満足度★★★★
えんやこら
えんやこら讃歌・・・・、傷を抱えながら、お互いを支えあい、知恵を絞りながら、笑い、唄い生きていく。その姿は決して暗いつらいものには、映らず、まぶしくも感じました。
ネタバレBOX
たとえ貧しくても、心は豊かであれば、生きる力はわいてくる、女性たちがたくましく前向きに生きる姿にエールを贈りたくなりました。貧乏であるのに、陽気で明るく映るのは、生命力が力強いからでしょうか。暗い話に展開されず、生きる希望と勇気が伝わってくる心が温まる展開であり、内容でした。
満足度★★★★
言葉にする事の重み
言葉にする事の「重み」、言葉にならない思いの「強さ」、真っ直ぐに生きていく事の意味、それらが、たかまつ食堂を舞台にしっかりとしたメッセージとして感じ取れたことが印象的です。
ネタバレBOX
最後は、そんなにお人よしになる結末はちょっとありえない、と思っていたところが、う~ん、やっぱりそうなるだろうね、と思える展開でした。加害者の想い、被害者の想い、ひしひしと伝わってきました。「声」をテーマにした意味深い内容であると感じました。
満足度★★
泥棒日記
好子おばあさんとマキは個性があり、とても面白かったです。
ネタバレBOX
わらいのある、泥棒日記でしたが、なぜパンティー泥棒は盗まねばならぬのか、また、なぜ追わねばならないのか、インパクトが弱いというかしっくりとしなかった印象です。3年間追い続けてきたということが、あっさりと触れられていたように、もっと深い深い因縁のようなものがあるのかと予測しましたが、そこら辺りが伝わってこなかった感じがします。
満足度★★★★
ミラクル
ラブホテルの一室をほんとうにのぞき見しているかと錯覚しました。
ネタバレBOX
恥じらう男性、女性は、本当に恥じらっているかのようで、また、いかにも恥じらいそうな人となりが出ていました。建築士の女性の恥じらう姿、女上司の大胆な姿、面白く、また、魅力的にも思えました。すべての話に共通していますが、最後の終わり方がなんともいえず、ん~と考えさせられるので、いい感じですね。20時ちょうどにスタートのはずが、20時13分に始まったため、終了時間も遅くなったので少し疲れました。
満足度★★★
討ち入りはいかに?
ギャグ、シャレ等の笑いを誘う箇所もところどころにあり、また、殺陣もなかなかのもので、舞台だけでなく客席の通路も広く使ったスケールの大きさを感じました。
ネタバレBOX
前説が約10分あり、どこからが本番か境目がわかりにくかったです。笑いがあり、殺陣もなかなかのものでしたが、ストーリの柱というか軸が伝わってこないことを感じました。歴史が入り乱れているからか、話の本筋がわかりにくかったです。
満足度★★★★
人をやめる?
汝に問う?・・・いつの時代のどこを想定しての話なのか、とても気になりました。
ネタバレBOX
バックに流れる音楽がセリフとうまく合っているせいか、とても観やすいかったです。ちょっとうるさく楽しいマスコミの二人組の女性はステキでかわいらしいのですが、ちょっとセリフが聞き取りにくかったのが残念です。
満足度★★★★
元気が出ました。
臨場感がすごいですね。歌と踊りは観ていて楽しくなりました。
ネタバレBOX
アンは最後にEがつくのですね。迫力、ダイナミックで魅了されました。一つのストーリの上に、奥行きと幅を感じました。観終った後の余韻が心地よいです。
満足度★★★★
四則演算の結末
足したり、掛けたり、引いたり、割ったりした人生の想いはしっかりと届いていきました。そして衝撃的な結末でした。
ネタバレBOX
途中から展開が、話がうまくつながり、ストーリーがしっくりと感じました。最後の結末はどうなるのか、興味津々でしたが、・・・そうなるの?でもある意味、納得しました。汗だくの大きな声を張り上げて全力での熱演がすごかったのが印象的です。観ていて清々しく感じました。ただ、前半部分の笑いを誘う個所は、特に、客席の人の書いた紙をお題にして話す小話は相当つらい時間でしたが、個人的にはないほうが、全体が引き締まってよかったと思いました。
満足度★★★★
心臓に突き刺さる意味
壊したい何かを持っている人たちの交差は、演出と歌と踊りで、奥に秘めたものがありながらも軽快に感じました。
ネタバレBOX
何もかもを壊したくなる想いが溢れんばかりでした。現実にあるものを壊したい衝動が、日常の中に普通にあることが、決して不思議でないことに改めて気づかされます。しかし、物置にいた妹は、幽霊でないとすると、話の中にどうつながっていくのか、理解が追い付かなかったです。
満足度★★★★★
命の重みを感じました。
奥の深い、中身の濃い、重みのある芝居だった印象です。見応えがとてもありました。
ネタバレBOX
