tetorapackの投稿したコメント

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- アキラさん >これから年末にかけてお仕事のほうもお忙しくなると思いますので、お身体ご自愛を。 お気遣い、ありがとうございます。嬉しいです。風邪になんか負けてられない忙しさなので、頑張りますです。 >どんな内容だったのか、非常に気になりました。ダンスっていうわけでもなさそうですし。 詳しく書かないで申し訳ありません。薬の効きがピークだったもので(笑)。 ただ、改めて考えると、この多摩美の映像演劇学科の作品で、今回はライブ表現としての特質を持つダンス(コンテというより暴れまくるようなダンス表現)の公演といって良いでしょう。舞台セットは、工事現場のパイプと作業台を金具で止めた可動式の「足場」みたいなセットを何体か使用し、そこを絶え間なく移動しながら、アルファベットのYKKとかSMとか、そういうスペルに対して、例えばSMでは「すごく、あまい」(実際に、この言葉かどうか忘れた)とかいうように、やたら、いろいろ頃を合わせた単発の台詞(?)というか言い回しを何度も連続しながら、ムーブメントで見せる内容と言っていいと思いました。まったく、通常のお芝居のような筋立てはまったくないのは確かです。
2009/12/03 11:57
- いやー、すんごい突っ込み参上(笑)。  別に大した理由はないんですが、自分の「観たい!」リストには、前から加えたかったのですが、この公演自体がコリッチに登録されていないので、ついに遅ればせながら、いよいよ「観てきた」をレビューしないと、決意し、そのため、自分で団体・公演登録し、すぐさま、「観たい」および「観てきた」を書きこんだまでの事なのです。あまり、気にしていませんでした、本人は。コリッチに出ている公演なら100%あり得なかった事です。私、みささんならお分かりのように、観たいものは早めに書きこむ方ですから(笑)。それにしても、細かいところまで目が行き届くんですね、ビックリ。  でも、どうして「観たい」まで後になって書きこむの? との疑問だと思いますので、もう少し詳しく、お答えしておきますね。  私の場合、というか、正確に言うと、私のコリッチの使い方として、マイページの「観たい!」および「観てきた!」欄を、それぞれ後になって自分で検証する事がとても多いのです。というか、必要性に迫られることもあるんです、いろいろな面で。その際、タブでマイページを開くと、「観たい」コーナーがあって直近の一作品のみ表示されますよね。同様に「観てきた」欄も直近の一作品のみ表示。そこで、「もっと観る」タブを押すと、どんどん以前の作品になって遡ることができる。これが非常に私には公私ともに好都合で、いつの時点で、どの芝居を「観たい」リストに入れたかを自分で実に便利に検証できるコーナーなんです。一番、このやり方を頻繁にしているとも言えます。つまり、そのデータ管理ができる欄として使っているのです。「観てきた」も同様の使い方をしています。  さて、この公演(主催は川崎アートですが、実質はJCDN全国パフォーマンススペースですが、ここもHPがわからない)と、プロジェクト・ムー(ここも、HPなく登録の仕方がずっと分からなかった)、テルプシ(ここはHPを公表していない)に限って、ずっと前から「観たい」を書きこみたくても出来ず、かといって必須記入項目のHPが分からないので観てきた公演の溜まっているレビューを優先して、登録は後回しにし、忙しさで公演当日を迎えてしまい、観てきた直後に意を決して、自分で登録し、確かに数時間もしくはテルプシの場合は一両日、遡ってしまうのですが、上記の利用上のデータ管理から「観たい」も書きこみました。といった単純な次第なのです(笑)。  ちょっと、話は変わりますが、この機会に、もう一つ、お答えさせえてください。仮に、下記の問題に関連しての疑問だと受け取られているとすると、私も不本意ですので。  みささんの自己紹介欄にも書かれている通り、「、「観たい!」で点数を稼ぐ行為は好きになれません」との記述の件ですが、もし、そうした気持ちで、ばんばん「観たい」に書き込みを入れている方があるとすれば、もちろん私も「ちょっと違うのでは」と思います。