ケンジの森のバス停
公益社団法人日本劇団協議会
「劇」小劇場(東京都)
2016/09/14 (水) ~ 2016/09/18 (日)公演終了
満足度★★
4000円でこれでは杜撰すぎる。
宮沢賢治作品関連でいつも気にしているのは、ただ字面としての作品をなぞるだけではなく、彼の死生観や人間観に少しでも触れて、役者までもがその理解を深めているかということです。
アンドロイド・エデン
夢幻舞台
明治大学和泉校舎第二学生会館地下アトリエ(東京都)
2016/05/06 (金) ~ 2016/05/08 (日)公演終了
満足度★★★
ぼやーっとしたイメージ。
すぐ書こうと思ったら忘れてしまっていました。せっかくですので書きたいと思います。
総評として一言で言うと「よくわからなかった」です。脚本としては、テーマが結局なんなのかよくわかりませんでした。人間としての心とアンドロイドとしての心を両立していくのかと思いきや、結局は人間の身?(なのになんであんな格好をしていたのかもよくわかりません)なので平等にはいかなさそう。前半のヒロインたちの和気あいあいとしたやり取りがもう少し印象づけられていたら、彼女はどちらともわかり合えるんだ、と思えていたかもしれませんが…。役者の方々の演技に関しても少し流れぎみで、特に目立った粗はなかった分、もっと印象づけられたのではと思ってしまいました。特に博士?語り?をやっていた人の滑舌が悪くて、長台詞のところは聞いていて苦痛でした。
舞台美術のアイディアや曲のチョイス、案内の方々の丁寧な態度も加味して、今回は星3とさせていただきます。