷った挙句、やめてしまったのでした。
2010/06/11 02:04
catharine3
ご丁寧な御返信、ありがとうございました。 そうですね。たぶん、あの芝居は、青山円形の方が向いているように思いますね。 演出が、他の方だと知らなかったので、それなら、見比べてみればよかったと少し後悔しています。 東電OL殺人事件…そうそう、当時はセンセーショナルに、マスコミであれこれ取り上げられたものでした。彼女は被害者だったのに、生前のあれこれを面白おかしく書きたてられて、とてもお気の毒に思ったものです。 この芝居、本当に、ラストのどんでん返しが鮮やかでしたが、見終わってすぐに、もう一度、では、どこからが、彼の妄想シーンで、どこまでが真実の場面だったかと、再確認したくなってしまった記憶があります。でも、確かに、あのラストにはどこかほっとするものがありましたね。
2010/06/11 01:35
きゃる
きゃるさんのこのレビューを拝読し、何となく予想が付きました。 最近まで、どうしようかと迷っていましたが、やはり、行かなくて正解だったかもしれません。 そうそう、余談ですが、きゃるさんは、「富士見町アパートメント」はご覧になりませんでしたか? 特に、Bプログラムが秀逸でしたが、今月11日に、NHK教育テレビで、放送するようです。お気が向かれましたら、是非是非ご覧になってみて下さい。
2010/06/09 23:22
-
この芝居、気になっていたのです。よかったんですね。見逃して、残念です。 tetorapackさんは、座・高円寺、お気に入りのご様子ですね。 私は、まだこれら落とし前に、あの劇場に入った時から、どうも好きになれません。 ですが、あそこでやる舞台は、いつもなかなかですね。 座・高円寺でやった、「富士見町アパートメント」はご覧になりませんでしたか? あの公演、Bプログラムは特に秀逸でした。 今月11日に、NHK教育テレビで、放送するようです。もし、お気が向かれましたら、是非是非御高覧下さいませ。特に、最近、「ドリーム・ガールズ」をご覧になったtetorapackさんには、おあつらえ向きだと思います。(笑)
2010/06/09 23:18
catharine3
あー、やはり、実は私も、渋谷に行ってあの芝居を観るのはなあと躊躇して、結局やめてしまいましたが、catharine3さんも、そんな風に感じられたのですね。 私は、グリングで、あの芝居観ていて、その時の主役の女性がとても好演されていたので、あの時の記憶を、心の目に焼き付けておきたい気持ちもありました。 プロデュース公演になった、新生「吸血鬼」にも、大変興味はあったのですが…。 でも、何となく、この芝居は、渋谷のパルコで、このチケット代で観るには不向きな気もしていました。 すごく、よくできた作品だとは思うのですが、やはり、その作品の質に見合った劇場で観たいなとは思うのです。 チンドン屋さん、グリングの時は、経験者が出演されたように記憶していますが、今回は、付け焼刃的だったのでしょうか? この芝居の元になった事件はたぶん東電事件でしょうね。実際の事件は、もうずいぶん昔の出来事です。
2010/06/09 22:01
KAE
きゃる様 度々、恐れ入ります。 自分で、養成所卒の演技人の方が表現力があるようなことを言っておいて、何ですが、そうは言えない部分もあり、私は、今現在は、青年座、円の卒業生は、高く評価できると思うのですが、新劇でも、全然養成できてないなと思う劇団も多々あります。(笑) もう、何年か前になりますが、民芸に、「四谷怪談」の外伝物を観に行った時、大滝さんや伊東さん等のベテラン役者さんの演技は秀逸でしたが、冒頭で出て来る、堀部安兵衛役の、若い役者さんの居住まいが、どこをどう観ても剣豪なんかには見えず、愕然として、その後の芝居が、全く空虚なものに、感じられ、あー、こんなことをしていたら、もう民芸に未来はないなと思ったものでした。たとえ、その芝居の中では、安兵衛は、ただの脇役に過ぎなくても、誰もが知っている剣豪役なのだから、剣捌きや、身のこなしをきちんと勉強したから、舞台に上がってほしいものだと、つくづく思いました。 文学座も、既製の台詞ばかり練習しているらしく、台詞回しは、皆さん、朗々としているけれど、自然な演技があまりお上手でない感じがします。劇団に入ってからも、力のある方は、客演ばかりで、最近の文学座の演技には、全く魅力を感じない役者さんが多く、がっかりすることもしばしば。 四季に至っては、クローン役者の量産で、個性のある方はどんどん退団して、今や、「オペラ座の怪人」も、「ライオンキング」も観られたもんじゃないなあと、気落ちするばかりです。 だから、小劇場の3000円は、素敵な舞台を創って下さるのなら、こんなに、安くてありがたい媒体はないと思っているのですが、最近は、小劇場にも、かなりのレベルの差が出て、柿喰う客や、青☆組の、2000円代のチケット代から考えると、どうしても、この劇団の3000円は、ぼったくり感を抱いてしまいました。