よって、みささんと同感です。みささんの個人的なポリシーも、もちろん尊重致します。ランキングの観劇本数がコリッチの場合、「観たい」+「観てきた」数で表示されることも、もちろん知っています。  ただ、あくまで私の場合ですが、この観劇数ランキング自体、まったく気にならないのです。作り手でも劇団関係者でもなく、観て感想なり意見を述べる立場の人間である私の場合、観劇数の上位になろうとの目的で、その点数稼ぎのため、貴重な時間を使って「観たい」「観てきた」のレビュー活動をしているのでは断じてありませんし(笑)。  私がコリッチにレビューし始めた目的は、まず自分がいろいろな情報を得られることはもちろん(ただ、これだけなら、閲覧しているだけで良いのですが)、レビューをして自分も楽しみたいし、それが巡りめぐって、ほんの少しでも演劇とくに、なかなかマスコミが取り上げることもない小劇場系演劇のファンが増えてくれることに繋がれば、との思いからなのです。  ただ一つ、正直、私が気になるのは、「注目度」を表すアクセス数(みささんはダントツ1位=これを最大に評価しております)です。どれだけ多くの方が自分のレビューを見て参考にして下さっているかは、やはり喜びであり、気になります。その他の観劇数、掲示板数、魅力数のランキング指標は、私の場合、どうでもいいことなのです。例えば、劇団関係者だと、魅力数がやたら多くなるのは当然でしょう。お仲間をバンバンお互いさまで登録しますから。また、ブロガーの方もそれなりに多い。事実、この傾向が顕著です。その点、みささんは劇団関係者でもなく、ネットでバナー広告を入れたりした立派なブログをやっているわけでもないのに、数多くの「気になる人」であることは尊敬に値します、いや、本当に。  また、以前、お話しに出たように、劇団関係者で、自分の名をコリッチ上で露出する機会を増やしたいのかな?と疑いたくもなるような、あまりにも「観てきた」本数にくらべ、10倍くらい「観たい」本数が多い方が居ることも知っていますが、劇団関係者となると、芝居を提供する側ですから、それはいささか、私も首を傾げるものです。  一方、劇団および作品関係者自らの「観たい」書き込みも、みささんのご指摘の通り、あれっと思いますが、これ位は「いじらしいなぁ」と、私は許せちゃうほうです。いろんな人がいろんな目的でコリッチを使っていて、そのコリッチが元気なページであるなら、基本的に私はOKな方です。もちろん、目に余る使い方は困りますが。    さて、まじめな話ですが、私の場合、本当に「観たい」と思ったり興味を感じた作品で、それを観ることができなかった作品の場合、上記のデータ管理上の理由から、そして何より、私が当時、「観たい」と感じた思いは大切に残しておきたいので、たとえ観ることができなかった作品でも、私は後で「観たい」を消すことはしません(ただし、チケプレで当たったら、観てみたいな、と思って、チケプレ応募の条件として「観たい」を書き込んだものは、当たらなかった場合、みささんのように私も消しています=この「観たい」に書き込まれると消せなくなるので、最近、私も困ることがあります)。なぜなら、消してしまうと、純粋に「観たい」と自分が思っていた作品を遡って検証することができなくなってしまうのと、後から「ああ、この作品は『観たい』に書いていたんだなぁ」と当時の思いも振り返ることができなくなってしまうからです。これは、私にとってはですが、コリッチ利用の目的にかかわる「手痛い損失」なのです。    実際、私が日常的に使っているやり方で言うと、観たいと思った劇団の作品が登場したり、チケプレ欄にある公演が乗ったとして、(特に私の場合、何百本も公演名や劇団名のすべてを覚えているということはないので)、「あれ、以前、この劇団は何か「観たい」と思った作品があったっけ?」などと検証したい場合、これが不可欠に必要になってきます。また、劇団名の検索をかけることも多いですが、その際も、劇団ページの「最近の公演」欄をよく開くことが多く、そこで出てくる過去の公演を自分が「観たい」と思った公演かを遡ることが出来なくなってしまうのです。  