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みさ
>それでも以蔵は最後の最後まで師匠をかばっていたのではないでしょうか? 死ぬ間際に、「先生は利用されたんだ!」と吐いていましたから。 そうですね。疑われたとしても師匠を恨むことはなかったと思います。 以蔵は拷問されても吐かなかったのが、毒の一件がもれてからは 素直に自白したと、当時の牢内の事情を知る人の話に残っています。 これを見捨てられて緊張の糸が切れたと言う解釈と、武市の苦衷を察してあえて 師匠には堂々としてもらいたいとして自白したという説があります。 恋愛が絡むような時代劇の二枚目役は美男であるべきだと思っていますが、 以蔵のような役は容貌のことより実生活でも挫折感を味わったような屈折した ところのある俳優が演じたほうがよいとずっと思っています。 NHK大河でショーケンの以蔵がよかったのもそういうことからだと思うし。 美形すぎると史実のイメージと違って実在感がうすれる気がして。 私の個人的な思いですが。演技力とはまた別に。 め組のポスターを初めて見て以来、この劇団は美しすぎて敬遠しています(笑)。 少女まんがで歴史小説読むようで、イメージが自分の求めるものと違ってしまう。 客層とも自分はズレてるし(笑)。 学生のころから女性は歴史の話すると「あ、それ、マンガで読んで知ってる」という答えが 返ってくるので会話が続かないんです。年配の男性だと、本を読んで知ったという 人がいるから、本の話になって広がるんだけど。 マンガが悪いというのではないですが、ものによってマンガは情報が限られてるものが多い ですから。池田理代子だって自分は史料に当たって描いたからあそこまで描けたのであって、 マンガの知識で描いたのではないですものね。
2009/11/11 01:33
みさ
>冨坂さま ありがとうございました。次回作も期待しています。 >みささま >ですからそれが解らんのですって!笑 >はい。良く解らなかったけれど、確認しまふ。。”) ・・・・・・なんとなく空気を納得。笑。
2009/11/10 14:04
みさ
>みささま ももいろぞうさんとかもお好きですか? 以前、ここの客席を撮った写真をあるブログで見たとき、 お客さんがすごく健康的というか普通の感じで、 知らずに写真を見れば、保育園の学芸会の日みたいで 拍子抜けしちゃった。 何か、コスプレ風の個性的なお客さんが来るのかな と思ってたんですよね。
2009/11/10 13:48
みさ
>あ、今度、ワタクシも塩持っていこう。ドラキュラみたいな爪をした軽女を見かけたら、こそっと、背中に塩いれて、頭のてっぺんに塩盛ってやろう・・。 そんなことしてスタッフに注意されたら、「アンタ、何回通ってやってると思ってんのよー」と毒づこう!笑 いやー爆笑ですね! きのう思い出したことで、このお芝居ではどうだったかわかりませんが 以前読んだ史談で、以蔵が捕まってからしゃべるのを恐れ、武市の家 からと偽って食べ物に毒を仕込んで差し入れしたら以蔵は感激して 全部食べたそうです。でも生来からだが頑健だったらしく、毒がきかずに ピンピンしていて失敗したそうです(ここだけ読んだとき、笑ってしまったんですが)。 でも、その毒の一件を死ぬ前に以蔵は知ってしまったので、自分はそこまで信用されて いないのかというショックと悲しみと怒りと絶望はいかばかりだったかと。 彼にとって武市は絶対無二の存在だったでしょうから。
2009/11/10 13:41
みさ
>みささま 岡田以蔵はホント、魅力的でいい役ですよねー。 >ワタクシなど時代劇は苦手中の苦手でして・・ たくさん観てらっしゃるのでお好きなジャンルかと思ってました。 さっきのも名文でしたよ。 私は昔は演劇の時代劇もよく観に行ったのですが、最近は苦手ですね。 誘われるとドヨ~ンとしてしまって(笑)。 時代劇って出てる人だけが盛り上がって楽しそうなのが苦手(笑)。 以前、お姫様役の独身時代の吉川十和子嬢が愁嘆場でドテーンとコケ、 客席がドッチラケだったのが忘れられない。 それにしても、その客はヒドイですね。 でも、リップクリームのあたり、想像できるー(笑)。 「め組」のファンは熱狂的と聞いてます。知人で、客席の雰囲気が悪いので 3度に1度しか観ないという人がいて。 「め組」ではないけど、イケメンの出る時代劇に出た友人が言ってたけど、 芝居に関係なくずっと袖でスタンバイしてるお目当てに向かって手を振ってるのが いるんだとか。で、聞こえるような声で「あんた邪魔よ。○○ちゃんが見えないジャン。 どいてよー」と言ったり、芝居でからみがあると楽屋入りのとき、塩まかれたって。 イヤ、女の嫉妬はねー。芝居を観に来てないんでしょうね。 目に余る女性客をスタッフが注意したら、「アンタ、何回通ってやってると思ってんのよー」 と毒づいたとか。これだから。
