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アキラ
アキラさま >この舞台に単に教授を出すのではなく、研究室にいる教授しか出ない一人芝居というのも面白いかもしれませんね(笑)。 さすがアキラさま。センスが素晴らしいですね。スピンオフでラモス教授主演なわけですね。確かに、かなり個性の強い教授のようですから、複数の中に出るよりも一人芝居で教授が言いたい放題しゃべるほうが面白いかもしれませんね。あー、観てみたいです(笑)。青年団の納涼企画公演みたいなものでやってくれないかなー。 あと、「サンタクロース会議」のメンバーの中に特出して、話題をネアンデルタール人にすりかえようとするとか(笑)。
2010/01/09 13:09
みさ
みささま お忙しい中、ご丁寧な返信をいただき、恐縮です。 >なるほど。そう考えますと以前の方が歌舞伎の世界も民衆に浸透させようとして努力をしていたのですね。現在はそれらは開催してないのでしょう? 早朝の歌舞伎はなくなりましたが、非営利団体が小学生の子供と親を招待する企画は 不定期に行われていました。でも、今春で歌舞伎座が建て替えのため、取り壊しになるので、 その企画も廃止されるんですかね。 国立劇場では、小学生とその親を対象にワークショップを開き、歌舞伎俳優が直接子供たちを 指導して、歌舞伎の実演をさせているんですが、今度の事業仕分けで廃止されるかもしれません。 ちなみに、現在の歌舞伎座の建物は桃山建築の千鳥破風という貴重な遺構で、デザインは残す方針だったのに、石原都知事が松竹の幹部を呼びつけて「銭湯のようなデザインはやめろ」と難癖をつけ、「新歌舞伎座はパリのオペラ座風にしろ」と命じたんだそうですよ。 新歌舞伎座はオペラ座とは似ても似つかないヘンテコなデザインで(でも設計者は私の知人なのですが 笑)になります。東京都は歌舞伎座には一円もお金を出さないのに、そんな権限があるんですかね。建築家や歌舞伎愛好家の間では不評です。なぜ、歌舞伎俳優たちは文句を言わず、都知事案を受け入れたのか、不思議です。権力に弱いんですね。 >他に歌舞伎のことで勉強会みたいなものは開催してるんでしょうか? 歌舞伎フォーラムという不定期な講座が開かれています。 歌舞伎専門の小道具、大道具会社の人や歌舞伎研究者、現役の歌舞伎俳優 らが講師となり、夕方6時くらいから社会人対象に少人数の講座を開いている のです。参加費は2000円くらい。ときどき新聞の文化欄に情報が出ます。 だれでも参加できます。先着順締め切りで定員50人くらいでしょうか。 それを主催しているところの関連団体が「歌舞伎ルネッサンス」と言う名目で先日、歌舞伎の啓蒙公演でこりっちのチケプレを実施したのだけど、歌舞伎俳優ではなく、女優たちの公演だったのでユーザーには不評でしたね。私も観ましたが、歌舞伎もどきの芝居で、中途半端なんですね。 啓蒙するなら本物のほうがよいと思いました。現代語だからわかりやすいけど。古典芸能はことばの壁がありますね。以前、友人に猿之助のスーパー歌舞伎を見せたら喜んで、普通の古典歌舞伎はことばがわからないからもう観に行きたくないって言うんですね。 私は能楽師たちのワークショップにも顔を出してるんですが、彼らは国立能楽堂の字幕スーパーには反対だそうです。世界遺産になったので、文楽と能楽は字幕がつくようになりましたが。
2010/01/09 00:44
アキラ
アキラさま >太っていたら「(昔の)つるべ」とか言われていたでしょうし、サングラスかけていたら「陽水」と言われていたかも(笑)。 なるほど。これ読んで大笑いしてしまいました。昨年の「青木さん家の奥さん」で青年団版 が青木さん家の奥さん(偽者)を出したように、他劇団が教授を出してきたりしたら可笑しい ですね。偽者でもいいから。いっそのこと南河内さんでやってもいい(笑)。
2010/01/08 13:09
みさ
