harumi姉さんの観てきた!クチコミ一覧

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黄金仮面―masque doré―

黄金仮面―masque doré―

ネルケプランニング

天王洲 銀河劇場(東京都)

2024/10/11 (金) ~ 2024/10/20 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

2時間35分、長い上演時間、休憩無し。それでも飽きることなく楽しめる舞台でした。前方の席だった為、若手ボーイズたちのイキイキした表情や動きの良さをバッチリ観ることが出来ました。また岡さんの歌声、ただただ素晴らしかったです!!

ネタバレBOX

おひとりキャストが降板の回ではありましたが、なかなかうまい演出でカバーしていたと思います。
ソーセージ

ソーセージ

クオーレ

博品館劇場(東京都)

2024/10/10 (木) ~ 2024/10/27 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

楽しい舞台ではありましたが、メインより脇役の方が話を引っ張っていく感じで、極端に二つに分かれてしまっていた印象。少し考えればわかる答えを誰も気づかないのが不思議、一人くらいわかっていて、その流れを傍観するものがいても良かったのでは?

燃ゆる暗闇にて

燃ゆる暗闇にて

avex live creative

サンシャイン劇場(東京都)

2024/10/05 (土) ~ 2024/10/13 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

若い出演者たちの熱演は悪くはなかったのだが、やたらと歌うシーンの多いメインキャスト二人の歌がまだまだ勉強不足という印象。キャラ的には多分大変合っていると思うのだけに残念。女の子たちの歌は声も出ているし、表現力もあったと思う。設定は盲学校だが、舞台上の動きから、それを感じづらかった。

いつかのもの語り。

いつかのもの語り。

BB stage

萬劇場(東京都)

2024/09/26 (木) ~ 2024/09/29 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

全体的にセリフに対して発声が強いと感じたのは私だけではなかったようです。演出の方の好みなのかなと?まだセリフと想いが演者の中で消化されないまま、幕が開いてしまったような・・・。ストーリーとしては優しいお話ではありました。しかし、各登場人物の気持ちの基がどうもあやふやで、の各々の行動に対して説得力が足りない気がします。また、ストーリーに合わせてもっとふんわり柔らかな造りでも良かったんじゃないかとも思います。

白魔来るーハクマキタルー

白魔来るーハクマキタルー

ラビット番長

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2024/09/26 (木) ~ 2024/09/29 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

しっかりのめり込んで観た2015年の作品、ストーリー知っているはずなのに今回は前回より、怖さというか血生臭いと言うか"妙に恐怖映画的な雰囲気"が漂い、障子越しに血の匂いがドクドクと溢れ出しているような感覚がした。ほんの少し覗く断末魔の見せ方も上手過ぎた。加えて、あの熊の咀嚼音!あまりの生々しさにちょっとウっとなってしまった。しかし、恐怖だけでなく切なる人の想いを感じさせる辺りは井保三兎ならでは!また、小劇場あるあるになるが、役に対してキャストの年齢がかけ離れていて"これは無理があるなぁ"と思わされることが度々ある。この舞台ではそういう違和感は感じられなかった。長年同じ舞台を踏んでいるキャストたちのチームワークは半端なく流れも良かったと満足させてもらった。やっぱりラビット番長は外せない!

天才的脱兎 再演

天才的脱兎 再演

GORIZO

浅草九劇(東京都)

2024/08/16 (金) ~ 2024/08/25 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

一番印象として残っているのは、客席の子供たちの笑い声。あぁそうだ子供はこういうの好きなんだよなと、我が息子観劇に連れて行っていた頃を思い出した。エロもグロもなく、笑って楽しめる作品。あれだけ濃いキャラだらけで、笑かしネタだらけなのに、終わってしまうとくどさがない。なんだかサラサラッとストーリーが流れていったように感じた。たまには良いかな。

『 ・ 』(スポット)

『 ・ 』(スポット)

東京演劇倶楽部

新宿シアタートップス(東京都)

2024/08/16 (金) ~ 2024/08/20 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

男女の会話があまりにも“リアル”過ぎた。それこそ新宿界隈の飲み屋で聞く気もないのに耳に入り込んでくる男女の会話、遥か昔に私もこんなこと言ってたかも?と思うとなんかやりきれなくなった。もう一方の会話はご縁のない世界なので、リアルとは言えないが、その会話の持って行き方があまりにも上手すぎる!と唸った!狭い舞台だが、しっかり場の分けも出来ていた。文句なしに見応えのある舞台だったと思う。ただスマホの使用はない方が観る側も集中できるのでは?

