kikiの観てきた!クチコミ一覧

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ナイゲン(全国版)

ナイゲン(全国版)

アガリスクエンターテイメント

新宿FACE(東京都)

2015/11/13 (金) ~ 2015/11/14 (土)公演終了

満足度★★★★★

よく練られた脚本
いやぁ~、お・も・し・ろ・か・っ・た!面白かったよ~!!

劇団の代表作とも言うべき作品で、すでに何度か再演を重ねてきている。それゆえ、ということもあるだろう、よく練られた脚本だ。

伏線がビシバシ回収されていく爽快感に観ていて思わず声を上げそうになる。提示された条件や人物像と展開が密接に結びつき、笑いと緊張感の双方を無理なく生み出していく。

なるほど、評判のいいのもうなずける。観ることができよかっと。

錆びつきジャックは死ぬほど死にたい

錆びつきジャックは死ぬほど死にたい

ポップンマッシュルームチキン野郎

CBGKシブゲキ!!(東京都)

2015/10/28 (水) ~ 2015/11/03 (火)公演終了

満足度★★★★

チャーミングな物語
死ねない機械人間ジャックをはじめ、突拍子もないキャラクターたちが繰り広げる馬鹿馬鹿しくも壮大で、そしてチャーミングな愛の物語。

恒例の開演前パフォーマンスや入場時に配られたアメの劇中への取り込み方、ハロウィーン時期ということもあって客席にも仮装をうながす仕掛けをするなど、さまざまな形で物語と観客の一体感をつくりあげていた。

遊び心とサービス精神の旺盛な彼らの生み出す、馬鹿馬鹿しくもチャーミングな物語が、街のにぎわいを温かいものに感じさせてくれた。

独りぼっちのブルース・レッドフィールド

独りぼっちのブルース・レッドフィールド

ポップンマッシュルームチキン野郎

シアターサンモール(東京都)

2015/02/22 (日) ~ 2015/03/01 (日)公演終了

満足度★★★★

抱く想い
物語が始まってまもなく登場する飛び道具的な強烈なキャラクターと
ドタバタな笑い、そしてこの劇団名などから、スラップスティックな喜劇かな、と思っていると少し違った。

この物語の主人公は、奇妙な記憶障害のあるガンマンだ。家族を無残に殺された彼は、復讐のために25年も旅を続ける。

最後の仇を倒した直後に、彼が知る残酷な真実。そして、彼の決断。このためにこれまでの設定があったのか、と思うほど良くできていたのだけれど。

脚本・演出の吹原氏が終演後にツイッターに書いていた。はじめに想定していた結末のこと。それはずっと救いのないものだった。

物語としては、切実なものとなったかもしれない。けれど、それは自分たちの描くべきものだろうか。そういう葛藤。その上で彼の、いや彼らの選んだラスト。

この劇団は、サービス精神が旺盛だ、と思っていた。しかし、この舞台を観るとサービス精神という言葉だけでは収まらない。

彼らの舞台を観にきた人々に、どんなものを渡せるか。それを真剣に考えている、そういう劇団なのだろう。たとえば私たちが、誰かを大切に思う感情の暖かさを抱いて帰路に着くこと。

この舞台を観終わって、そんなふうに思った。

盗賊と花嫁【公演終了しました!ご来場誠にありがとうございました!】

盗賊と花嫁【公演終了しました!ご来場誠にありがとうございました!】

くちびるの会

【閉館】SPACE 雑遊(東京都)

2015/05/20 (水) ~ 2015/05/24 (日)公演終了

満足度★★★★

言葉と身体
仄暗い地下の劇場の客席に挟まれた空っぽのステージ。黒一色の空間を色鮮やかに満たしていく言葉と身体。

話の種から広がっていく言の葉たち。疲れた、いや憑かれた人々と、満開の桜。憑くのは狐か、女か、それとも桜か。

それは、一夜の夢で観た長い年間のような、不思議な時間だった。

もっとも迷惑な客死

もっとも迷惑な客死

上野くん、電話です

スタジオ空洞(東京都)

2015/11/17 (火) ~ 2015/11/23 (月)公演終了

満足度★★★★

スパイ映画みたいな……
某国ホテルで繰り広げられる、レトロなスパイ映画のような印象の舞台。

ストーリーの大半はそのホテルの2つの部屋で進んでいくのだけれど、時間や場所の異なる会話を重ねたり、過去の場面をはさんだりする構成が上野さんらしい気がした。

哀愁を感じさせるベテラン。裏切り者を突き止めるために取引をする男。取引に応じて家族の情報を持ち出す女。脅されて協力している女。美貌の新人諜報員。一見クールな野心家。情報屋。情報屋の恋人。ホテルマン。それぞれある意味典型的な造詣に、ピタリとハマッてみせるキャスト陣も素敵だった。

