ココの観てきた!クチコミ一覧

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いずれおとらぬトトントトン

いずれおとらぬトトントトン

文学座

文学座アトリエ(東京都)

2019/05/09 (木) ~ 2019/05/21 (火)公演終了

満足度★★★★★

真実ってなんだろう、規律ってなんだろう、誰が正しいんだろう、誰がおかしいんだろう、そもそも、正しいやおかしいって誰が決めるんだろう。決めた人は正しいんだろうか。どこの誰から見ても「正しい」と言えることなんてあるんだろうか。
たぶんそんな万能な「正しい」は無くて、それぞれが身の回りにある「正しい」を、時に疑いながら、取捨選択して、自分の「正しい」を見つけたり、作ったりしなきゃいけないんだと思いました。
ずっと笑っていたけど、最後何故か笑いながら泣いてしまいました。

一銭陶貨 ~七億分の一の奇跡~

一銭陶貨 ~七億分の一の奇跡~

文学座

紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA(東京都)

2019/10/18 (金) ~ 2019/10/27 (日)公演終了

満足度★★★★★

お国のために、こだわりも誇りも捨てなければならなかった時代。
そんな状況下で、たとえ結果は同じでも、こだわりや誇りをギリギリのところで手放さないで、意地で踏ん張った人達のお話でした。

全体的に、少女漫画や少年漫画っぽい軽快さがあったように思ったのですが、
その分、心身ともにボロボロになって戦争から帰ってきた長男、和雄の悲惨さがとても際立っていました。

メモリアル

メモリアル

文学座

文学座アトリエ(東京都)

2019/12/03 (火) ~ 2019/12/15 (日)公演終了

満足度★★★★

難しかったです。
普通に喋ったり、方言や棒読みになったり、特定の箇所にアクセントがついたり。
なんというか、全体的に、人物の動きや喋り方に「なぜ?」が多かったように思います。

音楽やダンスの、セッションのような感じ?で、
登場人物同士が、それぞれ言いたい言葉を発しながら、ときどき気まぐれに交流している感じでした。
そういう中で、その役にとっての真実の言葉と、そうでない言葉を、しっかり伝えられる役者さん達は凄いなと思いました。
こういった不思議な世界観の作品を初めて観たので、とても良い経験になりました。

夏の夜の夢

夏の夜の夢

劇団しゃれこうべ

シアター風姿花伝(東京都)

2019/07/12 (金) ~ 2019/07/15 (月)公演終了

満足度★★★★★

知人に薦められ行ってきました。
小劇場は初めてでしたが、会場の空間全部を使っていて、本当に夢か現実かわからなくなるような時間を過ごしました。ラストシーンが特に良かったです。帰り道、世界にまだ片足を突っ込んだような状態のまま、人間ってなんかいいな...と思いながら電車に揺られました。シェイクスピアでそんな風に感じられたのは初めてです。わかりやすく、観客に寄り添っている印象でした。

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