Kの観てきた!クチコミ一覧

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テニスの王子様 The Treasure Match 四天宝寺 feat. 氷帝

テニスの王子様 The Treasure Match 四天宝寺 feat. 氷帝

ネルケプランニング

本多の森北電ホール(石川県)

2009/01/17 (土) ~ 2009/01/18 (日)公演終了

満足度★★★★

4A
ちょっとAキャストのクセがわかってきました。出だしの「♪one more step」とか謙也の演技とか。

またヘンテコな席になってしまいました。石川の会場は下手と上手の両端3列は空けているみたいですね。座席伏せている意味無いですが、下手でした(笑)加えて右隣りが2席が空いていたのでなんちゃってVIP席でした。しかし、下手が見えない…。大阪より更に観え難かったです。
端っこの席だけど、壁までぴったり座席があるからキャストさんも通りませんしね…。


公演終了後には、物販へテレポートダッシュ。ちゃっかり前回公演のパンフを2種類手に入れたのでした。自分が思っている以上にそれがうれしかったらしく、ニヤニヤが止まりません。DVDも、フライヤーを観て「あ、まだ出てなかったんだー。まだ間に合うし買おうかなぁ?」って感じだったけど、石川公演観たら「予約しなきゃ!」に変わりました。
そして更に、日吉が観たくなってしまって…、名古屋に行こうか考えてしまったのですが、これ以上やると、歯止めが効かなくなりそうだったので…我慢!新しい日吉がどんな感じかわかんないけど、単純に跡部と忍足と日吉っていう組み合わせが、それだけで面白いじゃないか。


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2009/1/17 石川公演キャスト
■青春学園…4代目
■四天宝寺…Aキャスト
■氷帝学園…跡部景吾(久保田悠来)/忍足侑士(秋山真太郎)/向日岳人(福山聖二)

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↓公演内容

ネタバレBOX

今回は兎に角、二代目の岳人がどんな感じなのかとドッキドキでした。原作でも大好きなキャラクターなので。
と、その前に。忍足'sの日替わりネタです。

「人の自慢ばっかりやな。お前は何か自慢ないんか?」
という侑士のフリからネタスタート。
謙也→「スピード」
侑士→「羆落とし・ドロップショット・心 を 閉 ざ す」
この後フリつきで何か歌ってくれたのですが、いかんせん前回の公演が観れていないのでわかりませんでした…(※1)

「何が凄いって、この携帯が右手から左手に…(手をクロスさせる際に右手に持っていた携帯を左手に異動)」(※2)

<追記>
※1…このとき歌ってくれたのは、前回氷帝公演の桃城vs忍足で忍足が歌った『ポーカーフェイス・ファイター』でした。

※2…『ポーカーフェイス・ファイター』の振り付け


NEW忍足すごく面白かったです…!!
そして、遂に岳人がー!わー大好きな赤髪だぁ!となんか感無量。そういえば、通常の公演で氷帝観たの初めてでした。なんだか、当たり前に観た気でいたのですが。あの右足は彼のこだわりなんでしょうな(片方だけ裾をあげるやつです)
何となく彼の目指す岳人と、私の岳人像が一致した気がしました!シンパシー!今まで自己流にジャージ着てる人なんていなかった気がするなぁ。岳人っていう役にこだわってくれているのかなぁ。そういうの嬉しいなぁ、とファンとしてはうれしくなってしまいました。
全く人(侑士)の話なんて聞いちゃいないせっかちな岳人も可愛かったです。白石と忍足が似てないって言ってた気がするんだけど、謙也って言ってたのかな?白石…は関係ないよね?


二回目の日替わりネタ。
忍「日吉みんかったか?」
岳「なんで?」
忍「俺、アイツと並んで歩きたくないんや…。だって俺等3人が並んで歩いてたら、だたの信号機やん!」

日吉にしてみたら「あんたに言われたくないですよ!」て話ですよね。日吉も大好きなキャラなので名前出て来ただけでうれしくなってしまいました(笑)
こっそり「ジローじゃないんだな…」って思ったのは秘密です。どうしよう。凄くDVDが観たい…!今回、私が観た公演では跡部NOボケだったので、何だか陰が薄かったです。影の薄い跡部…。あと、深い意味は無いですけど、忍足と岳人唄上手いです。跡部は…ふつう、かな?


四天宝寺は小春ちゃんの「ちょっとユウくんの見えないところで…」っていうくだりがなくてショックー!あれ面白かったのにー!「言うても先輩やで」(*音声のみでお楽しみください)とか。ユウくんの目、隠すのとか。
その代わり3回も観ていたら、だんだん謙也と財前くんのやり取りにハマって来てしまいました…。なんなのかしら、二人!もともと財前くんは原作から注目株だっただけれど、なんだかミュで更にお気に入りになってしまいました。

今回は、下手上手にはキャストさんが来られないので、端っこは端っこだったのですが、キャストさんからはちょっと遠かったです。
で・も!なんと反対側の通路には岳人がー!!!!肉眼でちゃんと観られましたー!うれしい!パンフで見た時は女の子みたいだったけど、実際はちゃんと男の子でした(笑)彼がきた途端「かわいいー!!!!」という声があちらこちらで(笑)
DVDとかで飽きるくらい観ているはずの氷帝ジャージだけど、やっぱり実際に見ると凄くときめきます!今でこそ、立海のファンみたいになってますが、元々は今の立海と同じくらい氷帝氷帝って言ってましたからね。DL以外でこうやって観るの初めてなんだなぁって思って。ちょっと感動でした。



私自身「舞台」というものを本格的に観始めたきっかけであり、食わず嫌いだった「ミュージカル」を初めて実際に観たきっかけであるテニミュ。嫌いだったミュージカルに、最初は強い抵抗を感じていましたが、歌がはじまったその瞬間、一気に惹き付けられたのを覚えています。
初めてだからこそ、テニミュはおすすめです。

本格的な演劇やミュージカルでは迫力に圧されてしまったり、気後れしてしまうこともあるかもしれません。比べてテニミュは肩の力を抜いてみることが出来ると思います。単純に楽しんでください。
そして、もし演劇やミュージカルに少しでも興味が沸いたら、今度は他の公演を観に行くのも良いかもしれません。
女信長

女信長

RUP

シアターBRAVA!(大阪府)

2009/06/26 (金) ~ 2009/06/28 (日)公演終了

満足度★★★★★

大千秋楽
客席と舞台との間に隔たりがないが無いというのか、共鳴し合っている感じ。兎に角役者さんたちのテンションがもの凄く高かったです!それが観ている側にも伝わって、こちらも熱くなって、ともにあの大千秋楽の空間をつくりあげていたように思います。

女信長は終止堅い感じだと思っていたので、想像とは全く違うカラーの舞台でした。かなりノリが良く、笑いの要素が抱負です!物語が終盤に向かうにつれ舞台の雰囲気が一転して、信長が孤独や葛藤で苦しむ程、静かに張り詰めるそのギャップも良かったです。


黒木メイサさんはものすご〜くかっこ良くて!声もとてもステキで!そして時々見せる可愛らしさにも惹き付けられて。とても魅力的でした。男女問わず、愛される役者さんだと思いました。


お目当ての役者さんは、まだ芸歴も浅く、まさに大抜擢だった(と私が思っている)わけですが、数週間前に観た時とはまるで違っていて、凄く驚きました。大先輩方とともに舞台に立つというのは、臆すればとてつもないプレッシャーですが、真っ正面から立ち向かっていけば大きなモノを得ることが出来るのだな、と思ってなんだか羨ましいとすら感じました。
後日、その役者さんのイベントへ行った際に聞いた話によると、矢張りかなり葛藤というか、迷いや不安があったようです。ブログの更新がピタッと止まってしまう程(笑)
でも本当に凄く良かったです!本人曰く少ししか出ていないとのことでしたが、実際観に行ったら結構ガッツリ出ていてそれにも驚きました(笑)


そして、カンパニーの雰囲気は舞台を通して伝わってくるものだ、ということも改めて感じました。きっととても良いカンパニーだったんだろうな、と思います。お互いに刺激し合い高め合っている雰囲気が感じられました。

最後におまけっぽい感じで、各キャストさんを紹介してくれるのですが、みんな本当に愉しそうで。役者さんが愉しそうにしていると、こちらも愉しくなって来てしまいます!
スタンディングオベーションに立ち会ったのは初だったのですが(!)千秋楽のあの熱い劇場ではとても自然な流れで起こった気がします。…と思ったら初日からスタンディングオベーションだったとか!?(記憶違いだったらすいません)
すごいです…。

実は病み上がりの観劇だったため、膝掛けをして座って観ていたのですが、完全にスタンディングオベーションの人に埋もれてしまったため、役者さんが見えず(ガーン!)無理せず座っていようかと思ったのですが、意外に和服が可愛かった某役者さんを今観ておかないともう観られないかも知れない…!と思って最後は思わず立ち上がってしまいました。


(余談)
結局その役者さんはまた歴史物に出るらしいのですが…。まぁあの時の髪型と服装がいかにも役柄に合っていたので観ておいて良かったです。

あと、病み上がりではありましたが、一応しっかり完治していて、ただ寝込んでいたので体力が落ちていた程度です。周りの方に害はありませんのであしからず(笑)


日本史は奇跡的に起きていた授業で触れた程度。ゲームもプレイしたことがありませんし、実はあんまり深くはわかっていません(笑)



↓偏った愛

ネタバレBOX

河合龍之介さんは、とにかくいろんな役をされているので、いつも観る度に知らない彼の顔が見られる気がします。本当に幅の広い役者さんなんだなぁ〜と思います。
今回の役は凄かったです〜!ハッチャケてました(笑)

細貝くんは、きっとあんまり和服を着る機会ってこれまでなかったんじゃないかな?と思うのですが、意外に(?)似合ってました〜。アンサンブルもこなしているとのことでしたが、髪型と身長ですぐにわかりました(笑)
茶髪を盛った今川義元というのは一見違和感がありそうですが、「女にだらしない」「残虐・鬼畜」という彼の性質がチャラい外見からよく表れていました。なんというか、頭の悪そうな感じです(笑)
実際の今川義元にはどのような説があるのか存じませんが(残念な話です)、彼の今川はそんな感じでした。
私も彼が悪い役をやったら一体どんな風になるんだろう!?ととても興味があったのでおもしろかったです。本当に豹変してましたね!凄く凄く良かったです!!


