harumi姉さんの観てきた!クチコミ一覧

761-780件 / 984件中
嘘でしょ?(半笑)

嘘でしょ?(半笑)

SORAism company

要町アトリエ第七秘密基地(東京都)

2014/09/12 (金) ~ 2014/09/15 (月)公演終了

満足度★★★

ショートショート
ショートストーリー?いやぁショートショート!細かいコント的なものが、同じテンポで続く。女の子たちがとても元気だ。内容は面白くないわけではないけど、単調に感じられて、笑う人いれば、眠る人有り。ベースストーリーとはかけ離れた笑いネタのオンパレードに思えた。各パーツ、もう少しベースと絡めて欲しかった。

太陽への回廊

太陽への回廊

無頼組合

シアターKASSAI(東京都)

2014/09/12 (金) ~ 2014/09/15 (月)公演終了

満足度★★★★★

上質
多分上手い劇団なのだろうと思っていた。しかし、ネタが重い・堅い・まじめそうな気がして、当初観る気はなかった。でも・・・ひっかかる・・・ので観てみました。社会・政治・人間性、かなりいろいろ含まれた考えさせられる話です。過去と現在の重なり方、場面の作りも上手い!!出来うるなら、せめて二倍の広さが欲しい、そんな気がした。また出演者のバランス・演技も良い。予想外に見応えのある、上質の舞台でした。

注文の多い!?料理店

注文の多い!?料理店

HyouRe Theatre Company

小劇場てあとるらぽう(東京都)

2014/09/10 (水) ~ 2014/09/11 (木)公演終了

満足度★★★

愚かしさを感じた
劇団側の意図している部分がいまひとつ理解できず。確かに出演者のレベルは高い。単調な部分が(多少の変化はあるが)長々続くのは、私のように単純なものには少々苦痛。しかし、こうして演じられたものを観ていると、文章で感じていたもの以外に、人と言うものの愚かしさを強く感じる。そういう説得力を感じさせる舞台ではあった。

Unbreakable-アンブレイカブル

Unbreakable-アンブレイカブル

演劇レーベルBo″-tanz

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2014/09/04 (木) ~ 2014/09/09 (火)公演終了

満足度★★★★★

後味
出演者11人、 ステージは狭い。なのに、この舞台の世界は大きい。緻密に計算された脚本はベースがしっかり作られている。見えないはずのものまで、そこに存在しているような、錯覚さえ感じさせる(もちろん出演者のしっかりした演技あってだが)。空間に限りを作らない作品だと思う。前作に比べ、笑いネタが多く、少々当て外れの気分もあったが、後半はどんどん絞まって来て、見応えのあるものとなった。何より思い返したときの後味がいい。次回作も期待したい。


マナナン・マクリルの羅針盤

マナナン・マクリルの羅針盤

劇団ショウダウン

シアター風姿花伝(東京都)

2014/09/05 (金) ~ 2014/09/07 (日)公演終了

満足度★★★

台詞ではない台詞
主催の方がアフタートークで“二時間やらせてみたら出来ちゃったので”と言っていたが、舞台の上で息切れしてしまうようでは“出来た”と言っていいものだろうか?ト書き的な台詞がやたらと多い。話の盛り上がり、どうしても台詞も早くなる。その際に誰が何をという説明、台詞ではない台詞が多すぎて、返ってまどろっこしい。今回だけかとは思うが台詞のつまりがやたらと多かった。主演の林さんはかなり頑張っていたと思う。が、もう少し内容を整理したほうが、演じる側も観る側もすんなりと話しに入れるのではないだろうか?音響・照明の効果はかなりあったと思う。

みんなのうた

みんなのうた

ツラヌキ怪賊団

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2014/09/03 (水) ~ 2014/09/08 (月)公演終了

満足度★★★★

エンターティメント
説明だけだと暗い話に思えるが、ツラヌキ流の楽しさもいっぱいの舞台。歌有り、ダンス有り、殺陣有り、そしてじんわりと心に染み込んでくるもの有り。テンポ良く面白い舞台だが、テンポが良すぎて、主役の転落していく様子に心が引き込まれない。さすがにウチクリさんの芝居でラストの山は切ない気もちになったが、もう少し、観ている側の感情の流れを計算してはどうだろうか?抑えるところは抑え、溜めるところは溜める。そんなものがあれば、もっとこちらにも伝わるものが大きかったのでは思う。少し作りの爪が甘かったのではないだろうか?が、エンターティメントとしてはかなり楽しめた。

星灯り

星灯り

TEAM 6g

萬劇場(東京都)