従って、あくまで私の個人的な見解ですが、実際に観る作品しか「観たい」に書き込めないとすると、そうした利用法が楽しめなくなってしまうのです。また、順位を気にして点数稼ぎをするお方もいるかもしれませんが、純粋に「観たいなぁ」と思った作品を素直に「観たい」に書き込み、結果、スケジュール等で観ることができた作品も観れなかった作品も出てくるという方々も数多くいると思うのです。だから、その意味からすれば、私は「観たい」と「観てきた」の差は当然出て当たり前だと思うのです。また、差がある人は「点数稼ぎ」と決めつけることもできなと思います。また、公演情報をメンバーのために、できるだけ早く登録して区やろうとの一念に燃えている人もいると思います。なお、当然ながら、これは正・邪の問題ではありません(笑)。その人にとって、コリッチをどう使っているかの次元の問題と思います。  なんか、いろいろ書いてしまいましたが、今、「コロンブスの卵」的な妙案が浮かびました。これだと一気に解決します(笑)。  それは、単純に「鑑賞」ランキング欄は、あくまで「観てきた!」の数だけに限るというのはどうでしょうか?やっぱり、「鑑賞」と名前が付いている限り、実際に観てきた本数でないとおかしいですよね。  これだと、純粋に、そして必然的に「観たい」は、あくまで「観たい」公演の本数という本来の姿としてデータとなりますし、鑑賞ランキングとは関係なくなる訳です。そうしたら、実際はほとんど観ている本数が少ない方はベスト20からも姿を消しますし、どうでしょうか?  ぜひ、みささんのコリッチの掲示板か何かに張ってくれませんか?(私、いまだに掲示板のやり方が分かりません)私、真っ先(掲示板、あまり見ないので遅れたらご容赦)に賛同の声を理論的に書きこみます。  なんか他力本願みたいですので、コリッチ事務局に、今度、私も、どうして、鑑賞ランキング=「観たい」+「観てきた」なのか、「観てきた」本数でランク付けにする方が妥当ではないのか、と質問してみますね。  わー、これは、真面目に答えておかないといけないな、と思って、官邸たら、朝5時になってしまいました。おやすみなさい(笑)。
2009/12/03 05:09
みさ みさ きゃるさん、みささん なんか二人の「かしまし問答」に、私の名前が登場しちゃいましたね。なんか、オモチャにされている感じ(笑)がしないでもないですが、はい、私はいたって冷静です(笑)。 まあ、だまって素通りするのも無粋なので、一言。 「はい、私は紳士です!」 ……「そういうこと、自分で言うヤツに限って、紳士じゃない」なんて、げすの勘ぐりはご無用です(笑)。  ところで、ポツドール。これだけネタにしてもらえば、三浦さんも男冥利でしょう。「愛の渦」は今年の春に閉鎖間際のTOPSで観ましたが、まあ、引き込まれる芝居だと思いましたね。女性がすんごく多いのにもビックリしました。毛皮族の江本さんも出ていたし、最後のシーンで唯一、後ろ姿のヌードを披露したのが、その江本さんでしたね。それに、メジャーな芝居に数多く出ている内田慈さんなんかも出ていて、ポツドール自体がメジャーになった今は、やはり違うもんだなぁ、と改めてびっくりしのを思い出しました。でもって、あの作品、岸田國士賞の受賞作ですから、驚き。  それにsても、なんか男性のことがお二人の問答では交わされていますが、あの公演に関しては、『すんごく女性が多かった』事実を指摘しておきます。私、招待されて観たのですが、引き込まれるのは事実だけど、台詞のリアルさは、ちょっと引いてしましましたけど。 でも、最初の頃はポツドールの芝居をどの劇場も断った中で、ゴールデン街劇場がOKしたり、TOPSでも出来たことは良いことだと思います。  まあ、アゴラは男性の○○はよくありますよね。この間のポール・クローデルの「交換」なんか凄かった。あっ、そうそう、あの芝居、私の観た回は、最前列の桟敷ベンチシートおよび、その直後の前列は女性が圧倒的に多かったですよ。はい、「圧倒的」に。しかも、若い女性の方々。私なんぞは、男性のは、どうも気まずくて苦手ですが、その女性たちがためらいもなく、凝視している潔さを横から観ていて、ビックリやら、大したものだと関心したやらで……。  この間、完全な○○出しストリップも観劇(感激?)体験された、みささんなら、もう怖いものなしでしょうけど、やっぱり、「美しくないと」という点では私も同感です。なんのこっちゃ。  おじゃましました。