みささま >「高校生のための歌舞伎教室」って、いいですね。一般の高校生に歌舞伎のうんぬんを教える講座のようなものですよね?現代でも、それってあるのでしょうか?ワタクシ、それに出席したいくらいです。 いまも毎年6,7月ごろ、国立劇場でやってますよ。 講座といっても講義ではなく、実際の歌舞伎の名作を鑑賞するのです。 観る前に、若手俳優が基礎知識の解説をやってくれます。 解説も話すだけでなく、実際に歌舞伎の型などを実演して教えてくれるのです。 そのあとに本当のお芝居の公演を1本見せるのです。 中村獅童ってご存知ですよね?獅童も一時期解説を担当してましたよ。 まだ無名のころ、ね。 いまは「高校生」がとれ、ただの歌舞伎教室になりましたが、高校生が学校から 団体鑑賞に来てるようです。もちろん、一般の人も観る事はできます。 料金が学生より一般は高めですが ふつうの歌舞伎よりはうんと安いです。ただし、学生優先で一般は枚数が少ないので 早めに前売りを買わないと当日では無理です。 みささんも一度参加したらいかがですか。勉強になりますよ。 >光源氏の赤ちゃんですか?それとも光源氏が赤ちゃんだった頃の役ですか? 光源氏が藤壺との間に不義の子としてもうけた春宮の役だったと思います。 のちの冷泉帝でしたっけ?光源氏は父の市川団十郎が演じました。 あ、ひとつ訂正があって、初舞台の前のお披露目は「お目見得」といいます。 >歌舞伎役者がスカーレット・オハラを演じるってどうなんでしょうか?素人的には違和感がありますが、素晴らしかったのでしょうか? わたしはTV中継で見たのですが、さすが猿之助は宝塚通で芝居が巧いから上手でしたね。 うちの母が感心してました。中村福助という人がいますが、彼も宝塚通でベルばらのオスカル が当たり役で、何度かやってますよ。最初は猿之助の公演の天地会で志願してやったんだけど。一度、ブーツを左右逆に履いて出たらしい。でも、オスカルのブーツの履きまちがえは 本家のジェンヌさんもやってますからね。安奈淳や真矢みきも、ね(笑)。 >なるほど・・。子役の盗賊っていそうですね。 それは子役の盗賊じゃないんですよ。盗賊はあくまで大人の役として演じているんです。 若いかたは「白波五人男」って言ってもご存知ないかしらね。 「ちんこ芝居」というのは子役の芝居ではありません。 子役が大人の芝居をすべて大人と同じように演じるんです。 わかりやすく説明すると、たとえば「ハムレット」をすべて子供で演じるようなものです。 子役ではないのです。 そうそう、いまでも「子供歌舞伎」というのが残っていて、郷土芸能として観られます。 こちらは農村に伝わったもので、素人の子が演じるけど上手ですよ。 で、ややこしいんだけど、昭和の一時期、松竹が「子供歌舞伎」というのをやっていたんです。 歌舞伎座で日曜の早朝、本公演の開始前に。 それは「子供向けに見せていた歌舞伎」で、演じるのは大人の俳優。 厳密に言うと、「お父さんと子供のための歌舞伎」で、日ごろお芝居を観る時間のないお父さんのために、日曜日、お子さんと一緒に「歌舞伎を観ませんか」という啓蒙活動だったわけ。 私、あまりふだん、こういうこと話さないし、書いて説明もしたことないので、何か不思議な気分ですね(笑)。 >そして毎年、もう来年こそは観ない!と決心するのですが、やはり観るんですねー。 イケない観客ですわ。失笑! いや、ごらんになるだけ偉いですよ。たとえ眠くなってもかまわないので、ご覧ください。
2010/01/08 12:12
みさ
みささま やっぱり本来の「ちんこ芝居」とは無関係だったでしょう? 語呂合わせで使っただけじゃないかと思ってたんですよ。 大人の劇団ですから、あっちのほうだと思ってました。 だったら明治のちんこ芝居のことなんてHPに書かなければいいのにねぇ。 下ネタへの照れ隠しなんでしょうか?(笑) ちなみに、みささまの「子役芝居」に関するご質問への真面目なお答えは 「北限の猿」のほうに回答してありますので、よろしく(笑)
2010/01/07 20:33
