絹の靴下 Silk Stockings
梅田芸術劇場
青山劇場(東京都)
2010/05/16 (日) ~ 2010/05/30 (日)公演終了
満足度★★★★★
こんな楽しいミュージカルは初めてでした!
これぞミュージカルの王道といったダンスがたっぷりの作品です。ソビエトの共産党員鉄の女ニノチカ(湖月わたるさん)の人を愛する女への変化、そして鉄の女ニノチカを変化させるのはアメリカ人敏腕エージェントスティーブ(今村ねずみさん) 、そして二人を登場人物がまた楽しくて愛すべき人たちで・・・。初日を観て、その結果、いつのまにか観劇回数があれよあれよと増えてしまいました。
東京公演は終わりましたが、ドラマシティでの大阪公演をぜひご覧になってください。
楽しいですよ~!!
地球に落ちてきた男
メジャーリーグ
赤坂RED/THEATER(東京都)
2009/03/05 (木) ~ 2009/03/15 (日)公演終了
満足度★★★★
より細やかな表現に
初演に比べ、舘形比呂一さんの表現がより繊細であった。無垢であどけない表情・仕草から社会に適応し、そしてかえっていくところまで、見事にカスパーの内面が表現されていたと思う。保村さんとの意気もよく合っていた。
万有引力のマッチと暗闇でのプレイを久々に体験し懐かしかったが、若干迫力と怖さに欠けた。が、会場の規模が小さいのでしかたがないかも。
雷電甲子園
雷電
シアターサンモール(東京都)
2008/03/05 (水) ~ 2008/03/09 (日)公演終了
満足度★★★★
これはこれで好き
ザッピングシステム・・・同じ時間を3つの場面で演じるわけですが、その3つの場面をつなぐもの=人の出入りがちゃんと見えたので、前回よりもわかりやすく感じました。箱も大きくなりましたしね。
ただ、とにかく出演者が多くて、楽屋割りはいったいどうなっているんだろう?と余計な心配までしてしまいました。
3つの場を3人の演出家がそれぞれ受け持っているのですが、違和感なく観進めることができ、ドタバタ感はありますがそれはそれで楽しく観ることができました。
WILDe BEAUTY
博品館劇場
博品館劇場(東京都)
2008/03/12 (水) ~ 2008/03/23 (日)公演終了
満足度★★★
すっきりしない・・・
オスカー・ワイルドの生涯をミュージカルにすること自体が無理なのではないでしょうか?主人公に共感できないまま終わってしまいました。
出演者が次々といろいろな人物を演じていくという演出は凝っていましたし面白いとは思いましたが、変化の早さについていけない人もいるかもしれません。演者さんたちはよくやっていましたが、3時間(休憩含む)の中に納めるには盛りだくさん過ぎて、内容をもっとどこかにスポットを当ててドラマチックに仕上げた方がわかりやすかったかもと思いました。オスカーの生涯がただの羅列に終わってしまった感があります。トイレで難しくて1回じゃわからないと話している浦井君ファンがいました。私も同感ですが、かなり重たいのでもう1階観る元気はちょっと・・・。