2010/06/09 20:21
KAE
tetorapack様 そんな、そんな…、そんな身に余る賛辞を頂くと、嬉しいを通り越し、気恥ずかしくなってしまいます。 いえね、皆様のフルコース論に異を唱えるつもりはなかったのですが、フルコースだと、最後はデザートで、どうしても、最後の作品はデザートとは思えないし、フルコースだと、配膳の順番が違うかな、あ、これは、小夏さんが、頭の中のメニューから、チョイスされた、アラカルトかなと思ったんです。フルコースだと、トータルで、一貫性があるけれど、このお料理は、洋風だったり、和食だったり、アジア系だったりと、いろいろな風味でしたしね。 「スープの味」は、洋風スープに見せて、実は、飲んでみたら、お味噌汁だったみたいな感じでしたね。そこまで、考えられての題名だったかなと、ちょっと思ったりしています。 小夏さん、当パンの御挨拶文もとても素敵でしたね。御両親に愛情いっぱいに育まれて成長されたご様子も読み取れて、すっかり、魅了されっぱなしでした。 きゃる様 もちろん、私も、「燃えないゴミ」に、男性を登場させたこと自体には、小夏さんのセンスを大いに感じました。ただ、あまり、詳細に書くと、個人攻撃になってしまいそうで、ぼかした表現になりましたが、あの心の声のモノローグに関しては、男性はいない方が成功したのではと、あくまでも、舞台の結果表現を観て、そう感じたのです。同じトーンで、女性陣の台詞があった後に、彼は、きっと相当プレッシャーがあった様子で、次は俺の番だぞ、うまく言わなくちゃ的な、役者さん自身の気持ちが彼の表情に読み取れてしまったものですから…。 あそこは、男性は最初だけで、彼だけ、ゴミを置いて退場の後に、女性だけの心の声のモノローグにした方が、より効果的だったのではと感じました。 それに、あの芝居って、全編通して、恋女房が主役で、男性陣は、脇役だったのに、あの、「燃えないゴミ」の男性だけが、黒一点の主役のスタンスになっていたんですよね。あのストーリーの中で、女性と同等にモノローグを言うとなると…。ですから、きっと、彼も、相当な気負いを感じざるを得なかったのかなと、思ったり致しました。 あくまでも、脚本レベルの段階では、男性の登場は、秀逸だったとは、私もきゃるさんに同感なのですが…。
2010/06/09 19:50
京
京様 あー、やはりそうでしたか? このメンバー構成を見て、どうもそんな気がしていました。 私も、舞台の西村さんの演技はどうも苦手です。
2010/06/09 19:17
鈴木雄太
わお!雄太さんはOKでしたか! これは意外でした。 まあ、私はこれは観ていないから、案外、行ったら、私も、受け入れOKだったかもしれませんが…。(笑) でも、とにかく、食わず嫌いは良くないですよね。何でも、体験してみないとね。 雄太さんが、間口を広げて、より、感性豊かな、劇作家、演出家に羽ばたかれるよう、8割世界ファンとして、楽しみにしています。
2010/06/09 00:31
アキラ
アキラ様 御感想、楽しみにしていました。 絶対、アキラさんは、人を観て来た気分にさせるような、臨場感溢れるレビューを書いて下さると、確信していましたので…。 案の定…すっかり、観たような錯覚を覚えました。 ありがとうございます。 とても、見逃したことを後悔していましたので、アキラさんの御感想を拝読して、舞台の様子や、平田さんの口調が想像できて、ちょっと不満が解消された気がしています。 前田ワールドと平田さんは相性良さそうと思いましたが、やはり、そのようですね。 本当に、いつもありがとうございます。粗筋をクドクド書かれてもいないのに、こんなに舞台の雰囲気を伝えて下さる、アキラさんの御感想には、いつも感嘆しています。
2010/06/09 00:22
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tetorapackさんのコメント、興味深く、今か今かと待ちわびていました。 そうか!tetorapackさんは、受け容れられた口ですね? 私は、最初に出て行ってしまうタイプでしょうけれど…。 でも、少なくても、私が以前観た作品よりは、許容範囲な気はしますね。 あれは、本当に、同義的に、訴えたくなるくらい、個人的に許せない作品でしたから…。
2010/06/08 23:58
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