光る河
てがみ座
「劇」小劇場(東京都)
2010/01/06 (水) ~ 2010/01/11 (月)公演終了
オサムシ
バジリコFバジオ
駅前劇場(東京都)
2009/12/25 (金) ~ 2009/12/29 (火)公演終了
Loving You
劇団 M'sカンパニー
タイニイアリス(東京都)
2009/12/16 (水) ~ 2009/12/20 (日)公演終了
満足度★
3000円の価値を考えて欲しい…
なによりも俳優陣の演技がヒドい。
2000円切った値段でやるならまだしも、なぜこれで3000円がとれるのか全く意味不明…。さ○ら水産で5000円以上とられた、そんな気分。
男舞~オトコマイ~
劇団男魂(メンソウル)
シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)
2009/12/17 (木) ~ 2009/12/28 (月)公演終了
満足度★★★★★
上手さと熱さが同居した素晴らしい舞台◎
上手さと熱さが同居した素晴らしい舞台でした。
ヤクザ役の皆さん、怖すぎでした(笑)…でも微笑ましいから不思議でした。
演出に目新しい面はないけど、役者さんの巧みな演技が舞台の根底を支えていて、安心して見れました。
そしてクライマックスのダンス大会のシーン、これがまた圧巻。
客席が薄くて本当に残念。もったいない。もっと多くのお客様に見て欲しいと思えた作品です。
truth truth truth
カラスカ
明石スタジオ(東京都)
2009/12/10 (木) ~ 2009/12/13 (日)公演終了
満足度★
やるならちゃんと「茶番」を作って欲しい
正直言って不満しか残らない作品でした…。
明かり、音、ともにオペが拙すぎて芝居に入れない。前の席よりも後ろの席の方が高さが低いのはどういう事でしょうか?
劇中何度も「茶番」という言葉が出てきました。
良い意味で「下らない」作品を作りたいという意味でしょうが、「茶番」を作る「プライド」のようなモノが何も伝わらない。これではチープなだけです。
幼馴染、片思い…こういった関係が一つの劇に何組も登場する意味も疑問でした。
「また幼馴染かよ!」的ツッコミが入るわけでもなく、作者の引き出しの足りなさ、稚拙さを浮き彫りにしているとしか感じられません…。
登場人物が多い割に役割分担がなされていないのも微妙。
話の主導線をもう少し明確にして欲しかったです。
学生劇団なら、同じクオリティのモノを半額以下の値段で提供したりもすると思います。
目標が何かわかりませんが、もう少し頑張って欲しい。
曲がれ!スプーン
ヨーロッパ企画
紀伊國屋ホール(東京都)
2009/12/10 (木) ~ 2009/12/22 (火)公演終了
満足度★★★★
遊び心満載◎
初・ヨーロッパ企画さん。
映画と見比べたいな、と思って観てきました。まんまと罠にはまった感じではあります(笑)
笑いをとれるセリフを連続でドンドン並べてる組み立てがお見事!同じやりとりで笑わせているようで、ツボにハメたセリフは各回異なるんじゃないかな。笑いの中、ポロっと言ってるセリフも充分面白い事言ってましたし。今日ウケたセリフがウケなくても、次のこのセリフで笑いとれるんだろうな~と。
「好みじゃない」人以外は気持ちよく笑える場面が必ずあると思います。
そんなに好みでもなかった僕ですが、結構ゲラゲラ笑ってました(笑)
凄く「劇団」という感じがした公演で、そこも好感が持てました。
ただこれ、舞台だから面白いっていう場面がたくさんあったように思うんですけどね…映画どうなってるんだろ?来週行ってきます。
jam 【活動休止公演】
グリング
東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)
2009/12/09 (水) ~ 2009/12/23 (水)公演終了
満足度★★★
何気ないセリフ達が響きました。
普段自分達もサラリと口にするかもわからないけど、舞台上のセリフとして聞くと、それはそれでまたとてもニュアンスが膨らんでくると言いますか…そんな魅力的なセリフが溢れていたように思います。
日常って、思っているよりもっともっとドラマに溢れてるんだなとちょっと思いました。
舞台上に実際登場しない、語られるのみの部分をイメージするのに苦労してしまったのは僕の想像力の乏しさからでしょうか…(汗)
そこがもう若干つかみやすければもっと色々なモノが観劇後に生まれて気がしてしまいます。
俳優さんは、特に男優陣が皆さんそれぞれ魅力的でした。
あと、青木さん作の『空の定義』を拝見した時も感じたのですが、最後のやりとりをとても魅力的に描かれる作家さんだな~と。
シケモクと猿股
ONEOR8
シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)
2009/12/02 (水) ~ 2009/12/06 (日)公演終了
満足度★★★
ホント、つまらなくは全くないのですが…汗
なぜか「スゲェ!」とまでは心を動かされずに残念。
「好みじゃない」気もしないのでなんでだろうと悩んでしまいます。
『躾』も拝見した時も感じたのですが、ONEOR8さんの舞台美術は、室内は素敵なのにも関わらず、ドアの外(屋外)が「もろに劇場」という風に見えてしまってもったいなく思います。この2作だけなのかな?
