ペンギンアートのもらったコメント

1-3件 / 3件中
from もらったコメント
絵里 絵里 ペンギンアート様、ご観劇およびクチコミありがとうございました。 今回の出演者の中で、シェイクスピア劇の出演経験がある俳優は、三名。あとは多様な出身の人達を起用しました。私達は「シェイクスピアとはこうあるもの」というステレオタイプな演技は取り除いて、作品を創ることを目指しています。 今回が初舞台という出演者も多数いる中で、一人一人の台詞が完璧に言いきれていない部分はあり、客席からは聞き取りにくい場合も見受けられたと思います。不備と感じられました箇所につきましては、大変申し訳ございません。 ただ、演出的観点からは、役者を技術力で評価して配役に就けるということは、私達は考えていないため、今後も役者として活動している人にかぎらず、様々な事情を持つ人と作品を創っていきたいと考えております。 歌とダンスの場面についてですが、例えば魔女ヘカティ登場の場面は、原作にあっても通常の上演の際にはカットされることが多い場面です。カットせずに生かした場合に、どうしても唐突な印象を客席に与えることが多いのは、もともと原作成立時に唐突に挿入された場面であるためだと言われています。実際にこの作品が書かれた時代には別の演劇作品の歌唱・踊りの場面をここに挿入して上演したことから、台本上にこの場面が残っていると考えられています。そのため、現在では上演の際にカットすることが多いのですが、今回はあえてカットせずに上演することを選びました。 また、他の場面や台詞でも、カットされがちな部分をできる限り残し、また付加されがちな演出を加えず、できる限り原作の台本を尊重して上演しました。 その結果、客席においては逆に唐突さが感じられたということは、逆説的で大変面白いご感想で、興味深く拝読させていただきました。 素舞台であること、音響や照明を使用しないこと、普段着に近い衣装であること、これらは劇団シェイクスピアシアターの形式に準ずるもので、私達もそれを特異なこととは感じていないのですが、初めてこのような舞台作品を観る人は、それを不思議と思うことが多いようです。 シェイクスピア劇は、16世紀に、もともと素舞台で、音響も照明も幕もなく、ただ晴天の下で行われ、それで成立するように書かれた作品です。ですからそれらを何一つ使わずに上演できる作品です。そうであるならばそのように上演したい、そのような効果に頼らずに挑戦したい、と私達は考えております。 ただ、素舞台ではありますが、今回私達は背景にプロジェクタ画像を投影しました。ただし、こちらも内容に準じた背景ではなく、あえて象徴的な画像を時間で機械的に投影されるようセットしています。これをどのように解釈するかは、絵画展を観る時の人の心の動きに準ずるもので、そのような芸術を重層的に重ねたいという意図によるのもです。 そのような意味での使用に限定しておりますので、物語の進行に関してプロジェクタを利用するということは企画の方向性にありません。手話の場面につきましても、字幕を出さないことにこそ演出意図をおいております。 このような趣旨から、今後も当団体がシェイクスピア作品を上演する際には、音響効果や照明の変化などに頼らない作品作りを継続していく所存です。これらの舞台効果におきまして、ご要望に添えず、申し訳ございません。 今後ともキングスメンの公演をぜひご覧いただけましたら幸いです。 シェイクスピアだけでなく様々な作品を上演してまいります。 どうぞよろしくお願いいたします。
2024/06/02 16:45
ばなつみ ばなつみ ご来場頂きありがとうございます。 令和に昭和を。今日も一人でも多くの方に楽しんで頂けるように頑張ります。
2024/04/05 09:46
ながいちゃ~ん ながいちゃ~ん ご来場ありがとうございました!
2023/05/01 05:01

このページのQRコードです。

拡大