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tetorapackさま tetoraさんは舞台芸術を観る目が確かなので、初めてでもこのような核心を突いたレビューが書けるのだと思います。普通ですと、とてもこうはいきません。 私は能の囃子では太鼓(たいこ)が一番やってみたいけど、難しいそうなのでやりません(笑)。中心にバチをあてるのが難しいそうです。能楽師のかたに「習いませんか?」と誘われても謡や舞囃子はぜったい拒絶してますもの。私にできっこない(笑)。 昔はよくお素人の会をお付き合いで観にいったんだけど、主婦が舞うと、まな板で大根切ってるみたいな所帯くさい舞いの人とかいるんですよね。本人気づいてないけど、普段の生活が出ちゃう。怖いです(笑)。
2010/01/29 22:48
みさ
みささま ブックマークはフライヤーのストーリー読んで面白そうだったけど、この週は予定があってダメで。 爆笑もののコメディではなかったのですね。人情喜劇というのは、好みもあるから難しいですね。私はどうも苦手です。人情喜劇そのものは嫌いじゃないけど、自分に合うものに最近出会ってないというか。
2010/01/29 22:35
みさ
みささま このお芝居、自分が行ける日にちはチケットがとれず、あきらめました。 みささまが観てくださってよかった。 スタッフが感じ悪いのってイヤですね。最近の演劇はパンフレット買わないといけないようになってるところがあって、パンフでもうけてる感じありません?高すぎるし。 学生のころ、この映画が公開されました。憧れの親戚のおじさんが「冬のライオンは良い映画ですよ。お勧めです」と言ったのをドキドキして聞いたことを覚えてる。うちの父は小娘の私にこんな大人向けの作品を教えてなんかくれないから、大人扱いしてくれたようで嬉しかった。カッコイイナーって。 当時に観てもどうせ私には理解できなかったでしょうけど(笑)。映画は女優のメークが独特でした。ああいう役は日本では麻実れいでないと演じられないかもしれませんね。
2010/01/29 22:27
みさ
みささま 温かい励ましをいただき、本当に本当にありがとうございます。 そう、手術するしかないです。手術しても治る見込みがないレベルまではいってないそうですので。 眼病にもいろいろ種類があるそうで。 >あれ?採点評価システムって、通信簿だって採点評価システムみたいなもんですよね? もちろん、通信簿は相対評価採点システムです。双葉さんが採点評価システム自体を発明したという意味ではなく、映画批評に★採点のシステムを初めて導入したという意味ですよ。それまでは、評論家各自が文章で批評していただけだったのが、双葉さんが「スクリーン」という映画専門誌上で初めて★の数で表示する方法を導入したのです。いまでは新聞や週刊誌の映画批評ページで踏襲されてますよね。当時の「スクリーン」誌の読者は★の数を参考に、観にいく映画を決めたりしたんですね。クラスメートたちと毎月、楽しみに読んでましたもの。
2010/01/29 22:12
きゃる
アキラさま >上演する場所をきちんと選択すれば、大人も観劇に来るでしょうし。結城座のようにそうやって公演をされている劇団もありますし。 そう、会場にもよるのでしょうね。確かに人形劇=子供向けではないと思います。NHKの三谷幸喜の「三銃士」も大人に人気があるようですし。 腹話術はたしかに人間と人形が同等で、演劇に近いですよね。 文楽も世界遺産に認定され、最近は若い観客が多くなって、昔からのファンはチケットが以前のように買えなくなったって友人たちがぼやいてますよ。私も最近足が遠のいてしまいました。でも、名作のほとんどをいままでじゅうぶん観てきましたから、悔いはないですけど。 いまは近松門左衛門が人形浄瑠璃の作家だったことさえ知らない観客もいますが、文楽が残ったのは、やはり近松のような優れた作家がいたことが大きいと思います。江戸時代は社会的制約もあり、人間で表現しにくいことや、人形のほうが表現できることを近松は書いていきました。今後も人形演劇の可能性は無限にあると思います。
2010/01/29 21:51
きゃる