完全新版VSR 牡丹灯籠~全段通し

完全新版VSR 牡丹灯籠~全段通し

朗読パンダ

あうるすぽっと(東京都)

2024/08/10 (土) ~ 2024/08/12 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

「日本一わかりやすい牡丹灯籠」確かにストーリーの流れが良かったし、キャストの演じる声も板の上にはっきり乗った活きた声だった。時々起こるアドリブめいたセリフも客席を沸かせていた。私個人の好みとしては、情景背景は有りでも、劇画がかった絵は必要ないのでは?と思わないでもない。必要ないくらいしっかり声が演じていたのでしないかと思うのだが。

こんなんほろんでいい世界

こんなんほろんでいい世界

愛しのボカン大作戦

本多劇場(東京都)

2024/08/07 (水) ~ 2024/08/12 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

キャストの動きがめちゃくちゃ良くて、キャラの造りも大変良かったのだが、ストーリー的には?という気がしないでもない。なんだかフィクションだけでリアルのない世界で、物理的なものが排除されている。それはムチャなんじゃないかと思われることが多すぎた(簡単に言えば人の体には限界があるということ)。なぜという疑問が最後まではっきり説明されず(私が気づけなかっただけかも?)曖昧なまま終わってしまったような(私が理解できなかっただけかも?)・・・。
さらに言えば、『参劇』を趣向として行ったわけだが、この形なら何十年も前にどこぞで観たような気がする。観客参加は難しいがもう少し、全体を巻き込む形でできなかっただろうか?
せっかく良いキャストが揃っているので、次回はしっかりしたストーリーのものを観せて頂きたいと思う。

『猿女版 火の鳥~鳳凰篇~』

『猿女版 火の鳥~鳳凰篇~』

ハピネット・メディアマーケティング

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2024/07/18 (木) ~ 2024/07/21 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

オープニング、アンサンブルの方たちが動き始めた瞬間に"上手い""美しい"と心の中で声が上がっていました。勿論メインキャストの方たちも素晴らしい演技なのですが、バラバラのようでバランスの取れたアンサンブルの動きの見事さ、また、それを引き立て、ストーリーの感じ方に大きく影響する盆の使い方が実に素晴らしい!空間が広がったり、時間だったり、盆の上の人々の感情が渦巻く様を絶妙に表現させている!感服しました!

1123GO8

1123GO8

!ll nut up fam

萬劇場(東京都)

2024/06/26 (水) ~ 2024/06/30 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

くどさをかなり感じたが、熱気があって楽しかった。しかし、くどいくらい力の入ったメインのキャストたちに対し、他のキャストの熱量の同化を感じられない。また、神や大王たちの"なぜ、そうなったのか?"心の変化が元から丁寧に描かれていないので、かなり唐突に感じた。セットや照明、予算という大きい壁があるのは分かるが、もっと低予算でも出来ることははあるのでは?と思わずにはいられなかった。

野球

野球

エイベックス・ライヴ・クリエイティヴ・Office ENDLESS・DisGOONie

天王洲 銀河劇場(東京都)

2024/06/22 (土) ~ 2024/06/30 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

泣きました!もう途中から目頭がじんわりして、最後にはどっと溢れ出た!多分キャストの大半が2.5次元でカラコン、カラーウィッグ、キラキラ衣装で華やかにステージに立っていることが多いんじゃないかと思います。が、今回の作品、髪をきりっとまとめて、汗や砂ぼこりにまみれた地味なユニフォーム。実に地味です。だけど、その分、彼らの真っすぐで汚れのない、内側から溢れるキラキラした輝きがまぶしいほどの舞台でした。

46番目の密室

46番目の密室

歌劇「46番目の密室」製作委員会

KAAT神奈川芸術劇場・ホール(神奈川県)

2023/10/15 (日) ~ 2023/10/22 (日)公演終了

映像鑑賞

満足度★★★★

出来るキャストが揃っていて、演技に安心感を感じた。ただドラマ版のこのシリーズの大ファンだったので、火村英生 という人物の危うさや脆さがあまり感じられないことがとても物足りなかった。シリーズとして続いていけば、もっとそれを感じるシーンも増えるのだろうが・・・。

ネタバレBOX

逆に犯人役の輝馬さんの演技には、魅入ってしまった!あの歌いづらいであろう歌をガッツリ感情込めて長々と歌い上げた辺りは、まさに感動もの!あの迫力、絶賛です!
イザボー

イザボー

ワタナベエンターテインメント

東京建物 Brillia HALL(東京都)

2024/01/15 (月) ~ 2024/01/30 (火)公演終了

映像鑑賞

満足度★★★★★

これは映像ではなく、やはり生で観るべき作品ではなかったのかと思う。衣装・舞台装置・照明・音楽、そしてキャストのパワー、すべてが画面という枠の中では、広がりを抑えられてしまっているような気がした。実際はもっともっと鳥肌ものだったのだろうなと想像される。ストーリーも随分とパワフルで、波乱だらけの主人公の生き方が凄まじい。共感は決して出来ないが、それでも自分で生きていく為にあがき続けたその生命力は圧倒的だった。