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tetorapackさま >私の前をお二人で歩いている方がいたので、もしかしたら、きゃるさんご夫妻かな?なんて思ったりもしちゃいました(この件については私信でお送りします)=笑。 うーん、人違いで残念でしたね(笑)。 ここでヒントを。 同年配の夫婦ものを探してもみつからないと思います。 夫とは世代が違うので、外見で夫婦と思う人は少ないようです。 また、会話を聴いても夫婦と思われないみたいですね。 夫を「○○さん」と苗字で呼ぶし、常に敬語で話すからでしょうか。 事実婚でも夫婦別姓でもないのですが、習慣で。 というわけで、tetoraさんが劇場で目にするご夫婦はたいてい私たちではない と思います(笑)。
2010/01/07 13:52
アキラ
>アキラさま ネタばれにもありましたがお芝居を観ていてこの教授にも興味が沸いてきますよね。 かなり、面白そう。「ラモス」と呼んでいるので、サッカーのラモス瑠偉みたいなモジャモジャ頭の人なのかなーとか風貌を想像してしまいました(笑)。
2010/01/07 12:28
みさ
みささま >ずっと引き継がれてるのじゃあなくて、一期で終わってしまったんですね。歌舞伎の世界では襲名制度のように杉の子会も延々と引き継がれてるのかと思ってました。 「杉の子会」というのは昭和40年代の8月、歌舞伎の一般興行がお休みとされていた月に 国立劇場で開催されていた勉強会のひとつなのですよ。 歌舞伎では、江戸時代、「にっぱち」といい(いまでも世間一般で2,8月は冬枯れ、夏枯れと景気のはかばかしくない月という使い方をしますが)、酷寒と猛暑の月は客足が鈍るので興行に力を入れなかったんです。で、映画全盛期に歌舞伎が衰退したころから夏は東京では国立劇場の「高校生のための歌舞伎教室」以外、公演が休みだったので、若手俳優が各自勉強会を開いてたんですが、それは大人の俳優たち。当時は、60、70代でないと、歌舞伎俳優はいい役がつかなかったので、若手は勉強会で気を吐くしかなかった。同じ時期に、「杉の子会」は子役で芝居大好きという名門の子供たちが集まって勉強会をやってたんです。いま、そのメンバーが歌舞伎のスターになり、歌舞伎を背負ってる立場になってるんですよ。「お山の杉の子、すくすく育って大木になぁれ」というのが由来です。 >すると歌舞伎の世界では杉の子会がなくなってしまった代わりに、子役のお披露目芝居みたいなものを見せるのでしょうか?もしかして、襲名披露がそれ? 歌舞伎の子役の場合、お披露目と初舞台は違うんですよ。初舞台はちゃんとした役として出演しますが、お披露目は本名で台詞なしの役でおとなに抱っこされて出るのがふつう。お披露目でその子の資質を試すのです。舞台になじめるかとか、人見知りしないでじっとしていられるかとか。ほとんどのスターがそうやって舞台に出ています。お人形の代わりというか。赤ちゃんの役が多く(歌舞伎では赤ちゃんはふつう、人形を使うのですが)、早い人は1歳何カ月で出ます。 いま話題の市川海老蔵も光源氏の赤ちゃん役でお披露目しました。 でも、いまはほとんどの歌舞伎役者は後を継ぐのでお披露目は有名無実で形式です。 親が早く舞台に出したいだけ(笑)。昔は子役がみな後を継ぐと決まってはいなくて、実はいま、東大に入って官僚になったり、電通マンになってる御曹司もいるんですよ。 歌舞伎に残って活躍中の親兄弟は隠してるけど、私は知ってる(笑)。 いわゆる「ちんこ芝居」とお披露目や初舞台、襲名披露はまったく性質が違います。 いま、ちんこ芝居は歌舞伎の「天地会」(役を入れ替える千秋楽のお楽しみイベント)や俳優祭で稀にしか上演されません。天地会は必ず行われるイベントではないですしね。 そもそも、いま俳優祭で行われる演目は本来、天地会でやってたものなんですよ。 宝塚の「ベルばら」とか、ね。市川猿之助は本格的に宝塚の「風と共に去りぬ」を京都南座の天地会で完全上演し、ハイヒールをはいてスカーレット・オハラを演じたことも。現役タカラジェンヌが指導しました。「天地会」の「滑稽俄安宅関」に中村勘三郎が交際中の宮沢りえを出演させて物議をかもしたときもありました。 