セルズ族さま 返信いただき、ありがとうございます。 タバコの件は覚悟の上で行ったんですが、やはり敏感なのか咳込んでしまいました。 昔と違い、最近は吸わない人も多いので、何らかの方法で配慮していただければ有難いです。 河野さんの笑いのセンスは貴重です。これからも楽しませていただきたいです。自分の好きな俳優さんたちがオッセルズにどんどん客演してくれると嬉しいですねぇ。
2010/01/29 21:24
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tetorapackさま これ、見たかったのですが、日程的にダメでした。昨年、南河内万歳一座がやったのも騒々しくて面白かったですけどね。平田さんの作品は演出や劇団によっていろんな楽しみ方ができますね。それだけ、脚本が優れたものだからでしょうけど。 それにしても、精力的にごらんになってますね。いつ仕事なさってるの?(笑) 当方は病気が顕在化して手術の必要があるため、春に向け、セーブしなければなりません。 スケジュール上、新規の予定は入れないようにしてますが、場合によっては、今後観劇が不可能になるかもしれません。
2010/01/28 18:45
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tetorapackさま 初めてと思えないほど完璧なレビューで、能楽ファンとしては嬉しいです。 能楽堂のものはもっと長いので、退屈するものもあるかもしれませんが、機会があればごらんくださいませ。「猩々」という初心者向けの演目があり、クラシックバレエに似て足遣いが素晴らしいので舞踏ファンのtetoraさまにも入りやすいと思います。機会があればぜひ。
2010/01/28 18:34
みさ
みささま >それって、労災は効かないんですか?職業病なら申告した方がいいですよ。 いま、職業病認定はされてるのどうか。自分のころはなかったですね。別の会社で長期休職してる人がいましたが、休職は認められたけど治療費は保障されず、完治のメドがすぐたたないので退職は覚悟してると言ってました。VDTは人によって軽重の差があり、一定の勤務状態で必ず発症するというわけではなく、個人差があるので認定が難しいんでしょうね。職場も変わってるとどの時点という因果関係も証明できないし。電話交換手で声が出ないという深刻な喉の病気になった人がいたけど、交換手全員がなるわけではないので、会社は保障してくれなかったそうです。そのケースと共通してますね。たまたま体質的弱点がある人に顕著に出るという点で。私の場合、近眼と乱視がひどかったのでいずれ年をとればその可能性はあると聞いてたんですがまだまだ大丈夫と言われてて、あまりに早いのでビックリ。最近はOA機器の普及で40代でも発症するそうです。定期健診の際も何も言われなくて、「3年前にカルテに残ってます」と言われ、「まったく聞いてないですよ!」と言ったら、「ああ、そうですか。でも、病気はあったんですよ。症状が潜伏してたのかも」ですって。手術以外、治療法はないので、症状の軽重は関係ないんですが。手術しても失明の可能性があるというのが困ります。映画評論家の淀川長治も双葉十三郎も、晩年はほとんど失明状態だったそうですけど。目を酷使したせいでしょうね。辛かったと思います。でも、色彩覚が変わるので、ストレスが出るせいか、手術を拒む人はいるようです。先日観た映画の主人公が同じ病気で、悪化する前に事故死するという結末で、そのほうがラクかなーと思いました。途中失明は辛いですよね。白杖、盲導犬、どちらにしても私は外出する勇気を持てそうにない。ただでさえ、出無精なのに。双葉さんって99歳まで生きて昨年末亡くなったんですね。あの状態で気丈なかたですねぇ。すみません。関係ない話をして。 ちなみに、双葉さんは映画のように相対的な批評の分野において、CoRichでもおなじみの★の採点評価システムを考案したかたでもあります。当時は画期的だった。
2010/01/28 17:40
みさ