ヴィンランド・サガ

ヴィンランド・サガ

舞台『ヴィンランド・サガ』2024製作委員会

こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ(東京都)

2024/04/19 (金) ~ 2024/04/29 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

私にはかなり重くしんどいアニメでした。舞台版はやはり重くしんどかった。しかし、それだけでなく、キャストの演技力、熱量の凄まじさががっつり感じられた。マチネで観客が少ない回ではありましたが、手抜きなしの迫力に圧倒されました。

自作 THE エンド

自作 THE エンド

合同会社Dostres

サンモールスタジオ(東京都)

2024/03/06 (水) ~ 2024/03/10 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

南出めぐみさん舞台生活十五周年記念興行ということで、一種のお祭り興行というべき作品。サービス精神旺盛で、これでもかとガンガン攻めの演出が続き、やりたい放題の楽しい舞台ではありました。それを違和感なくこなしてくれるキャストが揃っていたとも思います。しかし、笑いネタが少しくどい気もしないでもないです。特に相手に口から水などを何度もかける演出は、まだ早いのではと、ちょっと顔をしかめてしまいました。

ウィリアムとウィリアムのウィリアムたち

ウィリアムとウィリアムのウィリアムたち

サンライズプロデュース

サンシャイン劇場(東京都)

2024/02/28 (水) ~ 2024/03/04 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

ミュージカル界の大御所二人にミュージカル初のリオン君、お世辞にも歌はまだまだ成長過程ではあるが、この役に彼の初々しさはピッタリだったと思う。俗物の駒田父、そして相変わらず存在が美しい岡さん、お二人の凄さを泡溜めて感じる舞台でありました。

モノノ怪~座敷童子~

モノノ怪~座敷童子~

舞台『モノノ怪~座敷童子~』製作委員会

IMM THEATER(東京都)

2024/03/21 (木) ~ 2024/03/24 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

童話やお伽噺には語られない影の部分があるものだが、子供には伝えられない行間の想いや非情な現実が物悲しく切なく描かれていた。だが、必要以上に映像に頼り過ぎではないかと思わないでもない。少し煩わしいと感じるくらいにも感じられた。アナログな演出もあったが、もっとそちらを重視した方が世界観が損なわれなかったのではと、思わないでもない。とはいえ、前口上からがっつり引っ張られたのは確か。シリーズもっと観たいです!

寉峯~カクホウ~

寉峯~カクホウ~

ラビット番長

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2024/02/22 (木) ~ 2024/02/26 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

父と子と、不器用な親子たちの想いに溢れた良い作品でした。(難を言えば、物語にメリハリというかドラマチックさが足りない気がしないでもないのですが。)この劇団ならではの、他とは違う、まるで家族のような雰囲気が強く感じられる舞台でした。キャスト同士の間合いや空気がとても良かったと思います。

舞台「Go back to Goon Docks」

舞台「Go back to Goon Docks」

舞台 「 Go back to Goon Docks」 2024 製作委員会

EX THEATER ROPPONGI(東京都)

2024/01/11 (木) ~ 2024/01/21 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

「チックジョ~」「桜の森の満開の下」観劇。
「チックジョ~」敵も味方も入り乱れてのドタバタ劇。上の命令に怯えつつ、敵にひるみ、そして、女に振り回される。馬鹿で可愛げある男たち。それでも必死に走り回る姿は、前向き元気!客席からは絶えず笑いが起こっていた。(隣の席の若い女性は始めから終わりまでずっーーーと笑い続けていた。私はそこまで笑えないが。)
「桜の森の満開の下」対しこちらの舞台は絶えず悲しみや苦しみ、やり場のない想いに溢れていた。(重いだけではないが)
むせかえるほどの桜を想像させる演出、美しいよりその中に呻きや冷たい視線、恨みや哀しみ、一人に向けられたそれらが渦巻いているように感じられた。
 どちらも上演時間が長く、短期間に三本の上演はかなりハード!西田作品、AND ENDLESS時代にもつながるストーリー三作同時上演は当たり前であったが、それでも相変わらずこなしている田中・村田両氏は凄い!個人的に田中良子さんは"様"を付けてしまうくらいその存在感、演技力に惚れ込んでいるのだが、今回も充分過ぎるほど堪能させて頂いた。特に"桜の"彼女の役は妻と母と女、息子に対する心の歪みから自分を壊し続けていく姿が切な過ぎた。

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