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荒人神 -Arabitokami-
壱劇屋
五彩の神楽最終章となる本作品。
制覇した神楽分だけ楽しめるとは言われていましたが、まさかまさかの演出に涙腺がぶっ壊れました。
五彩の神楽は映画やアニメで観ていたいな〜と思っていましたが、「荒人神」だけは舞台で観るからこそ度肝を抜かれる演出だと感じました。
他にも、主人公の「荒」の心情がワードレス殺陣芝居であるからこそのわかりやすい心情の変化であったり、「白」「元」との関係性もとてもわかりやすいようになっていたので、舞台初心者であってもとても観やすい舞台になっていると感じました。
ワードレス殺陣芝居のメインにもなる殺陣では、どのシーンにおいても様々な武器を使いこなしている主人公に圧巻されながらも、舞台上を駆け回るアクションモブと呼ばれる方々が100分間という上演時間をあっという間に感じさせられました。
2022年の五彩の神楽に出会えたことをとても誇りに思える、そんな作品でした。
また、再演があったら絶対に観にいきたいと思える作品です。