2009/11/10 02:36
みさ
>みささま すばらしい解説をありがとうございます。 往年の秀逸な映画のパンフレットみたいですね。 司馬遼太郎の小説など、これまでの「岡田以蔵」の描き方にほぼ沿った 作品だったようですね。 >「岡田はしゃべるぞ。捕えられたら何もかもしゃべるぞ。」 これは史実でもそう言われて以蔵の運命を決めたとみられています。 彼の生い立ちや身分からしても、武市との絆を思うとかわいそうでなりません。
2009/11/09 22:19
きゃる
>冨坂友さま 主宰のかた自らご意見をいただけて嬉しい限りです。私の言葉足らずのカキコミと 喜劇の初心者ということで勝手な解釈のために、tetorapack様にも作者の富坂様にも 失礼な印象を与えてしまったかもしれません。お詫び申し上げます。 「いろいろあっても花嫁は死ぬ」と言う悲劇の前提の上に組み立てるコメディは 難しかったと思います。ラストシーンがどうなるかと思って観ていたのですが、 急にお涙頂戴になるのでもなく、くどくもなく、なかなか洒落た終わり方だったと 私は思いましたし、カーテンコールでも新婦の遺影はあっても、女優本人は出てこないことで観客にはっきり死を意識させることができたのではと思います。 私は今回の作品が「単なる軽いお笑いに終わった」とは決して思っていないです。 ただ、作り方が昔のコメディのようで好感を持ちました。父が幼い私に教えてくれた喜劇の 面白さを思い起こしたのです。 まったく場違いなかっこうでヒロインが登場したときは、これが昔の劇場ならドッと拍手がわくところなのに、なんて思って観ていました。 私はきょうまでたくさんの喜劇を観て来たはずですが、どうやら初心者らしく、喜劇についてこちらの思うところを伝えることも難しいようです。 最近、全体の95%は結婚式から始まるシチュエーションコメディなのにラスト5%が尊属殺人の悲劇で終わると言う「勲章」という古い邦画を観ましたが、まったく古さを感じさせず、DVDになっていないので若いかたに観て頂けないのが残念ですが、話をしたら興味をもってくれた若い女優さんもいました。喜劇にはまだまだ宝の山がたくさんあるような気がしています。その一角を見せてくださった冨坂さんに感謝しています。 若手のかただけに、才能に目を見張り、頼もしく思っています。 戦争の記憶がまだ残っていた「嫌戦」の戦後のほうが多くの戦争コメディが生まれました。 兵隊物がそうですし、防火訓練、戦死者の取り違えをテーマにしたコメディもありました。 戦争の歴史が風化しつつある最近のほうがともすると「不謹慎」と思われそうで、 難しい挑戦だと思うのですが反戦メッセージのこめられたコメディに期待していますので 勇気を持って書き進めていただきたいと思います。
2009/11/09 21:01
きゃる
>tetorapackさま 補足させていただくと、喜劇の中でも軽演劇については「みささん」へのコメントに 書いたのですが、私は軽演劇の感覚で本作を観たんですね。 TVの草創期、益田喜頓さんが1人で何役も演じる喜劇の番組があって(コントではありません)、 私は面白くてずっと笑っていたのですが、脚本は意外性もなく予定調和でそれでも 面白かったです。彼は父の話ではTVで出身のムーランルージュの喜劇をやりたかったのでは ないかと。で、私はたぶんムーランルージュの軽い喜劇が好きなんだろうって言われました。 その類の喜劇に「余命~」は近かったと言うか。現代はあまり、単純な喜劇が少なくなっていて、 軽演劇というと、吉本新喜劇だと思う人が多い(吉本と私の言う軽演劇は少し 違う)ですが、昭和には単純に子供でも理解し、笑える軽演劇がいくつも上演されていました。 