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KAE
きゃる様 >「ボーイズボーイズ」ではなく、「ボーイズタイム」ですね。あれは、今思えばスゴイメンバーでしたね。かなり動きが激しいのに、耕史さんだけは、全然汗をかいていなくて感心したものです。 話は下らなかったけれど、なかなか好きな作品でした。(高岡さんは出ていない筈ですが あ、すみません。まったく記憶がいい加減ですね(笑)。高岡さんは出てなかったですか。じゃあ、私の勘違いですね。チラシに「高」と「蒼」の字があったような記憶があって。見慣れない俳優の名前があるなーと思って。似た名前の人だったのかも。何でだろ。きっと錯覚ですね。「甫」の字も違ってましたね。すみません。 今度、KAEさまが鈴木さんの関わった公演のレビューを書かれたときに、拝読して勉強させていただきます。夫が今度鈴木さん演出の「余命一ヶ月の花嫁」を観に行くのですが、私はパスしました。あの話自体が私は好きではないので。
2010/04/16 15:34
KAE
KAEさま これ、観たかったのですが前売りを買いそびれ、いつも参考にしている新聞の劇評家のかたの批評があまりよくなかったので、KAEさまのレビューを待ちました。「演劇として」という意味合いでは、KAEさまもその劇評家の評価に近いことを書かれていたので、単純に永井愛さんの新作を観たければ、別の機会にしたほうがよいのかなーと思いました。
2010/04/16 15:19
みさ
みささま >ワタクシが理解できない部分は、既婚者と恋愛感情が生まれる、という経緯が理解出来ない。ワタクシにとって既婚者は男ではないのです。 これは徹底して若い頃からそうでした。どんな魅力的な男性でも結婚した時点でただの人間になる。 それはみささまがきちんとしたかただからですよ。それがまともな考えかたです。私の母がそういうタイプでしたが、他人の不倫愛には理解がある人でした。彼女は祇園の芸妓に友人もいたし、船場と言う土地柄、同級生に2号さんの子供も多かったからでしょう。私の友人で、不倫が許せない、理解できないと言う人がいて、どんな話題の映画や小説でも不倫が主題だと観ない、読まないと徹底してます。 私自身は若いときに妻子ある人を好きになったこともあります。「どうして?」と問われても、惚れるって理屈じゃないからうまく説明できないけど、幸い、深みにはまることはなかったです。金子光晴という詩人がいたでしょう?彼の愛人だった大川内令子は厳格な軍人の娘でしたが「年上の男の魅力に比べたら若い男は香りのない造花みたい」って書いています。しかし、2人の間に立った編集者が書いた本を読むと、「金子さんは奥さんを愛していたし、令子さんのわがまま、無理難題にはほとほと手を焼いていました」と書いています。妻子もちを好きになっても、男はうまく立ち回るからたいていわりを食うのは独身の女のほうですね。もちろん逆のケースもあるけど。相手をボロボロにしちゃう女性もいる。私の知人の中には男性は不倫で無理がたたって急死したり、妻と離婚した人もいて、いずれも奥様は夫を信じ、愛していたので号泣してましたが、相手の女性のほうはケロッとしてましたね。人の不幸の上に成り立つ恋というのは、まあ、褒められたことではありませんね。 私も結婚した当初、女性から未練たらたら嫌がらせの手紙や葉書がいくつか来ましたね。本人まったくモテないって言ってましたが、隠れファンがいたようで、「結婚してショックです!」みたいな。極めつけは「独身最後のツーショット写真を送るので、わたしが結婚祝いにプレゼントした写真たてに入れて飾ってくださるとうれしいです。奥様、やきもちやかないでね」でだって。アホか!と思った(笑)。お言葉どおり、しばらく飾って置いてあげた。だって、わたしは自分の写真を飾る趣味はないので写真たてなんて使わないから。 >上記の部分は役柄でですか?それとも私生活でですか? マスコミへの態度ですね。若いときの彼女は記者に対して「エリカさま」的なところがあったようです。作品のことじゃなくて、うわべのこと(どんな食べ物や服が好きか、といった)しか質問してこない記者に追い回されてうんざりしてたんでしょう。アイドル的人気が凄かったから。「美人女優はお飾り」みたいな扱われ方に反発してたんじゃないですか。彼女は相当の読書家で理論家肌だったから。 >また、個人的な考えですが女優という職業柄、殆どが姉御肌のように思います。舞台に立つという、ど根性だけでも女性ではない。精神は男でしょう?いつだったか離婚会見した女優が、「離婚の理由は家庭に男が二人居るようなものでした。」と発言したのです。ワタクシ、随分正直な方だな。って感心したのを憶えています。 大原麗子の発言ですね。女優は大変な職業だから、精神が男性でないと勤まらないですよね。ただ、私の知る限り、姉御肌とはまた違うようですが。 日経の連載での有馬稲子の57年ぶりの告白の真相はけっこう衝撃的に受け止められてるようで「映画関係者の間でこそ周知の事実だったが一般には知られていないこと」と他紙で報道されていました。私は昔から知ってたけど、そんなに知られてないことだったのかなぁ。 有馬稲子が錦之助との結婚を決意したとき、その監督が「結婚は許すから、結婚しても関係は続けてほしい」と頼んできたそうです。さすがに怒って拒絶したら「僕にも考えがある!明日の新聞を見ろ!」と自殺をほのめかす芝居を打ち、岸恵子も「監督の様子がおかしい」と知らせてきたので、稲子がものすごく心配したんですって。そしたら、都内のプールで奥さんとラブラブで遊んでて「きのうは(脅しを)やりすぎちゃった」って友人に笑ってたそうですよ。妻子もちの男ってそんなものですね。稲子は、まもなく、監督が撮ったキネ旬1位の赤ちゃん映画(たぶん「私は2歳」)のポスターを見たとき、中絶した彼の子のことを思い出して涙が止まらなかったそうです。子だくさんの家系の錦之助はのちに再婚した淡路恵子との間にも2人子どもがいたけど、有馬稲子には子供ができなかった。有馬と結婚したとき、2人とも子供をほしがってたけど、もしかしたら、若いときの中絶が原因で子供が生めないからだになってたのかも、と思います。有馬はずいぶんあとのインタビューでも「錦之助さんの子供はすごくほしかった」と言ってましたから。 2度目のご主人が言ったことばも、そのへんの事情をよく知ってたからだと思います。その元夫は彼女の熱烈なファンでしたから。 監督としては才能のあるかたでしょうけど、男としては女々しくて、最低だなーって思う。乙羽信子と新藤兼人のように不倫でも、恋を貫いて仕事上のベストパートナーとなり、のちに正式に結婚したカップルもいますけどね。乙羽も新藤の子を中絶していますが不幸ではなかったと思う。 昔の映画界のドル箱スターはいまみたいに未婚の母で女優を続けるなんてスケジュール的にも無理でした。また、俳優、特に当時の映画界というのは、相手の仕事ぶりにまず惚れて恋する ので職場恋愛が圧倒的。