2014/09/03 (水) ~ 2014/09/07 (日)公演終了

満足度★★★★★

重なる心情
フライヤーのシンプルな美しさ、更にそこに書かれた言葉に惹かれ観劇。各々の心情が重なり、夫婦とは・家族とは、互いをどう考えているのだろうと、客席で私も気持ちが重なっていました。全体的には軽いテンポで、決して重くはなく、それだけにすんなりと染みて来るものがあったと思います。消えない傷、でもきっかけが来なければ、それはやっぱり薄くなっていくと私は思います。その繰り返しがあるから、少しづつ強くもなるものだと・・・。良い舞台でした。

水面の月、揺れる、揺れる

水面の月、揺れる、揺れる

劇団皇帝ケチャップ

北池袋 新生館シアター(東京都)

2014/09/01 (月) ~ 2014/09/03 (水)公演終了

満足度★★

芝居が・・・
二回目の公演という事で、多少の不安なかったでもないが、とにかく芝居が体の中に入っていない。まるで舞台の上に導線が引かれているように、決まった動きが目立つ。各々の行動に対する感情、それが行動に至るまでの変化があまりにも短絡的。どうにも二時間ドラマ的な話で終わってしまった。

シットアウト

シットアウト

tubbing

キッド・アイラック・アート・ホール(東京都)

2014/08/29 (金) ~ 2014/08/31 (日)公演終了

満足度★★★★★

満足
個性的な3人の役者、互いが互いの能力に嫉妬しって、いい相乗効果があった舞台。いい具合の長さ、嬉しくなる距離、客席からもイイ空気が流れていた舞台でした。

UNKNOWN HOSPITAL

UNKNOWN HOSPITAL

壱劇屋

小劇場てあとるらぽう(東京都)

2014/08/30 (土) ~ 2014/09/02 (火)公演終了

満足度★★★★

無機質の動きを
はっきり言って、ストーリーはどこかで観たことあるような・・・目新しさや感動はない。同じようなシーンの繰り返しは少しくどい気がする。しかし、それを表現する体の動きの構成がいい。独創性があって、これがまた効果的な音とかなりの相性!!これだけでも見ごたえはある。残念ながら相当の体力と身体能力を必要とするであろうこの舞台、まだ動きは荒い。あの不気味さで綺麗に揃った無機質の動きをしたら、もっと恐怖感がupしているのではないだろうか?それがもったいない気がする。

VAMP ~魔性のダンサー ローラ・モンテス~

VAMP ~魔性のダンサー ローラ・モンテス~

ネルケプランニング

EX THEATER ROPPONGI(東京都)

2014/08/24 (日) ~ 2014/09/08 (月)公演終了

満足度★★★★

観にいった甲斐有り
予想外に早乙女太一の殺陣があり、殺陣好きとしては嬉しい限り!!相変わらずしなやかで美しい!台詞はないがその存在感!!秀逸!!そして中川晃教の美声が響き渡る。これだけでも観にいった甲斐有り!!主役の黒木メイサ、さすがに美しいが、動きも芝居も硬さが目立つ。もう少し“しなやかさ”“艶っぽさ”などがにじみ出れば、もっと効果的だっただろうと思う。またセット、映像の組み込まれた迫力のある作り。しかし少しくどい気もする。芝居より映像のインパクトが大きくては、舞台の意味がない。と言いつつイイ男揃いの舞台は見応え有り。

空 -SORA-

空 -SORA-

劇団ZAPPA

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2014/08/21 (木) ~ 2014/08/31 (日)公演終了

満足度★★★★★


素直に良い舞台を観たと感じました。再演だけにしっかりと内容が出演者に同化しているような、そんな気がします。また海舟の今と過去の小吉が交差する、その作りがまた良い。彼らを通してその時代の“不条理”が見えてくる。また決して諦めない明日も見えてくる。心が揺すぶられて、すーっと涙が出ました。こんな涙ならまた流してみたいと思う、そんな舞台でした。

Lenz~桜の中に隠れた烏~

Lenz~桜の中に隠れた烏~

RayNet

青山円形劇場(東京都)

2014/08/20 (水) ~ 2014/08/24 (日)公演終了

満足度★★★

ゲネ観劇
切れのいいバリエーションのある殺陣に比べ(多少タイミングのずれはあったが)話の展開はぐだぐだして、話だけなら“飽きる”。しかもまだ各々の役がこなれていない。ゲネ観劇だったので仕方ないかと思いつつ・・・曖昧に終わってしまったことの多い舞台だった。イケメン観て、まぁいいかということで終わった。

神と遊べば

神と遊べば

コロブチカ

小劇場B1(東京都)

2014/08/19 (火) ~ 2014/08/24 (日)公演終了

満足度★★★★

楽しんで
大仰な内容。しかし、世界が狭い。あれだけ有名どころの神を出して、地方の都市だけで終わるのはねぇ。もっと全世界規模で大騒ぎしようよと思った。神はギリシャ神話でも日本の昔話でも人間臭い。だけど、それでも神ならではの威厳とか神聖さは欲しいと思う。残念ながらあまりにも人間臭さしか匂ってこない。頭に葉っぱをつけているかいないかで、差が付く程度のその性格設定はちょっと甘いかな?まぁ神とは人間の思うもので或る意味人間の分身なのかもしれないが・・。
と、言いつつかなり楽しい!!動けるし、芝居もこなすメンバーが揃っている。この劇団の独特の雰囲気も活かされていると思う。ステージの大きさに対して出演者が多いが、うまく整理されていると思う。キャラもかなり個性的、ついつい笑わされてしまった。単純に楽しんでは如何でしょうか?