2009/12/03 02:00
- きゃるさん そうですか、見ていただいていたんですね。うれしい限りです。暗いけど、言葉は迫力あった。 はい、いい舞台でした。 たしかに、もう少し大きなハコでもいいと思いますね。でも、やっぱり採算面を考えると厳しいでしょうね、万人ウケする芝居ではないので。
2009/12/01 17:40
- きゃるさん >萬斎・白石加代子の「国盗人」は初演を見逃したので、NHK教育の劇場中継を観たら、 想像したより面白くなくて失望しました。狂言の要素はあまり感じなかったですね。 狂言をふだん観ない人には新鮮なのかもしれませんが。 あれれ。まあ、私は普段、狂言は観ないので、あくまで今回の演劇作品として、観てきますね。よかったら、レビュー見てください。 >4年前くらいに、パブリックシアターでポール・クローデルの詩による創作能 『内濠十二景 あるいは《二重の影》』を観世栄夫・野村萬斎で演じたのを観ましたがご覧になりましたか? いえ。4、5年前は、仕事でまったく文化芸術とは畑が違う激務の分野を担当していましたので、まったく、そのころは……。ポール・クローデルといえば、11月はじめ、青年団国際演劇交流プロジェクト の「交換」をこまばアゴラで見てきました。あまりに暗い物語だったけど、戯曲は富める者の罪を視座にした戯曲を大切に、静かな佇まいの中で進んでいく説得力ある展開は見事でした。私も、物語に完全に引き込まれました。よかっtら、そちらの方も覗いてみてください。
2009/12/01 12:49
- きゃるさん >同時会話というのは目新しいようですが、狂言はもう室町期にこの自然な会話劇を演じてるんですね。1人が話したらもう1人が聴いてるというのではなく、まさに会話がかぶってます。 狂言を観た若い人は驚いてましたよ。 なるほど。すごく勉強になりました。そういえば今度、世田谷パブリックで野村満斎さん演出・主演の「国盗人」を観るんですが、そこでも狂言の要素を多く取り入れてあるそうなので、注目して観ます。 >昔、野田秀樹が舞台の床面をサイコロ上に切って、上下させる演出をしたことがあって、野田ファンが「スゴイよね、野田さんだからできる」と言うから、「15年前に、歌舞伎の市川猿之助は春秋会でそれをやってるよ。野田のアイディアより先にね」と言ったら、びっくりして絶句してた。 伝統芸能のほうが先駆者ですね。近代劇のほうが古い手法をとってただけです。 これも、なるほどです。さすがは、きゃるさんですね。
2009/12/01 00:52
みさ みさ みささん >残念ながら女性は脱いでいません。安心しましたでしょう?笑 女子大生が脱いじゃった話を後日、耳にはさんだりしたら行かなかったことを悔やんだてとら!笑 いやいや、よかった。何のこっちゃ! >それはそうと・・、ミチコさんの「影のあるオンナ」の前篇を気になって観にいったけれど・・・最近のレビュー、楽しちゃってますね。だから良く解らなかったのです。はい。 凄い選球眼。そうなんです。書けども書けども、「観てきた!」のレビューが溜まっちゃうんです。みささんなら、この気持ちお分かりでしょう。なんか、恐ろしいなぁ、見透かされているみたいで(笑)。 たった今、「11月戦争と~」は、アップしました。こちらは手を抜くどころか、私、始まって以来の長さになりましたです、はい。ストーリーも出来るだけ詳細に書きましたです、はい。 でもって、ミチコさんの前半ですか。ここで書くのも、どうかなって思いますが、せっかくですので、覚えていることだけ少々。実はあの日、早めの夕飯前に持参していた風邪薬を飲んで、ちょうど、ミチコさんの芝居の際、すごく薬が効いてきて、ホンワカ気分で観ていまして。 要は、ミチコさんの出生から成長期、恋愛、上京……と生い立ちを映像(あまりたいしたものでない)も含めて紹介していたのが前半。でも、ミチコさんの自伝を読んだこともないので、どこまでが事実で、どこまでがお芝居(虚構)なのか、まったく分かりません。というか、まず、ほとんどすべて、お芝居でしょう。