異性としての見分けかたは難しいと思いますね。有馬も監督としての才能は尊敬するが、男性としての不誠実さは78歳のいまになっても許せないと書いています。 寺島しのぶもかつて熱愛関係にあった市川染五郎について才能と人間性は別物と知ったみたいなことを自伝に書いてる。染五郎は当時は独身だったけど、あの2人も泥沼でモメましたからね。 仕事よりまず人間性に惚れた高峰秀子はむしろ稀有な例ですね。 撮影所システムがしっかりしていた邦画全盛時代、いま観ても素晴らしい俳優がたくさんいるのだけれど、そういう人たちの仕事が知られていないのは残念だと思うので、折に触れて書いたり話したりしてるんだけど、若い人が昔の作品を映画館で観てくださるのは本当に嬉しい。映画は基本、やはり映画館で観るもので、それが映画人への礼儀だと私は考えています。個室でTVと同じように観ると、「確認」になりがちなので。それでよいというレベルの作品ももちろんありますけどね(笑)。 実力派の舞台俳優を中心にシチュエーションコメディの秀作を昭和の初めころに撮っている監督もいますので、小劇場ファンの若い女性に見せるといま観てもすごく面白いと言う。 まだ、ハンディカメラのない時代に突撃インタビューみたいな画面を使ったホームコメディーとかもある。「勲章」という映画はほぼ全編ずーーっと喜劇なんですが、最後5分間でシリアスな大悲劇になってるスゴイ作品。でも全然破綻がなく、納得できる。それを聞いた若い俳優たちが「勲章を観てみたい」ってDVDを探すらしいんだけど、残念ながらDVDは出てません。こういうのはDVDにしてほしいです。舞台でそういう作品があったら面白いですね。 昔のことをよく知ってると言われるけど、私は映画界の事情に詳しかった両親の話や新聞・雑誌のインタビュー記事やTVインタビュー、関連エッセーを読んだり、見たりして憶えてるだけです。「でも普通忘れちゃうでしょう。あなたの場合、細かいことまで憶えてるのが感心する」と言われますが、記憶力が昔に比べると顕著に減退しましたね。何十年も前の作品のタイトルは憶えてるのに、最近観たものは忘れる。 昔はコンピュータに入れたパーソナルデータ約500件を入力の時に詳細に記憶してて、検索かけるより早いって言われたけど、いまは物事をすぐに記憶できない。人の名前とかも。何年も前から「人の顔を憶えない」って友人に呆れられたけど。しかし、私よりずっと若い夫は、他人の場合はすぐみつけるのに、私の目の前通り過ぎて行きますから。「まったく気づかなかった」って。これは許せない(笑)。よほど関心がないか、透明な空気になってるのか。
2010/04/16 13:01
KAE
KAEさま 「忠臣蔵の系譜」というのは面白いテーマですね。真山青果の新歌舞伎は司馬遼太郎に通じるものがありますね。 >この舞台で、斧定九郎が忠臣として登場しましたが、忠臣蔵の研究者によれば、大野は、忠臣だったという説が有力です。ですから、こういう定九郎の設定もありだなと思いました。 なるほど。大野っていうと、どうしても時代劇でも金箱持って逐電しちゃう場面とかが印象的ですね(笑)。浅野内匠頭も最近はヒステリー説とかありますけど、まあ、私などは、けっこうガマンをためてためて、ああなっちゃったと思いたいですが。大学生のとき、「徳川実記」を読んでたら、浅野が吉良にいじめられたという表記はないけど、他の大名が吉良に厳しく注意されたり、とかくの風聞はあったようですね。 >私の、師事した池田一朗先生が、晩年時代小説作家、隆慶一郎として、数々の名作を残されたのですが、池田先生が書かれた「大忠臣蔵」が、私は幾多の忠臣蔵物の中で一番好きでした。 隆慶一郎ファンの新感線の中島かずきさんに、いつか隆慶一郎テイストの忠臣蔵を書いてもらえないかなと、この舞台を観て、妄想してしまったのです。 池田一朗さん、懐かしいお名前です。時代劇の脚本もたくさん手がけてましたよね。池田さんのお弟子さんだったというKAEさまも大物ですね。素晴らしい。隆慶一郎ファンは多いですね。早く亡くなられましたが。確かに新感線が挑むとよいかも。
2010/04/14 23:24
KAE
KAEさま ありがとうございます。 >まあ!きゃるさんもファンクラブに入られていたんですね? 私も、かなり昔から入っています。(笑) これはこれは同志ですね(笑) あそこのファンクラブ、お母さんが1人でやってたから、初期のころ、事務が滞っててねぇ、劇j場でやっとこさ、お母さん捕まえたら「すみません。すみません。あとで連絡します」って逃げ腰(笑)。昔は無名で出演情報がなかっから入ったけど、まあ、いまは入ってるメリットもあまりないんですが、惰性で(笑)。チケットの申し込み締め切りが何カ月も前なので、特典利用したことあまりないんですよ。 >でも、私も、最近の舞台には、あまり食指が動かなくなりました。 何しろ再演ばかりだし、スズカツさんとばかりになってしまって…。 同感です。私は鑑賞眼がないせいか、鈴木さんの良さがあまり理解できないんです。 「スゴーイ」って思ったことがあまりなくて。ほかの演出家と比べてどこが一番優れてるのか、把握できてないのです。舞台装置の背景画面が動くのが特徴みたいですね。「ドリアン・グレイの肖像」も耕ちゃんにあのカツラがあまり似合ってないし、演出も平板に感じました。宝塚の紫吹淳のほうがまだ似合ってたかなぁ・・・と。 「スタンド・バイ・ミー」は評判良かったですね。わたしも「ひとつ屋根の下」のころのナチュラルな感じのころが好きです。NHKの朝ドラの「春よ来い」で養子の話が持ち上がる勤労青年の役も印象に残ってます。舞台と言えば、わたし、あれを観ました。宮本亜門の「ボーイズボーイズ」でしたっけ。たしか森山未来が初舞台で、佐藤隆太、高岡蒼輔と、いまや売れっ子がたくさん出てた。山本耕史の生真面目な添乗員は良かったです。「オケピ」の初演も良かったし。いまや公私ともにプレイボーイになっちゃったみたいで残念(笑)。
2010/04/14 22:45
みさ