花、走る!

花、走る!

ユーキース・エンタテインメント

サンモールスタジオ(東京都)

2014/08/19 (火) ~ 2014/08/24 (日)公演終了

満足度★★★

大熱演!!
“おバカな奴らのおバカな物語!ファアンタジックおバカコメディー!!”確かに説明どおりのおバカな話。受けない笑いネタも多数。しかし、なんというかそれを汗流して、必死になって演じているキャストには感服!!後半は圧倒されるというか、物凄い迫力でした。特に林修司さん、目が血走るくらいの大熱演!!お疲れ様でした。

渋谷金王丸伝説・スペシャル版「冒険の章」 カブキ国への誘い

渋谷金王丸伝説・スペシャル版「冒険の章」 カブキ国への誘い

フジテレビKIDS/渋谷区

渋谷区文化総合センター大和田・さくらホール(東京都)

2014/08/15 (金) ~ 2014/08/17 (日)公演終了

満足度★★

もっと分かり易い構成は出来なかったのだろうか?
子供向けと言えば子供向きかも知れない。しかし、話が分かりづらい。歌舞伎の所作や説明など猿弥さんが笑いを交え、丁寧に説明していたが、日舞のシーンなどで流れるシーンも多く、何を表現しているんだか、プログラムを見なくてはわからない。ヒーローものならヒーローものらしい話の展開があるのでは?主役がステージ上にいない場が多く、冒険しているのはいったい誰なんだといいたくなる。ロックな舞台という事でダンサー起用だったのかも知れないが、思いっきり踊れるシーンはガチャピンと一緒のダンスだけ。あとは添え物状態でせっかく踊れる人たちが気の毒になった。いろいろ狙ったようだが、ハズレが多かったように思う。

山犬

山犬

OFFICE SHIKA

座・高円寺1(東京都)

2014/08/07 (木) ~ 2014/08/17 (日)公演終了

満足度★★★★★

結局・・・
怖いのは“人の狂気”だなと痛く感じました。“震えるほど恐ろしい”・・・“生臭く気持ちが悪い”の方が強かったのではと思います。だからと言って面白くないかといえば“面白い”。観ているうちに体に力が入るほど舞台に釘付けになっていました。特にISOPPさんの動きには感嘆!!軽く自在、そして寂しさを感じて切ない気持ちになってしまった。見応えありです!!ちなみに暫くカレーは食べられそうにありません。

ハイキングフォーヒューマンライフ2014

ハイキングフォーヒューマンライフ2014

劇団PATHOS PACK (パトス パック)

「劇」小劇場(東京都)

2014/08/06 (水) ~ 2014/08/10 (日)公演終了

満足度★★★★★


軽い題名、しかし内容はかなり重い。死んでしまったもの、それへの想いを持つもの、双方の悲しみに溢れていた。取り残された者達の行き場のない想いが引き寄せる念、それが今そこにあるのか、ずっとそのまま残されたものか、それは分からない。救いを求めているのはどちらも同じ。不思議な空気が流れ続け、やがて、どちらもそこから離れるときが来る。生きていること、どんな人でも一人ではないということ、しっかり感じさせる作品だったと思う。

解散

解散

江古田のガールズ

本多劇場(東京都)

2014/08/05 (火) ~ 2014/08/06 (水)公演終了

満足度★★★★

お初です。
お初です。芝居はレベルに差があり、ダンスはお世辞にも上手いとは言えない。しかし、観客を楽しませようとする徹底し姿勢がいい。また裏側のドタバタはなんとも観ていて胃が痛くなる気がした。私にはうまく入り込んできた舞台だったと思う。もう少し全体のバランスが良いともっとすんなり観れる気もする。

The Kaidan アルプス一万尺 Final

The Kaidan アルプス一万尺 Final

劇団 CAT MINT

シアターサンモール(東京都)

2014/07/30 (水) ~ 2014/08/03 (日)公演終了

満足度★★★

Kaidan
“ 怪談”じゃなくて“Kaidan”。だから軽い話ばかりで・・・怖くない話ばかりで・・・。
しかも最初から彼らが何者で、なぜそこにいるのか?分かり安すぎて、ミステリーという言葉が、意味なかったように感じる。ステージの使い方、メインのメンバーが客席から遠い。逆の使い方でよかったんじゃないか?と思わないでもない。

このページのQRコードです。

拡大