nehinszeni の観てきた!クチコミ一覧

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十二人の怒れる役者たち

十二人の怒れる役者たち

金子の挑戦状

アルネ543(東京都)

2024/01/26 (金) ~ 2024/01/28 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

素晴らしかったです。
金子さんの挑戦、見届けました。
十二人の思い、演劇界の課題、とても考えさせられました。
素敵な時間をありがとうございました。

ネタバレBOX

ラストのどんでん返しやラインのくだり、金子さんの脚本の成長がとても感じられたのと同時にやはり天才なのだと思いました。
僕と私の奇妙な文通-演人的短編集-

僕と私の奇妙な文通-演人的短編集-

演人の夜

シアターシャイン(東京都)

2023/03/02 (木) ~ 2023/03/05 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

演人の夜の新たな歴史の1歩を見届けました。
人の心をえぐった作品ではなく、温かい気持ちで劇場を後に出来ました。

金子さんの作風の幅の広さに驚きましたし、キャストの皆さんもとても魅力的でした。

ネタバレBOX

「ここは私の特等席」は少しの演人の夜要素を入れつつも最後の最後で報われる構成。
演人の夜の歴史があったからこの結末に驚かされたのだと思うと、旗揚げから9年間の金子さんの努力は決して無駄ではなかったのだと思う。

辛いことも苦しいことも、全ての結晶がこの短編集に詰まっていたのだと思い、物語以外の部分でも涙が止まらなくなりました。

素敵な時間をありがとうございました。
本日、承後過ぎの生き方

本日、承後過ぎの生き方

演人の夜

萬劇場(東京都)

2022/01/19 (水) ~ 2022/01/23 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2022/01/20 (木) 19:00

パワーアップして帰ってきた「本日承後」。
初演の時よりも見せ方や物語の熱の入り方が遥かに上がっていて懐かしみながらも新鮮な気持ちで見ることができました。

ネタバレBOX

荏原汐里さんの演じ分けは見事だったし酒井菜々夏さんの魂からの叫びに涙が止まりませんでした。

他のキャストさんもこの演目を心から楽しんでる様子も好感度が高かったです。

中でも夢麻呂さんの楽しいお父さん、小宮カエさんの優しいお母さん、髙木聡一朗さんの優しくてかっこいい上司は一種の緩衝材になっていてそれが一層見やすくなっていたのかなと思いました。

感染者が増えて大変かと思いますが、どうか最後まで演じきれるよう応援しています。
僕達は出会った、霧烟る木々の中で

僕達は出会った、霧烟る木々の中で

演人の夜

ウエストエンドスタジオ(東京都)

2021/02/10 (水) ~ 2021/02/14 (日)公演終了

満足度★★★★★

演人の夜の新境地を見れました。
バーバ・ヤガーの伝承にまつわる群像劇。
スラヴ民話を演人の夜色に染めた傑作だと思います。

ネタバレBOX

バーバ・ヤガーの伝承を悪いものと妄信する住民とそれを利用する村長役の堀ノ内翼さんの狂気にゾッとし、その分サーシャ役の池谷千紘さんのまっすぐな気持から流れた涙が響きました。

演人の夜劇団員の荏原汐里さん演じるナターシャの可愛さとそれだけを武器にしない表現力は目を見張るものがありました。

どんどん進化していく演人の夜さん。
今後も楽しみにしております。
イツモノコト

イツモノコト

リアベンチ企画

高田馬場ラビネスト(東京都)

2019/05/01 (水) ~ 2019/05/05 (日)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2019/05/05 (日)

初演をDVDで見て予習してから観たのですが、本が大分変っていて見やすさが増したと思います。

主演の松田実里さん演じる梓の光と闇の間でもがき苦しむ鬼気迫る演技は圧巻でした。
客席最前列で見ていて震えが止まりませんでした。

全体的に重いお話なのですが中竹先生役のゆうきさんで笑えたり日替わりゲストでやりたい放題に(笑)場を引っ掻き回したりと今までの金子さんの作品であまり見られなかった工夫を凝らしていました。

最後まで楽しめる事ができました。

また次の作品を楽しみにしています。

本日、承後過ぎの生き方

本日、承後過ぎの生き方

演人の夜

北池袋 新生館シアター(東京都)

2018/12/19 (水) ~ 2018/12/23 (日)公演終了

満足度★★★★★

また一つ、金子さんの傑作が増えたと思います。
現代の人たちが特に持っているであろう「承認欲求」をこの様な形で描き、あそこまでの演出ができるのは金子さんの成せる業だと思います。

役者さんは皆魅力的でしたが特に西田果倫さんの愛憎と嫉妬と狂気の入り混じった演技に心打たれました。

また次の金子さんの作品も楽しみにしています。

金の板挟み~夏の短編集~

金の板挟み~夏の短編集~

演人の夜

吉祥寺櫂スタジオ(東京都)

2018/06/28 (木) ~ 2018/07/01 (日)公演終了

満足度★★★★★

B公演、千秋楽を観てきました。
3作どれも濃い内容でとても楽しめました。

金子さん、板津さん、それぞれの本と演出が上手い事融合していたオムニバスだと思います。

特にお気に入りは「四月の馬鹿が訪れる」です。
二人の殺し屋(堀之内さん、太﨑さん)の約30分に渡る二人芝居でしたがコミカルなシーンとシリアスなシーンの緩急が完璧で息つく間もなく楽しめました。

そして驚きのラスト。
金子さんの本は最後の最後まで目が離せないと改めて実感しました。

また、次の公演も楽しみにしています。

イエノゾク

イエノゾク

リアベンチ企画

吉祥寺櫂スタジオ(東京都)

2018/02/02 (金) ~ 2018/02/04 (日)公演終了

満足度★★★★★

期待以上の作品でした。
「夢現」の時とは違う金子さんの世界観を見た気がしました。

「頬が落ちるほどおいしいカレー」の正体に度肝を抜かれました。

そのうえで終盤の父親役の鈴木さんと母親役の山咲さん二人だけのシーンでグッと引き込まれ、気が付いたら涙がこぼれていました。

これからも金子さんの作品に期待しています。

素敵な時間をありがとうございました。

夢現の物語

夢現の物語

演人の夜

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2016/11/30 (水) ~ 2016/12/04 (日)公演終了

満足度★★★★★

泣きました
夢を叶え、その夢を離さない為に奮闘する小説家の詩織とそんな詩織を案ずる琴音の擦れ違いが最後まで目を離せませんでした。

ラストに全てが終わった後に琴音が昔の詩織が書いた小説を読み上げて涙する所で涙腺が決壊。

脚本の構成、演出、完ぺきでした。

土屋さん演じる東のゲスっぷりと何故そうなってしまったのかのくだりも良かったです。

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