東宝の社長シリーズも軽演劇の映画版です。ひねりもないマンネリ喜劇 で、わかっているけど可笑しい。この映画、最近の若い人は映画館で笑わないですけど。 わざとらしいし、予定調和だと言って。これが現代の感覚なんでしょうね。 藤山寛美の松竹新喜劇も脚本より、彼の芸の深みで笑わせた。 あの当時の喜劇をいまの感覚で観て「ひねりがない」とか言ったら、全部そうなって しまいますが、それでつまらないという評価になるのは残念だと思います。 昔の喜劇人にも失礼です。 私が「喜劇のおかしさがわからないのでは」と言ったのは個々の鑑賞眼のことではなく、 同じ喜劇でも笑いの質の違い、時代の尺度からくることです。 私が述べた感想は、この劇団のありかたとか、作家性とかは置いといての話です。 私と同世代の人と話しても、ドリフか、大人になって観た高尚なコメディかの両極端 しか観ていない人がほとんどで、その尺度で喜劇を評価しています。 普通の軽演劇をあまり観ていないんですね。 だから「ひねりのない軽演劇の笑い」についてはなかなか理解してもらえない。 私が「ひねりなんかいらない」と述べたのはそういう意味で、ひねりのない 軽演劇的な良さももっと見直されてもよいのでは、またそういう楽しみ方ができたら 喜劇の楽しみ方の幅が広がるのでは、という意味です。 私の父が生きてたら「余命~」を観てきっと好きになったと思います。 でも、これを観て笑えるのは初心者ということになるわけですね。 だったらわれわれ親子は初心者です、たぶん。 私は決して、軽演劇を低く見ているのではなく、むしろ逆です。 また喜劇の脚本を批判せずに観るべきと言う意味でもありません。 それは人それぞれですし、笑いの感度も人によって違うし。 前作は観ていないのですが、ドグサレ一番星さんの感想が興味深かったです。 >シチュエーションコメディなら 人の出入りは情報によって支配されるべき。 舞台は必然が支配します。 「たまたま忘れ物をした」ことに由来する できごとは排除されなければなりません。 となると、この作家は現代のシチュエーションコメディとは 少し違う系統のものを書いている人なのかなと思いました。 >なぜ探偵はいろいろな指示をマスターにあおぐのだ? マスターは他人じゃん。自分で決めろや。 そもそもそもそも なぜ秘密の会合をバーでする必要がある? 「あがさ組のもんだが、腕っこきの探偵を 事務所までよこしてくれや」でいいじゃん。 秘密の依頼なら、誰が聞いてるかわかんない バーでやんなきゃいいじゃん。 それに、対象の顔を知らない探偵ひとりより、 対象の顔を知ってる組員で手分けした方が効率いいんじゃん? 現代的ですごくまともな批判ですよね。この批判も読んでて楽しい。 情景が眼に浮かぶ。 でも私はそういうこと無視して書いてるから面白かったのではと推測します。 初心者なので。 そういう意味からも、若い作家さんなのに、こういう懐かしいコメディを書く 人に私も期待します。 みなさんと逆で「あまりひねくらないもの書いてください」ってお願いしたい(笑)。 tetoraさんにはやはり、クロカミショウネン18をお薦めします。 脚本に「ひねり」もあるし、大人が楽しめる上質なコメディだからきっと 気に入りますよ。ぜひ。
2009/11/09 17:17
みさ
>みささま 前回がほぼ全員が手放しで褒めておられて高得点だったから 今回は物足りなさが強かったんでしょうか。 私は前作を観ていないから、これに関しては軽演劇のノリに感じたんですね。 で、深く考えずに単純に楽しめばいいんじゃないかなーと。 良質な軽演劇だと思って観たんです。 でも本来、軽演劇とは違うもっと深みのあるものを作家さんも目指しているはずだから >まあ、それなりに笑えるけれど、物語に深みはない。 ということになるんでしょうか。 これだけ観たら、ひねりなんかいらない感じがしちゃった。 それは昭和にNHKの「お笑い三人組」とか、暑気払い公演に東宝がやってた 「雲の上団五郎一座」とか浅草のデンスケ劇団の芝居に誰も「ひねり」や「深み」 は求めてないのと同じ感覚というか。 そういう意味でひねりなんかいらないと書いたのですが。 作家さんにそんなこと言ったら失礼に当たるのかなー。ごめんなさい、です。 でも最近、素直なコメディが少なくなってる気がしたので私は楽しかったです。 こういうのもありかな、と。懐かしい感じで。 次回作は戦争と笑いをぶつけるようなので、どうなるか楽しみですね。 みささんはシリアスな戦争ものもよくご覧になっているようなので、 今からレビューが楽しみです。