チケットに記されたホテルの名前と部屋番号と同じようなこだわりが随所に感じられて、舞台をより楽しいものにしていた。

無頼茫々

無頼茫々

風琴工房

ザ・スズナリ(東京都)

2015/09/12 (土) ~ 2015/09/20 (日)公演終了

満足度★★★★★

背筋を伸ばす
大正デモクラシーという言葉に象徴されるような民主主義や自由を求める動きがある一方で、米騒動に対する報道規制など、きな臭くなっていく時代と、そこに生きる人々の思いを描く群像劇。

報道の自由。新聞の使命。そして、受け取る側の責任と権利。報道とは何か、新聞とは何か、という問いかけが何度も繰り返されるけれど、それはある意味、自由や平等という言葉へとつながっていく。

自由も平等も、当たり前にそこにあるものでなく、意識して勝ち取り、あるいは守らなくてはならないものだと。

それを示すように劇中の人々が見せる誠実さや情熱が胸に迫る。

堂海や村嶋らが、抑圧に対して彼ららしい戦い方を見せようとする場面では、思わず目頭が熱くなった。

周囲一面に新聞を張り巡らせた美術。そこにかけられた、劇中でキーとなる言葉の書かれたいくつかの札。物語の最後に、秋川が「大正デモクラシー」という札を、客席に向けて掛け直す。

昨今の状況をも思い起こさせる骨太なテーマ性と観る者の目を惹きつけるエンターテイメント性を兼ね備えた完成度の高い舞台だった。

登場する人々の、それぞれのなすべきことに向き合おうとする真摯さに、今の自分を省みて思わず背筋を伸ばした。

penalty killing【18日14時追加公演決定!!】

penalty killing【18日14時追加公演決定!!】

風琴工房

ザ・スズナリ(東京都)

2015/02/12 (木) ~ 2015/02/18 (水)公演終了

満足度★★★★★

劇場の中のアイスアリーナ
ザ・スズナリにアイスアリーナを再現した風琴工房の『penalty killing』は、日光市に実在するアイスホッケーチームをモデルに、男たちの熱い戦いを描いた舞台だった。

チームの中心選手の引退試合を軸に、シーズン前からその試合にかけてのさまざまな出来事を通して選手たちのそれぞれの個性を浮かび上がらせる。

それぞれの想いが、リンクの上でぶつかり合う試合の場面は圧巻で、敵チームも含めた選手全員が、惚れてしまいそうなくらいカッコよかった。

毎日のように通っている観客もいて、その気持ちが痛いほどわかる。
できれば自分ももう一度観に行きたかった。実際のスポーツのように、今日と明日で試合の結果が違ったりはしないけれど、リンクの上で生きる選手の息遣いは間違いなく毎回新鮮に感じられたはずだ。

ワンピース

ワンピース

松竹

新橋演舞場(東京都)

2015/10/07 (水) ~ 2015/11/25 (水)公演終了

満足度★★★★★

期待を上回る楽しさ
アニメは少し見たことがあるが、熱心な原作ファンとはいえない。
歌舞伎だってそれほどちょくちょく観る訳じゃない。へぇ、『ONE PIECE』を歌舞伎でやるんだ、と思ったときはだからまあほとんど他人事だった。

観に行きたい!と思ったのは、脚本と演出に横内謙介氏が参加すると知ったからだ。横内さんが料理するんなら、その組み合わせは面白いものになるに違いない。異質なものをきちんと面白く化学変化させてくれる、と思えるだけの信頼感がある。

その期待を裏切らない、充実したエンターテイメントであり、同時にいい舞台を観た、と感じられた。

ネタバレBOX

二幕の滝のように流れ落ちてくる大量の水を浴びながらの立ち回りでは、キャスト陣が楽しそうに(?)客席に届くくらいに水を跳ね飛ばしてくる。(前方の席には、あらかじめビニールシートが配られていた)

水だけでなく、炎や紙吹雪、宙乗りや早変わり、映像やフライングなどさまざまな仕掛け。殺陣・踊り・ダンス・アクロバットなど見応えのある芸。見得や六方、ツケなども印象的に使われており、
そういう歌舞伎らしさと、歌舞伎らしくなさとが同居する舞台となっていた。

波に乗って頭上を横切るルフィに思いきり手を振り、
通路で踊る人々とハイタッチする。その空間にいるたくさんの人々が、心から楽しいと感じていたはずだ。

しかし、そういう芸や仕掛けを見せるだけでなく、
芝居としての、いや、物語としての面白さをもはずさない。

血のつながらない兄を助けようとする主人公の前向きな一途さ。
同じ目的を持つ者やそれを手助けする者。

人が何を大切に思うのか。何のために生きるのか。
そういうシンプルな問いに対する答え。

生身の人間が目の前で息づいている、そういう実感。

ストーリーや登場人物の魅力。印象的な台詞。

これが歌舞伎かどうか、あるいはワンピースらしいかどうか、そういうこと以上に、ああ、これは演劇なのだと感じられたことが個人的には印象的だった。
土砂降りぶりっこ

土砂降りぶりっこ

ピヨピヨレボリューション

【閉館】SPACE 雑遊(東京都)