みささま いまは日常生活では不自由してなくて見えてるし、一刻を争うってことはないそうなんですが、やはり近々、手術しようと決めています。 ただ、放置すると必ず失明するけど、手術によって失明したり、失明が早まるケースもあるのでよく考えてくださいと言われて、いま、迷ってるんですよね。すでに入ってる観劇予定を除いて、とりあえず予定は入れないことにしましたが、「万一の覚悟もいるので手術の時期は慎重に決めてください」と言われてるので、いつにしようかと。左はよく見えてるのに、実は両眼ともダメだそうですよ。OA化の初期に目を酷使して、VDT病をやったのがまずかったのかも。もう少し持つかと思ったけど。わたし、読書も含め、見ることが好きだし、書くことが仕事なので、失明は痛いなー。イヤダ。職業病は怖い。夫は事態の深刻さを理解してなくて、軽く考えているようで、まるで人ごとなのよね。「私が失明したら、困るのはあなたもなのよ」って言いたい(笑)。
2010/01/28 07:59
きゃる
KAEさま ありがとうございます。自分の場合、観てるのがマイナーなのが多いかもしれませんが、 今後ともよろしくお願いいたします。
2010/01/28 07:26
きゃる
アキラさま >でも、私は、タイトルで『銀河鉄道の夜』と言い切っているのですから、ストレートに見せてほしかったと思います。 まったく同感です。 私も原作どおりの上演だと思って行ったので、それには戸惑いました。 『銀河鉄道』の夜は本当に不思議で素晴らしいお話ですよね。 熟知派を前提に作られたにもかかわらず、アキラさまのような“原作熟知派”をも満足させられなかったのは本当に残念ですね。 アキラさまのような原作ファンであれば、何十年も毎年クリスマスに『銀河鉄道の夜』を上演し続けている東京演劇アンサンブルの『銀河鉄道の夜』をぜひ観ていただきたいですね。長い歴史があり、芝居通には人気が高い劇団なので、もうご存知かもしれませんが。ここの“銀河鉄道”は、なぜか、20代の女性と50 代の男性に特に人気があるようで、劇場のロビーからして、宮沢賢治の世界を再現しています。 >前に観た結城座の舞台では、長庵を演じる串田さんだけが人間の俳優でしたが、サイズを逆手に取って、サイズの違う違和感が楽しいものでした。 サイズが違うならば、それをうまく使ってほしかったと思います。 確かに結城座やホリヒロシさんの公演では、人形のサイズが違っても、違和感がありませんね。 ホリヒロシさんの場合も、ご自分が共演者となったり、歌舞伎俳優と人形を共演させて成功しています。私が思うのに結城孫三郎さんのところの人形の扱い方は操りであっても、人形浄瑠璃の手法に近いので、調和するのではないでしょうか。ホリさんも同様に手法は文楽に近いです。ですから、私がサイズのことを言ったのは、今回のような演出手法であれば、という限定の意味です。あんなに人間がおおぜい出て目立つパフォーマンスをするのでは、よほど遣い手が巧くないと、どうしてもかすんでしまいます。しかし、今回の場合のように、市民との混成チームでは熟練度の問題もありますし、遣い手もパフォーマーの側面が強かったため、よけいに人間(俳優)と人形の遊離が顕著だったのではと思います。 人形より遣い手が目立ってはいけないというのが日本の人形劇の基本にあり、それはチェコなどと違い、「くぐつ」という職業への歴史的差別意識も関連していると思います。そういう民俗的タブーに挑戦して人形演劇の新しいかたちを模索する黒谷さんの活動には敬意を表しますし、興味深く見守っていきたいと思います。もう少し、時間がかかるでしょうかしら。
2010/01/28 07:22
アキラ
アキラさま コメントありがとうございました。自分のところにお返事は書かせていただきました。 ところで、劇中にひらひら大きなフリルの衣装で舞っている人がいましたでしょう。あれは何かよくわからなかったです。最初は蠍座かと思ったのですが(別に赤い小さな蠍も出てきたのは知っていますが)、役名がポウセ、信号手とあるので、違うのかと。ポウセって宮沢賢治の「双子の星」のポウセ童子のことなのでしょうか?『銀河鉄道の夜』にポウセって出てきましたっけ?混乱しました。私、熟知していませんもの(笑)。
2010/01/28 07:16
みさ
みささま >名誉劇団員って、名誉だけで劇団員ではないですよね? そう、電夏の劇団員ではないです。彼女は多少婦人の劇団員です。「名誉」というのは、シャレでそう書いたのかもしれないですが。確かに「でんどうなつこ」と「えんどうなつこ」音が似てますよね(笑)。由来と遠藤さんとの関連をごぞんじのかた、ここで教えていただいてもかまいませんので、よろしくお願いいたします。 テレビに出てくる美人女優っていろいろ数出すぎて食傷気味だけど、小劇場でいいなーと思う美人女優は演技も巧いし、魅力的なんですよね。TVではお目にかかれないタイプ。
