ひべるにあの観てきた!クチコミ一覧

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あしたはどっちだ

あしたはどっちだ

渡辺源四郎商店

ザ・スズナリ(東京都)

2011/05/04 (水) ~ 2011/05/08 (日)公演終了

満足度★★★★

目を背けてはいけないのだが...
『どんとゆけ』の初演に比べても、ずっしりと重く、なべげんらしい笑えるシーンがあまりなかった。

目を背けてはいけない、真摯に向き合えと思っても、正直辛い、痛い、怖い。

日頃敢えて見ないようにしている人の心の暗部を曝されているようで、いたたまれない気持ちにさえなる。

見なければよかったと思う人もいるかも知れない。しかしおそらくこのインパクトは単なるこけおどしのインパクトではなく、各自がどこかで受け入れ折り合いをつけなければならないことへの問題提起だろう。

谷山浩子 Presents うさぎと猫の芝居小屋 Vol.1 第1話『不思議なアリス』/第2話『真夜中の太陽』

谷山浩子 Presents うさぎと猫の芝居小屋 Vol.1 第1話『不思議なアリス』/第2話『真夜中の太陽』

うさぎと猫の芝居小屋

こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ(東京都)

2010/05/19 (水) ~ 2010/05/22 (土)公演終了

満足度★★★★

女の子がいっぱい
女優さんたちの変わりっぷり、見事です。同じキャストと言われても、にわかには信じられない、全然毛色の違う2本。あ、しゃれのつもりはなかったのに自分で気付いてしまいました。そのまんまですね。

ラフカット2009で一度観ていた『真夜中の太陽』ですが、またしてもウルッと。やられました。

ネタバレBOX

数学苦手とおっしゃりつつ、YouTubeからあんな摩訶不思議な命題と証明をみつけたという、作家の工藤さんの終演後の裏話も楽しかったです。
ヤナギダアキラ最期の日

ヤナギダアキラ最期の日

渡辺源四郎商店

ザ・スズナリ(東京都)

2010/05/02 (日) ~ 2010/05/05 (水)公演終了

満足度★★★★

シモキタで下北弁
毎回重い題材を扱いながら、随所に笑いをまぶして楽しませてくれるなべげん。宮越さんが演じることで、観客は一層リアリティーを感じてしまう。なんて切ないLOVEなんだろ。

ラフカット2009

ラフカット2009

プラチナ・ペーパーズ

こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ(東京都)

2009/11/04 (水) ~ 2009/11/08 (日)公演終了

満足度★★★★

時間の密度
ラフカット、初めて観ました。30分のお芝居って、どれほどのことができるんだろうと、ちょっと斜に構えてましたが、トータル2時間強、かなり濃密な時間が過ぎていきました。質の高い短編集やアンソロジーを読む喜びにも似た感覚。

演劇は何となく敷居が高いと感じる人には、こういう鑑賞の機会は貴重ですね。

「真夜中の太陽」の合唱が心に沁みました。可能なら、エピソードを膨らませた長いバージョンも見てみたいものです。

今日もいい天気

今日もいい天気

渡辺源四郎商店

こまばアゴラ劇場(東京都)

2009/11/05 (木) ~ 2009/11/08 (日)公演終了

満足度★★★★★

空腹時の鑑賞注意
ここしばらく重いテーマが続いていたので、ちょっと拍子抜けするくらいにふんわりしてました。このまま終わってしまうの?え、いいの?? そう、よかったんです。セットがまたいいです。食べ物の匂いも芝居の一部、あまりお腹空いた状態では見ない方がよろしかいかと...ぐーぐー鳴りそうです。開演時間より早めに席に着くこともお奨めします。あ、もう明日が千秋楽だった。もう一度みたい。

3月27日のミニラ

3月27日のミニラ

渡辺源四郎商店

ザ・スズナリ(東京都)

2009/05/02 (土) ~ 2009/05/06 (水)公演終了

満足度★★★

子どもの日に見たのは単なる偶然
結構しっかり勝手に誤解してました。いろんな意味でやられたー!と感じながらも、どこかしっくりこないこのもどかしさ。逃げ場のある先生たちはまだいいけど、ミニラは...

ネタバレBOX

ミニラは何かの比喩でもなくホントにミニラだったんですね。。。海から何かがやって来ると感じさせる伏線や効果音、よかったと思います。
どんとゆけ

どんとゆけ

渡辺源四郎商店

アトリエ・グリーンパーク(青森県)

2008/09/28 (日) ~ 2008/10/05 (日)公演終了

満足度★★★★★

どんときました
軽々しく何かを語るには、あまりに素材がデリケートで重い。

しかしありそうでなさそな・なさそうでありそうななべげんワールドにおいては、丹念に埋められた言葉の地雷が次々爆発する様に、ついついこちらも笑いの発火ボタンが押され、泣きのスイッチが入ってしまう。

決して後味がいいわけじゃないし、身の置き所がないようないたたまれなさを覚えつつ、心の奥にどーんと何かを突きつけられた感じです。

とにかく観てください。

ショウジさんの息子

ショウジさんの息子

渡辺源四郎商店

アトリエ春風舎(東京都)

2008/05/22 (木) ~ 2008/05/25 (日)公演終了

満足度★★★★★

満たされる喜び
いいお芝居を見せてもらった満足感に浸っています。

あの歌がもう頭から離れません。ほんとに、どうしてくれるんですか!
血縁を超越した父と息子の関係の切なさに、『小泊の...』の父子の姿も思い起こされ、この深い余韻は、しばらく尾を引きそうです。

次もまた観たい、と思わせる作家・劇団です。

ネタバレBOX

宮越さんのナチュラルな存在感にまたしてもやられました。

老いた者の悲しみと思わせながら、終盤でひっくり返るお互いの立場に、悲劇性が一層高まる。うまいなぁと思いました。最後堰を切ったように寿司を食べ続ける佐々木さんの姿も、鬼気迫るものがありました。あれだけの複雑に交錯する感情を、「食べる」という行為に昇華させた演出と演技、見事でした。

それにしても、じょんじょん&じゅんじゅんの「ナナジュウクでもサンジュ、傘寿」の歌が、勝手に頭の中でリピート再生状態です。

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