きゃるが投票した舞台芸術アワード!

2011年度 1-10位と総評
一九一一年【ご来場ありがとうございました!】

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一九一一年【ご来場ありがとうございました!】

劇団チョコレートケーキ

コリッチの感想欄に書いたとおり、印象に残る舞台でした。

古川・日澤両氏の才能に敬服。

デンキ島~白い家篇~

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デンキ島~白い家篇~

劇団道学先生

震災後初めて、物語に集中し、のめりこんで観劇することができた公演で、「これからも芝居を観続けたい」という思いを抱かせてくれました。蓬莱竜太さんと大谷亮介さんに感謝。

『そこで、ガムを噛めィ!』

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『そこで、ガムを噛めィ!』

8割世界【19日20日、愛媛公演!!】

心の琴線に触れたコメディ。コメディを観終えて泣いたのは初めて。舞台と客席が一つになり、コメディ好きとしては嬉しくてたまりませんでした。

ヴェニスの商人

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ヴェニスの商人

劇団四季

平幹二朗さんのシャイロックの深い悲しみに胸を打たれ、浅利慶太さんの演出の素晴らしさに酔いました。

「ベルナルダ・アルバの家」

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「ベルナルダ・アルバの家」

ウンプテンプ・カンパニー

初見の劇団でしたが、最初から最後までドキドキし通しでした。きめ細かな演出に惹きつけられました。

アラカン!

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アラカン!

テアトル・エコー

お芝居好きとしては思い当たり、吹き出してしまう場面の連続で、長さをまったく感じませんでした。

悩殺ハムレット

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悩殺ハムレット

柿喰う客

こういう見せ方もあるのか、と驚くと同時に楽しくてワクワクしてしまいました。女性だけで演じることで成功していたと思います。

道路

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道路

東京演劇アンサンブル

70年代に書かれた作品が今日のネット社会の闇にも通じることにショックを受けました。演出がいつものアンサンブルさんとは違い、ファッションショー風でとても新鮮でした。

PerformenVI~Paradiso~

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PerformenVI~Paradiso~

電動夏子安置システム

大好きなシリーズの完結編で、くいいるように見届けました。哲学とコントという相反するようなジャンルを合体させた竹田さんの才能には感服します。

被告人ハムレット

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被告人ハムレット

声を出すと気持ちいいの会

山本タカさんの才能には早くから注目していましたが、この作品にはやられました。現代に息づくハムレット。シェイクスピアへの挑戦状のようでもあり、無限の可能性を感じました。

総評

今回は今までで一番選出に悩みました。

満足度が☆4でも、忘れられない作品もありましたし。

震災や原発事故もあり、今回は投票自体も直前まで迷いましたが、1年の区切りでもあり投票させていただきました。

いろいろ思うところもあり、2012年はもう一度自分の観劇姿勢をみつめ直し、観劇本数を絞りたいと思っています。

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