ちんこ芝居でポピュラーなのは「白波五人男」ですかね。弁天小僧の出るお話。 五人男(盗賊)を子役だけで演じ、からむ捕方(奉行所の役人)の役を大人の有名スターが演じるのがお約束ということになっています。捕方はふだんですと、下回りの役者の役ですが。 歌舞伎の「天地会」と同じものに能楽でも「乱能」があり、これもお楽しみイベント。数年に一度、突発的に開催されます。私も一度だけ観ました。「乱能」だけ観に来るという人もいて、そういう子の隣に座ったことがあるんだけど、いちいち質問してうるさいんだよね。「あれ、何ていう人?」とか「カッワイーイ」とかはしゃいで(笑)。ふだんお能を観てないけどまったく予備知識なしで来る。 それでは本来の趣旨を楽しめないはずだけどね。
2010/01/07 11:18
みさ
みささま >ってことは今回の「ちんこしばい」は杉の子会も参加するのでしょうか? それとも全く別の子役なんでしょうか? 杉の子会は昭和40年代、梨園の御曹司たちで結成されていたグループで、 あとに書いたように現在はありませんよ。当時の中心メンバー中村勘三郎 はいま、50代ですし。 また同様のものを結成してほしいという声が出ているだけです。 それから、この公演のことはよく知らないのですが、大人の劇団だし、 コント芝居のようですから大人が演じるのではないでしょうか? ちんこ芝居という語呂を借りただけで子役の公演ではないと思いますよ。 みささまのレビューを待ちます。
2010/01/06 15:14
たけのすけ
たけのすけさま あけましておめでとうございます。 今年もたけのすけさんのレビューと公演チョイスを大いに 参考にさせていただきたく、よろしくお願い申し上げます。 本公演、連れが、たけのすけさんのレビューがとても参考に なったと申しておりました。 たまたま予約した日が1カガク2北限だったのですが、 連れは逆で観てもそれはそれで面白かったのではと 申します。 確かに、両方観ても順序によって若干、感想は違って くるかもしれませんね。
2010/01/06 11:53
アキラ
アキラさま あけましておめでとうございます。 昨年は大変ご迷惑をおかけし、申し訳ありませんでした。 本年もどうぞよろしくお願いいたします。 アキラさんはアイコン・キャラクターに王冠がついてるせいか、 どれも王様が「おススメ・レビュー」と言ってる様で、いつも 楽しみに拝読しております。 春日三球ネタ、ありがとうございます(彼らの漫才好きでした)。 面白かったです。奥様が亡くなられて漫談家になられたのですね。 一時は若い女弟子と新コンビを組んでましたが、やはり完成された 夫婦漫才のようなわけにいかなかったんでしょうね。 「地下鉄」とやはり共通点ありますね。この野菜の話。 しかし、人参の葉とほうれん草の根っこねぇ。 いまはバイオ野菜、盛んですが面白いですね。 お正月、「以前TVで見た茎の少ない新型ブロッコリー買いたいな」 なんて思って料理してました(笑)。
2010/01/06 11:44
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tetorapackさま あけましておめでとうございます。 昨年中は大変ご迷惑をおかけいたしまして申し訳ございません。 本年もどうぞよろしくお願いいたします。 tetoraさまの「時にフェミニスト・レビュー」をニヤニヤ拝読させて いただきます(失礼)。 連れ合いの希望でお正月に青年団の公演を観ることになりました。 最初は寒いし、閑散とした駒場東大前に下りるのはいやだったんだけど 別に用事もないので早めに観てよかったかな、と。 オリザさんのお芝居は笑うところがあるから好きです。その笑いが自分の年代 には合った笑いなので助かります。くすぐって笑わせるのじゃなくて 自然でしょ。 前にお話したクロカミショウネン18の今年初の番外公演が なんと平田オリザさんの「御前会議」なのですよ。 HP観て思わず「ラッキー!」と言ってしまった。 野坂さんはオリジナル脚本も巧いけど、番外作品チョイスのセンスも 抜群だなーと思って(笑)。 「ヤルタ会談」は観てるけど「御前会議」は未見なんですよ。 地方や海外公演になってしまって。 クロカミの番外は上手な客演メンバーを集めるから楽しみです。