みささま >2度目のご主人(のちに離婚)も、余計なことを・・、二人の関係は二人にしか解らないでしょに・・。 「結婚をエサに彼女を縛り・・・」ってそんなエサに縛られるほうもどーかしてますわ。 2度目のご主人の感想は、当時の有馬稲子を知るファンの多くの感想でしょう。彼女も結婚したかったのだろうし、「妻とは冷え切っている。いずれ、君を妻にする」とかきくどかれたら、まだ、21か2でしょ。尊敬する監督ならグラッときて、信じて待つでしょう。溝口健二と田中絹代、小津安二郎と原節子、監督と女優は熱愛カップルになりやすい。あの知的な岸恵子だって、二枚目俳優の鶴田浩二と駆け落ちを考えたり、妻のいるイブ・シャンピ監督におだてられてフランスにまで渡って結婚した。 で、今日の日経を読んだら、稲子がなぜ監督と破局して錦之助と結婚したか、というのがよくわかった。監督は、妻と別れると言いつつ、妻に子供ができると「子供をくれたら、妻は別れてもいいって」なんて稲子に言った。そのころ、稲子は共演した錦之助にプロポーズされてた。稲子が盲腸で入院したとき監督が術後すぐに病室にやってきて「錦之助なんかとはうまくいかない。別れろ」と枕元で未練がましく言い続けたんだそうです。そのとき、錦之助が見舞いにやってきてあわや鉢合わせというとき、監督は怖がってレインコートをかぶって病室の墨に小さくなってた。錦之助は中に入らず廊下から「あのなぁ。盲腸なんか病気じゃないぞー。頑張れよ」と明るく声をかけて帰ったそうです。結婚する気がなくても若い男にはとられたくないというんでしょう。そりゃ、屈託のない快男児の映画スターだった錦ちゃんになびくわなー。 >なんとなくですが、有馬よりも岸恵子のほうが知的な感じはします。 実際に高峰秀子も有馬稲子の映画も観た事はありませんが、マスコミに媚びずに2大女優となったのはやはり実力があったからなんでしょうか? まあ、そうですね。いまの女優とは鍛えられ方も違うし、演技力が違います。映画をご覧になればわかりますが。稲子はインテリ女優で理屈っぽく、「ゴテねこ」」の異名があった。芝居の実力は岸恵子より稲子がまちがいなく上でしょう。かつて、岸恵子、有馬稲子、久我美子の3人の女優が「にんじんくらぶ」という企画プロダクションを作って活動してた時期もあります。前にお話した秀子の蹴った「雪女」役は岸恵子がにんじんくらぶ作品で演じたのです。稲子は宝塚時代から姉御肌で、私の母が稲子に若い女性ファンを紹介したら、「お腹すくでしょ?舞台はねたら、お好み焼きおごったげるから待ってて」と言って、本当に初対面のその子にご馳走してくれたそうです。最近のタカラジェンヌはファンのほうがご馳走するんだものね。私の友人も、稲子の芸にほれ込んで旅巡業にスタッフとして付いて回ってたんだけど、偉ぶらない気さくな人なので、スタッフとしては働きやすかったと話してました。
2010/04/14 22:13
KAE
KAEさま 新聞の劇評がなかなか褒めてあったので、KAEさまのレビューも楽しみにしていました。 おかげさまで何となく舞台の想像がつきました。今回、「三角屋敷」が良いらしいですね。国立の「四谷怪談」で猿之助の直助権兵衛、現幸四郎の佐藤与茂七、精四郎のお袖の「三角屋敷」を観ましたが、当時、「まったく新世代の三角屋敷には賛否両論あろう」と言われ、武智鉄二氏が「猿之助の直助はTV時代劇のようで安っぽい」とちょっと変わった酷評をしたことを覚えてます。お父上は評価されていた記憶がありますが。 KAEさまは卒論が「忠臣蔵」だったのですね。さすが、です。いまから25年くらい前、先々代の仁左衛門さんの分厚く大きな「忠臣蔵」解説書を中央区図書館から借りて、歌舞伎座の通し狂言観劇に持ち込み、首っ引きでチェックしたんですが仁左衛門さんが「間違い」とするやりかたで演じてる役者もいましたねぇ。どちらも通しで何度か観て、最近はおっくうになって観に行ってません。 「四谷怪談」は勘九郎のお岩初役以来、行ってないかも。 猿之助は倒れる直前の「按摩道玄」を観ておいてよかったと思います。突然だったので驚きました。昔はお水しか飲まない下戸だったのに、ワインと美食が生活習慣病を呼んだ気がして残念です。 この一座も過去にずいぶん観ましたが、最近は観ていません。大人になったんでしょうね。
2010/04/13 20:11
KAE
KAEさま あ、KAEさまも山本耕史ファンなんですねぇ。昔は、山本耕史と言っても「知らない」とよく言われたんですが、いまは売れましたね。わたしも子役のころから観てまして、チケットのためにファンクラブにも初期から入ってます。最近の彼の舞台はあまり好きじゃないですが。彼の人気に寄りかかったような企画が増え、観てもガッカリするときがあります。土方歳三以来、小生意気な黒っぽい役が多くなったけど、たとえ虚像でも(笑)、ストイックで純真な薄幸な役が似合ってたころのほうが私は好きでした。 ちなみに「サ・ビ・タ」(これは山本は出演してませんが)同様、この公演も私の好みではなく、2公演とも、朝ドラヒロイン好きの夫が1人で観てきました。夫によれば、この公演は観劇前にプログラムの場面解説を読んだほうが理解しやすいとのことで、空席が目立って、千秋楽も地方公演もチケットが残っており、人気はイマイチと言ってました。
2010/04/13 19:39
みさ
みささま >いあいあ、きゃるさん、コレみんな読んでるから。笑 そうですけど(笑)。みささまのブースなら多くの人に知っていただけるかな、と。映画関係の掲示板で話しても、若い子たちには「そんな話、嘘でしょ」って信じてもらえなかったから。いまと昔じゃ、著作権に関する意識が違うんですけど。 >「ビニールスリッパ」ってトイレの主みたいな感覚がありますよね。鄙びた温泉旅館に行くとこの「ビニールスリッパ」が我が物顔にのさばってますが、履いてると汗ばんで気持ち悪いです。 温泉入って温まった足底に「ビニールスリッパ」ですからねー。どう考えたって納得いかないでしょ。 あ、それそれ。まったく同じコトを秀子さんが書いていました。それをビニールスリッパの心情で皮肉っぽく書いてて、「(高峰秀子は)ホテルにふかふかの綿製のスリッパを家から持参してきて、備え付けのビニールスリッパはクローゼットの中にポイして使わない。生意気なキザな奴なんだから。今度来たら蹴っ飛ばしてやろうかと思ってるの」という内容を書いてる。 美的感覚が鋭い、ハッキリした人なのね。いや、でも、ほんと、似てる。みささまと。みさファンにとっては、秀子本は10倍楽しめます、たぶん。 4月1日から日経新聞の「私の履歴書」に女優の有馬稲子の連載が始まりました。彼女も戦後を代表する銀幕のスターですが、ご自身は宝塚出身で舞台女優という意識が強い。 その中で、これまでの生い立ちで誤って伝えられてたことも、本人が語ってるのでヤレヤレよかったって感じ。いままでネットなどでは違ってること書かれてて、私が指摘しても、みんな信じなかったから。これで、信じてもらえるでしょう。ネットや本の情報は生まれてない時代でよく知らないのに若い人が書いてる例もあるので。この連載で、映画監督の市川昆監督との不倫愛についても、市川の名前を伏せてあるけど、初めて本人の口から市川監督とわかるように告白している。これも従来は週刊誌の噂の域を出なかったが、私は映画界に通じた母から2人の関係を聞いて知っていました。 市川昆監督も奥様も亡くなったので、封印を解いたのでしょう。有馬さんの2度目のご主人(のちに離婚)が、「最初の夫の中村錦之助さんは彼女自身がいまも尊敬している人だから僕も悪い感情は持っていないが、結婚をエサに彼女を縛り、裏切った最初の男、あの卑劣な映画監督だけは許せない」と結婚当時、雑誌に語っていました。市川昆は、有馬の親友の岸恵子を晩年も自作に起用したのに、恋愛の破局後、有馬稲子を使おうとしなかったし、監督が亡くなったときも、有馬はマスコミにコメントしなかったので、男女間のこじれがあったのだとは思っていましたが。 有馬稲子の自伝は以前、既に新聞記者が書いてますが、今回の連載は自伝に出てない話も出てきています。高峰秀子と有馬稲子は戦後映画界でもっともマスコミに媚びなかった演技派の2大女優といえましょう。違うのは、有馬は「たとえ、片腕もがれても、女優はやめない」と言って結婚に2度も失敗し、高峰は映画で完全燃焼して、老後はきっぱり引退して主婦業に専念したことですね。
