Naoki007の観てきた!クチコミ一覧

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The leg line

The leg line

仮想定規

中野スタジオあくとれ(東京都)

2022/02/10 (木) ~ 2022/02/13 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

舞台の見切れ線を指す「The leg line」
コロナのおかげでいろんな意味でいたるところにできてる
海外公演に向け「英語字幕つき」(なのかな~笑)でコメディミュージカルを再演と言うか、前半はほぼストレートプレイのコメディ、後半がショー
いきなりスペシャルゲストのニューヨーク在住の世界的パフォーマーである持丸伸孝のダンスに魅せられる
この辺りの場面転換、切り替えが素晴らしい
コメディは青木砂織の渋い演技をはじめ個性豊かなキャストで楽しめた
ほんだまこと、栗木健もしっかりサポート
後半のショーもそれなりに楽しめた
シンプルな舞台セットも巧妙に使われていた

ネタバレBOX

坊さん役の栗木の木魚やいろいろなおもちゃを使っての打楽器演奏も面白かった
ショーに移る際の劇中なのか現実なのか分からない、上手く換気をしながらの時間も楽しかった
アルプススタンドのはしの方

アルプススタンドのはしの方

稲村梓プロデュース

サンモールスタジオ(東京都)

2022/02/09 (水) ~ 2022/02/13 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

良く足並みのそろったキャストの感情表現が上手く、ホンのノリの良さが活きて調子よく進みとても楽しめた

通る夜・2022

通る夜・2022

劇団芝居屋

劇場MOMO(東京都)

2022/02/02 (水) ~ 2022/02/06 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

芝居屋の舞台を観るのは3年振り2回目
シリアスな老境の想いかと思いきや、回想によるベテランの味の昭和ノスタルジーの青春グラフィティ
マイム・マイムのダンスでの舞台転換と最後のカップヌードルと卒業写真集へのスポットライトが印象に残った
柔道部主将のタケシ役の木の下敬志の朴訥とした演技が軽いマサルとの対比もあって良かった

おつかれ山さん

おつかれ山さん

ことのはbox

シアター風姿花伝(東京都)

2022/01/26 (水) ~ 2022/02/01 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

いつもハズレのない「ことのはbox」の活動再開公演は鈴江俊郎の戯曲を上演
久々に両チーム観ることに
いやー、面白いプロットだけど背筋が寒くなる
教育現場は大変だ
「昔はこうじゃなかった、良かった」に頷く
今や学童だってクレームだらけだ
親はなに考えてんだ
家庭を顧みないとこうなる
自分が娘どもに愛想つかされたのもこれだよな
演出はチームごとに少し異なり、両チームのキャストそれぞれいい味出していたが、やはり役によりこっちが向いてるなというのはあった
丁寧に細部まで作りこまれた職員室の舞台を家庭、稽古場にも使う
最後の「破壊」はすごい
マチネでは、ソワレまでにこれ全部直すのかとため息
しっかり元に戻されてたけど

奇譚録。バーベキューダンス

奇譚録。バーベキューダンス

劇団「楽」

ウエストエンドスタジオ(東京都)

2022/01/19 (水) ~ 2022/01/23 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

トマ役の成島友騎(オスカープロモーション)や山本真菜美などがなかなかいい演技だったり、照明に見どころがあったりしたのだが、プロットが冗長で舞台回しも流れを妨げ散漫になってしまい残念

朝ぼらけ

朝ぼらけ

teamキーチェーン

吉祥寺シアター(東京都)

2022/01/07 (金) ~ 2022/01/10 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

Azukiワールドは久々に周囲にすすり泣きの聞こえる舞台だった
みな熱演、好演だったが、障害のある翼役の山中雄輔は圧巻だった
田中愛実は翼との結婚を反対するお兄さんに食って掛かるシーンが迫力あったし、団員、常連はいつも通りきらりと光るものを見せた
毎回感心するが舞台転換の照明や音楽も秀逸
相変わらずチケットも凝っていた

東京卍メロス

東京卍メロス

E-Stage Topia

ザ・ポケット(東京都)

2022/01/13 (木) ~ 2022/01/18 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

タイトルから想像したシリアスなものとは異なって、アクションありダンスありのエンタメ作品だった

時系列で読むギリシャ神話

時系列で読むギリシャ神話

カプセル兵団

阿佐ヶ谷アルシェ(東京都)

2021/12/28 (火) ~ 2021/12/30 (木)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2021/12/30 (木) 16:00

一昨年観た「インドの神の物語 ヴェーダ聖典の神々」が面白かったので、阿佐ヶ谷まで笑い収めに出かけた
期待にたがわずアドリブめちゃ振りギャグ満載で抱腹絶倒
イケメン池田航はいじられまくって「ファンの前で何やらせるんですか、もう!」
う~ん、毎日人間界の美女探しに励んでるゼウスいいなぁ(笑)

マンホールのUFOにのって

マンホールのUFOにのって

マチルダアパルトマン

OFF OFFシアター(東京都)

2021/12/22 (水) ~ 2021/12/30 (木)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

まあSFファンタジーのカテゴリーに入れられるかな
遥ちゃんを何人も出演じるのが面白かった
独特の世界観がうかがえた

眠れぬ姫は夢を見る

眠れぬ姫は夢を見る

サヨナラワーク

劇場HOPE(東京都)

2021/12/15 (水) ~ 2021/12/26 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

役名=出演者名の若い女優さんたちの表情が生き生きしていて期待以上だった
特に南岡さんの感情表現が良かった
プロジェクション・マッピングが美しかった

疚しい理由2021

疚しい理由2021

feblaboプロデュース

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2021/12/15 (水) ~ 2021/12/22 (水)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

うーん、何が真実かわからなくなった
3人の台詞と表情だけでの勝負だが素晴らしかった
スリリングでどんどん引き込まれた
しかしやっぱり女は怖い
思わず台本買った

スペキュレイティブ・フィクション!

