『首無し乙女は万事快調と笑う』&『漂流ラクダよ、また会おう』
ポップンマッシュルームチキン野郎
シアターサンモール(東京都)
2018/08/10 (金) ~ 2018/08/15 (水)公演終了
満足度★★★★★
『首無し乙女は万事快調と笑う』観劇。
~ナチス政権下のドイツ。とある独裁者のご乱心により、差別や弾圧が丸の内OLの女子会並みにカジュアルに行われていた時代~
チラシのこの言葉に興味を引かれて観に行きました。
『首無し乙女は万事快調と笑う』&『漂流ラクダよ、また会おう』
ポップンマッシュルームチキン野郎
シアターサンモール(東京都)
2018/08/10 (金) ~ 2018/08/15 (水)公演終了
満足度★★★★★
『漂流ラクダよ、また会おう』観劇。
冒頭に散りばめられた伏線。
短編集でありながら、ラストへ向けて点と点が結び付き、目の前が開かれていく瞬間が圧巻でした。
今だけが 戻らない
企画演劇集団ボクラ団義
CBGKシブゲキ!!(東京都)
2016/11/16 (水) ~ 2016/11/23 (水)公演終了
満足度★★★★★
わだかまり
素晴らしい作品はこの世にたくさんあります。
けれど、その作品に触れた後も心の中にわだかまりのように生き続ける作品は少ないと思います。
爽快感はない。
けれど不快でもない。
きっとこの作品を忘れて生きることなどできない。
そんな作品でした。
いつも通り伏線の張り巡らせ方はもちろんのこと、ストーリーが進むにつれて浮かび上がる登場人物達の悲しみや狂気に鳥肌が立ちました。
ミステリーやサスペンス作品でよくある、犯人が分かって事件解決!よかったね!なんて簡単な話ではなくて、もっと生々しくて、「嫌」な作品。
けれど大切なことがたくさん詰まった作品。
事件が起こってしまえば、それに関わった人は一生それと関わり続けることになるのだと。
そしてどんなに後悔しても過去は変えられない。
今も変えられない。
だから今を大切に生きようと思えました。
本当に、一人でも多くの人に観てほしいです。
うちの犬はサイコロを振るのをやめた
ポップンマッシュルームチキン野郎
シアターサンモール(東京都)
2016/07/23 (土) ~ 2016/07/31 (日)公演終了
満足度★★★★★
笑顔で泣いた
何から語ったらいいのやら…!
笑って、泣いて、笑って、泣いて、笑って笑って、泣いて。
約120分の間に、どれほど感情が揺さぶられたことか。
爆笑の後に泣くなんて。
感動の後に下ネタで笑うなんて!!
倫理観的にギリギリな笑いや、オシャレな(?)下ネタ、常軌を逸した設定等はお手のものなPMC野郎さん。
それだけ聞くと「あぁ、コメディ劇ね。」と思われてしまうかもしれませんが、全然違います!
心臓、持っていかれます。
ラストシーン、笑顔で泣きました。
耳ガアルナラ蒼ニ聞ケ~龍馬ト十四人ノ志士~
企画演劇集団ボクラ団義
あうるすぽっと(東京都)
2016/07/06 (水) ~ 2016/07/10 (日)公演終了
満足度★★★★★
是非観てほしい!
この作品は私にとってとても思い入れの強い作品なので、再演(劇団内名称はPlay Again)することを知った時は複雑な気持ちでした。
当然ながら役者は初演と全員同じというわけにはいきませんので、
「あの役はあの人だからよかったのに!」
「あのセリフはあの人以外合わないよ!」
なんて、初演を好きだからこその不満を感じていました。
が!
観劇後の感想としては、「面白かった!」この一言に尽きます!
役者が変われば役の人格も変わるのか、初演と違う部分もすんなりと受け止めることができました。
かといって軸がブレるわけでもなく。
同じことを伝えるにも、伝え方は多種多様にあるように、
耳蒼も作品として伝えたいことは同じでも、役者やセリフ、舞台や時が変わったことで、初演とは違うアプローチで伝えてくれているのだと思います。
私のように初演に強い思い入れがありすぎて再演はちょっと…という人にも是非見てほしいです!
また、初演を観ていない方は是非是非是非!!観て頂きたいです!
歴史好きの友人は大満足!
歴史はちょっと苦手な私も大満足!
こんな作品はなかなか無いと思うのです。
歴史物という括りだけでは語り尽くせない、
生き様を感じる作品だと思います。