きかの観てきた!クチコミ一覧

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毬谷友子ひとり語り『弥々』

毬谷友子ひとり語り『弥々』

ジェイ.クリップ

赤坂RED/THEATER(東京都)

2009/10/27 (火) ~ 2009/11/03 (火)公演終了

満足度★★★★

声音
随分とまた視力が落ちて、顔の表情や細やかな動きが確認しづらくなってもどかしい。
けれど毬谷さんの声には敵わないな、どんどんひきこまれていく。
毬谷さんで「まんが日本昔ばなし」を観てみたい。

ノヴォゴロドと同じ町

ノヴォゴロドと同じ町

トリのマーク(通称)

Amulet(東京都)

2008/11/14 (金) ~ 2008/11/15 (土)公演終了

満足度★★★★★

絵本のよう
とても楽しい幸せな時間。
お気に入りの絵本に抱くそれと似ていて、たとえ次の展開がわかっているとしてもやっぱりわくわく。何度でもそれを味わうことができちゃう。
ただ一つの後悔は、直座りの席(?)を選ばなかったこと。飛び込めばよかった。

ミュージカル「音」

ミュージカル「音」

劇団天才ホテル

新宿村LIVE(東京都)

2008/11/14 (金) ~ 2008/11/16 (日)公演終了

満足度★★★

うーん...
設定はおもしろいし、役者さんはかわいいし、歌も踊りも聞き応え見応えがあったのだけれど、何かしっくりこない。
物語の後半に、厚みのある表現を求めてしまったからかなぁ。
出演者が少なくて1時間くらいの作品を観てみたいかも。

誉め兄弟

誉め兄弟

スクエア

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2008/11/14 (金) ~ 2008/11/16 (日)公演終了

満足度★★★★★

すこーんとハマった
もういいよ!ってぐらいのひとの好さ加減。楽しい♪
まったく不愉快を感じさせないでたらめ達の後に清々しいラスト。お見事。

いつか見る青い空

いつか見る青い空

弘前劇場

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2008/11/07 (金) ~ 2008/11/09 (日)公演終了

満足度★★★★

生の漂う空間
日常ってドラマだな、と改めて思う。「死」だって日常の一部だし。
見入ってしまって息をするのを忘れていた。
津軽弁のあったかさや逞しさが心に沁みる。
いいなぁ。

幸せ最高ありがとうマジで!

幸せ最高ありがとうマジで!

パルコ・プロデュース

PARCO劇場(東京都)

2008/10/21 (火) ~ 2008/11/09 (日)公演終了

満足度★★★★

口先の凶器と救済
初本谷さん。久々広岡さん。
中盤から、これ一体どう収束していくんだろ、終演後拍手できんのかなぁ、と心配になった。けれども。
誰もがそれなりの狂気を秘めながら日常の中にいて、暴露されるとこうなるのかなぁと怖くもあり、自らベールをかけていくのも否定的よりか返って逞しく思えたり。複雑な構造なのに軽薄なおかしみで重い印象が中和。
スライドしたり、ぱっくり開いて吊り上がる壁。ガラスの引き戸とカーテン。舞台装置の使い方がよい感じ。
そして役者さん、大満足。

図書館的人生vol.2 盾と矛

図書館的人生vol.2 盾と矛

イキウメ

三鷹市芸術文化センター 星のホール(東京都)

2008/10/24 (金) ~ 2008/11/03 (月)公演終了

満足度★★★★★

ぜいたくな時間
イキウメ、初めて観ました。
オムニバスの舞台というのも、初めて観ました。
で、もってかれました。休憩なしでの2時間超ですが、大好きな、嬉しい楽しい裏切りもあって、まったく集中が途切れることはなかったです。
照明も好き。
遅ればせながら、イキウメ、気になる存在に。

重要なことは棚に上げて話す

重要なことは棚に上げて話す

play unit-fullfull

サンモールスタジオ(東京都)

2008/10/24 (金) ~ 2008/10/28 (火)公演終了

満足度★★★★

切ない叫び
抑え込まれたり、自分で閉じこもったり、なだめすかしたり、諦めたり。
自分のかつての家族でも似たようなことが起こっていて、それが解決されないまま離れてしまったからか、兄弟の許し、許されの場面が一番心に残った。