2010/04/13 18:56
みさ
みささま >そんな勝手にカットしていいのでしょうか?もしかして著作権はTV側にあるのでしょうか? いまは著作権がしっかりしてますから大丈夫でしょうけど、当時は映画は消耗品という考えが映画会社にあり、TVの時代がきたさなか、フィルム管理もいい加減だったんだと思うのです。で、TV局に気軽に貸し出してるうち、うっかりマスターがまぎれちゃったのかもしれません。で、編集権はTV局にあったのです。ジョキジョキ、ハサミでカットしてたって現場でも言ってました。ひどいフィルムになると、カットの場面で大きく画面がゆがんでまして、話が中断しちゃってるんですよ。それを映画会社がDVDにしてあって呆れますね。たまに、映画館で上映されるとき「記録より、現存のものが7分短いのですが、理由は不明です。公開時に監督がカットしたのかもしれません」という説明がついているときがありますが、これなどまだ良心的なほうです。確かに、監督がカットした作品もあるでしょう。でも、私が観て、気づいたものは明らかに公開以降にカットされてるんです。そして映画会社がDVDを発売するときに、何のコメントも付けていないのです。東映の作品が多いです。東映の時代劇は週1でテレ朝が放映枠を持ち、昭和40年代にバンバン出してましたから。ある東映映画など、都内の名画座にかかったら、終盤の画面がカットによりぐじゃぐじゃになってて、意味が通じず、さすがに驚いた映画館が料金払い戻ししてくれました。 より古い昭和20年代前半の松竹の作品も、昭和30年代にTVの名画劇場用に貸し出した長編映画は「総集編」しか残っていないものもあります。これなどは、長編を小分けにしてTV放映していたため、途中のフィルムが消失し、本編が残っていない例です。 最近の映画評論家たちはそういうことを話題にもしません。実際、私より年上の評論家でも、その映画を観ていないのに解説文を書いて、まちがったストーリーになっている人もいるのであまり信用できませんが。 昔、ある映画会社にスチールを借りに行ったら、ゴミためみたいなところにグチャグチャになっていて、宝探し状態。ネガもグチャグチャで、オリジナルプリントも勝手に持ち出して返却されないまま紛失されてるのはザラ。以前、仕事で、戦前の洋画で珍しいスチールをある配給会社に探してもらったら、1枚しか残っていなくて、「お借りします」と言ったら「そんな映画知ってる人もいないし、面倒くさいからあげる!」って言われたことも。とにかく宣伝部の資料管理がずさんだったんですね。私もその新聞記事を読んでフィルムカット問題に確信を持ったしだいです。私が、ここでお話したのは、みささまのような信頼できるかたに、そういう事情をお伝えしたかったからです。 >ところで、図書館では「高峰秀子の流儀」はなかったです。なので購入希望の書類を提出してきました。他の図書館にもあたってくれましたが、貸し出し中で予約待ちが数人いらっしゃるようです。「私の渡世日記」もレンタル中でして・・・、最近、TVか何かで話題になったのですか?。「私の渡世日記」は最近出たばかりでないのにレンタル中の表示が出て、図書館員が聞いてきました。ワタクシはTVは観ないので全く知りませんでしたが・・。 「私の渡世日記」はかなり以前にも上下巻で出版されて、その数年後にもまた第二段として上下巻で出版されたようです。どちらも出版社が違ってました。 とりあえず、お教えの通りに「私の渡世日記」を先に予約してきました。 TV報道は私も知らないですが、「高峰秀子の流儀」は3月ころまで、有名書店の店頭に「話題の新刊」として飾られてて、新聞各紙が取り上げ、最近、写真集も出て、いまちょっとした秀子ブームなんです。私も惚れた弱みで、本人の随筆など、いま店頭で入手できる「秀子本」をまとめ買いしてしまったくらいです。「私の渡世日記上・下」は最初、朝日新聞社から単行本で出て、次に朝日文庫になり、次に文春文庫になったようです。 「コットンが好き」という彼女の随筆本の中でキライな物として「ビニールスリッパ」について書いてあるんだけど、ビニールスリッパを擬人化してスリッパ自身の語りにしてあり「高峰秀子ってモト女優知ってる?あいつはイヤな奴よ。(中略)今度来たら蹴飛ばしてやろうかと思ってる」とか 新婚当時、無学のため「広辞苑って何・・・料亭の名前?」と夫に聞いた話とか、自分の歌ったヒット曲「銀座カンカン娘」について「カンカン娘って...どんな娘なんでしょ」とか、好奇心旺盛でユーモアがあり、みささまと語り口が似てるので、読んでて楽しいですよ。 「私はTVを観ないのでビートたけしの芸は知らないが・・・」と書きつつ、自伝の「たけしくん、ハイ」を読んでいて、感想を書いてあったり。 知的で魅力的な人です。「小学校も満足に通えなかったのに、なぜ、文章を書けるのか」と多くの人に聞かれたのが一番驚いたそうです。「自分の文章が上等とは思っていないが、文章はだれにでも書けるはず」と。彼女は足し算引き算は夫に教えられてできるけど、割算と掛け算はできない。辞書の引き方も夫に教わったのです。でも、5歳のときにカタカナで「撮影日記」を書いたくらいで、自分で文章表現することは好きだったのでしょう。
2010/04/13 14:42
きゃる
清水様 ここ2日くらい、PCを使えず、お返事遅くなり、失礼いたしました。 アフタートークの節は失礼申し上げました。 佐野木さんの脚本および劇団全体としての芝居作りには大変興味を持っており、いつも題材選びが斬新で構成が凝っていて感心させられます。 「最高傑作」や今回の作品に歌舞伎味を感じるので、いつかぜひ近松門左衛門の世界と現代劇をミックスさせた作品を作っていただきたいと思います。
2010/04/13 13:26
みさ
