サンサーンスの観てきた!クチコミ一覧

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めんどくさい人

めんどくさい人

CENTER LINE

荻窪メガバックスシアター(東京都)

2008/05/22 (木) ~ 2008/05/25 (日)公演終了

満足度★★

なるほど
どうなんだろうなーというのが正直な感想。まず客席が暑い。という点でマイナスのテンションからの観劇開始となったが、最後まで脚本と私のキモチがマッチしそうでマッチしなかったもどかしさがそこにあった。役者は全体的に悪くなかったしところどころ素敵だったりしたし。だが作品と恋に落ちる事ができなかった。早稲田とかのチープな演劇サークルのアトリエ作品を見たようなけだるさ。そういうのも無しじゃーないとは思うけど、それをこのキャストでやらんでも…という感想。脚本ってほんと大事なんだなー。

THE SNAKE

THE SNAKE

SHIMAISLAND

ウエストエンドスタジオ(東京都)

2008/04/25 (金) ~ 2008/04/29 (火)公演終了

満足度★★★★★

春の心地よい曇り空
チケプレで観劇しました。シルエットや外枠、その筋道がしっかりしている。ミステリーなんて結末が見えている事こそがセオリーだとミステリー好きの私は思いますが、それをちゃんと踏襲しておられたように感じます。作品としては全体を通してやんわりと明るい曇り空なようなお芝居。どの出演者も他の作品ではみなカンカン照りな芝居でばかりでしたので、この感覚が私はとても新鮮で気持ちがよかったです。私はこのストーリーがたまらなく切なくて好きです。賛否が分かれているようですが、それはこの作品が持つアンブレイカブルな仕組みがそうさせているのだと思います。気持ちよくさせようとすればいくらでも気持ちよくなるはずですから。配役がカンカン照りなだけに、悪く言えば物足りない。雲ひとつ無い晴れが好きな人はこのお芝居は物足りないのかもしれません。私はこれを今回のキャストでなく、曇り空の配役(?)で見てみたいとさえ思いました(笑)ともあれ最終日、もう一度観劇します!

ネタバレBOX

ザンヨウコさんのネタシーンからドキリとさせる演出が秀逸に感じました。少年役の方も二役がとても魅力的で作品通して女優が美しい作りになっていました。とってもメロメロです。
誘惑する爪痕

誘惑する爪痕

ヒンドゥー五千回

サンモールスタジオ(東京都)

2008/03/19 (水) ~ 2008/03/25 (火)公演終了

満足度★★★

建築家の腹 よかったけど
設定はどこかで見た感じでしたが、前回の渋柿よりは俄然面白くて驚くくらい。役者の技量のバランスも上手いこととれていた気がします。でも正直2バージョン見る気には到底なれなかったです。それだけの時間を割いて得られるものがチケット代を上回るようには思えませんでした。あくまで想像ですけど。小劇場って(たぶん)役者がお客さんを呼ぶのが基本的なスタイルなわけで、ひいき役者見たさに予定を合わせようとするものですけど、2バージョンやるにはややステージ数が少ないようにも思えました。劇場に行くのって結構大変ですよね。そういった意味では(システム自体が)こちら側に不親切だなと思わなくも無いです。だけどまぁ、お芝居なんて結果足を運べた人だけ楽しめればいいわけですからね。そういった意味では観る前からの葛藤も含めて、巡り会えてよかったなと思える作品でした。「演劇」にはそんな力もあるよなと再確認しました。ひとつしか見れなかった(見たくなかった)私も料金分の興奮は買えたと思います。

斑点シャドー

斑点シャドー

JACROW

OFF OFFシアター(東京都)

2008/03/12 (水) ~ 2008/03/19 (水)公演終了

満足度★★

よくなかった
現代口語演劇的な要素を取り入れている感じは見受けられましたが、肝心なリズムや会話としての整合性に欠けていました。本のせいだと思いますけれど、役の誰のドラマも立ち上がってこず、これのどこがサスペンスなのか、ちっとも分かりません。せめて後説くらいサックリ終わってくれればいいのに、またダラダラと…。照明や美術や音響には「お」と思う事もありましたが、本がちゃんちゃら可笑しくて。ご自身がセミナーを持ってる場合じゃないと思います。

江波戸さんちのにぎやかなひなまつり

江波戸さんちのにぎやかなひなまつり

危婦人

ザ・ポケット(東京都)

2008/02/27 (水) ~ 2008/03/02 (日)公演終了

満足度★★

女演劇とはかくあるものか
和みムードが、ポケットの奥の客席まで届いていませんでした。せいぜい真ん中くらいまで?大小細かいギャグが不発に終わる場面もチラホラ。女性ばかりの芝居だとパワーに限界があるのでしょうか。単に客席奥までセリフを飛ばせてなかった気もします。皆さん実力を備えている様子は分かりましたが、アブラギッシュな芝居でもなし、小屋が作品に合っていなかったように感じました。加藤さんと森さんは場面場面での、共演者や客席との距離感が絶妙だったと思います。素晴らしかったです。

お前がダメな理由

お前がダメな理由

箱庭円舞曲

サンモールスタジオ(東京都)

2008/02/27 (水) ~ 2008/03/03 (月)公演終了

満足度★★★

初日の固さもあったけど
初日ならではの静かな興奮もあった出演者たち。二日目以降をどう仕上げていくのでしょうか。もう見にいけないけど。ちょっとでも気を抜くと眠い芝居になりがちなので、気を張ってやり遂げてほしいですねー。

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