武の叫び声、切なかったなぁ。
で、叫んだことで、陸も、武も一歩前に進むことができて、じんわりと安堵。
ふっきれた武の顔が凛々しくなっていて、羨ましかった。

超人スリムスリムマン2

超人スリムスリムマン2

タッタタ探検組合

タイニイアリス(東京都)

2008/10/16 (木) ~ 2008/10/19 (日)公演終了

楽しそう、だった
演者さん達が楽しそうだったなぁ、というのが一番の印象。

勇ましく雄弁にくだらな~いことを言っている点に笑いを誘われたけれど、早口でまくし立てている台詞がところどころよく聞き取れなかった。
設定や物語は、マンガのようにハチャメチャ。それなりにおもしろいのだけど、「そうきたか!」というようなうれしくなる展開はなくて少し物足りなくもあり。

シャープさんフラットさん

シャープさんフラットさん

ナイロン100℃

本多劇場(東京都)

2008/09/15 (月) ~ 2008/10/19 (日)公演終了

満足度★★★★★

ホワイト→ブラック
昼・夜 続けて観劇。疲れるどころか2度目の方が集中力が高まった。
胸に残るざらざらしたものをなんと表現していいか、本当に自分の語彙力のなさが恨めしくなる。
重々しくもありバカバカしくもあり、ないまぜになった様が哀切や諦観をより鋭くさせていった。

ネタバレBOX

冒頭のバスター・キートンの映像は、恥ずかしいことに初めて観るもの。
「トムとジェリー」の実写みたいだという印象で、キートンは観たことないのに懐かしい感じ。
この映像を観たときは気分が晴れ晴れとしたのに、煙と赤坂が笑い崩れ合うシーンは黒いものに飲み込まれそうだった。舞台裏を知らない、知っているの違い?
Starting Over

Starting Over

マグズサムズ

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2008/10/07 (火) ~ 2008/10/12 (日)公演終了

思い込みは大敵
初見でした。役者さんの声がとても素敵でした。
あらかじめ公演チラシのあらすじを読んでいましたが、内容変更があった?あれは飽くまで予告?
イメージとかなり違ってちょっと残念。(でもそれは思い込みによるものだからお芝居の出来とは関係なし)

ネタバレBOX

ただそれを差し引いたとしてもおハナシがなんだか腑に落ちない。
全体的に散漫だった気がする。
「現実から逃げるんじゃなくてちゃんと向き合う」という主題を表現するには主人公の逃げる理由からして肩透かし気味。
大体、自分のことを思って追って来てくれる人が何人もいるのに、逃げるほどに「辛く苦しい生活」だったとは解釈し難い。
主人公が「向き合おう」とするキッカケとなった地縛霊・ヨウジの、ツヤコに対する素直な愛の告白も、その前にあった愛情の裏返しの部分がなんとも稚拙な感じがして返って白けてしまった。
何に対しても否定的な発言をするミチルに対してだけ、そうなる原因が何であったかは明確にはなっていなかったけれど妙にすんなりと受け容れられたのは、身に覚えのある種類の性質だったからかなぁと思う。
次回公演に期待します!
音ノ森

音ノ森

kanikuso

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2008/09/11 (木) ~ 2008/09/15 (月)公演終了

満足度★★★★

親ってそういうものなんだ、としみじみ
初見。素晴らしかった。
ユーモラスで、シリアスで。どっちの場合も「間」が絶妙だと思った。

ネタバレBOX

後半、自分の経験を思い出しながら観る。
闘病生活3年目で一昨年亡くなった私の父と、それを支えた当時の母の、それぞれの姿が思い出され、反省、感謝、謝罪、んでまた感謝、の気持ちがぐるぐるぐると。
偶然だが、4月から地元のリコーダー・アンサンブルの団体に参加している。
家で練習していると、ちょっと誰かに見守られている気配を、感じるときがあったり。(・・・特に父親の「形見」ではないです)
リコーダーの音ってのはそういう呼応の力があるのかなぁ。とか思いながら。


下町の「べらんめぇ」口調のせりふを聞くのが私的に久しぶりで、これがまたとてもしっくりしたべらんめぇだったので、とーーーーっても気持ちよかったです♪
そして、吾郎の「Tシャツお色直し」は見もの、かと。

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