2009/11/09 15:10
みさ
>みささま こんにちは。 劇団名とタイトル名、劇場、3つともおどろおどろしい感じがして 私には近寄りがたい公演だったんですよね。 毛皮族とか世田谷シルクとか、黒色綺譚カナリア派の中里順子さん の客演イメージが沸いてくるような濃いイメージ・・・・(笑) 非日常やスリリングな舞台・・・みささんが選びそうだなと思ってたんだけど 公演時間1時間弱とは意外ですよね。ネットリ長時間やり そうですが。 >オムニバス5編ではなく、ストーリー立てても良かった気がする。 一つの物語としてならもっと充実した内容になったと思うんだよね。 なるほど内容紹介を読むと、せっかくならひとつの物語にしたほうが 面白そうですね。 ここのところ笑えた。 >特に二女は「白鳥麗子でございます!」のようなキャラ被りまくりで 口癖は、「おーっほっほっほ」と笑う。(苦笑!) 高飛車な性格とプライドが富士山よりも高い反面、けっして理想は高くない。 最後の1行がどこか今回の公演を表現しているように思えました。 一見引いちゃうんだけど、案外控えめみたいな? 女優陣の衣装はどうでしたか。露出度とか(笑)。
2009/11/09 14:44
きゃる
>まあ、芝居は極論すれば、自分が楽しめたら、他人がどうであろうと、それが幸せというのが私の考えです(単純=笑)。 これはおっしゃるとおりです。感想は人それぞれで自由だし、私も「喜劇は本来こうあるべき」とか思ってるわけではありません。 言葉足らずで申し訳なかったのですが。 ただ、率直に言って、昔、子供の頃に観た浅草や新宿コマの喜劇人まつりに来てた客のほとんどは「ここはひねりがあったほうが」なんて考えて観ていなかっただろうし、単純に面白いか面白くないかで客は反応してたということです。 狂言は日本の喜劇やコントや4コマ漫画のルーツみたいなものですが、展開が単純でひねりなんかなくてもじゅうぶん可笑しいですし。 私が4歳くらいのころ、初めてアメリカのコメディ映画を父と2人で観た帰り、渋谷駅のホーム のベンチで父と話して天井を向いて大笑いしていると「どこが一番面白かった?」と聞かれ、「靴の裏にくっついてしまった切手をとろうとしてうまくいかないとこ」と答えると、父は「そうだね。喜劇って面白いだろ」と言い、「きょう面白かった、楽しかった気持ちをずっと忘れないでいるんだよ。喜劇は難しいものじゃないんだ。子供が笑える喜劇が一番面白いのだよ」と言いました。 父は喜劇の研究家でもあったのですが、喜劇を見るとき、私はこの幼児体験をいつも思い出します。まったく笑えない作品ならともかく、観終わって楽しければよしとします。 私は喜劇に関しては「ひねりがあればもっと面白くなるのに」とか踏み込んで考えると、楽しめないんじゃないかと思うんです。観客としての個人的な意見ですけど。喜劇役者や作家や評論家のスタンスならそれじゃダメなんでしょうね。たぶん。 チャップリンの映画についてもおとなになってから映画評論家がいろいろ難しい評論を書いるのを知って「こんなこと考えて観たら楽しくないだろうに。チャップリンは庶民の娯楽として 作ったのでは?」と思ったことがあります。 同じことは娯楽映画にも言えることで、幼児のころから親に連れられて大人に混じって毎週のように映画館に行って観てたんですが、普通の観客はもっと気楽に楽しんで観てたプログラムピクチャーと言われる作品にまで後年「アングルがどうの、テキストがどうの」と評論家が書いてるので、当時の映画関係者に話を聞いたら「昭和30年代の客があんなこと考えて観てるわけない。 ナンセンスで腹が立つ。彼らには娯楽映画の本当の面白さがわかってない」と怒ってました。 評論家はお仕事ですからそれでいいと思いますが、観客にそれを求めるのは酷かと。 もちろん頭のよい観客はいろいろお考えになるんでしょうし、それは自由だと思います。 tetorapackさんのことではなく、最近、やたらメディアで「ひねりがない」という意見がふりかざされてる気がして、「ひねりって何?」って疑問に思うのと、ひねろうとした失敗作にも多く出合ってているのでそう書いただけですけど。 