ケイが投票した舞台芸術アワード!

2018年度 1-3位と総評
iaku+小松台東「目頭を押さえた」

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iaku+小松台東「目頭を押さえた」

iaku

初iaku。とは言っても小松台東は見続けているので初という感覚ではなかったけど。
おもしろかった、最高に。演出が松本哲也さんなので小松台東のテイストが満載で、キャラクター、間の取り方、笑わせようとしない自然な笑い、、やっぱり自分好みな芝居だった。
小松台東の舞台よりは起伏があり見応えも十分にあったし、亡くなった父親を葬る長男の「目頭を押さえたー!」のシーンは涙でた。。小松台東ではまず泣けるシーンはなかなか無いな~。
女子高生2人の好演も素晴らしかったし、素直に良かった!

悲しみよ、消えないでくれ

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悲しみよ、消えないでくれ

モダンスイマーズ

初モダンスイマーズ。いやぁー、、いい。好み。これぞ人間劇。心のもやもやを押し殺したりぶちまけたり・・・派手さはないが役者さんたちのリアルすぎる芝居と的を得たセリフで2時間引き込まれ、最後は冷めやらぬ余韻。でんでんさんの最後のセリフ、「行かないで・・・」これ、沁みる。本音だよな。。やっぱりなんだかんだ言っても、1人になるって寂しいことなんだよな。。
すばらしい作品に出合えました。が、気になったのは、結構な割合でお客さんが大笑いしていたのがな・・・クスッと笑える場面は多くあるんだけど、シリアスな場面にまで、人間の弱さを出してる場面にまで大笑いしているお客さんがいたりしてちょっと興ざめした。見る人によってはこの作品はコメディーだったのかな・・・?

イキザマ3

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イキザマ3

RISU PRODUCE

再再演。初演、再演と紅一点の宮本役を演じてきた吉田芽吹に代わり、今回は元AKB48の岩田華怜という女優さん。この役はもう芽吹ちゃんのはまり役で他の役者では考えられないなーと思っていたけど、今回の岩田さん、負けてなかった。体力、気迫ともに見事な演技で「宮本」になりきってた。
今回、箱も大きく客層もいつものリスプロとは若干違っていただろうけど、逆にいつにも増して気合の入ったお芝居していたように思う。
それと今回OBの先輩役でリスプロ常連だった重松さんが出演。さすがの存在感と笑いのセンスで今までになかった橋野先輩を演じてた。今回、重松さんがこの舞台に出たことは大きかったと思う。
この「イキザマ3」、この先も上演し続けて欲しい。いろいろな人に見て欲しい舞台。カーテンコールではスタンディングオベーションも。なかなか素晴らしい舞台でも起きないスタンディングオベーション。
かつて観た「ウインズオブゴット」以来に体感した。感動。

総評

年々観劇が出来なくなってきて、今年は20本も観られなった。月1ペースで吟味して作品を選んでいったけど、たくさん観たい作品が観られなくて残念だった。。
来年は「KAKUTA」「リスプロ」に期待。

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