それが分かったから、メモ取る気にならず、もっぱら、芝居の雰囲気に楽しく浸ってました。 まあ、メモはまったく取らなかったのですが、 ①出生は1975年、九州の長崎。とにかく生まれた時の体重は5500グラムという大そうデカイ赤ちゃん。 ②いらい、将来は大物(身体でなく人物が)になると期待されたが、まずは、それより、学校に入るころにはすごくよく食べる(大飯ぐらい)生徒で、父はミチコの食費を稼ぐことが大変だった。 ③そんな中で母は働きに出る、出ないで夫婦仲に亀裂が。 ④恋愛は……ああ、忘れちゃった。このあたり、素今の嵐の中でした。薬のせいで。 ⑤そして、働きに出て、結婚。一女を授かるが、夫の弁当を毎日、作る妻だったが、よく夫はその弁当を忘れる。実はわすれるのではなく、美味くなかったので、食べたくなかった、という笑いネタ。で、ある日、夫が弁当を忘れて出勤したので、すぐ追いかけようとするが、子どもが「私がお父さんに届ける。まだ間に合うから」というので、子に託すが、そこで、子どもが事故に遭ってしまう。 それを、ミチコは自分のせいで、十分守れたはずの娘の命を奪ってしまったことを後悔する。    みたいな展開だった思います。克明に覚えてなくて済みません。でも、たぶん、ネタですよ、これ。  でもって、占いにはまっていくミチコさん。この占いについては、実は本当の話ですが、ミチコさんはタロットカードのプロ歴10年のキャリアを誇る本物の占い師ですよ。
2009/11/30 19:37
みさ みさ みささん そうでしたか。やっぱり「当たり」でしたか。 興味深く読ませてもらいましたが、 >すっかりワタクシはその庭に迷い込んで禁断の果実を食べたようだった。それほどの完全無欠な芝居!すんばらしいです! とは、これまた凄い! やっぱり私も頑張って観た方がよかったなぁ。
2009/11/30 16:27
みさ みさ みささん コリッチではお久しぶり。 いやー、そうでしたか。お疲れさまでした。 私めは、随分、観劇候補に入れるかどうか悩んだ末に他の公演を選んだだけに、このコメント読んで、なんか安心しちゃった。 でもって >コメディもここまで脱ぐと、ただのパロディ >ゲセワ神こと岡本空の脱ぎっぷりは犯罪じゃね?クレヨンしんちゃん並の脱ぎっぷりで、(中略)この物語で脱ぐ必要があったのだろうか?ドン引きしたし…… 結局、薬局(みさ流)、脱いだのは彼だけ? それとも他の男性群も? そして、女性群は?  (みささんのレビューを真っ先に読んで、だんだん他の方のに遡って行ったら、Koujiさんが「体当たり演技の鈴木アメリが相変わらず魅力的」なんて書いてあったものでしただから。私も観た「CASSIS」での身体全体を使ってはじける演技と言うことかな?)
2009/11/30 16:22
- きゃるさん ありがとうございました。すごく納得できます。 >大学時代に、学生演劇をご覧になりました?私、初めて観たのが早稲田のそれだったのだけど、やっぱり、絶叫口調のハイテンションキャラが出てきて、「こーいうのキライ」と引きました。  中学・高校・大学と学生時代はもっぱら映画にはまっていたので、2,3本はお付き合いで観ましたが、チェーホフのこかでしたので、絶叫系ハイテンションではなかったです。でも、私と同世代のきゃるさんのご指摘どおり、そのことからあったんですね。  私も、もしそうした演劇に当たったら、映画を見てクロード・ルルーシュの映像話などに夢中になっていた時だけに、「こーいうのキライ」と引いたと思います。  でもって、すごく興味深かったのが、きゃるさんの次のご指摘です。 >その劇団にいた同級生に「学生演劇ってあんなに騒々しいものなの?」と聞いたら、「どこも ああいう感じが多い。新劇じゃないから」という答えが返ってきた。ああいうのはそのまま小劇場に伝統として残ってるんですかねぇ。伝統芸能でもないのに(笑)。  新劇、学生演劇との立て分けで「学生演劇=絶叫系」と捉えている作り手側の学生がけっこう居たんですね。お尻の蒙古斑がまだ取れていないみたい(笑)。ほんと、伝統芸j能じゃあるまいし。 >長らく小劇場アレルギーがあったんですよ。で、90年代初頭までの小劇場ブームのとき、観てる人に「いまはだいぶ違うから、見てごらん」と言われて、いくつか観たら、幸い、騒々しくなかったから「あ、けっこう好みだな」と観始めたんですね。