2015/04/14 (火) ~ 2015/04/19 (日)公演終了

満足度★★★

遊び心たっぷり
シンプルなファンタジー風の物語を、クォリティの高い歌や生演奏、ダンスなどで綴っていく。
多彩なキャストの方々の熱演や遊び心たっぷりのアフターイベントなど、様々な角度で楽しめる公演だった。

銀のロバ

銀のロバ

オペラシアターこんにゃく座

大平文化会館(栃木県)

2015/10/10 (土) ~ 2015/10/10 (土)公演終了

満足度★★★★★

物語は旅をする
劇中で歌われていた「物語は旅をする」というフレーズが、観終わって帰る道すがら何度も脳裏に浮かんだ。うわぁ、これはたぶん観ているとき以上に、あとからじんわりくるタイプの作品だ、とそのときになって気づいた。

森の中で幼い姉妹が出会ったのは、眼の見えなくなった脱走兵だった。彼の語るロバの物語は、ひとの優しさと温かさを思い出させる。それを聴くキラキラした少女たちのまっすぐなまなざしがいつまでも胸に残った。

観終わったあと、彼らの想いに共鳴することで自分まで少しだけ浄化されたような気がした。

『いとしの儚-100DaysLove-』

『いとしの儚-100DaysLove-』

劇団扉座

厚木市文化会館・小ホール(神奈川県)

2015/11/21 (土) ~ 2015/11/22 (日)公演終了

満足度★★★★

ホームタウンで
座・高円寺での公演を観たのだけれど、何とかもう一度観たくなって厚木公演にも足を伸ばした。

鬼の語る、哀しい恋と夢の物語。人の夢とはそれほどに儚いものか。あるいは、儚いからこそ美しいのか。そんな感傷的な問いが、観終わってから何度もよみがえってきた。

そして、そういう鬼の語る物語を息を呑むように集中して見つめていた人々。

厚木は、扉座とゆかりの深い街だ。そのことが人々の集中力をより高めているように感じられた。

劇団と街の幸せな関係が、物語をいっそう美しく見せてくれたのかもしれない。

『いとしの儚-100DaysLove-』

『いとしの儚-100DaysLove-』

劇団扉座

座・高円寺1(東京都)

2015/10/29 (木) ~ 2015/11/08 (日)公演終了

満足度★★★★

せつない恋の物語
三途の川の渡しを待つ亡者に向かって鬼が語った、ひとりの孤独な男と無垢な女のせつない恋の物語。

孤独な男が無垢なモノに惹かれていくストーリーは、ある種の類型ではあろう。けれどその描き方は生き生きとしていて、多彩な登場人物たちが織り成す物語の豊かさに惹かれてしまう。

また、今回も和モノの要素を取り入れていることで、御伽噺的な物語の世界観を補完しているように感じられた。ステージ中央の少し高さのある舞台と背後に描かれた松が能舞台を想起させる。両脇に置かれた多くの鳴り物を、役者たちが入れ替わり立ち替わり演奏していく様子なども見どころとなった。


「検察官」

「検察官」

劇団東演

紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA(東京都)

2015/02/21 (土) ~ 2015/03/01 (日)公演終了

満足度★★★★

華やかさと皮肉と
見栄も打算も愚かさも多情も含めた「人間」らしさを、色鮮やかで動きのある華やかな舞台として見せた。盛りだくさんで3時間近い舞台だけれど、少しも長さを感じなかった。

ロシア人俳優と日本人がそれぞれの国の言葉で台詞を言ったり、独特の群舞めいた動きの多い演出は、ベリャコーヴィッチ氏らしく観ていて面白いが、演じる方々は大変だろう、などと思ったりもする。

一度観ただけでは咀嚼しきれないほど、いろんな意味でボリュームのある舞台。いずれまた、拝見する機会があるといいと思う。

明治の柩

明治の柩

劇団東演

紀伊國屋ホール(東京都)

2015/11/27 (金) ~ 2015/12/04 (金)公演終了

満足度★★★★

激動の時代を描く
観る前に漠然とイメージしていたのは、公害と闘った政治家の生涯を描く偉人伝的なものだったが、実際に観てみるとそういう作品ではなかった。

江戸の封建社会からご一新を経て立憲君主制へ。そうやって始まった明治という時代に、誇りを持っていた主人公。

長い長い鎖国が終わり、時代は音を立てて動いている。凄まじい勢いで海外から流れ込んでいく宗教や思想。まだ日本に根付いていないそれらを受け入れる者・退ける者。いや、それ以前に民主主義でさえまだ限定的なものでしかない。