2010/01/06 11:33
みさ
みささま 遅ればせながらあけましておめでとうございます。 昨年はみささまのブースで大変お世話になりました。 いろいろお話できてとても楽しかったです。 ご好意に甘えっぱなしでしたが、本年もどうぞよろしく お願いいたします。 今年もみささまの批評を楽しませていただきます。 「北限の猿」、20年くらい前に観たシガニー・ウィーバーのゴリラ映画 とNHKの動物ドキュメントのおかげで意味がわかり、楽しめました。 「観たい!」に登録しようと思う公演がことごとく未登録なんです。 しばらくは頑張って情報UPせねば。 みささまのご指導もあり、年末も公演観にいったとき、某劇団の制作 やってるかたにチケプレ実施のお願いしてまいりましたです。 その公演も今回チケプレ実施してくれたんですが、そのかたはほかの 劇団も手伝ってるのでそちらも今年からチケプレ実施してくれるそうです。 主宰さんと話し合って決めたそうで。 チケプレ実施しても応募が少ないところはあるようですが。 まずは浸透していかないと、ですね。 みささまの掲示板にも参加させていただきますので、しばらくお待ちくださいませ。 ※別欄でちんこ芝居について書かれていましたが、「観たい」欄だったので本欄をお借りして 書かせていただきますと。 みささまが「ちんこ芝居」と書くと一瞬別のことを想像しそうになりますが(笑) 大丈夫、知っていますので。 上方では特に盛んだったようですが、ちんこ芝居にはのちに名優となった 歌舞伎の有名な御曹司も子供時代たくさん参加しています。 菊吉時代を築いた6代目菊五郎と吉右衛門さえも。 ちんこ芝居は「ちんこい→子供」の意味ですが、子供向け芝居ではなく、 次代を担う子役たちが大人顔負けの芝居を大人の役で演じるもので 観客にも醍醐味があったのです。 その伝統は戦後になって、「杉の子会」が受け継ぎ、現勘三郎をはじめ、現在 活躍中の俳優が少年時代、毎夏の公演に、当時の名優の指導を受けて 多数参加しましてたのですよ。 ちんこ芝居は少年俳優にとって憧れの俳優に教えてもらって憧れの役を 演じられる貴重な機会でした。 最近、「第2期杉の子会」を立ち上げては、という声が私と同世代の歌舞伎評論家 からあがっていますが、実施は難しいようで。いまは第一線のみなさんが 忙しいから若手を指導するのに精一杯で子役にまで教える時間がないんでしょう。
2010/01/06 11:17
きゃる
teorapackさま >そんな風に心安らかにお茶の一時を楽しめるような芝居 ああ、そういう雰囲気のお芝居ではありますね。数年前に見たときも、デートに選んでも いい感じで大人っぽかった。うんと若い人はテンポがゆっくりしてるから合わないかも。 どちらかといえば、オムニバスは私も好きじゃないです。でも、吉村公三郎とか昔の監督が 好きな女優使って豪華なオムニバス作ってるのは良かったです。要は脚本と演出、俳優の 技量でしょうね。この劇団は、今回みたいに連関性のないオムニバスでなく、1つにまとまってる のも作ってますね。客演陣も上手な人選んでるし。自分の好きな俳優を推薦したいくらいです (笑)。 常日頃、tetoraさんが言われている暴力の表現の問題、ジエン社の作者本介さんがものすごく 詳細なアンケートを公演でとってたのですよ。「何をどこまで許せるか」という質問。彼の良心を感じました。tetoraさんが共感しそうな作者ですよ。
2009/12/29 22:43
きゃる
tetorapackさま ありがとうございます。 本来、こういう細かいこと書くのは邪道かもしれませんが、 観ていないプログラムを気にしているかたもいるかなと思い、 参考になればと書きました。
2009/12/29 22:26
みさ