篠田くんと中川晃教さんのやり取りは笑えました!今日は千秋楽だから好きにやっていいと演出家さんから言われたらしく(笑)本当に好き勝手やっていました。他の公演ではどんな感じだったのかわかりませんが、アドリブ部分を結構じっくりと長めにやってくれて、愉しかったです。
篠田くんは笑いの要素担当だったのか(笑)他でもよく笑いをとっていて楽しめました。


ずーーーっと舞台に出ているところを観てみたいと思っていた市瀬さんも、念願かなって観ることが出来、うれしかったです!役柄が故意か偶然か、「親方…!」な感じだったので、なんか、もう「十代目…!」に聴こえて仕方なかったです。また違った役柄を演じてらっしゃるところも観てみたいですー!


実は実際に観るのは初だった鯨井くん、お久しぶりの平田くんも観られて良かったです!出て来てすぐに斬られてましたが(笑)ちゃっかりアピールしているところも良かったです。主役もアンサンブルもみんなにちゃんと見せ場があって、そういう部分でも良いカンパニーだなぁと思いました。




非常に刺激的な舞台で、これまでに感じたことの無いくらい興奮しました!フライヤーを一目見て惹かれ、チケットを取ったときから本当に愉しみにしていて、公演日直前にまさかの体調不良で床に臥せっていましたが、意地でも当日までに治そうと粘った甲斐がありました。本当に観に行って良かった!

ステキな舞台をありがとうございました。
お疲れさまでした。
bambino.3 &+ ~バンビーノ・トゥレ・アンド・プラス~

bambino.3 &+ ~バンビーノ・トゥレ・アンド・プラス~

K Dash Stage

新神戸オリエンタル劇場(兵庫県)

2009/09/05 (土) ~ 2009/09/06 (日)公演終了

満足度★★

千秋楽
今日は夕方まで予定が入っていたので、遅刻覚悟だった為、前もって舞台の大まかな流れをネタバレにならない程度に下調べしていたのでした。
以下が下調べした内容。
・へヴィー
・南くんのエピソードが、ちょっと…ひく
・2/3本編、1/3ライヴ


あと、bambino自体はサラッと観に行った人の日記を見たことがあるだけで、しっかりどういった話なのかは知らず…。
ただ先述した通り下調べしていく中でそれとなくお察ししました(笑)




結局前の予定が巻き気味で終わったので、開演には間に合いました。
今回やっとbambinoを観に行く気になった理由は、新メンバーの福山くんです。
どうやら、あまり出番はないとのことでしたが、私的には舞台に立っている姿を見られるだけでうれしかったです。
大人しい役なのですが、ダンスの時は人一倍元気で愉しそう♪


キャストさんの中で既に見たことがあったのは
・三浦くん…「僕らの方程式」「探偵の掟」
・福山くん…「執事喫茶へお帰りなさいませ」「ミュージカルテニスの王子様(四天宝寺戦,DL6th)」
・南くん…「ミュージカルテニスの王子様(立海戦2nd)」
・篠田くん…「女信長」「ミュージカルテニスの王子様(DL4th)」
・Takuya…「ミュージカルテニスの王子様(DL4th)」
以上のキャストさんです(多分)
実はちゃんとTakuyaの舞台を観るのは初なんですよ…!


これまでのお話を知らずに見ているので、あまり濃い感想は書けそうにないのですが、いつものように見たまま感じたままを書きます。

ネタバレBOX

冒頭で既にこの舞台がどういった舞台なのか、どのあたりまでストレートに表現するのかということがわかりました(笑)想像以上だ!なんか、見ていて申し訳なくなってくるのは我が黒歴史の所為に違いない。


冒頭からドッキリ発言&熱く盛り上げてくれるのは新メンバーの修造(*小野健太郎)クセのある先輩ともすぐに打ち解けてしまいます。実は妻子持ち。彼の身体を張った熱い道案内もおもしろかったです。


薫平(*南圭介)の話はもっとじっくり観たかった気もしますが、いかんせん本編が1時間半くらいしかないみたいなので…。もの凄いヘビーなところから一気に浮上。
あらかじめ聞いていた話の通り確かに薫平のエピソードは凄いですね(笑)何が凄いって、セリフが(笑)なんか直視するのが辛いですが、かといってドン引きしてしまうのも彼に申し訳ない気がする感じです。
新メンバー3人が今回のメインというわけでは無さそうですが、彼は比較的ピックアップされていた気がします。

大人しい性格なのでセリフも少なく、あまり他のメンバーとがっつり絡むこともありませんが、何気に物語の核に触れていた気がするふみや。いつもカウンターから静かに仲間の笑いや悲しみ苦しみ、葛藤を見つめています。太郎くんの件は笑えました(優とのやり取りじゃない方)
彼がbambinoへやってきた理由は一体なんだったのか、それが気になります…!


ここまで感想を書いていて気付いたんですけど、誰が誰だか一致しません…。パンフを見たのですが、全員素だ…。3階席だったため顔もそんなにちゃんとはわからず。
困った。

仕方ないのでわかる範囲で…


今回一番メインだったのは、優(*三浦涼介)と竜太(*伊藤陽佑)の話。夢に向かっていたはずの2人にあまりに悲惨な展開が訪れてしまいます。

三浦くんの演技がとても良くて、ライヴで歌う姿も引きつけるものがありました。ライヴからは役関係ないのかと思っていたら、そのライヴ自体がストーリーの一環だったようです。とはいえ、なんか素っぽいし、でも役に入っているような気もするし…???どういう風に観れば良いのか頭がパニックです。
ただ観ているうちに、優は優であって他の誰でもないし、他のみんなもきっとそうなんだろうな、と思えて来ました。だから尚更ずっとbambinoを観て来た人には込み上げるものがあったのだと思います。
終止へヴィーな要素が含まれていたので、ずっと泣いていた方もいました。



舞台を観た感想としては、この舞台はずーっと見続けた人にしかわからない感動とかがあるんだろうなぁと思いました。bambinoのメンバーと悲しみや笑いがファンの方達にも共鳴しているのを感じました。最後まで役を全うする舞台だからこそ、妙なリアル感がありました。
あれ?今観ているのは優を演じている三浦くんじゃなくて、本当に優なのかも知れない!?そんな感覚に陥る舞台です。

あとはずーっと福山くんを観ていたので(笑)存分に彼が観られて満足です。たしかにセリフは多くないですが、クシャクシャに破り捨てられたマスターからの手紙を丁寧に広げる様とか、傍若無人な先輩がこぼした水(笑)を黙って拭きに来たり、いつも丁寧にカウンターを拭いていたりする様に彼の気遣いとか優しさが見えた気がします。
そして踊っている時はとても愉しそうなのです。これは福山くん自身が滲み出てるな!と思いました。ふみやちょっとアグレッジヴだった(笑)

ずっと前から知っているのに初めて観たTakuyaは、素直でまっすぐな子でしたね。他に彼がやっていた舞台って結局テニミュしか観られていないのですが(…多分)どちらもストレートな感じの雰囲気が出ていて、そこが好きです。彼も以前いろいろ抱えていたみたいで、それも是非観てみたいなぁ。お財布と相談した結果DVD買わなかったけど…。

それから、他キャストさん目的で観に行った映画に出ていて初めて知った三浦くんですが、これまで彼に抱いていたイメージが変わりました。今までどう思っていたのか、それがどう変わったかっていうのは割愛(笑)


また次があれば観てみたいかなぁ…?興味はあります。とりあえず、一回観ただけじゃダメだなと思いました。今日観たメンバーが、次どういった風に成長しているか、その時抱えているものは何なのか、っていうのを観ることでbambinoのおもしろさがわかるのかもしれない。一度で終わる舞台じゃなくて、ずっと続いている舞台だから、それを追い続けて初めてbambinoの感想が言えるんじゃないかな、と思いました。

次は福山くんが出ていたらまた観に行きます(笑)




新参者には入り込めない、ボーイたちとファンの間に築き上げられた空間があったので、そこに踏み込めたら★5つとか4つになったのかな。従来のファンの方々は今回の舞台をどのように感じたのでしょうか?私はまず「bambinoってこんな世界なんですよ」っていうのを観たに過ぎないと思います。ずっと観て来た人たちと、私とではあきらかに満足度が違うと思いますが…私は今日の公演が基準になると思うので、とりあえずは★2つつけさせていただきます。

お疲れさまでした!
ミュージカル「テニスの王子様」 The Final Match 立海 First feat. 四天宝寺

ミュージカル「テニスの王子様」 The Final Match 立海 First feat. 四天宝寺

ネルケプランニング

広島市文化交流会館(広島文化学園HBGホール)(広島県)

2009/08/29 (土) ~ 2009/08/30 (日)公演終了

満足度★★★

Side A+総括
一足先に、私の夏が終わりました。
後期公演は都合により観に行けないため、本日の広島公演がFirstラストの観劇です。


■前置き
・前回Aキャストの過剰な演出に、少々不安を抱く
・ドリライまで優勢だったAを、ここに来て巻き返しにきたB
・とにもかくにも、一部キャストさんの地元である広島公演は愉しみ



