夢酒案内人の観てきた!クチコミ一覧

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死立探偵

死立探偵

劇団ジャブジャブサーキット

七ツ寺共同スタジオ(愛知県)

2008/10/22 (水) ~ 2008/10/26 (日)公演終了

満足度★★★★

BGMは
Jazz、Jazz、Jazz…

もちろん
暗転の際もJazz

いいねぇ
それだけで落ち着きます

内容は
かなり早い段階から
…だろうなぁ
と思ってたとおりの結末

ミステリー物にありがちな展開かな

でも
それぞれの役者がいい味出していて
最後まで飽きることなく楽しめました^ω^

Little Eyolf

Little Eyolf

shelf

七ツ寺共同スタジオ(愛知県)

2008/10/09 (木) ~ 2008/10/13 (月)公演終了

満足度★★★★

不思議な時間
シンプルな照明以外なにもない舞台上に
不思議な時間を垣間見ました

何だろう

喜怒哀楽
人間の本性全てが
1時間足らずの舞台に表現されているような…

こういう衝撃の受け方に
自分自身が驚いています


ただ
あそこで脱ぐ必要はあったのかな…と

確かに綺麗な胸ではありましたが(*・ ・*)

そうしなくても
役者の表情と台詞だけで
リータの心情を十分感じ取れていたのでは?

シンプルな演出に好感を持てた中
あのシーンだけが妙に浮いていた気がします


とはいえ“shelf”
次も観たくなりました

これからも期待してます

新装 四谷怪談

新装 四谷怪談

第七劇場

七ツ寺共同スタジオ(愛知県)

2008/09/27 (土) ~ 2008/09/28 (日)公演終了

満足度★★★

ボクの勉強不足でした
四谷怪談ってこんな話だっけ?
と戸惑う自分に反省…

一口に「四谷怪談」と言っても
いくつかのバリエーションがあるんですね

勉強になりました
 

ネタバレBOX

80分余りの限られた上演時間で
上手くまとまっていたと思います

ただ
パンフレットの

“あの名作が、艶やかで美しい
 劇空間とダンスで生まれ変わる”

という文句から想像していたものとは
大きくかけ離れていました

驚くような演出を期待していたのですが
淡々と…といった感じでしょうか

ボクの場合
もう一度この公演を観るとなると
少々辛い思いをすることになりそうです

どうやら縁がなかった…かな

THE WINDS OF GOD~零のかなたへ~

THE WINDS OF GOD~零のかなたへ~

エグゼ

名鉄ホール(愛知県)

2008/09/14 (日) ~ 2008/09/14 (日)公演終了

満足度★★★★★

生と死
神風特攻隊という
ある意味、最も【死】に近い処で
若者たちは何を想い、感じて
“今日”を生きていたのか

ネタバレBOX


死ぬための【死】ではなく
平和を願い
未来のために、生きるために
特攻隊の任務を全うすることを選んだ若者たち


【死】と【生】は表裏一体であり
また、ずっと繋がっているものなんでしょうね


今、僕らがこの時代に生を受けることができたのも
それを繋げようと
命を懸けてあの時代を駆け抜けた諸先輩方のお陰です

だからこそ
命を粗末にしちゃダメだよね

彼らの死を無駄にしちゃいけないんだよね

ずっとずっと繋げていかなきゃいけないんだもん


昨今、おかしな事件、理不尽な出来事が蔓延しています
時代もキナ臭い方向に向かい始めています

何のために生まれたのか
どうやって死を迎えれば良いのか

今一度、じっくり見つめ直す機会を与えてもらえたような
そんな気がしてなりません



何故、この舞台が20年もの間
ほとんど内容を変えないまま続いているのか

何故、海外でも高い評価を得ているのか

今日、生で観て感じて
その答えがわかったような気がします



アドリブの応酬
腹を抱えて笑っちゃいました

さすがプロですね



以上、大満足でした
鬼鬼- MONONOKE -

鬼鬼- MONONOKE -

株式会社アルク

愛知県芸術劇場 小ホール(愛知県)

