もちこが投票した舞台芸術アワード!

2025年度 1-1位と総評
劇場版 ツインルームス

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劇場版 ツインルームス

丸福ボンバーズ

実演鑑賞

よかった、よかった、よかった!客席でボロ泣きしてしまった。
それも一番泣いたのが歌というのが自分でも不思議なのだが、芝居で感情を揺さぶられてからの歌(演奏)だから、そこまで我慢していたものが決壊してしまったのだろう。

いくつかのストーリーがまず断片的に登場して、そしてまた続いて、いくつかはつながっていって・・・と言っても、観ていない人に説明するのは難しいのだが。
そのストーリーの合間にクオリティーの高い演奏と歌が挟まれ、その2つが相まって、あたたかくて、愛おしくて、そしてなんかおかしい、世界が紡がれていく。

観た後はちょっと優しい顔になっている気がする。
師走にはこんな舞台がいい。
と同時に、
やっぱり生の舞台っていいなと、改めて感じさせてもらえる、そんな作品だった。
劇中の大切なアイテムや小道具をスクリーンに映す手法って、これまでにもあっただろうか?
スクリーンを使う芝居はよくあるが、こういった使い方は初めて見た気がする。
これが見る者の印象に非常に強く残るため、物語の理解度が格段に上がる。

ただオープニングの二人がタブレットの台本を持っていた意味がわからない。
朗読劇だったのかと一瞬驚いた。

総評

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