スペキュレイティブ・フィクション!

NICE STALKER

ザ・スズナリ(東京都)

2021/12/01 (水) ~ 2021/12/05 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

予想外の青春学園ものだったが、オカルトなどの要素が入りかなりひねっていた
途中投影される様々なオタク的用語の解説が面白かった

この事件を報道する機関を日に一社ずつ減らしてください

この事件を報道する機関を日に一社ずつ減らしてください

森プロ

萬劇場(東京都)

2021/11/25 (木) ~ 2021/11/28 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

報道の在り方を巡る問題を鋭く描く
だいたい想定の範囲内だったけど、各局の性格を書き分けてあったり、ジレンマの描き方がかなり工夫されてたりした
まあ、自分の長年の経験から言って政治家とマスコミヤクザに他ならないけど、かなり犯人に共感する部分があったな

崩れる

崩れる

アマヤドリ

シアター風姿花伝(東京都)

2021/11/04 (木) ~ 2021/11/08 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

最初は正直「これで2時間持つのか?」と思ったのだが、どうしてどうしてどんどん引き込まれて、あっという間の2時間だった。
究極の会話劇と言えるが、それぞれの感情表現が素晴らしく、実に面白かった。
セットもなかなか良くできていた。

「あの怪物の名は太陽の塔」

「あの怪物の名は太陽の塔」

The Stone Age ブライアント

サンモールスタジオ(東京都)

2021/10/27 (水) ~ 2021/10/31 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

半世紀前を舞台に、今につながる命の選別の始まりとなった「不幸な子供の生まれない運動」を推進する者と拒む者を通して、不幸を乗り越えようとする“それぞれの善意の行方”を描く
障害者問題について深く考えさせられたが、良くできたプロットでずっと暗いままで推移することはなかった
懐かしの70年万博、しかし小学校4年生の教室のテレビで開会式を観ていた頃は、まさかこのような問題が存在するとは知る由もなかった
キャスト熱演で感情の起伏が良く表現されていた
セットの緑が素晴らしく、ああ昔はこうだったよなと思う
衣装もこだわりの極致で、ウエスタンシャツやらパンタロン(当時はこう呼んだ)ジーンズ
結論を押し付けるのではなく、観る者に判断を委ねられた形かな

クロノス

クロノス

LOGOTyPEプロデュース

中目黒キンケロ・シアター(東京都)

2021/10/06 (水) ~ 2021/10/10 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

舞台美術がなかなかのもの
鉄格子の中で演技するのかと思ったら、流れで自然にするすると開きなるほど
クロノス・ジョウンターも良くできていた
キャストは劇場のサイズに合った演技をしていた
失敗の繰り返しがちょっとくどく、もどかしさを通り越した感じがあった

未来からの手紙

未来からの手紙

アンティークス

王子小劇場(東京都)

2021/10/06 (水) ~ 2021/10/10 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

二話連続上演
未来と過去を繋ぐという点では関連
演技は圧倒的に「未来から」が優れる
宮崎太一と飯智一達の表情が良かった
プロットはなかなか巧妙に出来ていた

ホシノヒト

ホシノヒト

演劇企画アクタージュ

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2021/09/23 (木) ~ 2021/09/26 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

天体関連のポスターが張られたり壁の染みまでとても良く作りこまれた舞台
話も複雑なようでわかりやすい
ループは人によってはくどく感じられるかな
みんなが演劇をやる喜びに満ちていた

物理学者たち

物理学者たち

ワタナベエンターテインメント

本多劇場(東京都)

2021/09/19 (日) ~ 2021/09/26 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

温水洋一さん筆頭に3人の物理学者が印象に残った
ドイツ語圏でロングランしているそうだが、「科学技術」そして「核」をめぐって渦巻く人間の倫理と欲望が描かれるている
とは言え、表面上は「喜劇」だ
もっとも彼の「喜劇」は正確には「悲劇ではないもの」なんだそうで、グロテスクな笑いだ
正気と狂気、善と悪、すべてが相対的なものとなっていく
楽しんで、しかしうすら寒いものを感じながら劇場を出た

哲学者の午睡

哲学者の午睡

空間旅団

小劇場てあとるらぽう(東京都)

2021/09/17 (金) ~ 2021/09/20 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

ギリシャ哲学とプロレス、なかなか面白い発想だ
シンプルな舞台だがパワフル
衣装は白、黒半々でプラトンだけがギリシャ風
現代のプロレスの話がメインだが時々古代ギリシャに飛ぶ
ブックとセメント(ガチンコ)
政治にも哲学の世界にも当てはまるかもしれない

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