2008/09/05 (金) ~ 2008/09/07 (日)公演終了

満足度★★★★

面白かった
現代の鬼の正体…

“なるほど”と思わせる
面白い展開でした

ネタバレBOX

わらべうたに秘められた意味

ある意味
世離れした掲示板という特異な世界


”現代社会の落とし穴”のヒントが
隠されているのかもしれませんね


ところどころ乱れるダンス
場面によってくどいかなとも感じるセリフ
ちょっぴり長い気がする上演時間

それらを差し引いても
充分に楽しめました^ω^
携帯魔神サンボン

携帯魔神サンボン

劇団あとの祭り ~あふたぁぴーひゃらら~

御浪町ホール(岐阜県)

2008/07/25 (金) ~ 2008/07/27 (日)公演終了

満足度★★★

これはコメディー…なんでしょか?
いや
きっとそうなんでしょう

でも
次々と先が読めてしまうため
正直、笑うに笑えない

いつかどこかで観たことあるような
そんなパターンの繋ぎ合わせみたいな気がします

誰にでもわかり易いと言えばそうかもしれませんが
その劇団の特徴が見えないってのは残念かな


全体的に声出てないような
いや
出てないって表現は違いますね

がなってるだけで通ってない…かな

あの劇場だから聞き取れたけれど
ひと回り大きな箱だったら厳しいでしょう


柱の神の関西弁(もしくは広島弁?)

本なのか演出なのか
はたまた役者の判断なのか

何故にその言葉を選ぶ必要があったんでしょう

しかも
文字として読めばその方言なんでしょうが
イントネーションが全く…

他の役者が岐阜弁を使ってたんだから
柱もそれと同じでいいんじゃないかな


そうそう
回り舞台には驚いた!

よくぞ造りましたね
あんな大掛かりな装置

幾らかかったのか
そっちが心配になっちゃいました(; ̄▽ ̄A


何はともあれ
岐阜で頑張ってる劇団です

年一回の公演とのことなので
次を観れるのは来年ですね

今度こそ
腹が痛くなる程笑わせてください
次も喜劇ならば…

大いに期待してます

頑張れ!あとまつ!!

夢の谷 解放戦線

夢の谷 解放戦線

試験管ベビー

千種文化小劇場(愛知県)

2008/07/19 (土) ~ 2008/07/20 (日)公演終了

満足度★★★★

ボクにとって初見となる試験管ベビー 
何でもありのコメディー集団(?)との噂もあり 
期待に胸膨らませ観に行ってきました  

ネタバレBOX

お客様参加システム? 
 
なるほど… 
 
桜●やっくんより 
遥かに面白い仕込みだった 
 
 
仕込み①~④ 
 
戸惑いながらも恥じらいながらも 
皆、楽しんで参加してたもんねぇ 
 
 
仕込み②の泡だて器 
 
危ねぇ、危ねぇ 
前説の兄ちゃんから
目を逸らしといて正解だった 
  
真後ろに座ってた女の子が役を充てられてた 
 
可哀想に…(^m^ ) 
 
 
 
魔形(まぎょう)の女たちって? 
 
どんなオチかと思ったら 
大きく落ちるフォークでもなく 
目が覚めるような豪速球でもなく… 
 
蝿が止まるくらいの 
へっぽこストレート(*≧m≦*) 
 
ダメだよぉ 
くだらな過ぎて笑っちゃったじゃん 
 
嫌いじゃないよ
こういうバカバカし~いの^ω^
 
 
 
スナ●キンに、ア●ラック… 
 
大きなお世話かもしれないが 
許可取ったのかぁ? 
 
 
ロイヤル●スト、バー●ヤン、デ●ーズ… 
 
もしやロゴまで無断使用ですか?(; ̄ー ̄A 
 
 
 
何はともあれ 
無条件で笑えるのはいいね~ 
 
下ネタだっていいじゃん 
 
リビングでテレビ観てる感覚で 
肩の力抜いて、頭ん中は真っ白で… 
 
楽しけりゃ何でもありでしょ 
 
 
 
ところで… 
 
これって 
コメディーって言うより 
長編【コント】だよね(;´▽`A 
 
パレード旋風が巻き起こる時

パレード旋風が巻き起こる時

劇団あおきりみかん

愛知県芸術劇場 小ホール(愛知県)

2008/07/03 (木) ~ 2008/07/06 (日)公演終了

満足度★★★★

シュールだなぁ
『内向的外向喜劇』って??? 
 