で、そのあと大学の学生演劇に行ったら、東大はすごくまともなはずれの少ない作品が多かったので観られたんです。  だから、最近のはやりというより、自分の大学時代でさえあったんだから、昔からの傾向じゃないんでしょうか、と私は思うのですけど。  納得です。そうですよね。  もともと、私が小劇場系に凄い興味を感じ始めたのが、平田オリザ氏の現代口語演劇理論や、それによる複数同時会話手法とかの青年団&青年団リンクの公演だったし、その後も、あの狭い梅ケ丘での燐光群芝居とか、西川口をベースにしているキンダースペースとか、最近だとShelfとか、キラキラ光る素晴らしい例を挙げればキリがないのですが、(まあ、私のお気に入り劇団の欄を覗いて頂くと、私の傾向性が分かると思うのですが=笑)、絶叫はあるにせよ、必要場面や必要キャラにとどめる自然さ・必然性があっていいと思ってしまいます。  小劇場系演劇の素晴らしさについて、いつも私は演ずる側と観る側の「小空間の共有」にあると感じていますが、小空間ではあっても小世界ではない。作り手側だけが自己表現し、観る側が不協和音を感じて付いていけないような自慰的演劇手法は、小世界である。度量のちっささを感じてしまうのです。  ちょっと脱線しましたが、学生演劇系およびその延長上で作っている劇団・ユニットの場合に、問題に挙げたような傾向が強いのは事実ですよね。  半面、きゃるさんが「騒々しくなかったから『あ、けっこう好みだな』と観始めたんですね。で、そのあと大学の学生演劇に行ったら、東大はすごくまともなはずれの少ない作品が多かったので観られたんです」との下り、よくわかるんです。私も、そういうのに当たったことがあるから、学生演劇も見逃せないのです。結果、外れの場合は、それは致し方ないことですし。  まあ、今回は、その1点が悔やまれただけに、書いてしまいましたが(笑)。
2009/11/30 11:38
- はむこさん そう、前回公演「千年回廊」は素晴らしかったです。 観劇本数が多いので、あまり記憶に残らない作品もあるのですが、「千年回廊」は今でもよく覚えています。 今度は、シェイクスピアを題材に、花魁の世界でアニマルらしさを出されているとのこと。 はい、観劇&レビュー書きを楽しみにしています。
2009/11/30 00:06
- きゃるさん >年に一度の公演ですが、劇団娯楽天国も来年、スケジュールが合えばお試し ください。俳優陣の年齢層が高いので、まともなコメディーでしたよ。 舞台美術が建築の専門家だから本格的で。しかもその人は日芸出身だから 演劇的センスもありました。 情報ありがとうございます。インプットしておきます。けど、忙しくて忘れちゃうかも知れないので、もし、近づいてきたら、また教えてくださいね=甘えています。
2009/11/29 23:22
- きゃるさん 青年団の立蔵葉子さんは話したことはありませんが、知っています。 サンタクロース会議は昨年は観られませんでしたので、今年12月の公演は必ず行きます。 最近、私が観た五反田団の「生きてるものはいないのか」にも、カオリ役で出ていましたよ。 個性ある女優さんです。青年団は、そういう方が多いですね。
2009/11/29 23:16
きゃる きゃる きゃるさん いやー、詳細で小さな点も見逃さないレビュー、恐れ入りました。 少し(いや、けっこう)アルコールが入っていてのコメントで済みませんが、 >マグズサムズはやはり大好きな劇団だと再認識しました。 とした上での、親心のような指摘の2点、私など、気づきもしませんでした。 >次回本公演は「宇宙もの」とのこと。宇宙ものもポピュラー過ぎて難しいと思いますが、そこをどう料理するか、また楽しみです そうですね。私も楽しみです。まだ先ですが。 >岩上が「僕は草食系だから」を連発するのは気になった。言葉では1回くらいにして、あとは芝居で見せるべき。 これは全く同感です。私も、書かなかったけど、そう気づいていました。 >やくざの曽谷(嶋則人)は本来関係ないのに、一番メモをとるのが熱心。メンバーたちからも「兄貴」と頼られるのが皮肉だ。 嶋は劇団外での客演経験も豊富でさすがにこなれている。子分の宮林(相羽タカフミ)は慶応劇研時代のクールな役どころとは正反対で楽しませてもらった。 そうでしたか。勉強になりました。 >印象が薄くて損をしているという雨水のぞみ(水澤恵美) たしかに。私は男性からかもしれませんが、そんな雨水を嫌みなく演じていることに共感するものを感じ、他の人にスポットが当たっていり、台詞をしゃべっている場合の、水澤さんの所作を注意深く観ていたら、結構、丁寧に手を抜かないでやっていた。だから、余計に好感が持てました。はい、女性には甘いです(笑)。