2010/01/27 20:41
みさ
みささま >言葉にするのは難しくてもその心があれば解ります。きゃるさんのご提案をアンケートに書いてくださったこと、ムックは喜びますよ。良かったです。ワタクシのような経験の浅い者が意見するのもなんですが・・・、きゃるさんは他者から誤解されてしまう面がありますから、ここであえて取り上げさせて頂きました。酷評を言い放しで無責任だ、と感じられるユーザーや劇団関係者もいらっしゃるでしょうから。差し出がましいことをしました。この話題はここで終結させて頂きます。 ありがとうございます。確かにその危うさを最近、自分でも感じています。愛情あるご指摘をいただいたこと、深く感謝します。 さて「本水」の件ですが、あれは砂だったのでしょうか。もし、砂だとしたら、「砂を本水と同じ使い方をした場面」という言い方に訂正させていただきます。実は、水にしてはしぶきよけのビニールとかが配られなかったなと、思ったんですよ。何せ、ほかのところで書きましたが、最近、視力が悪くなっていて見えづらく、医者にこの先失明するかもしれないと宣告されてるもので。すみません。
2010/01/27 20:15
きゃる
KAEさま コメントありがとうございました。お返事はKAEさまのほうに書かせていただきました。
2010/01/26 08:11
みさ
みささま >な、なんと・・ブログまで観ていらしたのですか。(@@!) 私はけっこう、ブログは読みますね。特に個性的な演劇人の場合。まー、ブログも虚像の面はありますけど、嗜好とかわかるし。赤澤ムックさんについても、何年分かすべてさかのぼって読んでいます。具体的に仕事の進め方がわかるし。今回の作品についても、ここでは長くなるので省きますが、アンケートには提案的なことを丁寧に書きましたから、決して言いっぱなしにはしてませんよ。読んでいただければの話ですが。ただ、読者や観客に何言われても、考えて書くのは作家の仕事だと言いたかったのです。作り手が具体的に教えてもらうという話でもないし、これは自分の経験からも言えるんですが、「もっと、こうして、展開もこうで、結末もこうしなくては感動できないよ」と他人に手法のことで言われたとしても、自分の生理や思考に合わなければ、そうしたくないだろうしできないのよね。そういう場合、言ってもムダってところある。赤澤さんはよくブログでも「私はもう三十路」っていう言い方をされて、大人という意識が強いようですが、まだ若いし、人生経験も浅いから、もっと年をとったら違ってくる面もあるでしょう。還暦近い私が言っても、わかってもらえない部分が大きいのではないかと思う。言葉にするのは難しいですが。ただ、逃げてるわけではなく、提案はアンケートのほうに、いちおう書きましたよ。 「性の道具」という描き方について、ひとつ、私がみささんに例を挙げるとすると、溝口健二監督の傑作「西鶴一代女」でしょうか。ズシーンと響くなら、あの映画ですね。男性の監督だから、「女の業」の立場で描いてますが、溝口の作り方は演劇的で、シナリオライターにその場で何十回も書き直させてるんです。今回のお芝居、人間描写がもっとないと、私としてはダメだったんです。もしかしたらこのお芝居は理屈ではなく、「子宮で感じる」というような作品だったのかなと。みささんの感想を読んでそういう感じもしています。感想は人それぞれなので、もちろん、この作品を全否定するものではありません。ラストのセット割れとか「本水」などはよくできていたと思いますが、歌舞伎ではよく使う手法ですね。歌舞伎十八番「鳴神」のクライマックスとよく似ています。鳴神は本水は使いませんが。赤澤さんは歌舞伎をよくごらんになっているようですから、ヒントになったのかもしれません。 >そのような難解な芝居を通すのは唐の自由ですが、それって傲慢でしょ?って感じます。理解できないで帰宅した観客が何人いたことか・・。 うーん、そうですね。私もみささんに問題提起していただいていろいろ考えることができましたけど、確かに、表面だけ観たら「奇妙な芝居だなー」で終わってたかも。感謝しますよ、ホント。 以前に上演した「腰巻お仙」の記録では配役は名前や登場人物も違ってるのがありましたね。 いちおう、唐さんも、徐々に変えてるところもあるんでしょうけど。唐さんは勝新太郎と共通するところがあり、天才肌のせいか、言動もよく意味がわからなかったりするから(笑)。 >姫君の末裔ってのが、興味ありますね。今はどうしてらっしゃるのですか?そしてその本のタイトルはなんといいますか?ワタクシも読んでみたい。 著者はもう何十年も前に他界されています。本は絶版になってるので普通の図書館にはないと思いますが、国会図書館に行けばあるでしょうか。「大名華族」という本です。私家版のようなつくりかたであまり流通してなかったようで。著者名は、現在の子孫のかたと「家の恥になるから、今後名前は出さないで」と約束したので言えないのですが。家で買い取らせてくれって言われたけど、お断りしたのですよ。子孫の方によると「親族に生前も迷惑かけたのに、自分に都合よく書いてる箇所がある」と怒っていて。そのかたが亡くなったときご高齢でしたが、家が認めない若い恋人がいて、当時の週刊誌にいろいろ書かれたんですよね。 みささんと直接お目にかかるようなことがあれば、お貸ししますが。
2010/01/26 08:05
みさ
みささま 図書館が本を放出するっていいですね。料理本とハーブの本ねぇ。いいなぁ。ほしい(笑)。うちには宇野千代がパリの流行アイテムを解説してるページがある「スタイル」や昭和の初め、歌舞伎俳優や有名作家の奥さんが書いた料理の本とかがあるんだけど、ボロボロでも捨てられないです。 >ところで・・、岩田裕耳(電動夏子安置システム)がここでいい役者っぷりをしていましたけれど、彼は主役というより脇役で光るタイプですよね。電夏での前回公演でも素晴らしかった! そうですよね。私も好きな俳優です。スパイス的な魅力があるというか。彼を知ったのはいまは活動休止中のボスカレの公演で、ここに出てた岩田裕耳、小笠原佳秀、添野豪の3人がそっくり電夏の「performen」に出演するというので観にいったら、電夏にはまったんですね。小笠原、添野も昨年、それぞれ、客演で大きな役を演じて実力を発揮し、とても良かったです。岩田、小笠原は眼鏡コンビでお神酒徳利みたいに仲良く、共演する機会が多いようです。 >で、電夏ってどこからつけたんでしょね、劇団名。 不思議な名前ですよね。「多少婦人」にいる遠藤夏子に関係があるという話をどこかのブログで読んだことがありますが。「名誉劇団員」だそうで。最初、遠藤夏子が主宰なのかと勘違いしたほどです。電夏に出てたので。今度、聞いてみようと思います。電夏って「夏子」という名前の人は観劇料金が無料なんですよね。知ってました?夏子サービスって、昔、ぴあでもあったけど、不思議と「冬子サービス」ってあまり聞かないですね。「春子」「秋子」のサービスはたまにあるけど。 世田谷シルクといえば、昨年、カナリア派の中里順子が客演したんですね。観てないけど。中里ファンなんですよ、私。客演を観てみたいと思っていますが。カナリア派は牛水ファンが多いですが、私は童女系よりしっとり系が好きなので中里派なんです。今回シルクに出た石井舞も好きですね。頭がよさそうで。ハーミアの役は美女の役だけど、原作でもあまりしどころがないんですよね。アングラも似合いそうだし、もっと大人っぽい「イイ女」の役で観てみたいです。
2010/01/25 05:58
みさ
みささま >欲張りタイプってww・・ワタクシでも言えない単語を。しばかれるからっ(笑)・・・ってか、呪われる!ムックに。そんでもって、追い討ちをかけるように「感動がイマイチ」って・・そのうち背後から刺されますぜっ。笑 ムックさんに限らず、一般論ですけどね。私の観た範囲ではそういう人が多い(笑)。彼女自身、自己愛の強さをブログの自己紹介でも披瀝してますが、自分の劇団でも作・演出に徹したほうがよい場合もあると思う。自分の役に向ける愛情や労力を他の役者に注いだほうが・・・って意味でも。「主宰特権で、私の場面は花や金粉が舞う」というようなことをいつぞやブログに書いてましたが、そういう意識は無用だと私は思うわけで(笑)。こんなこと言われて「刺したい」と思うんじゃ、主宰には向かないですよ。まー、ブログの感じだと何言われても動じない人みたいですが(笑)。 >そしたら、その悲哀をどんなふうに描いた方がいいのかもアドバイスして頂きますと、ムックも喜ぶかも。したら刺されないですむ。苦笑! 巨匠・溝口健二の言い方をまねさしてもらえば、「私は作・演出家ではありません。お金もらってる人はそれが仕事なんですから、自分で工夫して考えてください」ってことかな。