椿組の長嶺さんが素敵でした。
田上パル第8回公演 『青春ボンバイエ』
田上パル
三鷹市芸術文化センター 星のホール(東京都)
2009/10/23 (金) ~ 2009/11/01 (日)公演終了
満足度★★★
有無を言わせぬパワーが欲しかったな
アピールされている「体育会系」っぽさがもっと欲しかったかなぁ、と。
いまひとつ「見せたい部分」がわからなくてちょっと残念。
開演前の前説で「客席に役者や物が飛ぶかも」みたいに言ってて、2列目以降だった私的には「おっ!飛ばせ飛ばせ!」と無責任に期待したのだけど……特に飛んできてなかった(笑)
勝手に「実験要素が強かった公演なのかな」と判断。
役者さんはみんな達者だったなぁ。特に星野さんと土田さんと、あと二宮さんが好きでした。
悪趣味
柿喰う客
シアタートラム(東京都)
2009/09/04 (金) ~ 2009/09/13 (日)公演終了
満足度★★★★★
ファンになりました。
初めて拝見させて頂きましたが、面白いですねー。人気があるのにも大納得です。
「こんな装置で役者一杯出てこられるのか?」なーんて開演前にした余計な心配はどこへやら。むしろ、今まで観たトラムのどんな芝居よりも舞台が広く見えました。お見事。
演出・俳優・スタッフワーク、どれをとってもクオリティが高く、息があってる!こんなにぶっ飛んだ内容なのに、必要以上に不快感を感じさせないのは、その完成度のなせる技でしょうか?
全配役シャッフルの「乱痴気」でしたっけ?かなりふざけた企画なのに、これならかなり魅力ある見せ物になりそう。時間が許せば是非足を運びたいです。
個人的に終盤の展開にもうひとスパイス欲しかったのと、「昔のがもっと面白かった」なんて声を耳にしたのが、次回公演でのさらなる満足感への期待になります。
おそらく行けないとは思いますが三重でもがんばって欲しいです(笑)。
あ、素敵な俳優陣の中、深谷さんと玉置さんのお二人が特に魅力的に感じました。
ウィキッド
劇団四季
電通四季劇場[海](東京都)
2007/06/17 (日) ~ 2008/08/31 (日)公演終了
満足度★★★
エンターテイメントとして◎
初・劇団四季でした。
劇団四季さんって、僕の今まで関わった演劇人からは正直あんまり良い噂を聞かなかったけど……思ったよりも全然よかった。楽しかったです。
演技っていう面ではたしかに「?」が付く所があるのもわかりますが、ほぼ暗転なしの場転だらけ、これをほぼ完璧にやり遂げてる点には頭が下がりました。
ファンタジーやってる小劇団の、特に演出家さんに観て欲しいなと。
3000円の後ろの席とかでまた「AIDA」なんか観たいなって思いましたが……ほぼ売り切れてるみたいでガッカリ。安い席から先に売れてくってのもなんか新鮮でした。