人生初の広島。
南の方にあるので、暑いところかと思いきや、暑さは関西とさほど変わらず。


今回席が中央の通路際にあったため、キャストさんが近くで観られる!とワクワク。リョーマを迎えに行く桃城。リョーマを連れて帰ってきた桃城。幕間ではそうめんを売りに来た小春ちゃん。そしてなんと今日は白石が1階に…!(大阪では2階にいました)目の前で観たらグロスが激しく輝いていて、それが気になって仕方ありませんでした(笑)男の子もグロス塗るんですね…。いくらイケメンとはいえ、ちょっと想像しかけて止めました…。それからリョーマの元へ向かう真田。
そしてFGKSではサトちゃんが目の前に…!!!!!他にも続々とキャストが降りて来たのです、が!
何とステージでは仁王と柳がダンス対決!?下手の隅で凄まじい存在感を放っていました(笑)もうそっちが気になって近くで踊っているキャストさんには目もくれず(笑)クルクルクルクルまわったり、飛び跳ねたり、交互に披露する仁王と柳。仁王演じる中河内くんは元々ダンスをやっていただけあって、踊れることは知っているのですが、柳役の山沖くんに関しては、全く踊れるイメージがなかったです(笑)柳もまた、そういうキャラではないので(笑)兎に角面白くて仕方ない。曲が終わり、降りてくる幕の隙間からヘトヘトになった2人が(笑)本当に笑いました!愉しかったですー!!
これって中河内くんが地元だったから?と思ったのですが、もしそうだとしたら広島へ来て本当に良かった!今回観劇した中で一番の思い出です。本編関係ないけど(笑)



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▼立海公演(前半)まとめ
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1. キャストの休演について
2. 本日のAキャスト
3. 四天宝寺のAとB
4. 乙女ゴコロと切り替え
5. 青学
6. 立海
7. 歌

内容はネタバレBOXからどうぞ。

ネタバレBOX

【1. キャストの休演について】

前々回の大阪にて休演していた四天宝寺B/忍足謙也役のキャストさんは既に復帰しているとのこと。今回はAキャストさんなので観られませんが…。

また、私が観劇待機中さらに2名が休演していたそうで。その際に演出が大幅に変更になったようです。1年生トリオのうち2名が休演ということで、大変な事態だということは想像に易く…。実際に観てはいませんが、一人で奮闘したキャストさんは本当に凄い!急な演出の変更、いつも一緒にいる2人がいない不安等あったと思いますが、絶対キャストさんにとってプラスになる要素があった公演だと思います。動揺せず(見せず)やりきった力量も、さすがだと思いました。


1年生トリオは歴代みんなしっかりしているし、歌もうまい!試合もなく、レギュラージャージでもない(笑)ですが、本当に本当に縁の下の力持ちです。アンサンブル的なポジションもこなしていますしね。いつだって先輩たちに憧れ尊敬し気遣い、リョーマを心から応援する素敵な3人の存在はテニミュに欠かせないです!

広島公演では3人揃った1年生トリオが観られます。
これ以上休演になってしまうキャストさんが出ないことを祈ります…!どうかお体に気をつけて。



【2. 本日のAキャスト】

日替わりネタはほぼ大阪と同じ。
つまり、また主張の激しい演出になってしまったわけですが…。ということは、あれはカンパニー的にアリの演出ということですよね。了解です。

それならばここはAキャスト(もしくは自分)との戦いです。どんなに周りで笑いが起ころうとも、どんなに視界の隅でなんかやっていようとも、私は立海ベンチを観る…!!*メインで進行している青学ベンチは観劇1日目にちゃんと観ているのでね。



【3. 四天宝寺のAとB】

前回の四天宝寺公演では、自分たちの試合ということで原作に沿って演じた四天宝寺。原作がありますから、「正解」がある、といっても良いのかも知れないです。観に来ているお客さんには、キャスト以前にキャラクターが好きだという方も多くいると思います。ですから、ファンの中のキャラクターと、キャストの演じるキャラクターにズレがあると、途端に「無い」と判断されてしまうわけです。このあたりはテニミュ特有のシビアな部分ではないかと。


四天宝寺公演ではAキャストしか観ていませんので、Bキャストに関しては聞いた話から憶測です。すいません。

Aキャストは原作に忠実な四天宝寺。漫画から飛び出してきたようなキャストに評判も上々。ドリームライブでもAキャストの公演は比較的倍率が高かったように思います。

Bキャストは自分たちなりの四天宝寺を築き上げました。観てはいないので、Bキャストのキャラクターにファンとのズレがあったのか何が原因かはわかりませんが、ドリームライブでは何故かAキャストの公演の方が倍率が高くなるという結果に。更に、ドリームライブからはBの財前役のキャストさんが降板し、Aキャストの佐藤くんが両公演を掛け持ちすることに…。

四天宝寺公演では前半をAキャスト、後半をBキャストというふうに分担していたのですが、もしこれを交互に行っていたら…?という風にも考えてしまったり。


さて、そんな状態でドリームライブ開催です。

基本的には四天宝寺戦の件を活かしつつのライブ。相変わらずAの人気は凄いです。四天宝寺のキャラクターが試合では観られない面を見せてくれる、まさにそんなライブでした。
ちなみに…通常公演で既に人気が高かった上に、ドリライ以降AB両公演を掛け持ち、更に千秋楽では怪我で一時ステージに上がれなくなっていたものの、最後の夜公演で見事復活するという活躍で、とりあえず凄いことになったのが財前役の佐藤くん。四天宝寺でも特に彼が観たいという人、多いです。


ところが、本公演で異変が生じます。

今回は立海戦ということで、原作からははずれ、メインストーリーをサポートするポジションになった四天宝寺。

Aキャストの場合、自分たちの公演の時は確実に各々の見せ場があったメンバーですが、今回の公演では目立つ人もいれば、そうでもない人がいたり…。原作の枠を外れて、個々に主張を始めたというのでしょうか?一人のキャラクターとして人気の高いキャストさんは一層アピールをすることで、彼らのファンもまた盛り上がっていました。そんなエンターテイナー的なAキャスト。
四天宝寺戦以来自分たちが周りからのどういう風に観られているのか、というのをわかった上でそれを意識していたようにも思います。全員でのダンスも、各々の色を出してきていました。力の入れ方身のこなし等等。
ただ通常公演でも、ドリライのノリ…というのを感じました。


Bキャストの場合、元々自分たちなりの四天宝寺を作ってきた彼らは原作の枠を外れても、自分の中にあるキャラクターに忠実です。四天宝寺というチーム内での関係性もしっかり見えたように思います。また、四天宝寺戦からの舞台の流れも汲んでいました。あくまでサポートに徹する四天宝寺。勿論自分たちの見せ場ではお客さんを楽しませようと、本公演のネタを拾って広げたり。そういったネタは六角の時もありましたね〜。観ている側としては結構うれしいです。
派手さや個々のキャストに強烈なインパクトがあるわけでもありませんが、相変わらずな四天宝寺。果たしてAキャストと自分たちの観られ方を知っていたのかどうかはわかりませんが、評価はどうであれ、きちんと自分たちの四天宝寺というチームを着実に作り上げてきた成果が今回観られました。
ダンスもチームとして確実にこなしていた印象。


日替わりネタでの演出はどうやら賛否両論。勿論ファンとしてはうれしい限りだと思います。しかし、立海戦である以上、立海を観に来た人、青学を観に来た人、色んなお客さんがいるはずです。
立海はメインであるにもかかわらず、今回ベンチではあまり強い演出、ネタはありませんでした。が、よーく観ていると、きちんとそれぞれの関係性を維持した上で細かいやり取りが行われているのです。

それぞれが自分の好きな学校を観て、そこでの細かいやり取りに気付いて、「今日こんなことしてたんだよ!観てた?気付いた?」っていうのがベンチかなぁ〜という意識だったので、Aキャストの青学を抑えた過剰な演出に少し疑問を感じた私なのでした。

あと、個人の好みの話になって来るかと思うのですが、Aキャストさんのネタは、あまりツボにはいってこず…。今回は面白いかな〜と思っていたら、同じネタだったので…まぁ以下略。


もっと観たい!と思わせたのはBキャストさんでした。Bキャストさんの四天宝寺はそれぞれのキャラクターの存在があって成り立っているので、観ていて本当に面白かったです。ちょっぴりナルシストでイケメンの白石と、そんな白石の手を焼かせる野生児金ちゃんも健在。どんなシチュエーションでもブレないキャラが凄く良かったです。



【4. 乙女ゴコロと切り替え】

氷帝の某キャストさんのイベントであった話です。
ドリームライブは四天宝寺戦のすぐあとだったため、あれ程にまで人気の高い氷帝と共演とはいえ、ペンライトの色は緑(四天宝寺のカラー)が多かったそうです。
またドリームライブの時に演出家さんが言っていましたが、キャストさんもまた、今もてはやされているのは自分自身の力だけではなくキャラクターの力によるものが多いと自覚しているようです。けして勘違いしないように(笑)と自分自身に言い聞かせているとか。

でもそれは少し違って、自分の好きなキャストさんに対しては、キャラクター越しではなく、キャストさん本人をしっかり観ています。応援しています。次の学校の公演が始まっても、好きなキャストさんの活躍はちゃんと把握しています。一人の俳優として、またアーティストとして、好きなのです。

勿論、それとは別にテニミュが好きだという気持ちがありますから、次の公演が始まればそちらも観に行きますし、そのときメインの学校のことをしっかりと観ています。
他の学校が始まっても尚「俺を観てくれ!」と目の前に立ちはだかってこられたら「ちょっと!見えないじゃない!」と顰蹙をかってしまうかも。

そして今は立海戦。乙女心には切り替えが重要なようです。




【5. 青学】

5代目の青学に関してはまだわかりません(笑)逆に言えば、「まだわからない」というのが今回の答えなのかも。今回のこのキャラってちょっと雄々しすぎるよ!とか、このキャラキモ過ぎるよ!(笑)的なインパクト、且つそれがプラスに働く要素が見つかりません。サラっと流れてしまうのです…。

でも個々にピックアップして行くと、ちゃんと自分のカラーを持った人もいるかなぁ。

リョーマにこれまでのことを話す大石の必死さはオーバー過ぎて笑えるし、けどそこが大石らしい!のです。ちょっとキャストさんの声が高過ぎるのですが(笑)、それすらチャームポイントかと。周りに気遣う心配性、だけどみんなを支えてくれるしっかり者。そんな大石のキャラがとても出ている口調も良いです。