ズルイようだけど、完璧な提案ができるくらいなら、人に教える前に自分で劇作家になってますよ(笑)。観客は勝手だから(笑)。元子との会話が平行線なのはもっともなんだけど、それは想定内ですよね。今回はアングラではない感じだけに、もっと2人がぶつかって本音の人間性を出してほしかった。村人たちや民俗学者の描き方も添え物みたいで、「巫女の特殊性」や「村の奇習」だけが前面に出てきてるでしょう。確かに、昨年の「腰巻お仙」なんかは難解だけど、考えれば深いものが見えてくるでしょう?好き嫌いはありますが。本作は、性の道具にされた悲哀は感じるけど、そういう歴史的なことは知ってるので、設定だけではいまさら驚かない。自分の場合は、とにかくズシーンとこなかったですね。 ある大名の姫君が書いた自伝なんか読むともっとショッキングな話を具体的に書いてます。その人の末裔に偶然出会ってその本貸したら、出版を知らなかったらしく、親戚中もう大騒ぎになって、「どうしてこの本を持ってるのか」ってしつこく聞かれた。母が戦後まもなく買って持ってたんだけど。 >当初、傍若無人な巫女にまったく共感出来なかったけれど、よく考えてみると生まれた時から、ああいった環境で育ったならあのようになるのかと、そう感じました。犬に育てられた人間のように。 >そんな風に考えるとあの巫女が女王のように振舞って村人を僕っていたけれど、実は村人たちに利用されてるのだから、その運命は哀れだと感じました。もっと深くエグルなら、男たちの性の処理をさせられてるのだから、体のいい娼婦でしょう?で、子供を産んだら殺される。これ以上の奴隷はないですわね。 ですから、人間描写というよりも、もっと深い所の人間の性のようなものを感じたのです。つまりそれは人間の業のようなものだから、きゃるさんのおっしゃる女の業というよりも、むしろ、男の業を感じました。 このくだりは大いに共感できます。そのとおりですよね。封建社会にあった「腹は借り物」と共通する考えですよね。男に都合が良い。いまの虎の門のあたりのあるお寺は将軍家の尼屋敷だったそうですが、代替わりで剃髪した側室の座敷牢同然のタコ部屋で、そばを通るとものすごい身もだえ声が外まで聞こえてたそうですね。江戸川柳にも読まれてるそうですが。「性の道具」が捨てられたときの怨念はすごかったんでしょうね。古地図を頼りに行ってみたら、そんな雰囲気がまだ残ってますね。シャーマニズムって、たとえば卑弥呼なんかも実像はどうだったのかなーと興味ありますね。「性」の部分。
2010/01/25 05:27
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tetorapackさま これ観たかったけど、予定が埋まっててダメだったんです。いつもながら詳しいネタバレありがとうございました。おっしゃるように再演されるといいのだけれど。なかなか面白そうですし。 tetoraさんのレビューは駄目出しについても先生の添削並みに懇切丁寧で頭が下がります。私なんて言いたい放題の薄情者だからダメですねぇ(笑)。いつもながら「せりふ噛み」には厳しいですね。私もかなり気になるほうで、以前は許せなかった。まあ事実一流と言われるプロの俳優はほとんどせりふを噛みませんけれども、最近は少し見方を変えました。CoRichでも常に評価の高い実力派の俳優さんが同業者として尊敬して一目置き、共演したい相手として名を挙げている俳優さんの中にも、せりふを噛む人はいるんですよね。あと、有名監督が惚れこんでる俳優の中にも。なぜなの?って思ってました。で、先日、ある俳優さんに「せりふ噛み」について話を聴いたところ、なるほど、俳優を経験しない者にはわからないこともあるんだなーと開眼しました。滑舌やうろ覚えとは限らない、もっと演技の内面的な原因もあるようです。ところで「せりふを噛む」というのは本来TV局用語なので、どーにも気になっています。芝居の世界では昔から「とちり」と言うからです。歌舞伎役者が花道の七三に当たる「いろは」順の「とちり」の席に贔屓筋をすわらせるのも、良い席という以外に「とちらぬように」のおまじないからきてるんです。人によっては「とちり」席があいてると、縁起をかついで弟子をすわらせることもあるのです。
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