命の大切さ、戦争の恐ろしさ、だけでなく多くのことを考えさせられました。体が、心の中まで、しびれました。最後の終わり方は、続きがあるのかなと思わせる感じが、続きは観ている私たちが感じ取って考えるべきなのだと思いました。1シーン1シーンが意味の濃い、鮮明で強烈なメッセージを発信していたように感じます。
満足度★★★★
魅了するアニメ
アニメに注ぐ情熱がすごく伝わってきました。熱く、熱すぎました。
ネタバレBOX
過去と現在を行き来しながらも、うまくアニメの馴れ初めが、歴史が、鮮明に強烈に印象に残りました。あの瞬間や場面を経て、アニメが生まれ育ってきたことを知り、アニメに対する新鮮な見方ができそうです。世界中の子どもたちを魅了するアニメの奥深さを肌で感じました。
満足度★★★
ハイブリッドなマクベス
なかなかの熱演でした。その中に笑いも盛り込められていました。
ネタバレBOX
最後のほうでストーリーの全容がわかりました。1時間45分を目標という前振でしたが、2時間越えになったのは、どのあたりが延びたのでしょうか。セリフの言い直しが散見されたのが残念でした。そのせいか、ちょっと集中しにくかったです。
満足度★★★★★
生演奏の魅力
生演奏はステキでした。効果音もいいし、芝居もおもしろいです。個性のある登場人物に釘付けにさせられました。
ネタバレBOX
千佳子と新一のはじめての夜がメインテーマのはずが、父、姉ら、個性豊かないい味が出ているキャラクターによって、ストーリーの内容もおもしろいのですが、ほんとうにおもしろすぎました。楽しい時間を過ごすことができて感謝します。
満足度★★★★★
ミニチュアの意味するもの
素朴のような先入観のところを、ぐいぐいと心の中に刻み込んでくる想いでした。
ネタバレBOX
しびれるような想いです。よかったですね。まず、役者との距離が近すぎるのがいいです。そして、全体として人生のドラマがあり、各々にもドラマがあるのがよいですよね。カメラマンがあり、カミングアウトする友人、個性的なバイト等々、それぞれの独自の世界観、個性がいいスパイスに思えるのです。
満足度★★★★
韻を踏む
時間があっという間に感じました。韻の踏み方が絶妙にいいです。
ネタバレBOX
最後のラップは熱い想いとして心に響きました。さらけ出し想いを伝えるラップは心地良く感じました。ちょっとありえないことやつっこみどころのあるところがありました。でも、そのありえなさ加減が程よく、それぞれのドラマが一つにつながり、いい結末となり、ホットしました。
満足度★★★★
コメディ
少し変わった、いいコメディでした。
ネタバレBOX
「七人の語らい」は、いいところに着目していておもしろく、また、テンポがいいですね。軽快なコメディと感じました。長さが45分というのもいいです。笑いのタイミングをうまく入れ込んでいるなあという印象です。「笑いの太字」は2人で、巧みに展開される会話は圧巻です。ただ、少し長すぎるように感じました。
満足度★★★★★
ナイゲン
かなりおもしろかったです。
ネタバレBOX
20時スタートで終了時刻が遅いのに、見終わった後の心地よさは格別でした。登場人物が13人もいるのですが、みんな印象に残るくらい個性がよくでていました。熱のこもった非常に熱い内容でした。最後の結末もいいですよね。スマートでもなく、違和感もなく。そして、ひとりひとりの味がいいのです。
満足度★★★★
メッセージが重く感じました
心にしみわたるストーリー展開でした。
ネタバレBOX
私たちが気になりながらも、直視しにくいテーマでありました。真正面から、心の内をストレートに表現し、また、それが建前ではなく、本音で表現されていたことが印象的です。なぜ、妻が自ら命を絶ったのか、については少ししっくりきませんでしたが、とても考えさせられる中身の濃い劇だったと感じます。
満足度★★★
空の世界
不思議な世界でした。
ネタバレBOX
前半がまったりとした感じで、声がやや聴きとりにくかったので、集中しずらかったですが、途中からはその独特な雰囲気に引き込まれました。最後のほうで穴から黒のナイロンorビニール?が出てきて人を覆うのですが、カサカサという音が耳に障りちょっと集中できなかったです。最後の最後は、引き締まりした。音楽もよかったです。
満足度★★★★
切り株の上の物語
ジプシーのメッセージが心に響きました。
ネタバレBOX
前半の歌と踊りで一気に引き込まれました。現実のようで現実でない設定であるのに、すっかり、その世界に浸りました。一番最初の場面で、若夫婦が懐中電灯で辺りを照らすシーンはそこそこの長さでしたが、懐中電灯で観客を照らすことにもなり、何回かその光が目に直撃し、その後、気になりました。観客は照らさないようにしていただければと思いました。