みささま この作品、観たかったのですが・・・。山中貞雄ってまだ若かったですものね。若い才能が散ってしまう戦争はむごい。「人情紙風船」は昔、映画館で観ました。歌舞伎で知られる「髪結い新三」がまた違う描き方がされていて素晴らしい作品ですが、とにかくフィルムが古いので不鮮明ですね。 いまから20年くらい前でしょうか。新聞で日本映画のフィルム保存状況はひどいもので、湿気によるカラーフィルムの褪色はもとより、TV放映が盛んだったころにTV局がフィルムをカットしてしまったものさえ珍しくないという記事がありました。これは実感できる本当の話です。最近、映画館で昔の映画がリバイバル上映されると、映画館で観た時にあったシーンがカットされており、それはTV放映のときと同じ状態でガッカリすることがあります。そして、そのカット版がDVDになっているのです。 若い人はそれを知らず、「マスター版が残されてるから、フィルムカットなんかありえない」って信じません。でも、そういうことはあったのです。だから、新聞記事にもなったのですが。若い人は映画制作の状況などもネットや本の知識でしか知らず、時代状況を説明しても信じようとしない傾向があります。 しかし、わたくしは公開当時の本編を映画館で観てますし、家には撮影当時のそのカットされたシーンのスチールや撮影日記を載せた映画雑誌などの資料が残っていますし、当時の宣伝部員も認めているのです。カットされたフィルムがDVDになってるのは事実なのです。 きょうも、ある映画館で昔のフィルム作品を観たのですが、肝心の観たかった場面がカットされたもので失望しました。本来のものより5分ほど短いのです。
2010/04/09 22:57
きゃる
nama様 拙文にご親切なコメントをいただき、ありがとうございました。 私は格別、作品のアラ探しするとか、意地悪な見方をするつもりはないのですが、演劇は総合芸術ですし、脚本と役者さえよければいいというものではないと考えています。 劇としては優れた内容だっただけに、違和感のほうがどんどん膨らんでいってしまい、正直、高得点をつける気になれませんでした。 ましてや、「家」への思い入れが描かれた作品で、凝った舞台美術だっただけに、観る者を混乱させるような「団地に見えない家」は、根幹的な欠陥に思えました。 町内会の結びつきを描けば、一戸建ての家、または老朽化したアパートやマンションという設定でもよかったのでは、と思うのですが。だったら、区画整理で立ち退き、取り壊しになる実例もありますから。 学生演劇ではないので、社会的なことはきちんと調べて書いてほしいと思います。 着付けについては、以前、別の劇団で、帯のお太鼓のたれがまったく見えないという奇妙なものがあって、そこは時代劇だったので、何とか昔風に見せたくて、わざとそうしたのかと私は解釈して黙ってました。すると、年配のお客さんが終演後、「たれが出てない。まちがってるわよ」と注意したのです。実は意識してそうしたのではなく、出演者が帯の結び方を知らなかったためらしく、「教えていただいてありがとうございました。着付けのこと、全然わからないもんで助かります」と女優さんがお礼を言っていて、別の日に見たら、着付けが直っていました。注意してよいものかどうか、難しいところですね。 しかし、本作は時代劇ではなく、フォーマルの喪服の帯のお太鼓のたれが20センチくらい出ていたので、これは完全におかしな着付けだと思って書かせていただきました。 演劇関係者のかたからご意見をいただき、大変嬉しく思いました。ありがとうございました。
2010/04/07 16:48
みさ
みささま >ワタクシは世代が違うと躊躇しますね。相手に申し訳ない気がして・・。 それが普通なんでしょうね。当時は年下の男性の友人が周囲に何人かいたので、彼と交際中はけっこうアドバイスしてくれました。「彼より俺のほうがいいよ」と言われたりもしたけど(笑)。 私は年下にも敬語を使うほうなんだけど、若い子って「タメ口」にこだわる人が多いのね。夫は、そうじゃなかったから好感が持てた。いまでも家では習慣で夫を苗字で呼んでます。ほかの呼び方が思いつかない。世間一般に、男がうんと年上なら男がうらやましがられるのに、女が上だと、「どうせすぐ捨てられるのにね」みたいな冷たい反応があるでしょ。「女の値打ちが若さであると考えるのは文明が遅れている国や時代である証拠」と中学生のときに読んだ「ロミオとジュリエット」についてのある英文学者の解説文に書いてあったけど。婚約者のパリスはジュリエットよりかなり年上でしたでしょう? 地域の会合で私たちを夫婦と知ってるくせにわざと人前で夫を「お宅の息子さん」と呼ぶ初老の男性がいて、最初は黙ってたんだけど、あまりしつこいので「うちに息子はおりませんよ」と言うと、「え?じゃあ、誰です」ってニヤニヤしてる。でも、目が笑ってないの。意図的な悪意なのよ。「主人ですよ。ご存知じゃありませんか」と言うと、「あ、そうでしたか」って、すましてる。その人がそんなことを言うので、周囲の人が「息子さんは・・・」と話しかけてくる。私は悪いことしてるわけじゃないぞ、って腹が立った。で、次には私がオメデタだというデマが流れて知り合いの市役所の職員に突然「このたびはおめでとうございます」って道で声をかけられ、「違いますよ。誰から聞いたんですか?」って聞くと、その男が会合のメンバーに言いふらしてたって。私的な付き合いはない人で、親しくもないし、その後会う機会もないですが、男でよけいなおしゃべりする人はイヤですね。しかも、悪意で。 >しかしながら一ヶ月の期間は何だったのでしょうか? そのあと、仕事がめちゃくちゃ忙しくなって、連絡する心のゆとりがもてなかったらしい。彼は何ごとにもそういう性格で、いまでも忙しいときは、ダメです。不器用なうえにクソ真面目と言うか、有給休暇もほとんどとらないです。ほかの人優先で自分以外全員休暇とれるように調整して、自分は休めないって言うんです。少人数で過酷な職場だもんで。 たまに旅行で遠くへ行っても、1泊しかしないから時間に余裕ないし、電車賃がもったいないので、行きたくありません。彼とそっくりな上司が昔いて、こういう人とは結婚したくないと思ったんだけど(笑)。そのかた、からだ壊して早死にしました。やさしくていいかたでしたが。夫にはわたしの死に水とってもらわないと困るので、長生きしてほしい。田辺聖子の小説に「年下の彼氏は、死に水男候補だ」という話が出てたけど(笑)。 わたしの父親はどんなに忙しくても、きっちり休みをとって家族サービスしてた人なので、正反対です。子供がいないから、それですんでるんでしょうけど。 深夜まで仕事しても朝の始業は早い職場なので、独身時代、うちに寄ってもおかゆ食べたら、即爆睡。文字通り、カプセルホテルでしたが、遠い実家より長く寝かせてあげられるからよいと思ってました。 >頭の良い方なんでしょうね。こちらの話題に興味を持ってくれる方って話してて楽しいですよね。話を引き出すのも上手なんでしょうね。 みささまこそが、そういうかたですよね。ありがとうございました(笑)。
2010/04/04 03:33
みさ