この作品も観る目のあるかたから観たら、ひねりがないかもしれないけど、ひねってなくても 成功してる作品ではあると思います。 一般論として最近、「ひねり」って便利な言葉に使われすぎてるような気がしません? 具体的に「こうすればもっとよくなる」と説明があれば納得するのですが。 事実、説明している評論家もいます。エライです。 こりっちのレビューにそれを求めているのではないので誤解しないでくださいね。 お金をもらってるプロの評論家全般に対してそう思うという意味です。 tetoraさんの言われる「劇団への愛のムチ」や、みささんがおっしゃっているように「今回は作家がラクしたんじゃないか」というご意見はあって当然だと思っています。 それを私は否定するものではありません。 ちなみに私個人的には、ひねりよりも、この間の「駆け抜けない球児」で説明しましたように、つじつまの合わないほうが気になるんです。そこが引っかかるとシチュエーションコメディはぶち壊しになると思うのです。自分の場合に限れば気持ちがついていかなくなるので。
2009/11/09 02:52
きゃる
加藤健一事務所がお好きなら合うのでは? 大人のコメディをやってますから。 脚本がしっかりしてるし、客演も含め役者の演技力が確かです。 芝居をたくさん観て来た人なら評価すると思いますよ。
2009/11/07 09:52
きゃる
>tetoraさん 追記 ワダ・タワーは以前お薦めしたクロカミショウネン18所属の俳優です。 とにかく個性的で、見るたび違う。
2009/11/06 10:44
きゃる
サーカス劇場は地上3mmと合体して消滅したので ここに載った分だけでも全部いま書いておかなきゃと思って。 本当は最新レビューを読んでるみなさんのご迷惑に なるから気がひけるんですが。申し訳ない。 他の芝居は昔観ていてもほぼ忘れてるから書けないけど、 サーカスだけは鮮明に覚えてるのでアーカイブスのつもりで 書きました。 夫もここ読んでびっくりしてました。そして爆笑。 サーカスはずっと何年もネタ扱いの劇団でしたから。 でもマジに「カラス」を観た人で「観客として疎外されて不愉快だった。 演劇とはみんなあんなのばかりですか。演劇とは何でしょう」とネット 掲示板で怒ってくる人もいましたよ。 私はサーカスに代わって謝り、「そうではありません。あなたを楽しませる 芝居もきっとあるはずですから、これに懲りず、機会があれば演劇に触れて ください」とレスしました。サーカス劇場に感謝してもらわなくちゃ。 一番熱心に観てきたんだから(笑)。
2009/11/06 10:40
きゃる
>ゴジゲンの松居大悟くんですね。 そう。夫がきのうゴジゲンの話してました。 「駆け抜けない球児」は劇団になる前の初演だったのかな。創造工房か劇研かどっちか 忘れたけど。大学のサークルとして見たんです。 はちゃめちゃだけど笑えない。騒々しくて野球の面白さは描いてない。題名にだまされて 見たの。夫が高校野球好きで。もっと試合の内容がからませたら評価できたけど。 高校野球の必然性ないでしょ。飲酒問題以外。 だいたい、まだお酒を飲んでいない段階でキーパーソンが鼻を赤くして 管理人の前を通ってる。あれ、理屈に合わなくて許せなかった。 何度も夫に確認しちゃったもの。ああいう矛盾はダメですよ。 理詰めですばらしいコメディ書く人が明治にいたけどいま演劇はやってないんです。 彼に脚本提供だけでもと、仲良かった人に頼んでるくらい。 学生演劇で2度も観に行ったのは後にも先にもその人だけ。三谷幸喜以来の 才能ですよ。そういう人に限って書かないのね。やめたほうがいいのに ずっとつまらない芝居書き続けてる人多いのに。くやしい。
2009/11/06 10:25
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>tetoraさん 大人がそこまで惚れこめるものを持てるって幸福ですよねー。 そういう情熱は私は残念ながら高校のころまでで終わっちゃったかも(笑)。 いまの自分は、ちょっと醒めて観てるところがあるかもしれませんね。 ご贔屓劇団にも採点が甘くならないのはそのせいかも。 「やばいかも」って、何年も思ったことないなー。 だから、うらやましいです。もう、先がないのかもね、私(笑)。