そういう激動の時代の中であがきのたうつ人々。この舞台で描かれていたのは、そういう光景だった。

ここで描かれているさまざまな葛藤を、単に過去のものとはできない。そういう切実さを感じさせる舞台だった。明治から遠く離れても、なお私たちは寄るべき指針を求め続けているのかもしれない。

廃墟

廃墟

劇団東演

文化アトリエ(東京都)

2015/05/29 (金) ~ 2015/06/01 (月)公演終了

満足度★★★★★

骨太な芝居
観念的な長台詞の応酬が続くのに、なんでこんなに面白いんだろう。それが最初の印象だった。

キャスト陣の熱演に圧倒されると同時に、骨太な脚本を生き生きとよみがえらせる演出が戦後の混乱に生きる人々の姿を明確に立ち上げていたように感じられた。

15 Minutes Made Volume12

15 Minutes Made Volume12

Mrs.fictions

インディペンデントシアターOji(東京都)

2015/07/08 (水) ~ 2015/07/14 (火)公演終了

満足度★★★★★

濃密で贅沢な約2時間
15分なんて、ぼんやりしてたらあっという間に過ぎてしまうだろう。そんな短い時間の中で上演された6つの作品は、いずれも、それぞれの世界、それぞれの物語をきっちり立ち上げて見せてくれた。そういう濃密で贅沢な約2時間。

トップを飾った『ミセスフイクションズの祭りの準備』は、これまで拝見してきたMrs.fictionsとは違う手触りもありつつ、でもいかにも彼ららしい、と思える作品だった。

15 Minutes Made Volume13

15 Minutes Made Volume13

Mrs.fictions

インディペンデントシアターOji(東京都)

2015/08/19 (水) ~ 2015/08/25 (火)公演終了

満足度★★★★★

祭りのあと
7月のVolume12から続く2ヶ月連続のショーケースイベント。

15分の短編を6本、よくもこんなにいろんな舞台があるものだと思うような個性豊かな創り手を集めた見応えのあるラインナップと、今回トリを務めて2ヶ月続きのイベントを締めくくったMrs.fictionsの作品の完成度が印象に残った。

APOFES 2015

APOFES 2015

APOCシアター

APOCシアター(東京都)

2015/01/16 (金) ~ 2015/02/01 (日)公演終了

満足度★★★★

大森茉莉子さん渾身の一人芝居『肥後系 雪燈篭』
物語の終わりに、語り手がいったい誰だったのかわかったとき、奇妙な恋が確かな実を結んでいたことを知り、そして、その命を育むことが奄龍の恋の成就だったのだろう、と感じられた。

南国に降る雪。雪模様の燈篭。雪輪柄の着物。毎回のことだけれど、アヤメの品種からとられたタイトルを、どうしてこれほど活かすことができるのか、不思議に想ったりする。

加えて、言葉ひとつひとつのチョイスの確かさと、積み上げていくディティールの説得力。眼で味わい、耳で楽しみ、鮮やかなイメージが、余韻を残す舞台。

渾身の一人芝居と見事な生演奏にがっつりのめり込む約1時間。演じ手に合わせた脚本や演出も堪能した。

《満員御礼》雑種 晴姿

《満員御礼》雑種 晴姿

あやめ十八番

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2015/07/22 (水) ~ 2015/07/26 (日)公演終了

満足度★★★★

物語を紡いで……
番外公演と銘打たれた今回の舞台は、老舗のお団子屋さん家族を中心とした15の短編が全体でひとつの物語を形づくる連作短編。

いくつものエピソードがひとつひとつ結末を持ちながら、冒頭からラストに向かって繋がる「晴れ姿」の物語を描き出す、繊細なレース編みのような、いや、やわらかな団子を丁寧に餡でくるむような、そういう優しい手仕事にも似た物語。

ひとつひとつの言葉や場面も、演じている役者さんたちの表情も、そしてあやめ十八番名物の生演奏と生歌によるカントリーの響きも、神棚を模した美術も、思い返すと愛しく感じられる、そういう舞台だった。

長井古種 日月

長井古種 日月

あやめ十八番

d-倉庫(東京都)

2015/04/09 (木) ~ 2015/04/14 (火)公演終了

満足度★★★★★

物語の豊穣
多重構造の物語の中で描かれた、何を信じるか、という問い。

詩的な言葉の響きや、生演奏・生歌、ダンスなどの豪華さを堪能すると同時に、豊饒な物語とキャスト陣の魅力に溺れる110分。

これまでとは作風が変わった、という感想と、いや、やはりあやめ十八番らしい、という思いが共存する公演となった。

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