ウラジオストクの観てきた!クチコミ一覧

1-4件 / 4件中
ZOMBIE(ゾンビ)

ZOMBIE(ゾンビ)

INUTOKUSHI

早稲田大学大隈講堂裏劇研アトリエ(東京都)

2010/12/02 (木) ~ 2010/12/12 (日)公演終了

満足度★★★★★

おまえはもう死んでいる
いかにもな、舞台設定、いかにもなゾンビ現象。でもそうしたありがちな世界観を用いながら、この劇団らしい茶化しを加えて、独自な笑いを生み出している。一般的にホラーと笑いは、お互いが相殺しあって融合が難しいと思うのだが、最終的な落とし所として、より普遍的な人間同士のディスコミュニケーションを描いている点には好感が持てた。

暴くな

暴くな

INUTOKUSHI

早稲田大学大隈講堂裏劇研アトリエ(東京都)

2010/05/15 (土) ~ 2010/05/23 (日)公演終了

満足度★★★★★

元気とはこういうことか
犬と串を見ると、いつも奇妙な清々しさを感じるのだ。日常の中でいつも僕らを縛っている、ある種の抑圧的なルール、なんだかよく分からないけどそこに確かに流れている空気。「ちゃんとしなくちゃならない」「波風を立てないことが損をしない生き方だ」……犬と串の芝居はそうした退屈で憂鬱な日常を、毒々しい笑いで包みながら、全力で吹き飛ばしてくれる。良い意味でなんでもアリとはきっと、こういうことなのだろう。
今回の芝居のタイトルは『暴くな』。最近何かと世間を騒がしている相撲を題材に、役者たちの肉体がはじけ飛ぶ。
「真実」よりも「1000%エンターテイメント」の方が面白いに決まっている。

BOOKEND

BOOKEND

INUTOKUSHI

早稲田大学大隈講堂裏劇研アトリエ(東京都)

2009/11/26 (木) ~ 2009/12/01 (火)公演終了

満足度★★★★★

無意味をあきらめない
まだ第三回公演なんだという感じ。その間番外もやってるから、実際はもっと公演を重ねてきているんだろうけれども…作劇のスタイルや俳優の位置づけは十分固まってきた感じ。今回の公演も相変わらず、犬と串のブラックでシュールな笑いに満ちていた。
チラシに書いてあった「無意味をあきらめない」という言葉がこの公演をよくあらわしているように思える。あえて、だと思うが観客を選ぶ芝居をしていること、そしてこれからもこのスタイルを貫いていくんだという高らかな宣言のようにも感じられた。
今年から加わった新たな面々も正に身体を張った頑張りを見せていた。

これから、どこまで突き抜けていけるのか、楽しみにしている。

CASSIS

CASSIS

INUTOKUSHI

早稲田大学大隈講堂裏劇研アトリエ(東京都)

2009/05/21 (木) ~ 2009/05/27 (水)公演終了

満足度★★★★★

おもしろかったです!!
あいかわらず、ダイナミックで笑いに満ちた舞台でした!!
次々とシーンが展開していって、観ていて飽きなかったです。
前回のメスブタと違って、ラストはちょっと切なくなりました。
また新たな犬と串を発見できた気がします。
次回公演が、早くも楽しみ!!

このページのQRコードです。

拡大