2009/11/29 04:41
KAE KAE KAEさん そうでしたか、それはそれは。 私、KAEさんと同じ動機から、観ようかと一時は思って、スケジュール化を調整していたのですが、結局、予定から外しました。 社の友人は行くと言っていましたが。 KAEさんのレビューを読んで、なんかホッとしてしまいました(KAEさんには失礼ですが)。 なんかイメージが分かるような気がします。
2009/11/29 04:22
- きゃるさん >わはははと笑ってしまった。オバカぶりに苦虫噛み潰しそうなtetotaさまをじゅうぶん想像できました。「やはりバカ」が「人格者」になるってのが(笑)。 お察しの通りですねん。ほんま、疲れたわぁ。  だって、所長も前半は、バカ山下やバカ梅林のめちゃくちゃな提案や素行にも、「そうだなぁ、まあ、やってみても……」なんて同調し、後で長島弁護士から大目玉くらうシーンが何度もあり、単に物分かりがいい (でも、法律家なら絶対にしてはならないバカ山下らの会話も制しようともしない)だけで、まるで所長としての理性と風格に欠けた言動が描かれていたのに、後半のこの物語の圧巻に入ってくると「弁護士はどこまでも依頼者の立場になって……」なんて、突然、人格者になってしまう。依頼者に関する秘守義務などお構いなしに所内で大バカ話が炸裂し、結局、それを制するどころか、「まあ、いっか」的に同調していた人間が、ジキルとハイドじゃあるまいし。 >これが作品をよく表現しているような。きっちり描かれてる骨子におバカ芝居が加わると、確かに残念な結果になりそうですよね。コメディは、どこか可笑しな、でもじゅうぶんいそうな人たちが、大まじめに芝居するから(多少はズッコケても)、はたで観ていて笑えるんですよね。 そう、その通りですね。 まあ、こういうのでも、お構いなく、「楽しければいい」「難しいこと考えるより、笑えればいい」とお思いになる方もいらっしゃるでしょう。その方はそれでいいと思いますが、私は、前にも書きましたが、違います。 今回でいうなら、全くあり得ない弁護士の人物設定が、まずダメです。性格の違い、例えば冷静タイプとか猪突猛進タイプとか、あるいは能天気とか、妙に何かのオタクとか、そんな違いなどで笑いを誘っていくならいいのですが、絶対に弁護士としてしてはならない目に余る言動をバンバン入れられた上、あの直情径行な大バカ梅林の、あまりにうるさいキンキン芝居がヤマ場になっても加わると、私の思考回路はショートしそうで、「何これ?超ドタバタのブラック・コント?」としか思えないのです。 なのに、片や、これは正直に褒めたい点である物語の本来の筋立てがシリアスに進んでいく。だから、余計に、このシリアスを主軸に、人物設定もブレずに、もちろん、弁護士や登場人物の設定も通常感覚で描かれる中に性格の違いなどから「笑い」を誘っていけば、これは、もう、ブラボーと叫びたくなってしまうのですが……。ああ、残念至極。 >3個ってことはおバカ要素は引くところ☆×2個分あったのでしょうか?(笑) そうです(笑)、なんちゃって。筋立ては面白かったし、いい点として残しておきたいので、全体として判断するより、差し引きで、と。全体で見てしまうと、やはり○○になってしまいますから……。
2009/11/28 11:37