そんな【?】を心の片隅に 
期待に胸膨らませながら観てきました 
 

ネタバレBOX

うん 
嫌いじゃないですよ、こういうシュールな作品 
 
演じる役者も大変でしょうが 
観てる方も息を抜けない緊迫感がいいですね 
 
 
でも、どうでしょう!? 
 
あのテンポに、テーマに
ついていけなかったお客さんも 
少なくなかったんじゃないでしょうか? 
 
ボクの隣に座ってた学生さん 
他のお客とは別世界を観ていような… 
 
いかに観せるか、演じるか
少々難しい本のような気がします
 
 
どちらかと言えば
舞台よりも
テレビや映画向きの作品なのかもしれないですね
 
 
細かいことを言えば…
 
 
ユニゾン&大声&早口でまくしたてる部分
 
完璧に揃ってなきゃ 
全て聞き取るのは無理 
 
 
『ギャル~閉じません の時にも気になった“間” 
 
時に芝居が“停止”しちゃう感覚は何故でしょう? 
 
“静”と“動”は必要不可欠でしょうが 
流れを止めちゃう“間”はいただけません 
 
 
とはいえ 
楽しかったですよ 
 
いいもの観せていただき 
ありがとうございました
 
明日の名古屋最終日 
来週の東京公演 
頑張ってくださ~い 
 
 
其の拾九も期待してますよ~♪ 
「ギャル~閉じません~

「ギャル~閉じません~

劇団あおきりみかん

千種文化小劇場(愛知県)

2008/03/07 (金) ~ 2008/03/09 (日)公演終了

満足度★★★★

人生初の観劇
ギャル(女子高生)も、ただただ能天気なだけじゃなく、いろいろあるんだねぇ
 
開演前から、オクタゴンみたいな8角形の金網に囲まれた舞台の真ん中で、ふてくされてるのか、かったるいのか、ゴロゴロしている女子高生…
 
最初、この金網にどんな意味があるのか「?」だったが、閉じた心だってことなんだろうなぁ
 
勝手気まま、能天気に生きてるのかと思えば、それぞれ抱えてるものがある
 
前に進みたいけど、どうしていいのかわからない
そもそも、何をしたいのかわからない
自分自身が何者なのかもわからない…
 
だからダラダラしてみたり、無茶してみたり
 
大人から見れば、随分と遠回りしているように思えるが、彼女たちはそうやって自分探しをしてるもかもしれないね
 
頑張れ、若造!
 
 
うん、ストーリー自体は面白かった
途中のギャグも笑えたし…
 
ただ、あの“間”はどうなんだろう?
 
台詞間の中途半端な“間”のために、度々、時間の流れが途切れるようにしか思えないんだが、そういう演出なのか、ホントに間が悪いのか?
テレビや映画にどっぷり浸かってる者から言わせると、2テンポ、3テンポ長すぎる気がしてしょうがないんだけど…
 
暗転の処理はそれなりに上手い演出だったのに(2度、3度目は少々くどかったが)、あの妙な“間”のせいで、ぎこちない芝居に見えたのは僕だけか?
 
それと、数回あった煙草に火をつけるシーン
 
あそこで煙草を吸う意味は何だろう?本当に必要あるんだろうか?
これも、同じくわざわざ間延びさせちゃってる気がするなぁ
 
もしかしたら、観劇に慣れてない僕の勉強不足なのかもしれないんで、これ以上突っ込むのは控えさせていただきますが…
 
 
なるほどね
小劇場って、こういうもんなんだ
 
全体的には、楽しめました
手嶋仁美さん、ピンチヒッターだとは思えないくらい良い!
面白かったです、ありがとう!!
 
 
そして、次の『パレード旋風が巻き起こる時』、期待してます

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