みささま >その時代の男性の考えとしては革新的ですね。あの時代は封建的でしたのに。素晴らしいですね。 そうですね。わたしが「お嫁さんのほかにどんなのがある?」と聞いたら、「実業家があるぞ!おじいちゃんはお嫁さんより、男に負けないような大物の女になってほしいよ」と言ったの。なれなかったけどね(笑)。 母方の祖父も進んだ人で、女学校で母の先輩が士官学校の男子と恋愛して妊娠し、大事件になったとき、「退学、中絶、仲を引き裂くなんてとんでもない。2人は愛し合ったからそうなった。彼女の将来もあります。男子にだけ傷をつけない処分は不公平です。周囲が手助けして、彼女を休学させ、出産し、卒業させてから、一緒にしてやればどうです?私が双方の親を説得します」と全校父兄の中で、ただ1人、女生徒を擁護して、学校の措置に反対したそうですよ。 >なぜ、そんな風に信じてしまったのでしょうか?どんなキャリアウーマンでも心は人間なのに・・。 1人で過ごすのが好きだったので、肉親以外の人間と同じ屋根の下に住むなんて考えられなかったし。娘時代、まったく料理がダメで毎日ごはんつくるなんて無理と思った。母が倒れた頃に、いろんなことが重なり、俄然料理が面白くなったので解決したけど。結婚したくなかっただけあって、実は孤独に強いのは母のほうで、晩年も「ひとりが一番安らぐ」と言ってて、仲良し夫婦でしたが、父は「望むなら、離婚してひとりにしてあげてもよいと真剣に思ったほど、1人が好きだね」って。母のすぐ上の姉も、私の父も「お母さんは本当はどんな人かいまでもわからないミステリアスな女性」と言ってました。やっぱり『細雪』の妙子ですわ。高峰秀子さんが、役作りで妙子の 実在モデルの女性に会ったのですが、「とにかく変わった人でしたね」と言っています。 >ちょっと待って、きゃるさん!きゃるさんがアラフォーのころ、いまのご主人が20代だったなら・・めっさ、年下ではないですかっ!やるなー・・。しかも「和歌を一首手渡して」ってソレって恋文みたいなもんでしょう?つまりは以前ご主人から映画を誘われたって額面でしたが、どうやら額面どうりではなくきゃるさんが告ったのですね。間接的に。笑 年下ってご存じなかったでしたっけ。世代が違うんです。 もちろん、わたしから積極的にいきましたよ。和歌のあと、友人に相談したら「傷ついても後悔しないためにも想いは伝えたほうがいいよ」と言われ、14枚ラブレター書いて渡したの。仕事先の人だったからプロジェクトが終わればもう会わないと思って、最後の日に恥の書き捨て(笑)。で、何も連絡なかったから「きっと呆れたんだろうなー」と思ってたら、1カ月くらいして「一度プライベートで会っていただけませんか?」って電話がきたんです。ラブレターの感想を聞いたら、「男に生まれて、あんな手紙をもらったら、心が動かないはずありません!」と言ってましたねぇ。で、映画でなく芝居、ね。「維新派」の前衛オペラに誘われて一緒に観た(笑)。一度、どこかのテーマパークのCGによる占いの館に2人で入ったら、バーチャルの魔女が出てきて「まぁー、大胆な年の差カップルだこと!」と言われた(笑)。 私が結婚するなんて、だれも思ってなかったから、親友以外、みんなビックリしてた。先方の両親は拍子抜けするほどまったく反対しなかったけど、周囲がね、親友を除いて「賢也とルミ子じゃあるまいし、絶対別れるよ!」って冷たかった。彼の上司なんて「40女ってことはバツ1か2?コブ付きか?」って聞いたそうです。私は初婚ですけどね。同棲経験もなし。何せ、尼さんのような生活してきたから(笑)。 付き合ってるときから、私は年齢差を感じなかったですね。向こうもとにかく古いことをよく知ってるし。「伊勢物語」の「筒井筒」の故事が通じたのも彼くらいです。「なんだよ、そんな昔の話」とかバカにしないで「その当時はどうでしたか?」ってどんどん質問してくる人なので。音楽の好みも昭和で、当時の歌手が好きだし。以前は1歳下でもイヤだったのに、人は変わりますね。 >「彦根屏風」の中に描かれた若者は4人おりますが・・。 安土桃山系の顔ってのはいわゆる草食男子系ですか?いわゆる醤油顔。 やはり、自分に合ってる人ってのが、一番しっくりきますよね? そう、醤油系。あの刀を立ててる人です。ちなみに碁を打ってる人は海老蔵に似てるよね。でもね、私は夫を、まだ顔を見ない、ドアから入ってきたうしろ姿だけを見て、いまでも不思議でわからないけど直感で「もしかして、わたし、この人と結婚するかも」と思ったの。「そんな、バカな!」ってすぐに頭の中で打ち消して笑いたくなったけど。だって、まったく顔も中身も知らない人でしょ。 安土桃山系というのも、最初は意識してなかった。しかも7月31日まで何とも感じていなかったの。恋愛感情はなし。8月1日になぜか突然好きになった。 皇族のごとくゆっくりと美しい日本語を話す点が気に入った。いまでも、私には敬語で話します。私はぞんざいだけど(笑)。そういえば昔、父に「おまえは皇族のように古風な人物でないと結婚できないな」と言われてた。 >ここ、笑える。きっとご主人はおかゆが好きなのでは? おかゆは病気の時の食べ物ってイメージがあるし、家庭的って感じもするでしょう? 当時の夫は深夜まで仕事してて、自宅が都心から遠かったので、Hなしの夜食付き(笑)カプセルホテル代わりにうちに立ち寄ったの。で、夕食抜きで夜中の3時ごろくるから、胃に負担がないほうがよいと思って、おかゆとカレイの煮付けとか出してたんで、その印象も強かったのかも。 謙遜でなく、私の気に入ったところなんてたぶん、いまでもないんじゃないかな、と思いますね。 自分で言うのもなんだけど、とてつもなく、悪妻だし。しいて言えば、「食」? わたし自身はおふくろの味みたいなものが嫌いなんだけど、彼はうちの父と食べ物の嗜好が似てるので、そういうもの作って出してた。ある日、「この粗食いいですね」って。粗食!(笑)「京がんもと小松菜の煮物」を前に感動で絶句してた(笑)。男は胃袋に弱いって本当かもね。以前、TVでタクシーの運転手だという女ダンプカーみたいに太った老け顔の中年のおばさんが、15歳年下のすごいイケメン旦那をモノにしてて、「秘訣は料理!若い女に負けるもんか」だって(笑)。
2010/04/03 11:31
みさ
みささま 私の勝手な脱線話に辛抱強くお付き合いいただいたばかりか、多大なるご厚意まで示していただき、恐縮です。本当にありがたく受け止めております。読後の感想の件もありがとうございます。掲示板のほうでなく、ブースでも、いつでもよいので、楽しみにしております。 >いあいあ、きゃるさんの場合結婚されてらっしゃるから優雅に観劇三昧で宜しいかと思います。 実情は少し違いますけどね(笑)。最近、この怠惰さに自分でアイソがつきております。いま、死んだら、両親に合わせる顔がないので、地獄で逃げ回るでしょう(笑)。決意が元旦しかもたないの。 前段のみささまの独身者についての文章は、じっくり読ませていただきました。私には大いに共感できます。私も長く、ひとりでしたからねぇ。 良い意味で芯が強いだけでなく、温かいみささまの一端がうかがえる内容でした。 昔、銀座のホステスはクリスマス時期の自殺が一番多いって言われてました。家族サービスで男が店に来ないから。「ずっと一人がいいと思って生きているけど、このトシになると電信柱でもいいから誰かに抱きつきたくなるときがある」とある編集者が高名な作家の家でこぼしたそうですが、その話を読んでその気持ち、よくわかりました。私の父方の祖父が、私が3歳のとき「必ずお嫁さんにならなくてもいいんだ。職業はたくさんあるんだからな」と言ったの。