KAE KAE KAEさん はじめまして。tetorapackです。  いやー、KAEさんの「観てきた!」のリストに驚き!すごい公演のラッシュ。実は私もコリッチ・デビューの前はそれに近いほうでした。大型の新劇や商業演劇ばかりでしたが、最近は、むしろ小劇場系演劇と舞踊(コンテと舞踏が主)に時間のほとんどを使っています。そうした世界のボトムアップにわずかばかりでも風を送れればいいな、と思っています。  さて、「高き彼物」、本当にKAEさんの感じられた通りに、私も感じました。 >今回のカトケン版は、皆さん、ナチュラルな演技で、だから、最後の告白シーンも、変に過剰に生々しくならず、気付いたら、涙を誘われていました。  私も全く同感です。 >久しぶりに、占部さんの素敵な演技を観られたし、物心ついた時から活躍されている滝田さんが、いいお爺さんぶりで、和ませて下さったし、期待の海宝君が、実年齢に近い等身大の好青年を好演していたし、本当に心がほっこりする舞台でした。  そう、そう、占部さん、とても素敵でしたね。滝田さんもしかり。こうした脇が締まる芝居は質がおのずと高くなるものですね。  そして、海宝君。等身大で爽やかな演技で私も好感が持てました。  あっ、KAEさんのレビューで思い出しましたが、私、「楽屋」のレビューをアップするの忘れていました。もうずいぶん過ぎたけど、彼女の演技も出しゃばらない好演が光っていました。春琴の深津さんも舞台ではゾッとするほど秀逸な演技で魅せてくれますが、小泉さんも、KAEさんのおっしゃるように、「素敵な、得がたい女優さん」になりましたね。これまた同感です。  そして、この芝居の素晴らしさをKAEさんと分かち合えたことを嬉しく思い、コメントさせていただきました。
2009/11/25 17:30
アキラ アキラ アキラさん ほー、そうだったんですか。レビューと、このコメントのおかげで、ますます、心地よくならせてもらいました。 でも、観たいと思ったことは正解だったなぁ、と思えて良かったです。 ありがとうございました。
2009/11/25 16:57
- きゃるさん >この劇団はほかの普通のシチュエーションものでもう一回観てみないと、狙っている笑いが わからないですね。文学という設定が足かせになってしまったのかどうか、見極めたいです。 ピンポン! まったく同感です。できれば私も、そうしたいです。今回も、自分がフライヤーや前説で期待していたのと落差があったため、正直に書かせて頂いた次第です。だから、ほんと、見極めたいですね。
2009/11/25 16:49
アキラ アキラ tetoraです。 なるほど、なるほど。興味深く、レビュー拝見しました。 >わかりやすさと言えば、各キャラクターがくっきりとしている。まるで、太いマジックで輪郭をなぞったぐらいにキャラがくっきりしていてとてもわかりやすいのだ。  太いマジック、うまいなぁ、表現が。よく分かります。 >ホテルのウエイターの夏目は優柔不断な、一歩前に出ないキャラなのだが、結局はどうなりたいのかが、本人は決断したと言うわりにはグラグラしすぎだし、同棲している恋人がいるのにもかかわらず、あっさりほかの女に心を奪われるのも、なんだかなぁと思うものの、それも笑いのためにそうしました、と思えば、ま、それでもいいかと思う。  まさに私は「笑いのためにそうしました」的な臭いをプンプン感じてしまいまして……。まあ、そう割り切れば、それはそれでいいと思います、私も。面白くない訳ではありませんし。  まあ、私は引いてしまったのは事実ですが(笑)。 >ただ、殺人事件が絡むのはいいとしても、登場人物の中から犯人が出るというのは、コメディ(しかもドタバタコメディの)の楽しさを削いではいないだろうか。  なるほど、なるほど。さすがアキラさん。それは言えますねぁ。私なんぞは前半は苛立ちや引き気味でしたが、「この作品は、こういうドタバタ劇なんだ。だったら楽しまなくちゃ、損」と割り切ってモードッチェンジしてからは、推理ネタも入ってきたので、まあまあ楽しめたのですが、でも、どこか引っかかっていたのですが、アキラさんのレビューを読んで、それが自分の中でスッキリしました。やはり、この点だったのです。  「コメディ(しかもドタバタコメディの)の楽しさを削いではいないだろうか」。おっしゃる通りです。賛成!!  まあ、究極的には、楽しんじゃった方が勝ちですよね。私もそうして楽しんじゃったですが(笑)。
2009/11/25 00:17

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