Leoが投票した舞台芸術アワード!

2022年度 1-5位と総評
ムサ×コジ〜アルティメット─武蔵×小次郎〜究極!─

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ムサ×コジ〜アルティメット─武蔵×小次郎〜究極!─

X-QUEST

実演鑑賞

X-QUESTは現場で観るのが一番楽しい!粗暴で優雅でやんちゃでインテリな武蔵がスマートで理屈屋でやっぱり戦うのが好きな小次郎と描く戦いの螺旋の物語。長身の武蔵と歌い踊り語るキャストが3面舞台を縦横無尽に駆け回る様を目の前で観られて最高でした。ダンサブルなアレンジの音楽と照明が素敵、サントラが欲しい

荒人神 -Arabitokami-

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荒人神 -Arabitokami-

壱劇屋

実演鑑賞

五彩の神楽の最後に相応しい壱劇屋東京支部リーダーが主演で送る美しいだけじゃない人間への圧倒的人間讃歌!劇中で繰り出される殺陣の手が主人公・荒にとってどういう意味を感情を持つかの表現が豊かで、言葉なしでここまでできるのかと驚嘆しました。さらに今までの五彩の神楽を観てくるとその意味がより深く刺さる。5ヶ月連続という狂気の沙汰ともいえる圧倒的熱量、目撃できて一生の宝物になりました。

ダンスピアの消失

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ダンスピアの消失

ENG

実演鑑賞

プロデューサーでキャストの松本稽古さんのダンスとお芝居が大好きな気持ちが溢れる素敵なお芝居でした。ポップでストレートなダンス勝負というメインストーリーに寄り添った抑圧された者たちへの応援が繊細に表現されてて元気をもらえるストーリーでした。表に出ることを許されなかった女性たちのリアクションが全員身につまされるところがあり好きにならざるを得ない。特にエリザベス・マリーさん演じるシュリの夫への思いと後ろめたく思いながらも消せないダンスへの情熱、そんなシュリを守っているつもりで何も理解していなかった高田淳さん演じるマリオットの心情の変化のお芝居がとても大好きでした

戰御史 -Ikusaonshi-

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戰御史 -Ikusaonshi-

壱劇屋

実演鑑賞

お前が俺で俺がお前であいつも俺。謎が残りざらついた後味なのになぜか爽快感もある世にも奇妙な殺陣芝居!五彩の神楽の中でも殺陣の質量がトップなので誰が演じるかが如実に出るこの作品、劇団同期一時期シェアハウスまでしてたニコイチが主演二人の表裏一体、圧巻でした

【cocktail:Gypsy】-カクテル:ジプシー-

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【cocktail:Gypsy】-カクテル:ジプシー-

竹内尚文プロデュース

実演鑑賞

本物のバーで繰り広げられる、カクテルにまつわるミステリー。近い距離で役者さんの繊細なお芝居も迫真の演技もバーに偶然居合わせた目撃者になったような気持ちでまさに体験できました

総評

2022年に観た作品はなぜか観る人を、観る人の感性を肯定する作品が多くたくさん元気をもらいました。難しい状況が続きますが演劇がこれからも盛り上がっていきますように

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