白雪姫と七人のム・フ・フ・・・
SPPTテエイパーズハウス
シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)
2008/09/25 (木) ~ 2008/09/28 (日)公演終了
満足度★★★★
凄いお客さんの入りでした!!
公演時間は、2時間5分で休憩なしでした。
いや~、凄いお客さんの入りです。
演者の皆さんとか、キャパが広がって随分心配なさっていたようですが、一杯の客席でした。
面白いですよ。
素敵なダンス一杯、ギャグ一杯、子役も可愛いし。
その子役を絡めて、ホロリとさせる演出もあるし。
昨年、池袋演劇祭のグランプリをとった作品だそうです。
一見の価値は有ると思いますよ。
劇場のレビューや、もう少し辛辣な?レビューはコチラをご覧下さい。
http://ameblo.jp/potes-impressions/
memory
演劇ユニットand so on
ブディストホール(東京都)
2009/09/09 (水) ~ 2009/09/13 (日)公演終了
満足度★★★★
よく笑えて、しっかり泣ける。
memory、観て来ました。
雨にも関わらず、ほぼ満席でした。
このお芝居は既に別の劇団で公演されていて、それが原作となっています。
脚本は本公演用に書き直されたようです。
話は下宿屋の女将さんだった母親の葬式の日から始まります。
彼女の残した日記を軸に、過去と現在が行ったり来たりします。
蜂須賀さんの脚色・演出、よかったですよ。
たっぷり笑えて、しっかり泣かせ所があって。
現役バリバリの役者さんが脚色・演出すると、俳優さん達の特質(本性?)がよーく分かっているから、演者さんたちも凄く楽しそうです。
元々よく笑える舞台なのですが、女優の一木さん(老け役)が出てくると客席の笑い声が1トーン上がります。
凄いですね、流石って感じです。
西舘さんも、初舞台なはずなのに素敵でした。
蜂須賀さんがアテ書で脚色したのでしょうけれど、それにしても大したものです。
俳優の岸哲生さんが声を潰してました。
あと2ステあるのに大丈夫かなぁと思ってみてました。
カンパニーの皆さん、素敵な舞台をありがとうございました。
「and so on」、次もきっと観に行きます。
異邦人~エトランジェ~
シンクロナイズ・プロデュース
ザ・ポケット(東京都)
2009/09/16 (水) ~ 2009/09/20 (日)公演終了
満足度★★★★
素敵でした!
■2009/09/16 19:30開演 2時間5分
■ザ・ポケット(中野)
■全席自由
ほぼ定時の開始でした。
原作は有名なアルベール・カミュの「異邦人」。
古典の部類だと思うのですが、どうアレンジされるのか楽しみにして観て来ました。
素敵でしたよ。
一言で言うと、「スタイリッシュな不条理劇」ですかね。
「笑い」は無いんですけど、『今の新劇』って感じでしょうか。
初日1ステ目でしたが、大きなミスもなく、カンパニーの一体感を感じました。
キャストで目を惹かれたのは、看護婦/モニカ役の松本早紀さん。
主役じゃないのですが、素敵でしたね。
看護婦役は顔を隠しているのですが、雰囲気があって、綺麗なだけじゃなくて「伸び代」を感じました。
異邦人の原作や舞台を読んだり観たりしている方には、お勧めです。
あと作品とは関係ないのですが、全席自由なのに会場係りの方に座席を強要されたのは、ちょっと頂けませんでしたね。
続きはネタバレBOXにて…。
僕たちの好きだった革命
サードステージ
東京芸術劇場 プレイハウス(東京都)
2009/05/19 (火) ~ 2009/05/31 (日)公演終了
満足度★★★★★
鴻上演出、恐るべし!
すごく良いじゃないですか!
TVCMだけを観て『な~んだ、想像つくよね』って感じで、スルーするつもりだったんです。
でもスペシャルプライスのメールが来て、「どうせ池袋に用事があるし」な感じで観に行ったんです。
そしたら、ぜんぜん良いじゃないですか!
全ての年齢層で、何かを感じて、シッカリ楽しめます。
ありがとうございました。
BARAGA-鬼ki
演劇集団Z団
こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ(東京都)
2009/04/22 (水) ~ 2009/04/26 (日)公演終了
満足度★★★★★
格段に良くなっています!!
4/23マチネを拝見して、強く惹かれる何かを感じて再び観てきました。
もの凄く、良くなっています。
連日のマチソワ公演で、キャスト陣はかなり疲労しているようです。
ですが、それが結果として肩の力が抜け、より良い芝居へ結びついているように思いました。
新人の方々も各配役が乗り移ってるかのようで、観てる側もスムーズに感情移入できました。
本は変更されていないようなのですが、個々人の演技に吸い込まれて、すっかり泣かされてしまいました。
特に、座長の根本正勝さん演じる土方歳三の凄みや悲壮感と、やまだまいこさん演じる周平の愛らしさと切なさが、心に強く残りました。
BARAGA-鬼ki
演劇集団Z団
こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ(東京都)
2009/04/22 (水) ~ 2009/04/26 (日)公演終了
満足度★★★★
迫力と殺陣に感動!
音、光、殺陣、感動しました。
この日のマチネでは、全俳優陣に硬さが観られるものの、ベテランキャスト陣は概ねミス無く演じられていました。
新人の俳優さんには台詞トビなども見られましたが、
そのミスを上回る迫力ある舞台を見せて頂きました。
お紋役の 真山奈緒さん。
恐ろしく腰が据わっていてキレのある殺陣と、和装のときの艶っぽさ。
一発でファンとなりました。
周平役の やまだまいこさん。
ちばてつや氏の漫画に出てくるような、元気で素直で愛らしい少年を演じています。
演出の キタムラトシヒロさん。
まるでロックコンサートのような爆音と音楽。
散りばめられた笑い。
計算された舞台装置と効果。
素晴らしいと思います。
もう少しだけ泣かせ所で引っ張って頂いて、深めの笑いが1ヶ所でもあれば私にとって理想的な舞台でした。