相変わらずどこか「普通」からずれた感覚を持っているものの、海堂に対する態度は後輩を想い、支え、更なる高みへと導いてくれる先輩。それを感じさせてくれた乾。ボロボロになって戦い抜く姿も上手かったです。

一方そんな乾を尊敬し慕ってきた海堂。彼もまた先輩を想い、支え、持ち前の熱さで真っ向から敵に向かって行く姿がしっかりと感じられました。乾を敬う姿勢が伝わってきた海堂でした。




【6. 立海】

またしても立海に強烈なキャラクターが!毎回立海には本当に楽しませてもらっています。今回は柳役の山沖くんが面白い!ということで、これから観られる方は是非ご注目を。楽しめる確率90%。

立海は切り替えが上手いと想います。キャラに徹する部分、くだける部分。そこをカチッと上手く切り替えることで、シリアスとネタの対比が出来て、よりネタが笑えます。「このキャラがそんなことしない!」っていうのがほぼ確実にプラスに働くのも立海。

既存のキャストさんのリードも上手いと思います。
個々のキャラ作りも勿論ですが、チーム内での関係性からもキャラが作られていくと思います。
特に既存キャストである赤也のリードが上手かったです。

★赤也→ブン太・ジャッカル
赤也が真っ先にふざける対象はブン太。故意に怒らせたりと兄弟みたいな関係性を築くことによって、赤也に見えるし、ブン太に見えてくる。赤也だけが赤也になってもダメなんですよね。
ブン太とジャッカルが優勢に立てば、一緒になってガッツポーズをする。前回の立海公演でも一緒につるんでいたのはこの三人。前回の立海をでの関係性もちゃんと維持することで、キャストが変わっても立海は立海、という感じがしました。

★赤也→柳
大河くん演じる赤也は、先輩であり立海三強の一人である柳に対して割と気軽にハイタッチをします。ダブルスを組んでいること、また暴走しがちな赤也でさえ柳が上手く諌めることが出来るという関係性が見えます。
西村くん演じる赤也は、ブン太、ジャッカルとハイタッチをした勢いで柳にもハイタッチをしようとして、一瞬躊躇するものの、ぎこちなくハイタッチ。それにちゃんと乗って上げる柳。これはこれで彼なりの赤也と柳の関係性を作ったのかな。三強だけど、ダブルスのパートナーであり、先輩なのです。

★赤也→真田
試合の時とは打って変わって、相変わらずおふざけが多い赤也。
冒頭の、試合に負けた真田への制裁では、普段散々制裁を受けている赤也がここぞとばかりに前へ出ますが、結局真田に自分も負けたことを指摘されてしまいます。

★赤也→幸村
誰もが恐れる部長の幸村に対しても、うっかり。
真田の試合を見て彼の強さと、またちゃっかり自分の強さもアピールした幸村に対して「自慢っすか?」と恐れ多いことを口にしてしまいます。しかし、赤也もやっぱり幸村を恐れているため、声色を替えてブン太に責任をなすりすけ(笑)
もしくは、調子に乗りすぎた赤也にブン太の突っ込みが。

★赤也→柳生
わからないことはとりあえず柳生に聞きます。柳生は何でも知っているし、怒らないし。ブン太よりはずっと敬っているけれど、気軽に話せる先輩の一人。なので、試合中もちょくちょく話しかけます。

★赤也→仁王
今回あまり絡むところは観られませんが(これは仁王が今回柳生以外とあまり絡まないこともある?)、日替わりネタでは少し絡んでいるみたいですね。ブン太は自分とほぼ同じ目線で接しているのに対して、仁王は少し見上げている感じ。それでも柳生と同じで気軽に話せる先輩の一人。更に真面目な柳生よりはくだけた感じで付き合える先輩。なのでネタとして絡みやすい?



【7. 歌】

毎回公演ごとに主題となる歌があって、それがまたインパクト強くて頭から離れなくなる、というのが通例。
ところが、今回の公演に限っては何故かそういった曲が無いということに気付きました。頭に残らないので、うっかりしてました。何か物足りないのです…。
一応今回もメインっぽい歌はあるのですが、何故インパクトに欠けるのだろう…。一つ一つを取り上げれば、手塚は『油断せずに行こう』をアレンジして歌っているし、真田はまた独特の曲調で歌っているし、赤也も凄みを利かせた歌声で圧倒されたし、海堂と乾の掛け合いはなんか口ずさみたくなる(笑)感じだし、不二は色んな意味でいろんな評価をされた歌だし(ちなみにcloserじゃなくてclose eyeだった…!)仁王の歌は個人的にばっちり覚えてますが、演出が凝っているのでそっちに目がいってしまうかも!?ゴールデンペアもまた以前の楽曲をアレンジしていて、ブン太とジャッカルはちょっとどんな歌だったか思い出せないのですが…。そんな感じで何かしら印象に残る要素はもっているのです。更にいうと、桃城の歌は♪思い出せ越前、何故忘れちまったんだ的な歌詞ですが(アバウト)それがまさしく先日の大阪公演での彼自身に当てはまるだけに強烈なインパクト(笑)四天宝寺の歌も相変わらず愉しくて大好きです。

それなのに、何故…?こう、ガツーン!とくる曲が、無い…。
今回の公演はあの曲が兎に角頭から離れなくて…!っていうのが無いです。




一応、広島公演で今回の立海戦の観劇は終わりなのですが、もしかしたら後期も観られる可能性が出てくるかも知れない感じです。
毎回テニミュは夏冬ともに前期しか観られないので、後期での進化っぷりが観られないのが残念だったのです。
今回はどうなることやら。
ミュージカル「テニスの王子様」 The Final Match 立海 First feat. 四天宝寺

ミュージカル「テニスの王子様」 The Final Match 立海 First feat. 四天宝寺

ネルケプランニング

メルパルクホール大阪(大阪府)

2009/08/19 (水) ~ 2009/08/26 (水)公演終了

満足度★★★

Side Supporters+A
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■前置き
-------------------------
【今回の公演について】
・サポートメンバーに食いつき気味
・四天宝寺はAしか観たことがなくBは前日の公演が初見
・したがってAの方がなんとなく親しみがある


【キャストについて】
・立海キャストはサポートになる為、以下が替わります。
   柳生比呂士…小野田龍之介
   仁王雅治…和田泰右
   切原赤也…西村光明

・四天宝寺キャストはAになります





23日の中河内くんの誕生日公演の倍率に次いで、この日の倍率も高かった…!きっとみんな考えることは同じなんだ。

お久しぶりの四天宝寺Aキャストと、サポートキャストさんにわくわく。比嘉公演以来の二度目、メルパルク2階席です。チケットが手に入っただけ有り難い!

今日は私にとって初サポートキャストであり、サポートキャストさんにとってはラストの公演でした。は、早いぜよ!
ちなみに本日はDVD収録の日です。

2階席ということで、斜め上という良いポジションから全体を観られて良かったです。斜め上だと人が被らないので、正面から見るより一人一人の振りが綺麗に見えるのです。小さい頃バトントワリングをかじっていたのですが、その時のことを思い出した(笑)
なので、今日はベンチもちゃんと一人一人見えた!あと目が良いので2階席でも肉眼で目鼻口の位置くらいはわかるのです。


そういえば、これまではテニミュが初舞台、テニミュがデビューとかいうキャストさんが多かった中、最近他の舞台に出ていたキャストさんがテニミュに出てたりするみたいですね。
私は他の舞台を観ていないので、間違いなく全員初見になるのですが、多分既にキャストさんのことを知っている人からすると「はい?」みたいなこといっぱい書いていると思います。が、本当のことだから仕方ない。ご了承くださいませ。



さてさて、注目の日替わりキャストは全員ステキでした!
↓今日は日替わりキャストのみ。ネタバレBOXにて更に詳細あり。

■柳生比呂士(小野田龍之介)
・歌 Fine
・声 Fine
・雰囲気 Fine
間違いなく柳生でした(笑)昨日ちゃんと見えなかったビンタがよく見えた。昨日の馬場くん同様試合が無いので、これといった見せ場が無く…もっと彼がどういう柳生を見せるのか是非知りたいですね。


■仁王雅治(和田泰右)
・歌 Fine
・声 Greate!
・雰囲気 Fine
乾の夢の中で不二と試合をするシーン。あそこの「プリッ」が異常に!異常に…!セクシーだったので声Greate!です。ハマった。もう一度聴きたい…。DVD収録だったからきっとDVDでまた聴けるはず…!!中河内くんの仁王も和田くんの仁王も白石のマネ上手いっていうか、あのセリフ言うとこ凄い好きです(笑)本当に仁王の試合とか歌とか好きだな〜。
話し方は中河内くんっぽい感じで、でも歌はやっぱり個性が出ますから(中河内くんの歌い方に癖があるのもあって)、そこは和田くんらしさが出ていたと思います。


■切原赤也(西村光明)
・歌 Greate!
・声 Fine
・雰囲気 Fine
はい、今日のメインです。西村くんを観に来ました、どうも。
大河くんとのダブルキャストというプレッシャーになりかねん状況で、凄くしっかりしていたと思います。コメントではちょっと緊張気味でしたからね。どうなるのかな!?と思っていたんですけど。やりおる…!もしかしたら大河くんの凄まじい演技力が西村くんのテンションをグイグイ押し上げてたのかも。高笑い良かったですよー!うまかったよー!!だからこそもっと出られたら良かったのになぁと思います。ここまできたのに勿体無い!!!!絶対もっともっと進化するに違いない!
声かっこいいのです。だから歌もかっこいい。

西村くんの赤也はお洒落パーマやねん…。




以下、ネタバレBOXにて。

ネタバレBOX


兎に角大河くんが上手すぎるし赤也そのものなので、西村くんの赤也はちょっと足りないくらいで充分だと思っていたのですが、とんでもなく失礼でしたね。想像の上をいっていました!
一幕でテンション上がりきってない感もあって、もっともっとヴォルテージ振り切れるはず…!と思ったのですが、二幕序盤の高笑いは大河くんとシンクロするくらいパーペキだったのではないでしょうか!

