EVKK9月公演『売り言葉』
エレベーター企画/EVKK
北池袋 新生館シアター(東京都)
2019/09/05 (木) ~ 2019/09/08 (日)公演終了
期待度♪♪♪♪♪
EVKK「売り言葉」の澤井里依さん独り芝居ver.を観たのは2年前の今頃。
「祈り」「タンタジルの死」「暗い湖のほとりで」「タトゥー」と観てきて、念願の独り芝居。
コミカルかと思いきや、そこはそれ、やはりEVKK(脚本は野田秀樹さん)。
時代や社会に狂わされる、女性の苦悩がヘヴィに描かれる。
シンプルな中で、澤井里依さんがたった1人で芝居をする。
普段の彼女はデイジーみたいな可愛さなのだが、舞台に上がると大輪のダリアになる。
何役も破綻なく演じ分け、改めて彼女の凄みを見た。
しかしこの芝居では彼女を小さく感じた。
それは悪い意味ではなく、演出と彼女の芝居が芸創の舞台を大きく見せ、演技によって智恵子の不安感が、彼女を小さく見せたから。
感激したのとヘヴィだったのとで、役者面会でも一言も出ず。
胸に手を当てて、感激を表すのが精一杯。
そんな芝居でした。
メビウス‐201709-
リンクスプロデュース
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2017/09/27 (水) ~ 2017/10/01 (日)公演終了
期待度♪♪♪♪♪
「祈り」と「想い」が紡ぐ千年物語。
忘れていた大事な何かを、思い出させてくれるストーリー。
贔屓の役者には、是非とも挑戦して欲しいと思わせる二人芝居。
このコンテンツが永く続き、役者の「登竜門」みたいになる事を願って止まない。
桜舞う夜、君想ふ ※全公演終演しました。『観てきた!』ご記入頂けましたら幸いです。
STAR☆JACKS
南大塚ホール(東京都)
2016/09/16 (金) ~ 2016/09/18 (日)公演終了
昨年の公演で観劇
粗野に見えて繊細な主人公の、奥ゆかしさと暖かい愛情。
人の想いの重さと切なさ。
心の琴線に触れ、自分の中で眠っていた、「男」と「日本人」の部分が呼び起こされる。
とても素直に泣ける名作。超オススメ。
禽獣のクルパ
fragment edge
上野ストアハウス(東京都)
2016/01/27 (水) ~ 2016/01/31 (日)公演終了
期待度♪♪♪♪♪
美しい言葉の紡ぎ手
DVDで「うみがめくれる」、劇場で「篝火日記/クリスマス・フォー、」、「スフィリア」と観てきて、毎回セリフの綺麗さに驚かされる。
今回の「禽獣のクルパ」も、胸に残る美しい言葉が散りばめられていると期待している。