2009/11/05 15:19
きゃる
>みささま 体調へのお気遣い本当にありがとうございます。 >早稲田演劇の観客っていつも、みんなワイワイ話していて煩いですよね。 自分が大学生のとき生まれて初めて観た学生演劇が早稲田で、そのときも 会場が煩くて、係りの子の声が聴こえなかった(笑)。 芝居が始まってもざわざわしてて。その子供の世代のマナーがいいわけない と思っちゃう。 いま、「害獣芝居」という劇団をやってる明大の実験劇場出身の子が学生の とき、三島の近代能楽集の「熊野」をやったのだけど、開演前から会場にオブジェ みたいな木の下に和服の女の子がすわってる演出だったんです。 「おしゃれでいいなー」と思って褒めたら、「演劇を見慣れない学生が多く来るので、 演劇の雰囲気に慣れてもらうためにそうしてるんです。で、ないと私語が止まない 場合もあるから」と。なるほど、と思いました。
2009/11/05 15:11
きゃる
>tetoraさん 力強い一言とか言われてしまうと責任感じちゃう(笑)。 ここの劇団、合併前のマグナムブラザーズのときに 早稲田で学生演劇のイベントで持ち時間の15分パフォーマンス やったときに一番面白かったんです。 その後、サムライモンキーズと合併してから本公演を観てなくて。 初夏に元サムライの猿渡さんが脚本担当したギャラリー芝居を 観たんです。それもちょっと洒落てましたが。 早稲田系で数少ない私の好きな劇団。慶応の劇研っぽいの。 ちなみに人気のとくお組は慶応系で数少ない夫の評価が低い劇団。 夫がとくお組を観てきた時、「ドタバタして筋が粗くて面白くないから オススメしない」と言うので観てません。とくお組は逆に早稲田っぽいかも。 慶応系に松井さんと言ったかしら、2006年に「駆け抜けない球児」を書いた人 がいて、夫の話を聞いて「何か似てない?」と聞くと、「似てる」というので、 「じゃ、私ダメかも」と思った。「駆け抜けない~」は話の筋が矛盾だらけで好き になれなかったので。私はディテールがきちんと書かれてないコメディーは ダメなんです。騒いでごまかすようなのが嫌い。男性ばかりの劇団は嫌いじゃ ないんだけど。 フジの「羞恥心殺人事件」が、とくおさんが脚本だったから観たけど「あー、 この作風ならまちがいなく私ダメ」って確信した(笑)。 今度のマグズの公演には慶応時代から役者として面白かった相羽さんが出てる ので楽しみ。相羽さんは明大の「多少婦人」の渡辺さんと役者としての芸風が 似てる人。「多少婦人」にも出てほしいな。 ある時期の学生演劇はけっこう役者を細かく観てるので、好みがうるさいんです(笑)。 いまでも俳優さんに「一発ギャグまで覚えてるもんね」と笑われます。
2009/11/05 14:53
きゃる
>みささま コメントとお気遣いありがとうございます。 最後の公演ということもあったのと、演劇がテーマだから良かったのかも。 ほかのストーリーでもこのくらい面白いのを作れればスゴイですけどね。 同時刻の開演だったので夫は「おぼんろ」のほうに行ったのですが、 「いままで観た中で最低レベル。芝居の態をなしていない内容で 無料とは言え腹が立った!」とプリプリして帰って来ました(笑)。 席のことはいちおう声をかけたんですが、みんなワイワイ話していて 聞いてくれてないんですよね。 「パンフレットが置いてあるところが1席分となっておりまーす」 としか係員が言わないので、どっかり座って詰めません。 ざっと点検したところ、2列目だけ人数詰め込みすぎなんですよ。 いやはや、参りました。無理な姿勢で連日観たのがたたり、 気管支のあたりの筋肉が圧迫されてしまいました。 翌日がお能の公演で高いチケット代のうえキャンセルできず、 這うようにして行きましたけど、前の晩、呼吸困難で 寝てないから長時間公演で眠いのなんの。 まだ、ちょっと調子悪いですね。週末、観劇する予定があるので 何としてもそれまでに持ち直さねば・・・。 年はとりたくない(笑)。
2009/11/02 19:15
みさ
あはっ、これ日本人の演劇なんですね。 私はてっきりインド人劇団の来日公演かと思ってた(笑)。
2009/11/02 18:51
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