もっと公演重ねた彼の赤也を観たかったのですが、今日でサポートメンバーは最終日、ということで悲しい!
もしや冬公演はサポートキャストがメインになるのでは…と思っているのですが。これで終わるとはとても思えないし。




さて、四天宝寺Aです。
東京へ戻れなくなっていたリョーマを迎えに行き、無事会場へつれてきた桃城。しかしリョーマは記憶を無くしていて…。
慌てて大石がリョーマをベンチへつれていくところ。確かに大石はややオーバーアクションで立海の目を気にするのですが、それにしては笑い声大きすぎないか!?え?ここそんなに笑うとこ!?と思っていたら、どうやら四天宝寺の方だったらしい。
うっかり笑いのツボが世間から外れてしまったのかと思った。
完全にお客さんの目が四天宝寺に向いているのがわかりました。だけど青学ではメインの話が進んで行きます。

リョーマの記憶喪失に気付いた銀さん。それを隣にいた財前に耳打ちします。更にそれを財前が隣に耳打ちし…と伝言ゲームをしていく四天宝寺。
銀さんはもの凄いオーバーアクションだったけど、まぁ財前くんとかは控えめなリアクションでまわしていくのですが、だんだんリアクションが大きくなっていき、青学がセリフをいっているにもかかわらず、音がしたり、お客さんが笑っていたり…。あわわ…どうしよう、大丈夫?これ?とすこしヒヤヒヤしたのですが、とりあえず四天宝寺の伝言ゲームも終了し、みんなの目も青学へもど…ったはず、だ。

ちなみに最後は忍足が1番隅にいた一氏までまわさなかったので、一人だけ教えてもらえず、といったオチでした。



幕間の寸劇は、なんと2階席から全く見えず(笑)ま、マジですかー!声だけだったのですが、一氏、金ちゃん、白石の三人だったと思います。お母さんだのなんだのいってるから最初は小春ちゃんかと思った。

本日の売り子は金ちゃん。
ハッ!あの赤髪は…!と気付いた一氏。
「なんで金ちゃんそんなことしてんの?」と聞くと、髪を赤くするのに銭が必要なんや、と金ちゃん(…)
あんたいつからそんな不良みたいなこと…!と嘆く一氏に「おかんみたいなこと言うなや〜」と金ちゃん。おかん?ほな、おかんでいきましょ。ということで(どういうこと!?)一氏おかん設定。
赤髪って言ったら岳人もブン太もそうやんか!と言う金ちゃんに一氏が一喝 「 他 所 は 他 所 、 う ち は う ち ! 」

そして2階席に現れた白石。そんな白石に向かって「おとうちゃん」とな。白石おとうちゃん設定決定。「おとうちゃ〜ん」と下から呼ばれるものの最初はいまいち乗り気じゃない白石。でも結局「お母さん晩ご飯にする?それとも」(←的なことを言っていたけどなんか聞き取れなかった)と結局のっかってしまった白石。

金「白石までおかしなってもたぁぁぁぁぁ!」



そんな感じでしたー。
近くにいたのに白石の声が聞き取れなかったです。なんでだ。



不二vs仁王戦の後、負けた仁王が真田の鉄拳を避けるのですが、昨日は普通にサッと避けてはなれたところへ行ってしまうのですが、今日はなんか変な歩き方してた(笑)ええ…!まさかあそこ日替わりネタなの!?まさかの!???

それから、仁王戦に白石が召還されるので(笑)突如観客席から消えた設定に。
一氏「そういえばさっきまで白石何処行ってたんやろうな」
忍足「OPPやろ」
一氏「OPP?」
忍足「お腹ピーピーや」


昨日書き忘れたので、昨日の分も。
一氏「そういえばさっきまで白石何処行ってたんやろうな」
「包帯が蒸れるから買いに行ってたで」(誰が言ってたっけ…?)
一氏「…夏やもんなぁ」



あとどこか忘れたけど四天宝寺が出てくるところ、いきなり忍足が財前のジャージのファスナーを一気に全部下げると言う、冷静に考えるとなんやそれ!な謎の行動を…(笑)昨日は忍足不在だったので忘れてたけど、そうだ、この二人がコンビなんだった。昨日の財前くんは小春や一氏と一緒にいた気がするなぁ。




終盤で桃城が歌うところ、途中歌が途切れていたように感じたのですが、いかんせん一度しか聞いていないので実際のところはどうだったのかわかりません。気になる。


カーテンコールでは桃城→海堂→菊丸…と順番に出てくるのですが、桃城と一緒に勢い良く飛び出してきた菊丸(笑)
ええええーーー!
慌てて引っ込んでましたけど(笑)
何があったんだ。


あれもこれもそれも、おそらくDVDに納められることでしょう。そんな公演でした。




驚いたのは、幕が下りて、客電がついても、殆どの人が立ち上がらず、ずっと拍手が続いていたこと。テニミュを見始めてからこんな状況に遭遇したのは初めてでした!スタッフさんたちに促されて退場を始めるまで2、3分続いていたと思います。
サポートキャストさんが最後ということで、挨拶とかあったらうれしかったのですが、残念ながらそういったことはありませんでした。でも、あの拍手が届いていたら良いなぁ、と思います。

短い期間でしたが、愉しい公演をありがとうございました!
お疲れさまでした!!!!






こうやって感想を書くことで改めて振り返ると、見落としている点がいっぱいありますね…。次はそういったところもふまえてみられたらと思います。夏公演は最後の観劇!
ミュージカル「テニスの王子様」 The Final Match 立海 First feat. 四天宝寺

ミュージカル「テニスの王子様」 The Final Match 立海 First feat. 四天宝寺

ネルケプランニング

メルパルクホール大阪(大阪府)

2009/08/19 (水) ~ 2009/08/26 (水)公演終了

満足度★★★

Side B
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■前置き
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【テニミュについて】
・2006年の立海冬公演で初めてテニミュを観劇
・学校は原作・舞台ともに立海、氷帝贔屓
・公式サイトは殆ど観ていません
・携帯サイトへの登録もしていません

【キャストについて】
・誰それの事務所はどうだのプライベートが何だのとか全然興味ない
・与えられた情報だけで充分

【テニスの王子様について】
・5年前に友だちに勧められて若干渋々読んだのがテニプリとの出会い
・漫画は公式ファンブックしか持っていない(笑)
・それまではジャンプ=男子の漫画という意識

【温度(笑)について】
・テニミュ以外の舞台へも観に行くキャストさんは片手で数える程度
・ビジュボで現在メール配信を登録しているのは3名
・キャストがダブルキャストでない限りは2公演程度観れたら満足
・通常の公演ではパンフしか買わない

【私自身について】
・社会人
・テニミュを観るまではライヴしか行ったこと無かった
・テニミュ以外に観る漫画原作の舞台はブリミュのみ(しかもDVD)
・今ではアマチュアの劇団とかも観に行っちゃう

【今回の公演について】
・歴代キャストの中で一番好きだったのが実は桐山くんだった
・かといって新メンバーに関してネガティヴな気持ちは一切ないです
・氷帝公演は、仕事の都合により観劇していません(DVDのみ)
・前回の四天宝寺公演では、Aキャストしか観られていない
・ドリライもスケジュールとの兼ね合いでAキャストしか観てません
・青学も4代目の公演のみ観劇していたので5代目は初見
・すいません!DVDも5Bはまだ観れていません…!


ながながと失礼いたしました。
それでは、そんな私の観劇感想です。
※私の感じたことを書いているので、それが間違っているとか正しいとかは無いと思いますが、公にするにはふさわしくない表現等に関してはご指摘いただけたら幸いです。




会場へは職場から徒歩で行けるため、時間ギリギリまで仕事をしていざ出発。実は平日の観劇は初めてでした。平日のテニミュってこんなんなんですね…!
歩道橋を降りて、スタバが見えてくる辺りになると、いつもは同じ目的を持った方々が視界に広がって、なんだか漂う空気がそわそわしているのに、今日は会社員ばかりが目に映る。本当に今日が公演日だったっけ?と何度も日付確認してしまった…。会場へ着くと、微かに拡声器の声が聞こえて来てちょっと安心。

実は観劇中にいつもお腹が鳴ってしまうのが悩みだった私…。一人でいる時はなかなか何かを食べるっていうことが難しかったのですが、今回は同行者さんもいたのでロビーで腹ごしらえ出来ました。これ、本当大事ですね。
お腹が気になって集中出来ないので、同じ悩みをお持ちの方は恥ずかしがらずちゃんと食べておいた方が良いです(笑)


毎度毎度のことですが、チケットの状況を確認する用がないとき以外は公演期間中に公式サイトを観ることはない私。会場へ着いてから水田くん(*忍足謙也役)の休演を知りました。
おおおお、これはもしやインフルエンザか…!?

開演前にアナウンスで休演のお知らせがありましたが、恐らく公式に発表されているものとほぼ同様の内容で、休演の理由については触れていませんでした。

今回やっとBメンバーを観られる機会に恵まれたのですが、休演ということで、水田くんはまたどこか別の場所でのご活躍を拝見出来る機会があれば良いなぁと思います。
結局ドリライ千秋楽のラストにちらっと見たきりになってしまった…。

少し間が空くので、その間に体調が良くなるといいのですが…。
四天宝寺にとってはラストなので、是非復活して欲しいです。
(そういえば比嘉公演でも丁度某キャストさんが体調不良だった公演を観ていたり…)



以下、舞台の内容に触れない程度の各役者さんに対する感想です。
より詳しくよりしょうもない感想はネタバレ・偏った見方を含みますので、ネタバレBOXより差し支えのない方だけ観てください。

今回のキャストさんはみんな滑舌良くて聞き取りやすいなぁ〜と感じました。
他の方はどのように感じられたのでしょうか?