みささま >つくづく女性に生まれて良かった。 同感です(笑)。男女で女性のからだに対する反応は本能的に違うことは 認めるんですが、ストリップではなく、この公演はあくまでレビュー・ ショーなのですから、パーツでなく歌やダンス、全体を楽しまなきゃ もったいないと思うんですけどね(笑)。そこだけを凝視して、しかも自分の顔を 隠すのって下心を自白してるようなものでしょう?おかしかった。
2009/12/28 21:53
きゃる
tetorapackさま コメントありがとうございます。 以前、観た芝居では大根さんが格別女の心理の襞を描いてる という印象はなく、だからずっと観てなかったと思うのです(笑)。 今回、オムニバスですが1本立てでどんな作品かはわからないですけどね。 自分は笑いやペーソスのある古風な芝居が好きなので、あれですが。 以前の公演で、「つまらない」と酷評されてるかたもいらしたので好みが分かれる かもしれませんね。 確かにひねりとかノリとか新しさはないですから「平凡」と思われるかたもいるでしょうね。 若い方にはあまりピンとこない芝居かもしれません。 大根さんは私よりずっと若いので、どうしてこんなに巧く書けるのと尊敬しちゃうんですが。
2009/12/28 20:06
みさ
みささま >もうちょっとエロくても良かった気がしますが、エロと芸術の境目って難しいですよね?(笑) あー、そうですね、大人のエンターテインメントに目の肥えたみささま的 にはそうじゃないかなと思って観てましたよ(笑) 私はエロいのは苦手なので、これくらいでちょうどよかったっですが。 観る前はもうちょいエロいのかなと思ってました。 意外に品が良かったです。 じゅうぶん、露出度あったし。私、この手のもの観に来るのは初めてなん だけど、みささまが以前、おっしゃってた意味がわかりました。 かぶりつきの席で観てる男性客の視線の先を追ってみたんだけど、 スカートの中ほどとか、足とか、お尻とかしか観てないんだものね。 音楽や振り付けは関係ないみたい(笑)。 そういうところ、たぶん、あまり気にしてないんじゃないかな。 で、ライトが当たって顔隠すので変だなーと思って。 何も悪いことしてないのに、なぜ?(笑) 恥ずかしいの?
2009/12/28 18:38
みさ
みささま >男女7歳にして席をおなじうせずだったからこそ、ゲイが生まれたと? だったら、席を同じにしていたらゲイは少なかったのでしょうか? そう考えると男ばかり・・例えば獄中などで男同士でしちゃうのも似たような理由なんでしょか? だったからこそ、とまではいえないかもしれないけど、 影響はあるでしょうね。男子校と女子校の例を見ても。その獄中もね。 現に、大名の若様は少年時代、若い女子を遠ざけて教育するので、 ほとんど側小姓とそういうことになってたと言いますから。 「少年老いやすく、学成り難し」の儒教の教えが浸透してるから、勉学に異性は 邪魔ということで。衆道は通過儀礼というか。 三代将軍の徳川家光が成年になっても、男好みから抜けられず、お世継ぎが心配 された例もありますし。 衆道に鷹揚な武士の世界でも、大人になってからもその傾向が強いと、社会から排除 されちゃうんですね。やはり、独身で子供ができないと家が絶えてしまうし。 歌舞伎も、女性を排したあと、「若衆歌舞伎」が盛んになって、これも風紀を乱すというので、 幕府命令で月代を剃った「野郎かぶき」の時代になる。でも、女形役者がふだんでも女装す るし、色子茶屋が女形の供給源になったので、あまり意味がなかったんですけどね。 >ところできゃるさん、妙に歌舞伎の世界に詳しいですが、何か関係があるのですか? ああ、家が梨園とお付き合いがありましたので、友人もその方面に多く、 裏事情はごちゃまんと耳に入ってきましたねぇ(笑)。 もちろん、研究書も読んで勉強しましたが。
2009/12/28 14:19
みさ
みささま これ、みささまも好みだろうと思って観てました(笑)。
2009/12/28 13:54
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