おぎのの観てきた!クチコミ一覧

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空と雲とバラバラの奥さま

空と雲とバラバラの奥さま

クロムモリブデン

吉祥寺シアター(東京都)

2017/04/20 (木) ~ 2017/04/30 (日)公演終了

満足度★★

価格3,900円

前提として自分はクロムモリブデンさんのこのテイストをあまり受け付けないのですがあしからず。
こういう劇団もあってもいいのかなとは思います。

共感出来るポイントは散りばめられているのですが、前回もそうでしたがやはりあの最後の大ジャンプで一気に置いていかれました。
音響、照明、奇抜な演出で丸投げしている印象に感じます。
それがクロムらしさと書いてる人が多数なのでそうかもですが、少数派の意見として参考にして下さればです。

高評価が多いので自分だけなのかな。

ネタバレBOX

冒頭から山野の衣装、芝居の質感の差異からこれは夢想か妄想なのか、はたまた現実なのかという印象。たまにマインドコントロールしてるので現実ではないんでしょうけど。
山野という男が苛まれる過去が第四夫人との会話で浮き彫りになってゆきます。でもこれもはっきり言って現実か嘘か妄想かもハッキリしないです。

演劇にメッセージ性とかいらいと思ってる派なのですが、
この演劇の伝えたいものは何なのかなって考えてしまいました。
分からなかったので。
その時点でクロム、演出青木さん術中なのかもですが。
そもそもそれを隠す為に敢えてわかり易い舞台設定や二項対立の登場人物達、意味の分からない唐辛子栽培、カタコトの医者などで誤魔化してるんですかね。


自分のなかで演劇の大前提にしているのが共感なので、もっと共感が出来る作品にして欲しいです。
今回もおいていかれたので。
幕末異聞 人斬りの恋

幕末異聞 人斬りの恋

(有)Yプロジェクト

渋谷区文化総合センター大和田・伝承ホール(東京都)

2016/05/19 (木) ~ 2016/05/22 (日)公演終了

満足度

役のキャラクターに共感できません
この作品は再々演の舞台らしいのですが・・・・・・。

再々演されたのが理解出来ないほどお話がつまらなかったです。

幕が上がる前にしきりに口上で「公演時間は2時間半を予定しております」といっていました。長いことには問題はないのですが、お芝居ないで劇的なところがなく、終始単調なままに終わった印象です。キャラクターもこの人はいなくてもいいのではないかと思えるキャラクターが何人かいるので、それが肉付き過多を起こしているのではないでしょうか。それでも2時間半の芝居をやりたいのであればそれを長く感じさせない劇的な演出をしなければならないと思います。
それをしなければ観ていてもどのキャラクターにも共感出来ません。

単純に演出の力不足だと思います。

役者の方々はとても頑張っていたと思います。ただし実力の優劣差が激しく明らかに素人が出てきたと思える方が数人いてそこでも集中を削がれました。

最後にとどめをさされたのが、最後には西郷隆盛の役者の方が台詞を忘れたのか、袖から明らかに女性の声(多分口上をされてた方)で台詞(プロンプ)が飛んできて、それに助けられる始末。。大御所の役者さんだと思います。
申し訳ないのですが、大衆演劇ではあのようなことがまかり通っているのでしょうかと疑ってしまいました。

私のなかでは結局その印象が強く残り、とんでもないお芝居を観せられたなと。

非常に残念です。

ネタバレBOX

ともえが新三郎から又右衛門へと心うつりゆく様をもう少し丁寧に作って欲しかった。
観た印象ではともえがすぐに又右衛門にのりかえているように感じてしまいます。

この作品は主要キャラの心情の変化をもっと丁寧に作ってあげないと客は共感を得られないです。最後の最後に残された女性たちがどっしりとした芝居をしても空振りに終わります。

オープニングの舞も音楽に抑揚がなくあれだとオープニングとして役目がないです。ワクワクしませんでした。それに長すぎです。

立ち回りについては最後の大立ち回りをあそこまでやるぐらい殺陣をうりにしているのであれば音を入れるべきです。迫力は半減しています。役者の気迫ある芝居もあのキャパの箱でやるのであれば効果音とBGMで手助けしてあげないと客に役者の気持ちは届かないです。
本気(マジ)で恋愛(ラブストーリー)やろうとしたら、困難(こんなん)できました。

本気(マジ)で恋愛(ラブストーリー)やろうとしたら、困難(こんなん)できました。

Marmoset

ザムザ阿佐谷(東京都)

2015/03/26 (木) ~ 2015/04/05 (日)公演終了

満足度

演劇人以前として社会人としての意識を。
前の方も書かれてましたが、開演をおしてるにも関わらず何事も無かったかのようにお芝居が始まった、今まで見たことのないような団体でした。

辛辣に書かせて頂きます。

座席案内係としていた方(逆キャストの方?間違っていましたら申し訳ありません。)はほとんど機能しておらず、ただいるだけの印象でした。
そもそも開演がおしてるのは誰しもが気づくはずだから、「開演が遅れて申し訳ありません。」の一言くらいあって欲しかった。そういう心配りは演劇人として持っていなければいけないのでは?

そしてカーテンコールでも謝罪無く、『写真とって宣伝して下さい!』と訳のわからないことを言い出す始末。

そんなこんなで終演後、面会と称してキャストの方々が終演後出てきて写真を撮ったりと和気あいあいとした雰囲気。大体見てきた舞台でこんな感じだとカンパニーとして良いお芝居を作ろうという心意気が希薄なところが多いですし、今回もそう見えてしまいいました。意外と見てる客は冷ややかに見てますよ。

そんないきさつがあってからお芝居を見せられても内容云々、感想なんて書けません。

今のところこちらの団体様の舞台は2度と見に行きたいと思いません。

演劇人として以前に社会人としてのマナーを主催の方々、そして板の上で芝居で代弁する役者の方々、全員に持って頂きたいです。

改善する意識があるのであれば明日からでも結構ですので宜しくお願いします。

ネタバレBOX

あくまでも個人的意見を書きますが、一応感想書きます。


内容、脚本的には深夜アニメにありそうな内容でした。最後の最後のオチは個人的には好きです。

肝心のお芝居ですが、開始してから1時間半くらいまででしょうか、会話が全く頭に入ってこなかったです。私の処理速度、理解力も無かったのかもしれませんが、凄く違和感のある会話のテンポ感で、言い方は悪いですが一昔前の高校演劇を観てる感じ。
心の通った台詞の掛け合いが全くなかったので、どのキャラクターにも「共感」が出来ませんでした。そういう演出だったからなのかもしれませんが、会話が不自然すぎて、演者が下手くそに見えてしまいます。

個人的に嫌いだったのが、2.5次元がコンセプトだから仕方ないのかもしれませんが、声を作って芝居されてる方多かったのも好みでは無いです。

あと暗転が多いのもいただけないです。(プロジェクターの明かりで暗転では無いですが・・・。)
会話も入ってこないそして暗転が多いでは観ている客の集中力は本当に削ぎれます。

終盤の方は音楽、映像、演出共に怒涛の感じが出てて、楽しめました。
全公演完売!「RUN」

全公演完売!「RUN」

劇団お座敷コブラ

KAAT神奈川芸術劇場・大スタジオ(神奈川県)

2015/01/22 (木) ~ 2015/01/25 (日)公演終了

満足度★★

内容が
とにかく残念でした。
不必要なギャグのオンパレードが逆にストーリーをわかりにくくしているのでは?
演出に疑問を多々感じました。
舞台上が広く役者の方々が上手く空間を使いきれていないのも残念でした。

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