・【歌】単純にうま〜って思ったかどうか。
・【声】単純に聞き取りやす〜って思ったかどうか。
・【雰囲気】ここは完全に偏った意見です。自分の中のキャラクターのイメージとのシンクロ具合。

評価ではなく感想を簡潔に表しただけです。ネタバレや偏った見方を含む感想に付いてはネタバレBOXでどうぞ。


★青学5代目
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まだまだ知らない面が多いので、いまいち一人一人のキャラが掴めていません。氷帝のDVDでのみ観たのですが、5代目の映像は少なかったですからね…。それぞれの味がわかると、青学5代目の面白さもわかるのかなぁと思ったり。
ステージ上では菊丸、海堂、乾、そして大石あたりは割と存在感を感じました。あ、桃城もだな。

近年凄まじい歌唱力のキャストさんはいないなぁと感じるので、歌は全体的に可もなく不可もなく。今回のキャストさんは初観劇でしたが、声だけ聞いていてもそれなりに誰が喋っているのかもわかります。かつて初観劇の時に誰が喋っているのか判別出来なかったこともあったのです…。




■越前リョーマ(高橋龍輝)
・歌 Fine
・声 Fine
・雰囲気 Good
今回は記憶喪失中のため、リョーマらしいとからしくないとかは何とも言えないですね。リョーマなんだけどリョーマじゃないっていうのがなんか新鮮(笑)


■手塚国光(馬場良馬)
・歌 Fine
・声 Fine
・雰囲気 Good
華奢な身体から以外な程しっかりとした歌声が出て来ておおっ!って感じでした。風が吹いたら飛ばされそうですが、食べても肉付かないタイプって感じですね。


■大石秀一郎(辻本祐樹)
・歌 Good
・声 Fine
・雰囲気 Fine
なんていうか、大石っぽいと思います(笑)声高くて驚いた!(笑)ポジティヴさわやかな大石。


■不二周助(橋本汰斗)
・歌 Fine
・声 Good
・雰囲気 Good
実はドリライでは声がよく聴こえず…。はわわ…!と思ったのですが、今回しっかりばっちり歌声・セリフともに聴こえました。不二ヴォイスでしたね。口調・声・身のこなしは不二なので、ベンチにいる時の謎のオーラがもっと発動されるとより不二かな、と。


■菊丸英二(高崎翔太)
・歌 Good
・声 Fine
・雰囲気 Good
ハンサム菊丸。あんまりにゃんにゃんしてない菊丸。でも好きです。ってそれは完全に私の贔屓じゃないかー!この菊丸ハンサムだよー!っていうか菊丸が好きです。


■乾貞治(新井裕介)
・歌 Fine
・声 Fine
・雰囲気 Fine
4代目から違和感なく移行出来た乾って感じでしょうか。雰囲気も体格も乾っぽい。海堂とのダブルスで今回は先輩らしさが観られた乾。4代目の乾は後半吹っ切れた(笑)あたりからより乾さが増していたので、新井くんも是非もっと吹っ切れちゃってください。



■河村隆(張乙紘)
・歌 Good
・声 Fine
・雰囲気 Fine
ハンサムタカさん!今回の公演では試合もなかったので、彼の良さが半分もわかっていないと思います…。タカさんは四天宝寺で観たかったです…!


■桃城武(延山信弘)
・歌 Fine
・声 Fine
・雰囲気 Fine
歴代桃城はブレないなぁっていうのが私の口癖。桃ちゃんだねぇ。前回は海堂との良きライバル関係が観られたし、今回は越前との友だちのような先輩後輩関係が観られる桃。素直で熱くて良い奴、そんな桃の雰囲気が出てます。


■海堂薫(林明寛)
・歌 Fine
・声 Fine
・雰囲気 Fine
切原役の大河くんのド迫力演技に飲み込まれないしっかりした海堂だったと思います!乾との掛け合いも◎先輩を思う姿にちょっと可愛さが滲み出ていて、そんなとこも良かったと思います。




★立海
-------------------------------------------------------------
大好きな学校の一つです。また、初めて見たのが立海公演だったこともあり、非常に思い入れの強い学校です。彼らに感化されて、ちょっぴり生き方が変わったと言っても過言ではない位、初めて観た公演が衝撃的でした。
経験も少なく舞台に不慣れなキャストさんも多い中、それでもあのときステージに立っていた全てのキャストさんが本当にキラキラと輝いていました。その時から既に、全国大会決勝戦の公演を本当に心待ちにしていました。
そして再び立海戦。2006年の舞台から今日まで、キャストさんの活躍をいろいろと目にする中で、恐らく前回と全く同じ顔ぶれでの立海は観られないだろうなぁということは感じていました。氷帝もそうでしたからね。
みんなで一緒に集まってテニスをしたり、まるで家族みたいなあの立海のメンバーが本当に大好きでした。かといって、「やっぱり前のメンバーの方が良かった」なんて絶対に言いたくないという思いもありました。大好きなキャストさんが造り上げて来た歴史を、無下にするようなことは絶対にあってはならないのです。
今回は新しく入れ替わったキャストさんと、更にサポートのキャストさんもいますが、全員最高だった!と心から言えることを願って。




■幸村精市(増田俊樹)
・歌 Fine
・声 Fine
・雰囲気 Fine
歌は、多分、まだちゃんと聴けてない…はず。後半でがっつり聴いてから書きますー。床に臥せっている幸村はまさに八神くん(*初代幸村役)が適任だったと思いますが、今回の復活した幸村の雰囲気は増田くんがとてもお似合いだったと思います。強そう!がっちりしてるしね!



■真田弦一郎(兼崎健太郎)
・歌 Greate!
・声 Greate!
・雰囲気 Greate!
これまでの彼の演じる真田は、彼自身のキャラクターも相まって、厳つい雰囲気の中にも愛嬌が垣間みれた感じ。そしてそれが魅力だったり。今回は以前にも増した声量とオーラで、更に厳つさが増してますね…!迫力が凄いです!!一層ギャップが増してきたので、たまに見せる愛嬌たっぷりの笑顔がたまらん…!



■柳蓮二(山沖勇輝)
・歌 Fine
・声 Fine
・雰囲気 Fine
前キャストの小野くんとは対照的な印象の柳。身体もがっちりしているし、歌声もしっかりしています。今回のキャストで立海三強が本当に強そうなオーラを放っています!赤也との踊りで、原作にあった膝かっくんがあって可愛かったです。




■柳生比呂士(馬場徹)
・歌 Fine
・声 Fine
・雰囲気 Greate!
個人的に馬場くんの歌声大好きなんですが、今回は試合も無いのでなかなかソロでは聴きませんね…。うーん残念。彼だけの柳生比呂士が完成されていて、それが大好きです。久しぶりに馬場くんの柳生が観られてうれしかった〜。他の作品では、本人のもっている雰囲気も合って、割とナチュラルな役を目にすることが多かったのですが、柳生は異質ですね。それでも完全に自分のものにしてしまうところが好きです。



■仁王雅治(中河内雅貴)
・歌 Fine
・声 Fine
・雰囲気 Greate!
彼の声はセクシーで仁王にぴったり。これもまた中河内くんだけの仁王があって、好きです。前回のおちゃらけている仁王とはまた少し違った雰囲気ですが、仁王の特異気質がしっかり出てました。演出上?なんか試合が終止暗かった印象が(笑)



■丸井ブン太(紅葉美緒)
・歌 Good
・声 Fine
・雰囲気 Fine
なんでブン太役のキャストさんって名前がバンギャのLNみたいなんだろう…。というどうでも良いことを真っ先に思ってました。ブン太の髪型が違和感無さ過ぎて、別のところで彼を観た時に同一人物だと気付きませんでした。声が前キャストの桐山くんより高いので、アニメ版のブン太の雰囲気にちょっと近いのかな?顔も可愛い感じなので、アニメで観るような雰囲気を感じました。ベンチで赤也と絡むことが多いので、そういう部分でも「あ、ブン太だ〜」って言う感じ。



■ジャッカル桑原(戸田慎吾)
・歌 Good
・声 Fine
・雰囲気 Fine
そういえば、今回はこれといって特にネタに走るような部分って無かった気が…!何となくブン太と赤也あたりはいらんことばっかりしているイメージなのに!そしてとばっちりを食うジャッカル。なんかそのへんの「らしさ」が観られなかったのが残念。怖じ気づいてビンタ出来なかったり、アイシングを拒否られたり、真田と絡む部分でジャッカルの不憫さが際立っていた気がします(笑)「ファイヤー」は良かったです〜。


■切原赤也(大河元気)
・歌 Greate!
・声 Greate!
・雰囲気 Greate!
セリフ一つ一つがまさに赤也。歌っても赤也。おちゃらけていても、狂気じみていても、赤也。声のみの部分も地を這うような「潰す…!」とか上手いんだ、これが。背中越しにボールを打つ時の不敵な笑みや、柳に膝かっくんするときの可愛い笑みも全部赤也そのもの。赤也に命が吹き込まれて目の前に現れた!って感じです。




★一年生トリオ
-------------------------------------------------------------
一年生トリオって毎回声が可愛いですよね〜。ハモリとかも可愛い!しうまい!この三人の歌は常に安心して聴ける感じです。今回の堀尾くんの幼さにヒー!となったのですが、よくよく考えたら役の年相応ですよね(笑)リョーマが遅刻する度に代役として駆り出される堀尾くんって、レギュラージャージを着るチャンスが唯一あるおいしいポジションなんですよね〜(笑)そういえば、今回は三人とも、リョーマの決め台詞を言う場面があって、あれはちょっと愉しそうだな、と思いました。



★四天宝寺B
-------------------------------------------------------------
初めて見た四天宝寺Bはとっても愉しくてとっても息がぴったりで雰囲気もとても良いチームでした!強いて言うならばAの方が人気があるという風に聞いていたし、実際それを感じる場面はこれまでにありました。でもBはとってもステキなチームでしたよ!ドリライ無理して行けば良かったかなぁと悔やまれます…。
白石はやっぱり良い男だった…。

ネタバレBOX

前もって感想とかは一切観てなくて、何も知らずに行ったのだけど、どうやら今回の公演で立海戦の殆どをやってしまうとのこと。
ダブルス、サラッと流される予感。



試合に負けた真田への制裁。
いきなりけしからん雰囲気になってたんですけど!(笑)どうしたってアブノーマルにしか見えない…。柳生のビンタはまさに柳生式で面白かったです。仁王にドキドキしてしまう自分もけしからん。赤也との掛け合いが妙に懐かしく感じた!この掛け合いが良いのよ!真田と赤也は!