母も「女の幸せは結婚だけではない。あなたは独身のほうが向いてる。結婚しても3日しかもたない」って言われてたんです。私の母は谷崎潤一郎の小説『細雪』の4女妙子そっくりで、船場の没落しかけた老舗の4女で姉妹の中で唯一経済的に自立していて、駆け落ち同然の恋愛結婚をした人でした。本当は一生独身でいたかったそうですが、封建的な「家」の縛りが強く、どうせ結婚させられるなら、好きでもない見合い相手と一緒になりたくないって。ちなみに映画版「細雪」で高峰秀子が4女の妙子を演じています。私ほど孤独に向いた人間はいないと長年信じて生きてきたので、結婚か仕事かと迷う経験もなかったのです。人の出会いってのはわからない。私はアラフォーのころ、いまの夫に「新古今和歌集」か何かの紀友則の和歌を一首手渡して、想いが通じるかどうか賭けてみたんです。で、以前、書いたようにお芝居に誘われて、会うのは最初で最後だろうと思ったので「彦根屏風」の絵葉書を渡してに「名前でも何でもいいからひとこと書いてもらえませんか」とお願いしたら「どうせなら、心に残ることばがよいでしょう」と言って考え、「一期一会」って書いてくれたんですね。「彦根屏風」は、その中に描かれた若者の顔が夫に似てたからですが。安土桃山系の顔で。「彦根屏風」は安土桃山のあと、寛永時代の風俗を描いたものですが。話していて「古風だけどリベラルな面もあって、自分には合ってる人だなぁ」と思って、生まれて初めて結婚を考えました。相手は20代の青年でしたが。それから現在に至る(笑)。 独身のころ、知人に「結婚してると、私が、私が、って自分をPRしなくても、夫がさりげなく長所を言ってくれるからよいと思うの。うちのは料理がうまいですよとか、ね」と言われたので期待したんだけど、甘かったです(笑)。夫の友人に「奥さんの料理で一番うまいと思ったのは何?」と聞かれ、夫があまりに長く沈黙したので、「あ、ごめん。料理はしないのかな。キャリアウーマンだもんね」と友人。夫は「急には思い浮かばない・・・・。しいて言えば、おかゆ・・・かな」って。泣きたかった。料理は好きで、時にはレストランのようなフルコース料理も夫に作ってた。なのに、おかゆって・・・。肝心なときに!(笑)
2010/04/02 17:19
みさ
みささま あ、カブト虫の幼虫は触ったことないですねぇ。毛虫、芋虫など幼虫や長くてニョロッとしたものが生理的にダメで。園芸できないのも、ミミズや青虫がダメだからです。小学生のころ、同級生の家にいったらそこのお母さんが「○○ちゃん、ステキなものがあるのよ」とその子に箱を持ってきて、宝石みたいに脱脂綿が敷いてあって、珍しいお菓子かと思ったら「蓑虫」!でも、こういうものを宝物扱いできるお母さんってすてきだなぁと思えたの。だから、のちにその人が法に触れるような悪事を働いて逮捕されたときは失望しました。人をだます悪事だったので。 >幼少の頃から哲学的な考えを持ってたんですね。 まさにそうですね。いわゆる子供らしい生活がなく、大人に囲まれて客観視する冷徹な目を持ってたからでしょうね。「養母は反面教師だった」と言い、私生活でもほとんど幼児虐待に近い心身で暴力も受けてきたし。それでも養母を大切にし、大人になってから長期海外に出かけるとき、「自分が万一事故で死んだら」と、家の名義を養母に変えて出かけたりしてたそうです。 彼女が「子役は大成しない」というジンクスを破れたのも、「格差婚といわれても離婚しないで円満にこられた」のも自分を客観視し、人気という虚像におぼれなかったからでしょうね。仕事は一生懸命やったけど、自分で選んだ世界ではないという思いが強かったので、芸能界に未練がなかった。名優が30年も仕事しないで来たのは、ファンとしては残念ですが。文筆は「老衰なので」とやめたそうですが、これも残念です。いまの高峰さんの暮らしぶりは本のほうでご確認ください。悪くはない余生だとは思いましたが。 ちなみに、若い頃あの黒澤明監督と恋愛し、養母に仲を引き裂かれたそうですが、わたしはかえってよかったと思う。結婚してたらビッグカップルにはなったでしょうけど、破局したんじゃないかな。黒澤さんはプライドが高く、ものすごくワンマンだし、松山さんほど精神的に大切にしてくれなかったかもしれない。こればっかりはわからないですけどね。周囲の人も後でそう思ったそうです。もちろん、知り合った当時の黒澤さんはまだ有名じゃなく、無名の助監督でしたが。 >はい。今読んでる本が読み終わったら、読もうと思っています。 ありがとうございます。図書館に「私の渡世日記」という彼女の自叙伝が置いてあれば、彼女の自著なのでそちらを先にお読みになったほうがよいかもしれません。 今回も芝居本件に直接関係ない話題をひきずり、申し訳ありませんでした。「あいつのビョーキ」だと思い、お目こぼしを。もし、読後、お気が向かれましたら、折にふれ、私のブースどこでもけっこうですので、感想をお聞かせねがえれば有難いです(あ、けっして強要の意味ではありませんので。重ね重ねのあつかましさをお許しください)。 >ワタクシはよぼよぼになるまで観劇は続けたいですね。そしてなんらかの仕事もしていたいです。ボランティアでも何でもいいから、自分の中で仕事と呼べる何かは欲しいです。要は社会と繋がっていたいのですよ。執筆でも何でもいい。とにかく定年になって老後はゆるりと観劇だけ。という人生は送りたくないですね。だって定年後も20~30年は生きなくちゃならない。ハーフ&ハーフ、観劇と仕事のバランスはそのくらいで丁度いい。と考えています。 すごく尊敬できるお考えです。「定年になって老後はゆるりと観劇だけ」の生活って憧れるけど、どこか虚しさがあると思うので。・・・・ってそういう自分はのんべんだらり、と日々を送っててダメだけど(笑)。本当にダメです。もっとしっかり生きないとね。 ぜんぜん関係ないけど、きのうジュディ・オングの「魅せられて」という歌が流れるのを聴き、なぜか、みささまのCoRichのアイコンを連想しました。たぶん、女としての開放感とファンタジー!(笑)
2010/04/01 17:03
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tetorapackさま ありがとうございました。 >「狂ったキッス」で上半身の裸体をさらした・・・ ほぉー、それはまた、凄いですね。題名もスゴイ!(笑) では、なかなか舞台度胸のあるかたなんですねぇ。寺島しのぶタイプとは正反対に見えたけど・・・。もう少し弾けてほしかったけど、今回はそういう演出だったのかも。 >私は、比較的、女優には甘いので、さほど気にならなかったですが、 ああ、なるほど。そうでしょうね(笑)。
2010/04/01 15:41
みさ
