themoneygameの観てきた!クチコミ一覧

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俳優教室は、虹の彼方

俳優教室は、虹の彼方

ハマコクラブキヨコクラブ

高田馬場ラビネスト(東京都)

2018/11/29 (木) ~ 2018/12/02 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2018/11/30 (金) 19:30

価格3,500円

面白かったことを文字に起こそうとしたが、本当にしょうもないことばかりだった。そんなことが、本当に面白かったです。脚本や役者さんの腕と客席の空気で世界がこんなに変わると思うと涙が出てくる。
終演後、次回公演の参加や引退撤回についてコメントを求められた際の飛田康介さんの寂しそうな表情だけが心配です。

いつかそのアレをキメるタイム

いつかそのアレをキメるタイム

シベリア少女鉄道

赤坂RED/THEATER(東京都)

2019/02/06 (水) ~ 2019/02/19 (火)公演終了

満足度★★

鑑賞日2019/02/16 (土) 18:00

価格4,000円

各所で劇団の好評を耳にし、紹介文には「緻密な劇構造を無駄遣いしてくだらない笑いにしか昇華させないふざけた作風」と素敵なことが書いてあり、当日行くと客席はほぼ満席で熱い風を感じました。これは大いに笑って、楽しもうと意気込んで観ていましたが、最後まで、心から楽しめませんでした。
パロディを主体とした内容にもかかわらず、元ネタが分らない人も楽しめ、わかるともっと楽しめるという点に注力されておらず、あのアレ回収のためだけの単体では無味乾燥なやりとりが延々と続き、喜劇を観ているのにひたすら「疎外感」を覚えるのはなぜだろうとずっと考え続けていました。一緒に行った人は途中から寝ていましたが、大きな音が鳴るシーンがあったので起きました。
客席では多くの方が爆笑しており、私も、身を持ち崩す予備校生の演技で、左手で煙草を吸いながら、右手でスロットを打つ仕草がリアルだったなど、部分的には楽しめたところもわりとありましたが、勝手に期待して、独立した世界を構築している演劇作品を劇場に観に行ったつもりが、家で観ればいいような何かの外延的な30分のコント番組みたいな内容だったのがその原因かと思っています。

サンカイ

サンカイ

やみ・あがりシアター

サンモールスタジオ(東京都)

2019/02/27 (水) ~ 2019/03/03 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2019/03/01 (金) 19:30

価格3,000円

劇評が好評なので観に行きました。7階建ての集合住宅の各フロアの人間模様をヘビでつなぐ奇想が良かったです。集合住宅の構造がどのフロアも同じという点をいかして、演劇ならではのギミックが工夫されており、今まさに起きている何かについて、覗きをしているようないい感じの気分になりました。
主催の方が前説後説で、狭い中譲り合ってご着席いただいて申し訳ない的なことを計4回くらい言っていましたが、すし詰め満席の小劇場で密集して観る面白い芝居は何物にも代えられません。良い日に観に来られて有難いという印象なので、実際後半は酸欠気味で少し頭が痛かったですが、謙虚すぎるため2回くらいでいいのではと思いました。

天下吹舞

天下吹舞

10・Quatre

シアターX(東京都)

2018/11/22 (木) ~ 2018/11/25 (日)公演終了

満足度★★★★

普段接する機会がほぼないのですが、刀を鞘に納めるなどの剣舞の動作や、和服を使った日本舞踊の型などの和的な技がとてもきれいで、鮮烈な印象を受けました。盛りだくさんの内容が、ヴァイオリンと津軽三味線の生演奏の迫力と相まって、第一部・第二部の計2時間30分、楽しめました。

キャンプ荼毘

キャンプ荼毘

ひとりぼっちのみんな

STスポット(神奈川県)

2018/11/21 (水) ~ 2018/12/02 (日)公演終了

満足度★★★★

「だ」チームを観劇し、キャストが全員変わったらどうなるのか大変気になったため、「び」チームも観劇しました。
笑ったり、ちょっと泣いたりしながら観ていましたが、過去と現在の役としての女性と、それを演じている役者としての女性たちがあまりに力強すぎて、根源的な恐怖を感じました。その恐ろしい生き物たちが、また別の時には美しいことがとても恐ろしかったです。
それぞれのチームのことを今、思い出そうとすると、まったく別の記憶が蘇るので、両方観た方が何かと良いと思います。

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