そんなこんなで試合が始まったものの絶賛遅刻中の越前を迎えに行く桃城。
スクリーンに映し出されたATOBEの自家用ヘリ…。どんな制作費の使い方!?まさかの跡部と忍足(侑)の出演です。なんていうか「おお…っと…」という反応しか出来ない。
ステージを横切るヘリの模型的なものにはもう…心を閉ざすしかない。
でも相変わらず秋山くん(*忍足侑士役)の神懸かり的なフレームインは健在です(笑)さすがうちの天才。



まずは手塚vs真田。
とにかく兼崎くん(*真田役)の演技が凄過ぎて…!
元々うまかったけど、あれから場数を踏んで、関東大会の時のとはまた全然違ってた。すごいぃぃぃぃぃぃ!!声量が…!
本当にかっこいいです。真田。凛々しさに磨きがかかっていましたね!

原作では、いやいやいやいや!そんなあなた!っていうあの試合ラストの展開。兼崎くんがやると、あの展開がなんか自然な感じがして不思議。紙の上の真田はどこか表情が硬いのだけど、舞台の真田はなんだか人間臭いと言うか、もっと生々しいと言うか、表情や言葉に熱がこもっていて、兎に角めっちゃ熱い試合でした。
兼崎くん見ただけでなんかもの凄い満足感。

手塚の無茶な試合の仕方も結構好きみたいで、跡部戦は未だに好きな試合の一つですが、この真田戦も舞台で観て好きになりました。めっちゃ強い男二人が立っていられないくらい全力で戦うのってかっこ良いです。

華奢だのお肉つけてだの言ってますが、最後、コートに倒れて立てなくなった手塚に漢を感じました。なんだかあれが凄く好きです。

あと今回の手塚の歌は、後半『油断せずに行こう』へ繋がって行きます。どうやら昔からのファン的には歴史の分だけ色んな思いがあるので、賛否両論あるみたいですね。私はあっさいペラペラな歴史をもった音楽バカなので、単純にそういうのは面白いと感じました。シングルの曲がアルバムでアレンジ変わるのとか歌詞増えるのとか好きだったりするんで、そんな感覚です。

真田の曲の振りはなんか相変わらずだ!(笑)風林火山の続編です。まぁ、間違っては無いよね。それに付き合わされる立海メンバー。振りのセンスも真田っぽいよ。幸村があれ踊ってるっていう、それがなんかツボ。



遅刻していた越前をつれて会場へ戻って来た桃城。しかし、リョーマが記憶を無くしていると告げると…。
青学ベンチの様子を見ていた金ちゃんが思わずリョーマの元へ。「わいのことは覚えてるやろ!?」と聞くものの、リョーマは金ちゃんを思い出せず。ショックを受けてリョーマに詰め寄る金ちゃんを諌める白石。何だか金ちゃんを観ていると切なくなる!本当は原作もアニメも金ちゃんのキャラって苦手だったのですが、ミュージカルで急激に好きになりました。本当にいい子だ…!
リョーマに忘れられて落ち込む金ちゃんを客席に戻すべく下から持ち上げる白石と上から襟元を掴んで引き上げる銀さんがなんか微笑ましかったです。
客席に戻っても膝に顔を埋めたままの金ちゃんと横に座ってついている白石と、さり気なく気にかける他のメンバーとか、四天宝寺のベンチワークの細かいところにそれぞれの関係性が垣間みれてとても面白いです。

それ以前の金ちゃんとかも、柵から身を乗り出して愉しそうに試合を見ている様子とか、本当にキャラ降臨していて良かったですね〜。




そして乾・海堂vs柳・切原(赤也)。次の試合も神すぎた…!
だって赤也だもん。大河くんだもん。大河くんもこれまた当初から飛び抜けて秀でていたけど、それ以上だからもう凄い。
前回の立海三強との試合の回想シーンや不二戦での演技に圧倒されたのは言わずもがな。今回それが更にパワーアップ!大河くん凄い上手い。。。
本当に本当に本当に凄過ぎるからめっちゃ色んな人に見て欲しい…。デビル赤也ほんとうに凄い迫力。憑依していたよ。声量があるから歌も迫力あります。
大河くんのデビル赤也は凶暴さのなかに愉快さも混じっていて、それが一層狂気地味て見えました。赤也の子どもっぽさと言うか、無邪気な邪気。人を茶化すような仕草や物の言い方がうまいですね。幼い子どもの意地悪みたいな口調で非道なことをやってのける赤也の恐ろしさが凄い出てます。
余談ですが彼は早く神尾とお友だちになった方が良い(※アニメネタ)

大河くんがすごすぎて、ちょっとでも気を緩めると飲み込まれそうな勢いだったけど、海堂役の林くんも良い芝居をしていたと思います。海堂を諌める乾が妙に大人に見えた(となると立海の先輩って一体…)

NEW柳は、より原作に忠実かな。強そう。
原作を読んでいた当時は、うっかり小野くん(*初代柳役)と大河くんで可愛いダブルスを想像してた(赤也はデビルだけど)。山沖くんと大河くんだと山沖くんの方がちゃんと先輩っぽく見えますね(笑)そして大河くんが一層子どもっぽく見える。

普段の言動に弟っぽさとか可愛らしさが出ているだけにデビル化した時の豹変振りが際立ちますよね。

病室での海堂のびっくりリアクションが間も良くて可愛いしおもしろかった。

立海の無駄にV系を彷彿とさせる曲調が血を滾らせるのでたまらん!のですが、今回も赤也の曲がクリティカルヒットです。絶対カラオケで歌うよ!


乾が眼鏡を飛ばされたところで、客席から小春ちゃんが「I can fly〜vV」と大ジャンプ(笑)私の眼鏡を使って!ということで、自分の眼鏡をもって乾にモジモジと近寄って行く動きが上手過ぎて(笑)結局度が強過ぎる小春の眼鏡では乾に合わず、何してんねんとばかりに戻って来た小春に突っ込む面々。最後に銀の強烈なツッコミ。「イタッ☆イタッ☆痛いっっ!!」ってなってました。



ここまでの2試合で、個人的には充分5,600円の価値ありました。
ファンとしてはなんやかんや言うこともありますが、当然のことながらテニミュってアマチュアじゃなくてプロの舞台なんですよね。
それをしっかり感じられた試合でした。


*休憩
以前までは休憩であろうが兎に角席に着いたら携帯を出すのは一切禁止だった気がするのですが、今回は上演中以外は携帯観ていても良いんですね。もしかして私の記憶違いだったらすいません。
やっぱり一度出してしまうとうっかりが無いとも言えないので、大事を取って禁止にしていたのかなぁと思っていたのですが、マナーが良くなったのか、それとも休憩中まで使用禁止にするのはちょっと、となったのか否か。
それでもやっぱりなんかおっかなくて携帯が出せないチキンでした。知らなくて一度席ついたのに、また荷物全部持ってロビーまで出ちゃったよ。
まぁ、お客さんを信頼してこその使用OKかなぁと思うので、その気持ちを裏切らないようにしたいですね。



幕間寸劇の四天宝寺。
そうめんを売って歩く小春。なんでそうめんやねん!と言いつつ売り子が小春であることに気付いた一氏。海堂へプレゼントを買う為にバイトをしていると聞いて例によって例の如く「また浮気か!」と怒る一氏。結局小春のフォローで丸め込まれる。一氏のひとり海堂ソングもおもしろかった。

2階席に白石登場。
「焼き肉屋で服脱いだら怒られたーーーーーーーーー!」
ドリライネター!と思いきや、そもそもあのネタ自体原作にあったんですね!実は焼き肉の王子様読んでなくて、昨日テレビで見て知りました…。これドリライ行った人(多分ほとんど笑)はうれしかったと思います〜。てかうれしかったです〜。


客席でいちゃつく小春と一氏に「こんなところでいちゃついたらお尻ぺんぺんやで」と銀。2階席にいた白石も合流。

「それにしてもあんなに辛い試合は初めてや」
「観てられんかったわ」
「テニスって、なんなんやろな」
「テニスって愉しいもんやろ?」

二幕スタート。



関東大会の立海戦での六角同様、テニスは愉しいこと、それがモットーの四天宝寺。立海戦は、いつもゲストの学校が愉しいので、幕間もおもしろくて良いですね。大好きです。
四天宝寺の曲も全て大好きで、今回も本当に愉しい曲ばかりで良かったです!
テニスは愉しい!っていう歌ね(笑)
♪ギンギンギンのとこでは歌詞に合わせてアピールする銀さんがお茶目でかわいいです〜。



どこで入ったか忘れてしまったけど「まだリョーマくんの記憶が戻らないよ〜」ってことで、四天宝寺と一年生トリオ、リョーマの歌。ここも四天宝寺節で愉しいです。♪ちゃうちゃう、それは越前リョーマやあらへんっていうとこおもしろい。本当に四天宝寺の歌愉し過ぎてたまらんわ!



続きまして不二vs仁王。
これは原作を読んだ時に、手塚化してしまったので「仁王でないじゃん!」と思っていたのですが、ミュではちゃんと考えられていましたね〜。何気に仁王も好きなのでかっこええ〜かっこええ〜と思いながら観てました。

あの試合の仕方はまさに仁王最強って感じがしますね。手塚と白石を操っている…!入れ替わり立ち替わりがスムーズでおもしろかったです。自分のキャラ以外の口調で喋るのって愉しそうですね。

仁王・手塚・白石の良い男が次々と出て来るっていう、非常にたまらん試合でした。め、目の保養…!