みささま >河野一郎って、確か「河野王国」のですね。息子も確か政治家でしたよね?洋平。 そうです。で、一郎氏は対談のときそばにいた洋平氏に「高峰さんのような人を見習いなさい」と言ったんですって。 >「異性としてどうか?」と聞く司会者も司会者ですわね。嫌に決まってんじゃないの!笑 それでも「機嫌のよいときだけに会う恋人ならまぁいいでしょうけど・・・」と回答するあたり、かなり譲歩したのでしょうね。本当は「こんなヤツと恋人になるくらいなら、舌噛み切って死んでやる。」と言いたかったのだと思う。笑 ごもっとも(笑)。このときの司会者は毒舌の政治評論家、細川隆元。厚生大臣のくだりも、高峰さんから言ったのではなく、細川氏が「もし、河野さんが厚生大臣ならどうかね?」と聞いたから答えた。高峰さんはこの週刊誌対談により、河野氏の映画批判のイキサツに周囲の思惑が絡んだ誤解があることを知り、市川昆監督と河野氏のパイプ役になって誤解をとき、コトを収めたのですが、最初は河野氏の発言をうけて、文部大臣が映画の文部省推薦を取り下げたり、お蔵入りに動いたり、役所で相当ゴチャゴチャしたようです。いまでは傑作扱いされていますが、もし、高峰さんが行動してなかったらこの映画は日の目を見なかったでしょう。この問題では、最初は市川昆監督のハタ色が悪く、袋叩きにあったので、日本の映画界で発言した俳優は高峰さんのみ。彼女自身はスポーツに関心がなく、オリンピックにも興味がなかったはず。でも、「日本の映画界は映画人同士が助け合わないからきっとダメになる」と言ってました。のちに高峰さんは「ワタクシ、河野さんと対談した?覚えてない」と笑ってたそうですが。 彼女の言い分は「何も条件つけず、監督にお任せで撮らせてあとで記録映画として最低だ、けしからん、撮りなおせというのは失礼。記録映画が必要なら記録映画を専門に撮るべきで、最初に記録映画を作るつもりはないと公言している芸術的な監督に依頼するのがまちがってる。市川の作風を知らずに依頼したのか。大臣でも感想を言うのは自由だが、この映画は後世までの恥とまで酷評したら、誤解されてしまう」と。表にでしゃばるのが何より嫌いな彼女が、このときはただ1人擁護に立ったのです。「映画人がなぜだれも発言しないの。それがくやしかった。自分に直接関係ないからと、舐められたままでいいの」と。 そこで思い出したのは昔、唐十郎が連続ものの刑事ドラマのある回を依頼されて1本分書いたのね。そしたら、試写でTV局のディレクターが「意味がわからない。ボツにしろ」と。そこで怒ったのが、そのドラマのレギュラーで主演俳優の中村敦夫。「唐十郎に脚本依頼したら、こういう作品になるのは目に見えてた。唐の作風もわからずに全面依頼してあとから文句言うほうが悪い」と抗議してオンエアされたの。観たけど刑事ドラマではなく、意味不明のストーリー。いきなり終わっちゃうし。「つまんないなぁ。なんだ、きょうの回は」ってうちの父が呆れてた。で、その回の視聴率が最低で番組はすぐ打ち切りに(笑)。でも、中村敦夫は偉かったと思う。 >ワタクシも秀子さん夫妻の子として生まれていたなら、親の七光で絵画書いてオバマに献上してたかも・・。笑 ああ、誰かの息子のように、ね(笑)。 >人間はみな欠陥だらけです。欠陥が少しずつ埋まってくると天に召される。笑 じゃあ、私もまだだいぶ余命が残されてるかしらん(笑) >人はみな、表の贅を見せようと努力しますからね。考えさせられる言葉です。 まさにそうですね。高峰さんは虚栄、虚飾を最も嫌う人。十数年前に、年をとったのを理由にお家を縮小し、その際、たいていの俳優が勲章として応接間の目立つ場所に飾るという映画賞のトロフィー約100個を捨てたそうです。「生活に必要ないもの」として。女優が天職みたいな人と私は思ってたけど、彼女は養母や親類を養うために幼児のころから働き詰めで、実は虚業の女優がイヤでたまらず、本当は結婚を機に引退したかったそうです。「女優をとったら何も残らない人間だけにはなりたくない」と幼少のときに思ってたというんですからねぇ。小学校にも1カ月しか行かせてもらえず、結婚して初めて辞書のひきかたを夫に教わり、大喜びしたとか。それまでは、家の新聞を裏表ひっくり返して、「該当する活字を探してた」。無類の読書家で85歳のいまでも一日の大半を読書に費やし、TVは観ない。「グチ、昔話、説教という年寄りの三種の神器を持たない人」と評されています。 生い立ちはまったく違うはずなのに、言動がみささまとよく似ているのには驚きます。お読みになったら共感される部分が多いと思いますよ。
2010/03/31 14:28
みさ
みささま >温泉に浸かってふくよかな胸を少し出した高峰さんが話題になったCMは覚えています。 あ、それは亡くなった高峰三枝子さんのほうです。国鉄のフルムーンのCMで高峰ちがい、別人です。 高峰秀子さんは「二十四の瞳」の初代大石先生。 まだご健在です。75歳のときの写真も美しく、人間としていいお顔をなさっていますね。 「私の渡世日記」という自叙伝がかつてベストセラーになり、いまも文春文庫から出ていますが 彼女の自叙伝はゴーストライターを使わず、自身で書いて、賞されたのです。 市川昆監督の「東京オリンピック」という映画を時のオリンピック担当相の河野一郎が酷評した のを受け、高峰秀子は反論の文章を新聞に寄稿したことがある。題名が「わたしはアタマに来た!」というのが笑える。のちに河野一郎と対談してるのだけど、これがまた、みささんを髣髴とさせる知性ぶりで面白い。秀子さんは、大臣がオリンピック映画の特殊な撮影状況をまったく把握せずに批評し、上映中止論も出たことに対し、「河野さんが冗談で言ったことでも、お立場上、本気にとる人が多いんです。まわりも私と河野さんのことを面白おかしくモメさせようとするから」と指摘。河野一郎との雑談の中で「異性としてどうか?」と司会者に聞かれ、「機嫌のよいときだけに会う恋人ならまぁいいでしょうけど、自分の旦那で毎日どなられてたらイヤンなっちゃう」とか「河野さんは厚生大臣にはたぶん向いてない。家をぶっこわしたりするほうが似合いますね」って。痛快です。問題のオリンピック映画については、最後までかみあわない部分があるけど、ときにはしゃしゃり出す、「・・・・」絶句で対抗してます(笑)。論旨が明快でみささまに似てる。秀子さん夫妻にはお子さんがいないけど、たぶん、いらしたら、みささまのような人では?と思わせるほど、似てます。とにかく、アタマがよいというのは、高峰秀子やみささまのような人をいうんでしょうね。わたしにはとてもマネできない。人間のできが違う。 決して人間を肩書きや地位で値踏みをしない。人によっては冷たい、怖いと高峰さんを評するのですが、それはたとえ親しくても、毅然と自分の領分を守っているからで「人は羽織と同じで、裏と表があります。裏は決して人にみせる物ではありません。脱がなければ見えません。私は羽織の裏に贅を尽くし、大切にしたいと思っています」と語り、彼女の「裏」を真に知るのは夫の松山さんだけということのようです。
2010/03/30 21:45
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