ルーシー・フラワーズは風に乗り、まだ見ぬ世界の扉を開けた <みっつめのお噺(はなし)>
楽劇座
THEATER Rrose Sélavy (東京都)
2016/06/24 (金) ~ 2016/06/29 (水)公演終了
満足度★★★★★
祭りのような空間
このシリーズを観るのは初めてであったが、テンポがよく、音楽も興味深く、後半は特にあっという間に時間が過ぎたように感じる。楽劇座らしく若い女性が好みそうなビジュアルだが、中身は時事ネタやブラックユーモアが多く、早口でまくし立てられる長ゼリを聞いている時は、面白い部分を逃してたまるかとは自然と集中力が働く。役者陣の入れ替えがあったのか、初めてみる研究生も緊張した様子でがんばっていたのは初々しかった。
マカロンちゃんの憂鬱
楽劇座
THEATER Rrose Sélavy (東京都)
2016/01/22 (金) ~ 2016/01/27 (水)公演終了
必ずしも少女向けではなかった
久しぶりの観劇。「マカロンちゃんの憂鬱」というタイトルとポスターの少女漫画のようなアニメのようなイメージから、10-20代の女子向けかと思い敬遠して足が遠のいていたが、他の方々のコメントを読み、また、時間ができたこともあり当日券で観劇してみた。実際に、確かに女性が喜びそうな世界観だが、脚本に皮肉があり、時事ネタもあり、何より芝居と歌のテンポがよく、上演時間の1時間が30分くらいの長さに感じるようにリズミカルだった。現代の若者カルチャーと呼ばれるような世界観と所謂古典的な喜劇が融合されているようで刺激的であった。
日常(ふしぎ)の都会(くに)のアリス
楽劇座
THEATER Rrose Sélavy (東京都)
2015/08/21 (金) ~ 2015/08/23 (日)公演終了
満足度★★★★★
期待以上だった。
初めてこちらの劇団さんの芝居を観させてもらった。こじんまりとした劇場だったが、なるほど、この舞台と客席との近さが何とも言えない臨場感を高まらせるようだ。立ち見してる人も何人かいるようだった。子供が芝居中に喋っていたのは若干残念である。だが、気がつくとそれを気にさせないくらい音楽と芝居とダンスの世界にに引き込まれていた。
3日間しか上演されていないのは残念だ。