不二のニューアイテム。キラキララケット☆が気になる。あれはどうするとキラキラが発動するのか!?蚊とがガットに当たると電流がn…もにょもにょ。
原作読んだのが前過ぎて技の名前とか忘れてたんですけど、今までの流れから急に可愛くなりましたよね。星花火…。
ギターとかベースみたいに、不二モデルのラケットとか出したら良いのに…。ナイターで目立とうぜ!星花火ラケット。

最後の仁王のセリフ「なにさらしとんじゃ」がドスきいてて一瞬キャラ変わってたけど、逆にそれが面白かったです。全然おもしろいとかいうとこじゃないけど。

不二の歌はcloserっていってるのかな。そこの部分がめっちゃ上手いです(笑)相変わらず不二っぽい曲。ヘビーレイン。みたいな。

仁王の歌も好きだったなぁ。手塚と白石の口癖が入ってるのとかおもしろいし。絶対カラオケで(略)




そして大石・菊丸vs丸井(ブン太)・桑原(ジャッカル)。
大好きな菊丸とブン太の試合〜。なのに原作ではリョーマの記憶を取り戻せ!大作戦☆にもっていかれた試合。
しかーし!どうやら今回は全員に曲があるもよう。ちゃんとこの試合でも両ダブルスに曲が!ブン太とジャッカルに曲が!(何で前は無かったんだー!)

ブン太はガム食べながら歌うし喋るし踊るのが凄いなぁと思っていたのですが、美緒さん(*ブン太役)はちょっと喋りにくそうでした。試合中に膨らまして割ってるけど、あれ公演中一回も失敗しないのかなぁっていうのは前キャストの時からの疑問です。失敗したらかなり悲惨だからね…。
凄い好きな割に時間差ってなんだったっけ?って思ったんですけど。つか、この試合の時桐山くん(*初代ブン太役)めっちゃジャンプ読んでたよね。ブン太の新技だーって。あの時はてっきりいつか彼が実践すると思ってたんだけど。今やうっかりヒーローだからねぇ。
こんな展開も含めて何が起こるかわからんっておもしろいねぇ〜。

そういえば桐山くんは声低かったから、美緒さんの方が高橋直純(*アニメ版ブン太役)ヴォイスに近い感じかなぁーと思いました。

ジャッカルとブン太は二人とも一緒にキャスト一新したのは良かったかもと思いました。一応じゅった(*初代ジャッカル役)と桐山くんは運命的な出会いを果たしているので(笑)そんなじゅったと桐山くんだからこそのダブルスと、戸田くん(*現ジャッカル役)と美緒さんの二人が新たに築き上げた関係性で作られるダブルスと両方あっていい気がしますよー。

さてさて、ゴールデンペア。最後の試合ということで「今までいろいろありがとな!」(サンキューな!かな?)から始まる試合。全くさわやかなダブルスだぜ!
ゴールデンペアの曲はあれとかそれとかなんかいろいろこれまでの曲を掻い摘んで構成されています。がっつりメロディーが入っているのは『DEPEND ON ME』だったかな?

しっかり二組とも曲があって流されなくて良かった!と思ったのですが、歌ってさっくり終わった気もする…。原作読んだ時は僅かな試合の殆どがゴールデンペアの心の声とかだった気がするので、もしやゴールデンペアが歌って終わりかと思ってたくらいで、それに比べたら全然良かったといえば良かったです…。はい。


一方リョーマは少しずつ記憶を取り戻し始めた様子。ここで前半戦は終了。残すはリョーマvs幸村だけです。…何と。どんな試合展開になるのか…。そういえば金ちゃんのとこもやるのかな!?

記憶を取り戻し始めたとはいえ、完全にはまだ戻っていないリョーマ。…ということは、本誌でのあの展開はまだ期待出来るのか!?亜久津は、跡部は、日吉は、出てくるのか!?
ちなみに真田はリョーマの元へと向かっていましたから、きっとそこでは何かあるでしょう。




本編その他。

立海のベンチワーク。
負傷した真田の為にアイシングをしてあげるジャッカル。…の優しさを無下にする真田(笑)ジャッカルは、優しい子なのに報われない感がちゃんと出てました(笑)
ジャッカルは基本ブン太にばっかり構うんだけど、たまに赤也にも声かけたり〜。まぁそこ3人ですよね、基本。
仁王が混じってくれると個人的にはおもしろくて更に好きですが。今回は一応柳生付近にポツンといた気がします。群れるタイプではないけど、前回はもうちょっと他の人にもちょっかい出してましたからね。今回席の角度的なものも合って、立海のベンチは下手に限り見えにくかったというのもあり…。
変な声色で話してたのは誰だったのかな?大河くんかなぁ?とも思ったんだけど。「今の奴に勝てるのは俺だけだ」「自慢っすか?」のくだりなので。

そういえば青学のベンチはあんまりちゃんと観てなかったかもです…!なんか記憶に無い。。。




四天宝寺戦でもドリライでもタイミングが合わず、今日までまともに観る機会がなかった5代目。
以下、しょうもない原作ファンとしての素直な感想と、舞台を観た感想です。

■手塚国光(馬場良馬)
超個人的な好みの問題で、もうちょっとお肉ついてるとうれしい件。
対する真田があまりにがっちりしているので、観ていて心配になります(笑)これは完全に原作ファンとしての要望なんですけどね。まぁ「細腕の〜」っていうセリフがあるくらいなので、間違ってはいないけども(笑)

あの真田戦の後にも仁王に召還されてしまう手塚(笑)
本当にお疲れさまです…。


■大石秀一郎(辻本祐樹)
ポジティヴさわやかだけど、やっぱりいろいろ心配性な大石。きっと胃が痛いに違いないと思わせます(笑)
たまに忘れそうになるんですけど、手塚の良き理解者っていうポジションの大石。誰よりも手塚の事情を知っているだけに「ヒーッ!」となりつつも、ちゃんと手塚の気持ちを汲んであげる優しさを感じました。
私の中でまだ彼は黒くない方の大石。


■不二周助(橋本汰斗)
彼の普段の話し方や声を知らないのですが、不二っぽい喋り方を心がけているからでしょうか、歌声も話し方も綺麗だと思いました。もうちょっと声張ると喋り方が崩れてしまうのかな…。あ、でも歌はサビのとことか綺麗に声でてましたね。

常に手塚の横に座っていながら、彼に勝るとも劣らないオーラ的なものが不二の特徴かと思うので、もっとオーラが出てきますように。今はまだ大人しい子というイメージです。
四天宝寺戦とか観ているともっと違った風に感じたのでしょうか…。
ただ単純に私が彼について良く知らないので輪郭がボンヤリしているだけなのかもしれません。


■菊丸英二(高崎翔太)
今日もハンサムだったぜ…。試合後喜んで大石に飛び乗ったのだけど「あ、そっち向きなの!?」みたいなどうでも良いとこに驚いてしまった。そこはどうでも良いですよね…でもちょっと驚いちゃったんだよ…。
歌は上手いか下手かと言われたら「元気がよくて無邪気!」って感じですけど、菊丸だから良いかな、とも思う。にゃんにゃんしてない代わりにセリフはしっかり聞き取れます。だってハンサムだから。

そうさ、菊丸には甘いさ。歴代菊丸が好きさ。



■乾貞治(新井裕介)
包帯グルグルのあれがどういう構造なのかわからないけど、あの状況でよく喋られるな!と。しかもしっかりはっきりセリフが聞き取れたのですばらしいです。あのまま踊ってたしね!(笑)海堂との歌がすごいミュージカルっぽかった。
海堂との息もそうだし、切原との息もぴったり合ってこその試合だったなあと思います。痛々しい試合でした。
もっと吹っ切れた感じで気持ち悪くなっても良いと思いました(笑)



■河村隆(張乙紘)
タカさんもハンサム!四天宝寺でテニス生命を懸けて戦ったので、今回は試合お休み。多分セリフもあんまり無かったと思います…。あら、どうしよう。
堀尾くんごと校旗を持ち上げるのはタカさんらしくて良いですね。タカさんの気合いから試合がスタートすると言っても良い位ですからね!



■桃城武(延山信弘)
桃ちゃんの声好きですねぇ。なんで桃はキャストが変わってもキャラがブレないんだろう。1番標準的な中学生男子だから!?毎回違和感なくスッと受け入れられるキャラだと思います。
海堂とのライバル関係が好きな私としては四天宝寺とか凄い良かったんですけど、やっぱりリョーマに対する友だちみたいな先輩らしさも良いですね。変に上から目線なわけでもなく、時に友だちのように時に兄貴のような桃らしさをちゃんと感じました。





さて明日はサポ日。切原、柳生、仁王のキャストが交代です。
赤也、あの凶器じみた高笑いは、大河くんだからこそパーペキにこなせた難しい芝居だと思いますが、どうなるでしょうか。ちなみにサポの赤也はなまらかわゆすだと思います。当初サポの日は2日連続で早く帰るのも気が引けるということもあり、考えていなかったのですが、サポの赤也を見た瞬間に観劇を決意しました。マジで。
笑う芝居ってとても難しいと思います。中途半端になってしまうと本当にヒィイイイイ…っていう事態になってしまうから。なので不安と期待が入り交じっている感じ。
明日見終わった後に、サポも凄く良かったね!って言いたい!

あと、真田との関係。兼崎くんと大河くんってその辺がちゃんと出来上がってるから、ちょっとくだけた場面でも、シリアスな場面でもちゃんと真田と赤也のバランスがとれてるけど、サポと兼崎くんがどんな雰囲気なんやろうなぁ〜っていうのが気になります。



仁王もがっつり出てるからなぁ。違いが愉しみ。中河内くんの振りが、ダンス出来る人だからこそといった風に感じました。サポの人がダンス経験者かどうかはわかんないんだけど、その辺もどうなるのかな〜って思います。


柳生は試合無いので、やっぱり要所要所に柳生らしさが見れたら良いなぁ。ビンタとか(笑)


お久しぶりの四天宝寺Aも見られるので明日も愉しみ〜♪ハル(*白石役)が愉しみ〜。
大河くん、馬場くん、中河内とは広島までしばしお別れです。アデュー。


まだこれからどんどん進化して行くに違いない!ということで星つでございます。あと、自分自身まだ細部まで観きれていないので。

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